JPS5846195Y2 - 本締り錠 - Google Patents

本締り錠

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JPS5846195Y2
JPS5846195Y2 JP15817779U JP15817779U JPS5846195Y2 JP S5846195 Y2 JPS5846195 Y2 JP S5846195Y2 JP 15817779 U JP15817779 U JP 15817779U JP 15817779 U JP15817779 U JP 15817779U JP S5846195 Y2 JPS5846195 Y2 JP S5846195Y2
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JP
Japan
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lock
cam
locking
casing
deadbolt
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Expired
Application number
JP15817779U
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English (en)
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JPS5675267U (ja
Inventor
千代吉 長沢
Original Assignee
株式会社長澤製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この出願は本締り錠のデッドボルトのロック状態に於け
る強度を増強する技術に属するものである。
而して、開示考案は錠操作部によってフリップフロップ
回動する様にケーシング内に装備されたロックカムが該
ケーシング内をスライド自在に設けられたデッドボルト
の後部に係合してこれを進退勤させる構造に関するもの
であり、特にデッドボルトの後部に枢支された鎖錠カム
がデッドボルト進出時にケーシング本体のストッパと係
合し耐退行力強度の増強が図られると共に該鎖錠カムを
付勢するスプリングとロックカムをフリップフロップ回
動するスプリングとが兼用とされた本締り錠に係るもの
である。
従来、本締り錠のデッドボルトはケーシング内にスライ
ド自在に取付けられており、錠操作ツマミ等によってフ
リップフロップ回動するロックカムが該デッドボルトの
後部に係合してこれを進退勤させ扉の閉鎖々錠が行なわ
れる様にされていたものである。
而して、上記従来構造では鎖錠時のデッドボルト進出状
態のロックはロックカムとデッドボルト後部との保合に
よって行なわれていた為に該テ゛ツドボルトの耐退行力
強度が弱く近時防犯上の見地から要求されている1トン
以上のこじ開は力に対する対抗力を充分確保し得ない欠
点があった。
特に、同じく防犯上の見地から要求されデッドボルトの
20〜25mm以上の進出量を確保する為の構造ではロ
ックカムとデッドボルトとの保合角度が小さくなる等の
本質的条件から上記こじ開は対抗力の確保をコンパクト
な構造によって実施するのか゛困難とされている。
この考案の目的は上記従来技術に基づく本締り錠のテ゛
ツドボルトのロック構造上の問題点に鑑み、デッドボル
トの後部に鎖錠カムを設け、これとケーシングのストッ
パによってロックを行なうことによって上記欠点を除去
した優れた本締り錠を提供せんとするものである。
上記目的に沿うこの考案の構成は鎖錠ツマミ等の操作に
よってロックカムをフリップフロップ回動させると該ロ
ックカムに係合するデッドボルトが進退勤して扉の鎖錠
、開錠が行なわれ、而して、該鎖錠状態ではデッドボル
トの後部に枢支された鎖錠カムがスプリング付勢力によ
ってケーシングに設けられたストッパと係合しデッドボ
ルトの耐退行力強度が確保され、又開錠操作時にはロッ
クカムの回転に伴なって上記鎖錠カムがストッパから外
れ上記ロック状態が解除され、而して上記ロックカムの
フリップフロップ回動は鎖錠カムを付勢するスプリング
の兼用によって行なわれる様にされたことを要旨とする
もので゛ある。
次にこの考案の実施例を図面に基づいて説明すれば以下
の通りである。
第1図に於いて、1はこの考案に基づく本締り錠であっ
て適宜扉2の肉厚内に埋設されその作動面3が扉側面に
臨まされたものである。
上記本締り錠1の構造は本体ケーシング4の下部に空錠
機構5が内装されており図示しないノブ等の回動が角芯
棒6を介して該空錠機構5に伝達されカム7の働きによ
ってラッチボルト8をスプノング9に抗して退行させ得
る様にされたものである。
而して、上記ケーシング4の上部にはこの考案に基づく
本締り錠10が内装されている。
該本締り錠10の構造はケーシング4の横方向に軸12
を有してロックカム13が回動自在に取付けられており
該軸12には作動棒14が貫通されており該作動棒は扉
1の内外両側に設けたノブ等の操作体に連結されている
尚、該ロックカム13の回動角度はロックカム13の先
端部がケーシング4の側部突体15及びケーシング4内
に突設されたストッパ16とに当接する範囲である。
又、17はデッドボルトであり、その構造は第2図に詳
示される如く2枚の対称形の板18.18の先端部に小
板19が数枚介装され、これらがカシメ20によって相
互に固定されており、該小板19介装部が作動面3から
進出して鎖錠がなされる。
而して上記デッドボルト17の後部では板18゜18間
にピン21.22,23.24が渡設されている。
上記ピン21には第3図に示す如き形状の鎖錠カム25
がその基部ピン孔26を介して上下方向に揺動自在に枢
支されており、該鎖錠カム25は先端部27が湾曲して
前記ロックカム13の先端に対する当接面が形成されて
おり、又、コ字形状に曲げ成形された中腹部側部には段
付部28が刻設され第4図に示す状態に於いてストッパ
16と係合するものである。
又、上記ピン22はテ゛ツドボルト17の下端に取付け
られた板バネ29を支持するものであり、該板バネ29
の先端は上記鎖錠カム25の先端部27に当接してこれ
を上方回動付勢すると共に該鎖錠カムの先端部27を介
してロックカム13に付勢力を与え、該ロックカム13
がフリップフロップ回動する為の押えスプリングとして
も作用する。
而して、上記ピン23.24はロックカム13の両側面
と係合しロックカム13の回動力を受は止めてデッドボ
ルト17を進退勤させる力を発生させるものである。
上記構成に於いて、本締り錠1の開錠時に於いては扉内
側に設けた図示しない操作ツマミ等によって作動棒14
を第1図に示す如くα方向に回転させておくとロックカ
ム13の先端がピン24を後方に押した状態となりデッ
ドボルト17は作動面3内に収納された状態となり、こ
の状態は板バネ29が鎖錠カム25の先端部27を介し
てロックカム13を押えつけることによって維持される
この状態に於いて空錠機構5を図示しないノブを操作し
これに連結された角芯棒6を回転させることによってラ
ッチボルト8を進退勤させて扉2の開閉が行なわれる。
而して、本締り錠10によって扉の鎖錠を行なうツマミ
操作をして作動棒14−を第4図に示すα方向に回動さ
せるとロックカム13の先端がピン23と係合しこれを
前方に押出すのでデッドボルト17は作動面3から進出
し、該デッドボルト17によって鎖錠状態となり、この
場合にも板バネ29によって当該状態の維持が図られる
尚、当該実施例ではピン23.24とロックカム13と
の相対位置からテ゛ツドボルト17の進出量Xは防犯上
充分とされる20〜25mm以上確保し得るものである
而して上述の鎖錠操作の際にはロックカム13のβ方向
回転によって鎖錠カム25の先端部27がロックカム1
3の先端軌跡に倣ってα方向に回転してから板バネ29
の力で元に戻る動作をし、この動作の最終期、即ち鎖錠
カム25が板バネ29の力で戻る時に段付部28が第2
図の如くストッパ16と係合する。
即ち、この状態ではデッドボルト17の退行外力に対し
て段付部28とストッパ16との保合によって受は止め
ることとなるので鎖錠カム25.ピン21、及びストッ
パ16の強度を充分確保しておくことによって相当大き
な外力に対抗することができ、防犯上必要とされる1ト
ン以上の外力に対しても錠が外されることはないように
することが可能である。
又、本締り錠10を再度回錠する時にはロックカムのα
方向回転時に鎖錠カム25はこれに倣ってa方向に回転
し段付部28はストッパ16から外れる。
尚、この考案の実施例は上記のものに限られるものでは
なく、他の具体的設計が種々可能であることは勿論であ
る。
上記の様にこの考案によれば錠操作部によってフリップ
フロップ回動する様にケーシング内に装備されたロック
カムが該ケーシング内をスライド自在に設けられたテ゛
ツドボルトの後部に係合してこれを進退動させる本締り
錠において、デッドボルトの後部に枢支された鎖錠カム
がスプリングを有してケーシング内のストッパに保合可
能とされているのでデッドボルトの退行方向外力に対し
てストッパと鎖錠カムとの保合部が直線的にこれを受は
止めることが出来、よって鎖錠時のこじ開は力に対する
充分な耐久力を得て防犯効果を図ることのできる効果が
ある。
特にデッドボルトの退行外力を鎖錠カムによって受け、
該鎖錠カムがデッドボルトに対して回動する様に枢支さ
れているのでデッドボルトとロックカムとの相対位置関
係は近接させることが可能であるので錠のコンパクト化
を維持することができ、又、テ゛ツドボルトの進退スト
ロークを大きくとることができる。
更に、ロックカムのフリップフロップ機能は鎖錠カムを
押えるスプリングによって兼用して作用されるので構造
の簡潔化を図ることも可能である。
また、ストッパが上記ロックカムのストロークエンドに
設けられていることにより、ストッパが鎖錠カムに対す
る係止機能を有するばかりでなく、ロックカムを無理な
力で回転させた際の回転規制用ストッパとして機能し故
障を防止できるという優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すものであり、第1図は全
体を示す断面図、第2図はデッドボルト斜視図、第3図
は鎖錠カム斜視図、第4図は鎖錠時の全体断面図である
。 4・・・・・・ケーシング、13・・・・・・ロックカ
ム、17・・・・・・デッドボルト、25・・・・・・
鎖錠カム、29・・・・・・スプリング、16・・・・
・・ストッパ、28・・・・・・係合段付部、10・・
・・・・本締り錠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 錠操作部によってフリップフロップ回動するようにケー
    シング内に装備されたロックカムが該ケーシング内をス
    ライド自在に設けられたテ゛ツドボルトの後部に係合し
    てこれを進退勤させる本締り錠において、上記テ゛ツド
    ボルトの後部に枢支されて更に後方に延出する鎖錠カム
    がスプリングを有して上記ロックカムに弾圧有して当接
    するようにされ、且つ該鎖錠カムの片方の側部がケーシ
    ングに固設されたストッパに保合自在とされており、而
    して上記鎖錠カムはロックカム回動時に該ロックカムに
    倣って回動し上記ストッパとの保合が外れる位置関係と
    され、更に上記ストッパが上記ロックカムのストローク
    エンドに設けられていることを特徴とする本締り錠。
JP15817779U 1979-11-16 1979-11-16 本締り錠 Expired JPS5846195Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15817779U JPS5846195Y2 (ja) 1979-11-16 1979-11-16 本締り錠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15817779U JPS5846195Y2 (ja) 1979-11-16 1979-11-16 本締り錠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5675267U JPS5675267U (ja) 1981-06-19
JPS5846195Y2 true JPS5846195Y2 (ja) 1983-10-21

Family

ID=29669424

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15817779U Expired JPS5846195Y2 (ja) 1979-11-16 1979-11-16 本締り錠

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JPS5675267U (ja) 1981-06-19

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