JPS6313649Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6313649Y2 JPS6313649Y2 JP15580478U JP15580478U JPS6313649Y2 JP S6313649 Y2 JPS6313649 Y2 JP S6313649Y2 JP 15580478 U JP15580478 U JP 15580478U JP 15580478 U JP15580478 U JP 15580478U JP S6313649 Y2 JPS6313649 Y2 JP S6313649Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core wire
- press
- wire
- groove
- connector terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は絶縁被覆された電線を圧入することに
よりその絶縁物を除去して電気的接触を得るよう
にした圧接形コネクタ端子に関するものである。
よりその絶縁物を除去して電気的接触を得るよう
にした圧接形コネクタ端子に関するものである。
従来、この種の圧接形コネクタ端子は圧入され
る被覆電線の芯線部を保持するために芯線保持溝
を形成した一対の腕部を有している。通常、２本
の被覆電線を並列に収容する場合、この腕部は全
部で４本設けられる。また、これら腕部の間には
中空部を設けているので、複数の端子を端子ブロ
ツクに備えた場合、幅方向の実装面積が増大する
ことになる。
る被覆電線の芯線部を保持するために芯線保持溝
を形成した一対の腕部を有している。通常、２本
の被覆電線を並列に収容する場合、この腕部は全
部で４本設けられる。また、これら腕部の間には
中空部を設けているので、複数の端子を端子ブロ
ツクに備えた場合、幅方向の実装面積が増大する
ことになる。
一方、このような構成の圧接形コネクタ端子に
複数の電線を装着した場合、前記腕部に相当な力
が作用するため変形したり破損することも生じて
いる。
複数の電線を装着した場合、前記腕部に相当な力
が作用するため変形したり破損することも生じて
いる。
本考案は以上のような従来の欠点を除去したも
のであり、２つの芯線保持溝に対して共用とした
中央腕部を設け、圧潰加工により中央腕部よりも
ばね定数を小さくした側腕部をほぼ同一の有効幅
とすることにより、最小限の幅方向のスペースで
複数の被覆電線を収容することができる上に、強
度に優れた圧接形コネクタ端子を提供するもので
ある。
のであり、２つの芯線保持溝に対して共用とした
中央腕部を設け、圧潰加工により中央腕部よりも
ばね定数を小さくした側腕部をほぼ同一の有効幅
とすることにより、最小限の幅方向のスペースで
複数の被覆電線を収容することができる上に、強
度に優れた圧接形コネクタ端子を提供するもので
ある。
本考案は、細長い導電性金属板の一方の端部に
ハウジング等に植立するための突出部を有し、他
方の端部に絶縁被覆電線を導入する電線導入溝と
この導入溝に続き前記電線を圧入してその被覆部
を除去し芯線部を保持する芯線保持溝とを備えた
溝部を２つ有し、該２つの溝部によりほぼ同一の
幅の中央腕部および２つの側腕部を分離形成し、
前記２つの側腕部が前記中央腕部より可撓性を有
するように前記２つの側腕部の芯線保持溝近傍を
板厚方向に圧潰したことを特徴とする。
ハウジング等に植立するための突出部を有し、他
方の端部に絶縁被覆電線を導入する電線導入溝と
この導入溝に続き前記電線を圧入してその被覆部
を除去し芯線部を保持する芯線保持溝とを備えた
溝部を２つ有し、該２つの溝部によりほぼ同一の
幅の中央腕部および２つの側腕部を分離形成し、
前記２つの側腕部が前記中央腕部より可撓性を有
するように前記２つの側腕部の芯線保持溝近傍を
板厚方向に圧潰したことを特徴とする。
以下、本考案の実施例について図面を参照して
説明する。
説明する。
第１図Ａおよび第１図Ｂは本考案による圧接形
コネクタ端子の一実施例を示す正面図および側面
図である。両図に示すように、細長い導電性金属
板より形成されたコネクタ端子１は、一方の端部
にほぼ同一の有効幅を持つ中央腕部２とこの中央
腕部２の両側に形成された一対の側腕部３とを有
する。これら腕部２および３は２つの溝部により
分離形成されている。この溝部の各々は、後述す
る電線導入溝４と芯線保持溝５とからなつてい
る。ここでは、一方の芯線保持溝５に第１の電線
を圧入すると中央腕部２が歪み、他方の芯線保持
溝５の溝巾が小さくなるため第２の電線を圧入す
る際に非常に大きな圧入力を要したりあるいは電
線が圧入できなくなるというようなことを避ける
ため、ばね定数に影響を及ぼす有効高さ部ａを圧
潰加工して板厚を薄くした可撓性付与領域６を形
成することにより、中央腕部２よりも側腕部３の
ばね定数を小さく設定している。中央腕部２と圧
潰加工された一対の側腕部との間には電線を案内
受入する為の電線導入溝４を設け、さらにこの電
線導入溝４に続く側腕部３の可撓性付与領域６に
沿つて圧入される芯線の直径よりも小さい均一の
溝巾を有する芯線保持溝５を備えている。尚、コ
ネクタ端子１の他方の端部には、このコネクタ端
子１をハウジング等に植立するための突出部７が
形成されている。
コネクタ端子の一実施例を示す正面図および側面
図である。両図に示すように、細長い導電性金属
板より形成されたコネクタ端子１は、一方の端部
にほぼ同一の有効幅を持つ中央腕部２とこの中央
腕部２の両側に形成された一対の側腕部３とを有
する。これら腕部２および３は２つの溝部により
分離形成されている。この溝部の各々は、後述す
る電線導入溝４と芯線保持溝５とからなつてい
る。ここでは、一方の芯線保持溝５に第１の電線
を圧入すると中央腕部２が歪み、他方の芯線保持
溝５の溝巾が小さくなるため第２の電線を圧入す
る際に非常に大きな圧入力を要したりあるいは電
線が圧入できなくなるというようなことを避ける
ため、ばね定数に影響を及ぼす有効高さ部ａを圧
潰加工して板厚を薄くした可撓性付与領域６を形
成することにより、中央腕部２よりも側腕部３の
ばね定数を小さく設定している。中央腕部２と圧
潰加工された一対の側腕部との間には電線を案内
受入する為の電線導入溝４を設け、さらにこの電
線導入溝４に続く側腕部３の可撓性付与領域６に
沿つて圧入される芯線の直径よりも小さい均一の
溝巾を有する芯線保持溝５を備えている。尚、コ
ネクタ端子１の他方の端部には、このコネクタ端
子１をハウジング等に植立するための突出部７が
形成されている。
上述したこの実施例に於いては、コネクタ端子
１は単一の導電性金属板より一体形成されている
が、中央腕部よりも板厚を薄くした側腕部を別部
品とし、中央腕部と側腕部との間に所望の溝巾が
得られるようにこれらを電気溶接等の結合手段に
より固着して構成しても同様に実施出来る。
１は単一の導電性金属板より一体形成されている
が、中央腕部よりも板厚を薄くした側腕部を別部
品とし、中央腕部と側腕部との間に所望の溝巾が
得られるようにこれらを電気溶接等の結合手段に
より固着して構成しても同様に実施出来る。
以上詳述したように本考案によれば、側腕部の
芯線保持溝近傍部分を含む可撓性付与領域を板厚
方向に圧潰加工して中央腕部よりもばね定数を小
さくし一層の可撓性を与えているので、中央腕部
と側腕部とをほぼ同一の有効幅により形成して最
少限の幅方向寸法とし、かつ芯線保持溝に続いて
側腕部に可撓性を付与するための開孔などをさら
に設けることを要さないため、端子長手方向寸法
をも低減でき、強度に優れ小形化を著しく推進す
ることができる圧接形コネクタ端子が得られる。
さらに、側腕部と中央腕部とのばね定数に差異を
設けているので、一方の芯線保持溝に第１の電線
を圧入した後、他方の芯線保持溝に第２の電線を
圧入しても中央腕部の歪量が軽減されるため第２
の電線の圧入を容易に行うことができる等の効果
が得られる。
芯線保持溝近傍部分を含む可撓性付与領域を板厚
方向に圧潰加工して中央腕部よりもばね定数を小
さくし一層の可撓性を与えているので、中央腕部
と側腕部とをほぼ同一の有効幅により形成して最
少限の幅方向寸法とし、かつ芯線保持溝に続いて
側腕部に可撓性を付与するための開孔などをさら
に設けることを要さないため、端子長手方向寸法
をも低減でき、強度に優れ小形化を著しく推進す
ることができる圧接形コネクタ端子が得られる。
さらに、側腕部と中央腕部とのばね定数に差異を
設けているので、一方の芯線保持溝に第１の電線
を圧入した後、他方の芯線保持溝に第２の電線を
圧入しても中央腕部の歪量が軽減されるため第２
の電線の圧入を容易に行うことができる等の効果
が得られる。
第１図Ａおよび第１図Ｂは本考案による圧接形
コネクタ端子の一実施例を示す正面図および側面
図である。 １……コネクタ端子、２……中央腕部、３……
側腕部、４……電線導入溝、５……芯線保持溝、
６……側腕部の圧潰加工部（可撓性付与領域）、
７……突出部。
コネクタ端子の一実施例を示す正面図および側面
図である。 １……コネクタ端子、２……中央腕部、３……
側腕部、４……電線導入溝、５……芯線保持溝、
６……側腕部の圧潰加工部（可撓性付与領域）、
７……突出部。
Claims (1)
- 細長い導電性金属板の一方の端部にハウジング
等に植立するための突出部を有し、他方の端部に
絶縁被覆電線を導入する電線導入溝とこの導入溝
に続き前記電線を圧入してその被覆部を除去し芯
線部を保持する芯線保持溝とを備えた溝部を２つ
有し、該２つの溝部によりほぼ同一の幅の中央腕
部および２つの側腕部を分離形成し、前記２つの
側腕部が前記中央腕部より可撓性を有するように
前記２つの側腕部の芯線保持溝近傍を板厚方向に
圧潰したことを特徴とする圧接形コネクタ端子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15580478U JPS6313649Y2 (ja) | 1978-11-13 | 1978-11-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15580478U JPS6313649Y2 (ja) | 1978-11-13 | 1978-11-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5572780U JPS5572780U (ja) | 1980-05-19 |
| JPS6313649Y2 true JPS6313649Y2 (ja) | 1988-04-18 |
Family
ID=29145175
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15580478U Expired JPS6313649Y2 (ja) | 1978-11-13 | 1978-11-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6313649Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-11-13 JP JP15580478U patent/JPS6313649Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5572780U (ja) | 1980-05-19 |
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