JPS63138320A - 光学系付加装置 - Google Patents

光学系付加装置

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JPS63138320A
JPS63138320A JP61286277A JP28627786A JPS63138320A JP S63138320 A JPS63138320 A JP S63138320A JP 61286277 A JP61286277 A JP 61286277A JP 28627786 A JP28627786 A JP 28627786A JP S63138320 A JPS63138320 A JP S63138320A
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Hiroshi Wakabayashi
若林 央
Hiromoto Tsukahara
塚原 大基
Hidenori Miyamoto
英典 宮本
Kiyosada Machida
清貞 町田
Yuji Katano
片野 勇次
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、カメラの光学系付加装置、特に撮影光学系の
主光学系の光軸上に副光学系を挿入可能なカメラの光学
系付加装置に関する。
(従来の技術) 主光学系の結像光束中に焦点距離変換用副レンズのよう
な副光学系を挿脱させる光学系切換えカメラの光学系付
加装置においては、一般に、副光学系を保持する副光学
系ホルダーのアーム部先端を回転可能に支持する支持軸
が、主光学系光軸に平行して設けられ、副光学系はその
支持軸を中心に回動して主光学系光軸上に挿入されるよ
うに構成されている。従って、その副光学系ホルダーの
回動を円滑にするために必然的に生じる、副光学系ホル
ダーの軸受孔と支持軸との間のガタにより、カメラを俯
仰させた状態では副光学系の光軸が主光学系の光軸に対
して傾いて挿入され、光軸に関して非対称な収差が発生
するという不都合があった。
また、上記従来装置の欠点を解決するため、副光学系ホ
ルダーを挿入位置まで回動した後、さらに光軸方向に移
動させることにより、副光学系ホルダーの一端に支持さ
れ且つばねによって付勢された副光学系保持枠が副光学
系ホルダーに対して相対変位し、その際副光学系の光軸
と主レンズ光学系の主光軸とが一致するように構成され
た副光学系付加装置が、例えば特開昭60−12293
0号公報によって開示されている。
この公知の副光学系付加装置においては、副光学系ホル
ダーが主光軸に垂直な面に対して傾いても、副光学系が
主光軸上に位置決めされると、常に副光学系の光軸方向
が主光軸と一致し、傾くことが無いように構成されてい
る。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記公知の副光学系付加装置に部に設け
られた保持枠室内にわずかな空隙をもって保持され且つ
その保持枠室内に設けられたコイルばねによって光軸方
向に変位するように付勢されている。そのため、構造が
複雑で、部品点数が増加し、コスト高をまねくばかりで
無(、副光学系ホルダーの外形が大きくなり、しかも回
転方向にも大きい移動量を必要とするため、副光学系ホ
ルダーのカメラ内に占めるスペースが大きなものとなる
問題点が有る。
本発明は、上記従来装置の問題点を解決し、構造が簡単
で、主光軸に対する副光学系の傾きが防止され高精度に
位置決め可能な光学系付加装置を提供することを目的と
するものである。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上記の問題点を解決するために本発明においては、主光
学系と撮影光路外の退避位置からその主光学系の光軸上
に挿入可能な副光学系とを有する撮影光学系を備えたカ
メラにおいて、副光学系を保持し且つ主光学系の光軸に
平行に設けられた支持軸上に回転および軸方向に変位可
能に支持された副光学系ホルダーと、その副光学系ホル
ダーを前記の支持軸の軸方向に付勢する付勢手段と、副
光学系ホルダーがその付勢手段の付勢力によって変位し
たときに副光学系と主光学系の光軸方向の間隔を定める
と共に副光学系の光軸方向が主光学系の光軸と一致する
ように副光学系ホルダーの傾きを規制する少なくとも3
つの基準突起を有する位置決め手段とを含み、前記の付
勢手段は、付勢力の作用点が位置決め手段の前記3つの
基準突起を結ぶ線分にて形成される三角形の内側に位置
するように構成することを問題解決の手段としている。
(作用) 副光学系(Lt)を保持する副光学系ホルダー(3)は
主光学系(Ll )の光軸(X1)と平行して設けられ
た支持軸(6)上に回転および軸方向に変位可能に支持
されている。この副光学系ホルダー(3)は、付勢手段
(7)によって支持軸(6)の軸方向に変位するように
付勢され、その付勢力の作用点は、位置決め手段の3つ
の基準突起(10A、10B、11)を結ぶ線分にて形
成される三角形の内側に位置し、その付勢力は3つの基
準突起(10A、10B、11)に分布される。また、
その付勢手段(7)の付勢力によって副光学系ホルダー
(3)が変位したときに、その3つの基準突起(10A
、10B、11)により、副光学系(L8)は主光学系
(L1)に対する光軸方向の停止位置が定められ、同時
に、副光学系(L2)の光軸方向が主光学系(L1)の
光軸方向と一致するように副光学系ホルダー(3)の傾
きが規制される。
(実施例) 次に、本発明の実施例を添付の図面に基づいて詳しく説
明する。
第1図および第2図は焦点距離切換えカメラに組み込ま
れた本発明の実施例を示す平面図で、第1図は副レンズ
系が退避位置に在る状態、第2図は副レンズ系が挿入位
置に在る状態を示し、第3図は第1図のm−m断面図、
第4図は第2図の■−N断面図、第5図は第1図の実施
例装置が組み込まれた焦点距離切換えカメラを説明する
ための概略断面図である。
第5図において、撮影光学系の主レンズ系り。
を保持する主レンズ鏡筒1は、図示されない送り機構に
より光軸に沿って移動される基板2の表側に固設され、
副レンズ系L2を保持する副レンズホルダー3は、その
基板2の裏側に揺動可能に設けられている。主レンズ鏡
筒1がカメラ本体4の前面部4aから突出した第5図に
示す望遠位置に在るときは、副レンズ系Ltは主レンズ
系り、の光路上に挿入され、撮影光学系は焦点距離の長
い望遠状態に置かれる。基板2が矢印A方向に繰り込ま
れて、主レンズ鏡筒1の前面がカメラ本体4の前側面4
aの近傍に達すると、副レンズホルダー3は後で詳しく
述べられる副レンズ挿脱機構によって矢印B方向に移動
し、第1図に示す退避位置まで退出する。これにより、
撮影光学系は、主レンズ系り、単独の短焦点距離に切り
換えられ、広角状態となる。
基板2の中央部には、第1図に示すように主レンズL2
を透過した光束の通過する開口2aが形成され、基板2
の裏側には、位置決め突起5が突出して設けられ、副レ
ンズホルダー3の円筒状のレンズ保持部3aがその位置
決め突起5の側面に当接したとき、副レンズ系L2の光
軸が主レンズ系り、の光軸と一致するように構成されて
いる。
また、基板2の裏面2Cには第4図に示す如く、主レン
ズ系り、と副レンズ系り、との間隔を維持するための段
差部2bが設けられている。さらに、基板2の裏面2c
には、第3図に示す如く副レンズホルダー3を回転およ
び光軸方向に摺動可能に支持する支持軸6と、その副レ
ンズホルダー3を圧縮コイルばね7の付勢力に抗して光
軸方向に変位させるためのリフトレバー8を回転可能に
支持するブラケット9とが突出して設けられている。
副レンズホルダー3は、第1図に示すように副レンズ系
L2を保持するレンズ保持部3aと、支持軸6と嵌合す
る軸受部3bと、レンズ保持部3aと軸受部3bとを結
ぶ腕部3cと、軸受部3cからレンズ保持部3aとは反
対方向に突出して形成されたレバー部3dとから成り、
レンズ保持部3aの基板2と対向する円筒端面に第1図
および第4図に示すように2個の基準突起10A、10
Bが設けられ、レバー部3dの基部には基準ビン11が
植設されている。その2個の基準突起10A、10Bお
よび基準ピン11は、第6図に示すように二等辺三角形
の各頂点に位置し、軸受部3bに嵌合する支軸6は、基
準突起10A、10Bと基準ピン11とを結ぶ線分によ
って形成され“る二等辺三角形内に在るように構成され
ている。また、基準突起!OA、10Bおよび基準ピン
11のそれぞれの端面ば、副レンズ系の光軸X!に垂直
な一平面上に在り、基準突起10A、10Bが当接する
基板2の段差部2bと、基準ピン11の端面が当接する
基板2に形成された切欠き段部2dもまた、主レンズ系
り、の光軸X、に垂直な一平面上に置かれている。
リフトレバー8は、はぼ中央部分をブラケット9に固設
された軸ピン12によって回転可能に支持され、一方の
アーム8Aの先端部は支持軸6を挟む二叉状に形成され
て副レンズホルダー3の軸受部3bの端面と係合し、他
方のアーム8Bの先端部に設けられた円柱ピン13は、
カム部材15に設けられた第1カム16の光軸に平行な
直線部16aおよび傾斜部16b上を摺動するように構
成されている。そのカム部材15は、第5図に示すよう
にカメラ本体4に固設され、円柱ピン13と係合する第
1カム16と、この第1カムに並列する第2カム17と
有する。この第2カム17には、副レンズホルダー3の
レバー部3dが係合して摺動する直線部17aと傾斜部
17bとが第4図に示すように形成されている。なお、
副レンズホルダー3は、引張コイルばね18によって第
1図中で時計方向に回動するように常時付勢されている
次に、上記の実施例の作用を、副レンズ系が退避位置に
在るとき、退避位置から撮影光軸上の挿入位置へ移動す
るとき、その挿入位置に置かれているときおよび挿入位
置から退避位置へ復帰するときに大別し、その作用を説
明するための第7図に基づいて詳しく述べる。
1、副レンズ系L2が退避位置に在るとき。
第1図および第3図は、副レンズ系L2が撮影光軸上か
ら退避位置へ退出している状態を示し、この場合、撮影
光学系は主レンズ系り、単独にて撮影可能な焦点距離の
短い広角状態に置かれている。また、この場合、基板2
はフィルム側に繰り込まれ、副レンズホルダー3のレバ
ー部3dは、第7図中で符号S、にて示すように、第2
カム17の直線部17aと係合し、リフトレバー8の円
柱ピン13は第7図中で符号E、にて示すように、第1
カム16の直線部16aと係合している。これにより、
レバー部3dは引張コイルばね18の付勢力に抗して副
レンズホルダー3を退避位置に保持し、また、円柱ピン
13は、リフトレバー8のアーム8Bを介して副レンズ
ホルダーを、第3図中で圧縮ばね7の付勢力に抗して変
位させた押上げ位置に保持している。この押上げ位置で
は、副レンズホルダー3に突設された基準突起10A、
10Bおよび基準ピン11の端面ば、それぞれ基板2の
裏面2Cから離れて浮上している。
2、副レンズ系L!が退避位置から挿入位置へ向かって
移動するとき。
基板2が第3図中で左方へ移動すると、副レンズホルダ
ー3のレバー部3dは、第2カム17の直線部17aを
超えて第7図中で符号S2にて示すように傾斜部17b
に沿って摺動し、副レンズホルダー3は引張コイルばね
18の付勢力により支持軸6を中心に第1図中で時計方
向に回動する。
レバー部3dが第7図中でS、の位置に達したと′きに
、レンズ保持部3aの外周面が第2図に示すように基板
2の位置決め突起5に当接する。一方、レバー部3dが
第7図中で位置SlからS、に達する間に、円柱ピン1
3は、第1カム16の直線部16a上を位置EiからE
、まで摺動する。その間中、リフトレバー8は回転する
こと無く、副レンズホルダー3を、第3図に示すような
押上げ位置に保持する。従って、副レンズホルダー3の
回動中、副レンズホルダー3の基準突起10A510B
および基準ピン11はいずれも基板2の裏面2cに接触
しない、そのため、基準突起10A、10Bおよび基準
ピン11の端面ば摩耗が防止され、副レンズ系LtO光
軸に垂直な平面性を永く維持することができる。
基板2が第3図中でさらに左方へ移動すると、レバー部
3dは傾斜面17bから離れて第7図中で符号S4にて
示すように左方へ移動する。その間にリフトレバー8の
円柱ピン13は、第1カム16の直線部16aを超えて
傾斜部16bに沿って摺動する。これにより、リフトレ
バー8は第3図中で時計方向に回転可能となり、副レン
ズホルダー3は圧縮コイルばね7の付勢力により、基板
2に近接する方向(第3図中で左方)へ変位し、第4図
に示すように基準突起10A、10Bは基板2の段差部
2bに当接し、基準ピン11は基板2の切欠き段部2d
に当接し、基板2と副レンズホルダー3との相対移動が
終了する。そのとき、円柱ピン13は第7図中でE4の
位置に在り、レバー部3dはS4の位置にある。さらに
基板2が第3図中で左方へ変位すると、リフトレバー8
のアーム8Bは副レンズホルダー3の軸受部3bから離
れ、副レンズホルダー3の逼影光軸上への挿入動作が完
了し、基板2の左方への移動が停止して第2図および第
4図に示す状態となる。このとき、第7図においてレバ
ー部3dはS、の位置に、また円柱ピン13はE、の位
置にてそれぞれ左方への移動を停止する。
3、副レンズ系L2が挿入位置に置かれているとき。
第2図および第4図に示す如く副レンズ系L2が楊影光
軸上の挿入位置に置かれている場合には、副レンズホル
ダー3は、レンズ保持部3aが位置決め突起5に当接し
て、引張ばね18の付勢力による時計方向の回転が阻止
されている。また、レンズ保持部3aの基準突起10A
、10Bが基板2の段差部2bと当接し、レバー部の基
準ピン11が、切欠き段部2dに当接することにより、
圧縮コイルばね7の付勢力による副レバーホルダー3の
軸方向の相当変位も阻止されている。
この場合の副レンズ光軸の傾きは、基準突起10A、1
0Bと基準ピン11の高さのばらつきと、基板側の当接
面2b、2dの平面度とによって決定される。従って、
基準突起10A、10Bおよび基準ピン11を結ぶ線分
にて形成される三角形の面積が第6図に示すように広い
ほど、その高さのばらつきに対する影響が少なくなり、
これにより、主レンズ系り、の光軸XIに対する副レン
ズ系L2の光軸X2の傾きを小さくすることができる。
また、支持軸6に巻かれた圧縮コイルばね7の付勢力の
作用点がその三角形の内側に在るように、副レンズホル
ダー3の軸受部3bをその三角形の内側に設けることに
より、圧縮コイルばね7の付勢力が基準ピン11は勿論
基準突起10A、10Bにも充分に加えられる。従って
、この副レンズホルダー3では、レンズ保持部3a側を
従来公知の副レンズホルダーより強く基板2側に押し付
けることができる為、カメラを俯仰した際に副レンズホ
ルダー3が変位したり傾いたりするようなことが無い。
また、比較的弱い付勢力の圧縮コイルばね7を用いるこ
とができるから、円柱ピン13と第1カム16との摩擦
力およびリフトレバー8のアーム8Bと副レンズホルダ
ー3の軸受部3bと接触面に生じる摩擦力を軽減でき、
副レンズホルダー3を円滑に移動させることができる。
4、副レンズ系L2が挿入位置から退避位置へ復帰する
とき。
基板2が第4図に示す位置から右方へ移動すると、リフ
トレバー8の円柱ピン13は第7図中でEs点から右方
移動し、第1カム16の傾斜面16bに当接し、円柱ピ
ン13はその傾斜面16bに沿って摺動してリフトレバ
ー8を反時計方向に回動させる。さらに、基板2が右方
へ移動して円柱ピン13が第7図中で84点に達すると
、リフトレバー8も反時計方向に回動して、アーム8B
の先端が軸受部3bの端面に当接する。さらに、基板2
が右方へ移動すると、円柱ピン13は、傾斜面16B上
を摺動してリフトレバー8を反時計方向に回転させ、圧
縮コイルばね7の付勢力に抗して副レンズホルダー3を
押上げ位1まで押し上げる。
円柱ピン13が第1カム16の傾斜部16bを乗り越え
て第7図中で直線部16aのE3点に達すると、副レン
ズホルダー3のレバー部3dが83点に達し、ここでは
じめて、レバー部3dは第2カム17の傾斜面17bに
当接する。
さらに基板2が右方へ移動すると、レバー部3dは傾斜
面17bを摺動し、副レンズホルダー3を反時計方向に
回動させ、副レンズ系Lzを撮影光軸上から退出させる
。このとき、円柱部13は第1カム16の直線部16a
に沿って右方へ移動するのみで、リフトレバー8を回転
させないので、副レンズホルダー3は押上げ位置にあっ
て反時計方向に回転することになる。副レンズホルダー
3のレバー部3dが第2カム17の傾斜部17bを乗り
越えて直線部17a上のS1点に達すると、円柱ピン1
3は第1カム16の88点に達し、基板2は右方への移
動を停止し、第1図および第3図に示すように副レンズ
ホルダー3は元位置に復帰し、副レンズ系は退避位置に
退出する。
上記の実施例においては位置決め手段としての基準突起
10A、10Bおよび基準突起(基準ピン)11を副レ
ンズホルダー(副光学系ホルダー)3側に設け、この3
つの基準突起10A、10B、11が当接する基準面(
段差部2b、切欠き段部2d)を主光学系り、を保持す
る基板2側に設けたが、基準突起(10A、IQB、1
1)を基板2側に設け、これに当接する基準面を副レン
ズホルダー3側に設けてもよい。また、第1カムと係合
する円柱ピン13は、ピン軸に回転可能に支持された円
筒コロであってもよい。
なお、従来公知の特開昭60−122930号に開示さ
れた副光学系付加装置においては、基板を光軸方向に移
動させる送りねじの回転に連動する減速ギヤ列を介し回
転するカムを利用して副光学系ホルダーの回動と光軸方
向の変位とを行うように構成されていたので、副光学系
の挿脱機構が極めて複雑であった。しかし、本発明の上
記実施例においては、副レンズホルダー3を光軸方向に
変位させるための第1カム16と副レンズホルダー3を
支持軸6のまわりに回転させるための第2カム17とカ
メラ本体4内に並列に設け、この第1カム16と係合し
且つ基板2と共に光軸方向に移動する円柱ピン13を有
するリフトレバー8で、副レンズホルダー3の軸受部3
bを圧縮コイルばね7の付勢力に抗して光軸方向に相対
変位させ、さらに、副レンズホルダー3のレバー部3d
を第2カム17と係合させて基板2の光軸方向の移動に
応じて支持軸6のまわりに回転させるように構成したか
ら、構造が簡単で、しかも作動が確実である。
〔発明の効果〕
以上の如く本発明においては、位置決め手段の3つの基
準突起を互いに結ぶ線分によって形成される三角形の内
側に、副レンズホルダーを光軸方向に付勢する圧縮コイ
ルばねの付勢力の作用点が位置するように構成したから
、極めて簡単な構成で、副レンズ系の主レンズ系に対す
る光軸方向の位置決めを行うことができ、同時に副レン
ズ系の光軸の方向を主レンズ系の光軸と一致させること
ができ、低コストでしかも高精度で信頼性の高い軸方向
に相当変位させるための第1カムと副レンズホルダーを
回動させるための第2カムとをカメラ本体側に並列に固
設し、基板の光軸方向の移動に応じて副レンズホルダー
〇回動と光軸方向の変位と行われるように構成すれば、
そのカムの形状により、副レンズホルダー〇回動と軸方
向の変位と基板の位置との関係を自由に規制することが
できる利点が有る。また、第2カムと係合する副レンズ
ホルダーのレバー部に位置決め手段の3つの基準突起の
うちの1つを設けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の実施例を示す平面図で、
第1図は副光学系が退避位置に在る状態、第2図は副光
学系が盪影光路上に置かれている状態を示し、第3図は
第1図のm−m断面図、第4図は第2図のrV−rV断
面図、第5図は、第4図に示す実施例装置の組み込まれ
たカメラの全体構成を示す概略説明図、第6図は第1図
における副光学系ホルダーの平面図、第7図は、第1図
に示す第1カムと係合する円柱ビンと第2カムに係合す
るレバー部との位置に対する副光学系ホルダーの回転、
変位状況を示す説明図である。 (主要部分の符号の説明) Ll・・・主レンズ系(主光学系) L2・・・副レンズ系(副光学系) 2・・・基板 3・・・副レンズホルダー(副光学系ホルダー)4・・
・カメラ本体 5・・・位置決め突起 6・・・支持軸 7・・・圧縮コイルばね(付勢手段) 8・・・リフトレバー 13・・・円柱ビン 15・・・カム部材 16・・・第1カム 17・・・第2カム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主光学系と撮影光路外の退避位置から前記主光学
    系の光軸上に挿入可能な副光学系とを有する撮影光学系
    を備えたカメラにおいて、前記副光学系を保持し且つ前
    記主光学系の光軸と平行して設けられた支持軸上に回転
    および軸方向に変位可能に支持された副光学系ホルダー
    と、該副光学系ホルダーを前記支持軸の軸方向に付勢す
    る付勢手段と、前記副光学系ホルダーが前記付勢手段の
    付勢力によって変位したときに前記副光学系と前記主光
    学系との光軸方向の間隔を定めると共に前記副光学系の
    光軸方向が前記主光学系の光軸と一致するように前記副
    光学系ホルダーの傾きを規制する少なくとも3つの基準
    突起を有する位置決め手段とを含み、前記付勢手段は付
    勢力の作用点が前記位置決め手段の前記3つの基準突起
    を結ぶ線分にて形成される三角形の内側に位置するよう
    に構成されていることを特徴とする光学系付加装置。
  2. (2)前記位置決め手段は、さらに、前記主光学系(L
    _1)を保持する基板(2)に設けられて前記3つの基
    準突起(10A、10B、11)が当接する基準面(2
    b、2d)を含むことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の光学系付加装置。
  3. (3)前記副光学系ホルダー(3)は、前記副光学系(
    L_2)を保持する光学系保持部(3a)と、前記支持
    軸(6)と嵌合する軸受部(3b)と;前記光学系保持
    部(3a)と前記軸受部(3b)とを結ぶ腕部(3c)
    と、前記軸受部(3b)に関して前記光学系保持部(3
    a)とは反対側に形成されたレバー部(3d)とから成
    り、前記位置決め手段の前記3つの突起のうち、2つの
    突起(10A、10B)は前記光学系保持部(3a)の
    前記主光学系と対向する端面に設けられ、他の1つの突
    起(11)は前記レバー部(3d)に設けられているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の光学系付加
    装置。
  4. (4)前記付勢手段は、前記軸受部(3b)を付勢する
    ように前記支持軸(6)のまわりに巻かれた圧縮コイル
    ばね(7)であって、前記副光学系ホルダー(3)は、
    前記軸受部(3b)を介して前記圧縮コイルばね(7)
    の付勢力に抗して前記主光学系(L_1)から離れる方
    向に変位させられるように構成されていることを特徴と
    する特許請求の範囲第3項記載の光学系付加装置。
  5. (5)前記副光学系ホルダー(3)は、前記レバー部(
    3d)を介して前記支持軸(6)を中心として回転させ
    られるように構成されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第3項または第4項記載の光学系付加装置。
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