JPS63135937A - 光記録媒体及び光記録・再生方法 - Google Patents

光記録媒体及び光記録・再生方法

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JPS63135937A
JPS63135937A JP61280805A JP28080586A JPS63135937A JP S63135937 A JPS63135937 A JP S63135937A JP 61280805 A JP61280805 A JP 61280805A JP 28080586 A JP28080586 A JP 28080586A JP S63135937 A JPS63135937 A JP S63135937A
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    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
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  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はIfr規な光記録媒体、及びその記録・再生方
法に関するものである。
背景技術とその問題点 従来、有機色素を用いた光記録媒体は多数提案されてい
るが、これらの記録媒体に於ける記録原理に、色素が光
(多くはレーザ光)を吸収して生じる熱による記録媒体
の形状変化(多くの場合、ピット形成)KPMついてい
る為、その変化を吸収できるスペーシング層等を設ける
事が必安となり、記録媒体の樽遣が複雑になる。
また、従来の有機色素を用いた光記録媒体は、光照射後
の媒体の光反射率や透過軍の変化を検出するものである
から、その変化率は通常、10%以上好ましくは、15
%以上であることが要求される。従って、記録の書き込
みに要するエネルギーをより少なく、照射時間をより短
(する!#は現状では固点とされていた。更に、従来の
光記録媒体はピット形成により色素分子の気化、離散を
伴うものであり、可逆性が無かった。
こうした問題点を有する光記録媒体に対して、最近、熱
モードによる無機結晶の相変化を利用した記録媒体が提
案されているが、これらは無機材料である為に、コーテ
ィングやキャスティング等の簡便な製膜法が使えず、真
空蒸着やスパツク等の比較的複雑な製膜法を用いなげれ
ばならない。
本発明者はこれらの状況に鑑みて、有機溶媒に可溶性で
コーティング製膜ができ、高感度であって、かつ消去・
再生が可能な光記録媒体を鋭意検討する過程で、光学活
性を示す膜形成性物質と色素とを複合化すると、複合体
は色素の吸収領域で増大した光学活性を示すようになり
、しかもこのものを光照射すると照射部が非複合状態に
なり、色素吸収領域での光学活性の増大が消失する事を
見いだし本発明を完成するに到った。
本発明の概要 本発明に係わる光記録媒体は、基板と記録層とから基本
的になり、必要に応じて反射層及び/又は保護層を有す
る光記録媒体に於て、当該記録層が光学活性物質と色素
との複合体であり、複合化により色素の吸収領域で増大
した光学活性を示し、かつ光照射によって複合化が解か
れてその光学活性が減少しうるものである事を特徴とす
る。また、本発明に係わる光記録媒体を用いた記録・再
生方法は、該記録媒体にレーザを照射してその記録媒体
中の光学活性物質と色素との複合体を解体し、しかして
光学活性を少くとも減少せしめる事により記録の簀き込
みを行った後、該光照射部の円偏光二色性比又は旋光度
変化を、透過光又は反射光で検出する事により記録の読
み出しを行5事を特徴とする。
本発明の光記録媒体に於ける、各層の積NA順序は、 
1)ji板−(反射層)−紀f&層−(保慢N)及び 
2)基板−記録層−(反射層)のいずれでもよい。ただ
し、()の層は必須ではない。
前記 2)の積層順序によれば、記録層が基板と反射層
に挟まれ、密閉保護された補遺にする事も可能である。
各層のうち、記録層以外は光学的に不活性である事が必
要であり、特に複屈折等の光学異方性を示してはならな
い。
本発明に用いられる光学活性物質及び色素分子は、お互
いがイオンコンプレックス又は吸着により複合体を形成
するものであり、且つ、複合体が膜形成性を有すること
が必要である。このことは、光学活性物質及び色素分子
の少(とも一方が膜形成性を有していることが好ましい
ことを意味している。
ここにおいて膜形成性とは、例えば単分子膜又は二分子
喚形成性を意味する。
膜形成性を有する光学活性物質としては、下記式群 R’−0f(−COOH NH。
で我わされる化合物が挙げられ、これらの中でも入手の
容易性等から、 CH4(−C山−)−CHぐC)tオサC00)L  
H が挙げられる。
一方、色素分子が膜形成能を有しているため、光学活性
物質として膜形成能を有さなくても良い例としては、下
−〇如きものが挙げられる。
(1)  光学活性カルボン酸 酒石酸、マンデル酸、リンゴ酸等 (11)  光学活性アミノ酸 アスパラギン戯、グルタミン酸、バリン等本発明に用い
られる有機色素分子としては、先に述べた光学活性物質
と複合体を形成する事が必須であるが、該光学活性物質
が膜形成能をシアニン系、ローダミン系、スクワリリウ
ム系。
ビピリニジウム系の色素が挙げられる。これらの色素分
子は、分子内にスルホ基、カルボキシル基又は第4級ア
ンモニウム基等のイオン性解離基を含む事が特に好まし
い。
これらの中でも入手の容易性から、下記式H8l 5−CH,Sl 6−C曳  81 1g[相]  l S       11 S     CIo、    I S     CIo、    0 C(CHs)*    I     IQ     C
oo、    1 cto;      cto; NKX  392 DIPI I6    亀    島 NKX  731    It     EtNKX 
736    Et    C1@&で表わされる化合
物が好ましいものである。
−刀先に述べた、光学活性物質が膜形成性を有する場合
には、これと複合体を形成する色素分子は、必ずしも膜
形成性を有する必優性は無い。その様な色素分子として
は下記のものが例示される。
これらの中でも入手の容易性より、 〔Xは−80,)I又は−〇〇〇)I tl:表わす。
〕が好ましい。
次にこれらが複合体となった膜の製造方法について述べ
るが、以下、光学活性物質が膜形成性を有する場合で代
威させて述べる。
これらの製膜法としては、混合キャスト法、及びラング
ミュア−プロジェット法等が用いられる。
混合キャスト法は以下の如く行う。先ず、光学活性物質
が二分子膜形成性化合吻の場合、これをクロロホルムや
ベンゼンにSSした後、徐徐に溶媒を加熱蒸発し、該物
質の薄膜を形成する。しかる後、水を辺えて級物貞の融
点以上にJ熱しながら超音波洗浄器で二分子膜ベシクル
を形成する。このベシクルと組み合わせて用いる色素は
水#I性であって、かつ上記ベシクル形成物質と逆符号
のイオン解離蕪な含むものが好ましく、水溶液状態で上
記のベシクル水#痕と所定菫だけ混合した後、基板上に
キャスト製膜する。
また、該光学活性物質が水に不溶性の場合、クロロホル
ムやベンゼンに溶解した後、同#媒に可溶性で上記光学
活性物質と楳合体を形成する色素を混合f!3解した後
、基板上にキャスト製膜する。
更に、ラングミュアープロジェクト法による棟合体の形
成は以下の如(行う。まず、予め水溶性の上記色素をf
#1解した水相の水面上に、有機溶媒に溶かした上鉱光
学活性物質の溶層を滴下して単分子膜を形成せしめ、次
いでこの単分子膜を一定の表面圧力で圧縮しながら、こ
の膜中に基板を垂直に浸入後、引き上げる操作を所鼠の
回数だけ繰り返すφにより上記単分子膜を基板上に写し
取る。かくして、色素分子が赫板の浸入・引き上げ方向
に配向した冬を合体膜が得られる。
かくして形成した複合体は、熱による分子内の微小な集
合状態の変化に伴って、光吸収スペクトルが大きく変化
(減少)すると共Kft、字活性も変化する。この様に
光照射に伴う発熱によって、上記の如き複合体が光学不
活性になるφはこれまで知られていなかった。
利用し、元照射部と非照射部との旋光度の違いを読み取
る事を基本W、埋としている。本発明の記録媒体は、そ
の記録・読み出し原理からも理解出来るように、記録部
の色素の蒸発や離散を伴わない為に、原理的には可逆的
であり、書換え可能である。また、記録の読み出しも、
これまでの反射率や透過率変化を検出するものでなく、
僅かの旋光度変化(通常、0.05−0.50’で十分
)を検出するものであるから、書き込みKdする、光照
射エネルギーと時間は大幅に少なくできる。
以下に、本発明を実施例に従って説明する。
実施例1 下15に示した、光学活性な二分子膜形成物質(BLM
) 60 M9を1oo−の蒸留水に分散し、90℃に
工超音波振動処理を10分間行ってBLMの二分子膜水
溶液を得た。この水浴1’[K。
下記のシアニン色素(日本感光色素fs製、 NK−2
970)3.2259を1OO111の蒸留水に溶解し
て得た水溶液を等量混合した。この混合水溶准を宿浄な
ガラス基板上Kfi延後、100℃にて1時間乾燥する
事により膜厚6.56μ属の光記録層を形成した。この
光記碌媒体の旋光度を−j定したところ、−5,82°
で、これを比旋光度に直すと、−9,45X 1040
と極めて大きな値であった。この光記録層にキセノンラ
ンプを用い、7ラツシユ党照射を行い瞬間的にぷ熱した
処、該紀鍮層の&光度は−1,31°に激減した。この
事より、該記録媒体は熱による旋光度変化なその記録の
読みだし法として使える事が原理的に確認された。かく
して光学的に不活性化された記録媒体を湿[100%に
調節したデシケータ中に入れて20℃にて30分靜装し
た後、再びその旋光度を測定した処、−5,08°(比
旋光度: −8,25X 10” )とほば初期1直ま
で回復した。
この事より、本発明の記録媒体は可逆的であワ、原理的
には書換え可能であることが確認された。
LM 実施例2 実施例1で再生した光記録媒体を用いて、a−ダミン系
色素レーザ(発根波長: 600±1゜nm )を2f
i径e30mwのパワーで100PSのパルス照射を行
った処、その旋光度は−5,72°から−2,27°に
減少し、レーザ記録が可能である墨が確認された。また
、この媒体の記録感度は、24 rnj/cdに相当し
た。
実施例3 実施例1で用いたシアニン色素(NK−2970)の1
0−4モル/1の水婢fy、(水温は、lrt’に制御
)茨面上に、実施例1で用いた光学活性憎メ(Bl、M
)のクジロホルム溶液90μllk@下した。
その後15分靜装した後、この水面上の膜を30mN/
mの圧力で圧縮しながら、予めオクタデシルトリク−ル
シラン処理したガラス基板上に、ラングミュア−プロジ
ェット法により0.8cm1分の速度で60M累槓した
。この様にしてガラス基板上に厚さ約280OAの光記
録層を形成した。この光記録媒体の旋光度を測定したと
ころ−0,67°で、これを比旋光度に直すと、−4,
13X 10soと大きな値であった。この光記録層に
キセノンランプを用い、フラッシュ+X射を行い瞬間的
に加熱した処、該記録層の旋光度は−0,03°に1!
1LtlLした。この事より、該記録媒体は、熱による
*光度変化をその記録の読みだし法として使える拳が原
理的に確認された。
%許出願人 帝人株式会社

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板と記録層とから基本的になり、必要に応じて
    反射層及び/又は保護層を有する光記録媒体において、
    当該記録層が光学活性物質と色素との複合体であり、複
    合化により色素の光吸収帯領域で増大された光学活性を
    示し、かつ光照射によつて複合化が解かれてその光学活
    性が減少しうるものである事を特徴とする光記録媒体。
  2. (2)当該光学活性物質が、イオン解離基を有する単分
    子膜又は二分子膜形成能を有するものである特許請求の
    範囲第1項記載の光記録媒体。
  3. (3)当該色素が、当該光学活性物質とは逆符号のイオ
    ン解離基を有し、かつ可視光ないし近赤外光領域に吸収
    帯を有するものである特許請求の範囲第2項記載の光記
    録媒体。
  4. (4)基板と記録層とから基本的になり、必要に応じて
    反射層及び/又は保護層を有する光記録媒体であつて、
    当該記録層が光学活性物質と色素との複合体であり、複
    合化により色素の光吸収帯領域で増大された光学活性を
    示し、かつ光照射によつて複合化が解かれてその光学活
    性が減少しうるものである光記録媒体に、レーザを照射
    して該記録媒体中の当該照射部における光学活性物質と
    色素との複合化を解いて光学活性が減少した状態にする
    事により記録の書き込みを行つた後、当該照射部の円偏
    光二色性比又は旋光度変化を、透過光又は反射光で検出
    する事により記録の読み出しを行う事を特徴とする、光
    記録及び再生方法。
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