JPS6313629Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6313629Y2 JPS6313629Y2 JP1980004465U JP446580U JPS6313629Y2 JP S6313629 Y2 JPS6313629 Y2 JP S6313629Y2 JP 1980004465 U JP1980004465 U JP 1980004465U JP 446580 U JP446580 U JP 446580U JP S6313629 Y2 JPS6313629 Y2 JP S6313629Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- dead bolt
- actuator
- catch
- bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、錠の施錠杆の係入時にスイツチを
ON(あるいはOFF)して施解錠状態を検出、あ
るいは電気機器のスイツチをON,OFFできるよ
うにしたスイツチ付受座に関する。
ON(あるいはOFF)して施解錠状態を検出、あ
るいは電気機器のスイツチをON,OFFできるよ
うにしたスイツチ付受座に関する。
従来この種のスイツチ付の受座には第1図bの
如く施錠杆Dの係入により、杆Tを介してスイツ
チSをON,OFFするものがある。また第1図C
の如く施錠杆Dの係入によりスライダーEを介し
てスイツチSをON,OFFするようにしたものと
がある。ところで前者は通常の受座(第1図a)
に比べ非常に長さの大きいものになる。また後者
のものにあつては奥行きが非常に深くなる。また
第1図dは、周知のマイクロスイツチS1を受座内
に設けた場合の想定図である。この場合、アクチ
ユエーターAの耐久性(一般に錠の耐久性と同等
の20万回は必要とされている。)を考慮すれば、
第1図dの如く、マイクロスイツチS1はデツドボ
ルトDの先端部より受座の底の方に設ける必要が
ある。ところで20万回の耐久性を有するマイクロ
スイツチの高さH寸法は20mmはあるので、スイツ
チ付受座の奥行きは通常の受座に比べ約20mmも大
きくなる、更にはマイクロスイツチのリード線は
スイツチの構造上、受座の底の方から出さざるを
得ないので、結果として受座の奥行き寸法は著し
く大きくなる。即ちこれらすべての場合受座の形
状が非常に大きなものになり、取付が困難であ
る。また扉や枠の状況によつては取付けが不可能
となる場合もある。更には既設の扉錠の受座に取
り換えて使用することも不可能であつた。
如く施錠杆Dの係入により、杆Tを介してスイツ
チSをON,OFFするものがある。また第1図C
の如く施錠杆Dの係入によりスライダーEを介し
てスイツチSをON,OFFするようにしたものと
がある。ところで前者は通常の受座(第1図a)
に比べ非常に長さの大きいものになる。また後者
のものにあつては奥行きが非常に深くなる。また
第1図dは、周知のマイクロスイツチS1を受座内
に設けた場合の想定図である。この場合、アクチ
ユエーターAの耐久性(一般に錠の耐久性と同等
の20万回は必要とされている。)を考慮すれば、
第1図dの如く、マイクロスイツチS1はデツドボ
ルトDの先端部より受座の底の方に設ける必要が
ある。ところで20万回の耐久性を有するマイクロ
スイツチの高さH寸法は20mmはあるので、スイツ
チ付受座の奥行きは通常の受座に比べ約20mmも大
きくなる、更にはマイクロスイツチのリード線は
スイツチの構造上、受座の底の方から出さざるを
得ないので、結果として受座の奥行き寸法は著し
く大きくなる。即ちこれらすべての場合受座の形
状が非常に大きなものになり、取付が困難であ
る。また扉や枠の状況によつては取付けが不可能
となる場合もある。更には既設の扉錠の受座に取
り換えて使用することも不可能であつた。
本考案は上記従来の難点を解消すると共に、枠
と扉間の隙間の大小や、デツドボルトの突出寸法
の大小に拘わらず使用できる優れたものを提供す
ることを目的とする。第2図ないし第4図に示す
本案の一実施例に基づいて説明する。1は本案に
係わるスイツチ付受座で、通常の受座のラツチボ
ルトLに対応する箇所の底部11にスイツチ2を
取付板4およびネジ穴51を有するネジ板5を介
して、受座ケースの底からネジ7で固定する。尚
20万回の耐久性能を有するスイツチの厚み寸法
は、一般に6mm位であるので、このスイツチ2の
厚み方向をラツチボルトLの突出方向に一致させ
て設ける。ところで、一般に扉錠のデツドボルト
の突出量は20mm、ラツチボルトのそれは10mmであ
り、受座の奥行(深さ)寸法は約20mmに設けてあ
るので、ラツチが突出時、ラツチ先端と受座の底
との空隙は少なくとも10mmはある。よつてその空
隙に前記の如くスイツチを設けることができる。
この時スイツチ2の接点作動部材は上方のデツド
ボルト方向に位置し、リード線22は下方に位置
する。バネ性を有する薄い板状体で作成されたア
クチユエーターで第3図の如く取付板4に設けた
孔41部に揺動自在に嵌装支持され、先端部32を
受座のデツドボルトDの係入孔12の開口部近辺
に望ませてある。また他端部31はスイツチ2の
接点作動部材21の近辺に望ませてある。
と扉間の隙間の大小や、デツドボルトの突出寸法
の大小に拘わらず使用できる優れたものを提供す
ることを目的とする。第2図ないし第4図に示す
本案の一実施例に基づいて説明する。1は本案に
係わるスイツチ付受座で、通常の受座のラツチボ
ルトLに対応する箇所の底部11にスイツチ2を
取付板4およびネジ穴51を有するネジ板5を介
して、受座ケースの底からネジ7で固定する。尚
20万回の耐久性能を有するスイツチの厚み寸法
は、一般に6mm位であるので、このスイツチ2の
厚み方向をラツチボルトLの突出方向に一致させ
て設ける。ところで、一般に扉錠のデツドボルト
の突出量は20mm、ラツチボルトのそれは10mmであ
り、受座の奥行(深さ)寸法は約20mmに設けてあ
るので、ラツチが突出時、ラツチ先端と受座の底
との空隙は少なくとも10mmはある。よつてその空
隙に前記の如くスイツチを設けることができる。
この時スイツチ2の接点作動部材は上方のデツド
ボルト方向に位置し、リード線22は下方に位置
する。バネ性を有する薄い板状体で作成されたア
クチユエーターで第3図の如く取付板4に設けた
孔41部に揺動自在に嵌装支持され、先端部32を
受座のデツドボルトDの係入孔12の開口部近辺
に望ませてある。また他端部31はスイツチ2の
接点作動部材21の近辺に望ませてある。
次に作用を説明する。第2図は錠のデツドボル
トが受座1内に係入していない状態(解錠状態)
を示すもので、スイツチ2の接点作動部材21は
それ自身に設けられたバネ(図示せず)の作用で
突出した状態にある。次に錠のデツドボルトDを
サムターンあるいは合鍵の操作によつて突出させ
ると、先ずデツドボルトDがアクチユエーター3
の先端部32に当接し、更にアクチユエーターの
先端部32を押しながら突出する。そして第3図
点線状態まで突出した時、アクチユエーター3は
反時計方向に回動して端部31部がスイツチ2の
接点作動部材21を押し込んでスイツチ2の接点
をONあるいはOFFする。更にデツドボルトDが
突出するとアクチユエーター3の端部31はスイ
ツチ2に当接して、それ以上回動できないから、
アクチユエーター3自身が変形しながらデツドボ
ルトDの突出を許容し、遂にはデツドボルトは受
座1に完全に係入する。即ち施錠状態(第3図実
線状態)となる。
トが受座1内に係入していない状態(解錠状態)
を示すもので、スイツチ2の接点作動部材21は
それ自身に設けられたバネ(図示せず)の作用で
突出した状態にある。次に錠のデツドボルトDを
サムターンあるいは合鍵の操作によつて突出させ
ると、先ずデツドボルトDがアクチユエーター3
の先端部32に当接し、更にアクチユエーターの
先端部32を押しながら突出する。そして第3図
点線状態まで突出した時、アクチユエーター3は
反時計方向に回動して端部31部がスイツチ2の
接点作動部材21を押し込んでスイツチ2の接点
をONあるいはOFFする。更にデツドボルトDが
突出するとアクチユエーター3の端部31はスイ
ツチ2に当接して、それ以上回動できないから、
アクチユエーター3自身が変形しながらデツドボ
ルトDの突出を許容し、遂にはデツドボルトは受
座1に完全に係入する。即ち施錠状態(第3図実
線状態)となる。
次にデツドボルトDを後退させると、アクチユ
エーター3は自身のバネ性により第3図点線位置
まで元の状態に復帰し、デツドボルトDが受座か
ら完全に後退すると、アクチユエーター3はその
端部31がスイツチ2の接点作動部材21自身の復
元力によつて、時計方向に回動され第2図の元の
状態に復帰し、スイツチ2はOFFあるいはONの
状態となる。
エーター3は自身のバネ性により第3図点線位置
まで元の状態に復帰し、デツドボルトDが受座か
ら完全に後退すると、アクチユエーター3はその
端部31がスイツチ2の接点作動部材21自身の復
元力によつて、時計方向に回動され第2図の元の
状態に復帰し、スイツチ2はOFFあるいはONの
状態となる。
尚スイツチ2はデツドボルトDの先端がアクチ
ユエーター3に当接した位置から完全に突出する
までの間に、又はその逆の動作間で応動すれば良
い。またアクチユエーター3のバネの強さはデツ
ドボルトDの突出力(通常は5Kgf以内である)
より小さくなるよう設計すれば良いし、デツドボ
ルトが後退時完全に元の状態に復元する必要はな
く、次に再びデツドボルトが突出した時揺動され
てスイツチを作動し得る範囲内に復元すれば良
い。但し、現場によつて扉と枠との隙間の変化や
また錠の種類によるデツドボルトの突出量の変化
が考えられるので最初はアクチユエーター3の先
端部32はできるだけ受座のデツドボルト係入孔
12の開口部近辺に位置することが望ましい。
ユエーター3に当接した位置から完全に突出する
までの間に、又はその逆の動作間で応動すれば良
い。またアクチユエーター3のバネの強さはデツ
ドボルトDの突出力(通常は5Kgf以内である)
より小さくなるよう設計すれば良いし、デツドボ
ルトが後退時完全に元の状態に復元する必要はな
く、次に再びデツドボルトが突出した時揺動され
てスイツチを作動し得る範囲内に復元すれば良
い。但し、現場によつて扉と枠との隙間の変化や
また錠の種類によるデツドボルトの突出量の変化
が考えられるので最初はアクチユエーター3の先
端部32はできるだけ受座のデツドボルト係入孔
12の開口部近辺に位置することが望ましい。
以上の如く本案によれば、通常の受座であつ
て、ラツチボルトが係入した時にラツチボルトの
先端と受座の底部との間に形成される小さな空隙
にスイツチを固定し、しかもデツドボルトが受座
に係入時、限られた小さなスペース内でアクチユ
エーター自身が変形自在に設けたので、錠のデツ
ドボルト等の施錠杆の出没に応じてスイツチが
ONあるいはOFFとなり、施解錠状態の確認が遠
隔地で可能でありビル等の集中管理に有効な、あ
るいは接続した電気機器のスイツチを施解錠動作
によつてON,OFFできるスイツチ付の受座を、
通常の受座の外形寸法と全く同じコンパクトなも
ので提供できる。故に取付が簡単である事は勿論
のこと既設の扉錠に於て受座を本案のスイツチ付
受座と簡単に取り換える事ができ、既設のビルに
も集中管理や防犯管理装置を簡単に提供できる。
更には扉と枠との隙間やデツドボルトの突出寸法
の大小の変化にも何ら変更することなく使用で
き、非常に便利である。又その構造は極めて簡単
であり、又故障も少ない等、実用上多大の効果を
有する。
て、ラツチボルトが係入した時にラツチボルトの
先端と受座の底部との間に形成される小さな空隙
にスイツチを固定し、しかもデツドボルトが受座
に係入時、限られた小さなスペース内でアクチユ
エーター自身が変形自在に設けたので、錠のデツ
ドボルト等の施錠杆の出没に応じてスイツチが
ONあるいはOFFとなり、施解錠状態の確認が遠
隔地で可能でありビル等の集中管理に有効な、あ
るいは接続した電気機器のスイツチを施解錠動作
によつてON,OFFできるスイツチ付の受座を、
通常の受座の外形寸法と全く同じコンパクトなも
ので提供できる。故に取付が簡単である事は勿論
のこと既設の扉錠に於て受座を本案のスイツチ付
受座と簡単に取り換える事ができ、既設のビルに
も集中管理や防犯管理装置を簡単に提供できる。
更には扉と枠との隙間やデツドボルトの突出寸法
の大小の変化にも何ら変更することなく使用で
き、非常に便利である。又その構造は極めて簡単
であり、又故障も少ない等、実用上多大の効果を
有する。
第1図aは通常の受座を示し、第1図b,cは
従来のスイツチ付受座を示す。また第1図dは、
周知のマイクロスイツチを受座内に設けた場合を
示す。第2図は本案に係わるスイツチ付受座1の
縦断側面図、第3図はデツドボルトの係入状態を
示す同上縦断側面図である。第4図は本案受座1
の組立状態を示す斜視図。 1……スイツチ付受座、2……スイツチ、3…
…アクチユエーター、D……デツドボルト。
従来のスイツチ付受座を示す。また第1図dは、
周知のマイクロスイツチを受座内に設けた場合を
示す。第2図は本案に係わるスイツチ付受座1の
縦断側面図、第3図はデツドボルトの係入状態を
示す同上縦断側面図である。第4図は本案受座1
の組立状態を示す斜視図。 1……スイツチ付受座、2……スイツチ、3…
…アクチユエーター、D……デツドボルト。
Claims (1)
- 錠のデツドボルトDおよびラツチボルトLが突
出して係合する受座1のラツチボルトに対応する
箇所の底部11に、スイツチ2をその厚みC方向
を受座1の深さ方向Eに一致させるようにして固
定すると共に、揺動時に端部31がスイツチの接
点作動部材21を押すようにしたアクチユエータ
ー3を取付板4を介して揺動自在に設け、該アク
チユエーター3の先端部32を受座のデツドボル
ト係入部に位置させ、デツドボルトが突出して受
座に係入した時に、上記アクチユエーターの先端
部32がデツドボルトに押されて揺動し、アクチ
ユエーターの端部31によつてスイツチONある
いはOFFするように設け、かつ上記アクチユエ
ーターは、デツドボルト突出力によつて変形し、
デツドボルト後退時には元の形状に復元可能に設
けたことを特徴とするスイツチ付受座。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980004465U JPS6313629Y2 (ja) | 1980-01-17 | 1980-01-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980004465U JPS6313629Y2 (ja) | 1980-01-17 | 1980-01-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56106334U JPS56106334U (ja) | 1981-08-19 |
JPS6313629Y2 true JPS6313629Y2 (ja) | 1988-04-18 |
Family
ID=29601145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980004465U Expired JPS6313629Y2 (ja) | 1980-01-17 | 1980-01-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6313629Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4833367A (ja) * | 1971-06-22 | 1973-05-09 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6222990Y2 (ja) * | 1978-04-12 | 1987-06-11 |
-
1980
- 1980-01-17 JP JP1980004465U patent/JPS6313629Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4833367A (ja) * | 1971-06-22 | 1973-05-09 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56106334U (ja) | 1981-08-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4529234A (en) | Electrical operating means for door lock mechanisms | |
US4889373A (en) | Door handle unit | |
US5078436A (en) | Motor-vehicle door with antitheft override | |
US6874830B2 (en) | Electric strike assembly | |
US2924475A (en) | Sliding door latch with dead lock | |
US2723874A (en) | Privacy lock | |
JPH0781445B2 (ja) | 車両ロック装置 | |
US5004278A (en) | Door lock having security device | |
JPS6313629Y2 (ja) | ||
US4438963A (en) | Door latch mechanism with generally linearly movable operating member | |
US20090031771A1 (en) | Cylinder lock and unlocking device comprising thereof | |
CN212201634U (zh) | 一种电控锁及智能储物柜 | |
JPH0546184Y2 (ja) | ||
WO1997019240A1 (en) | A lock mechanism | |
US3266277A (en) | Mortise cylinder dead-lock | |
EP1357245A2 (en) | Rotary Locking Device | |
US3167942A (en) | Remotely controllable lock set | |
JP2515197Y2 (ja) | 扉錠の施解錠装置 | |
JPH0314544Y2 (ja) | ||
JPH063088Y2 (ja) | 電気錠 | |
JPH1018668A (ja) | 扉錠のハンドル装置 | |
JP4126180B2 (ja) | 電気錠の切換え装置 | |
JPS5912359Y2 (ja) | ドア−ロツク装置 | |
JP2895720B2 (ja) | 車両用ドアロック装置 | |
JPS5846195Y2 (ja) | 本締り錠 |