JPS6313520A - Ad変換回路 - Google Patents
Ad変換回路Info
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- JPS6313520A JPS6313520A JP15730286A JP15730286A JPS6313520A JP S6313520 A JPS6313520 A JP S6313520A JP 15730286 A JP15730286 A JP 15730286A JP 15730286 A JP15730286 A JP 15730286A JP S6313520 A JPS6313520 A JP S6313520A
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Landscapes
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
以下の順序で本発明を説明する。
A、産業上の利用分野
B0発明の概要
C0従来の技術
り0発明が解決しようとする問題点
E1問題点を解決するための手段
F0作用
G、実施例
G−1,一実施例の構成(第1図、第2図)G−2,動
作説明(第3図) G−3,逐次比較方式の例(第4図、第5図)G−4,
フラッシュAD変換の例(第6図)H8発明の効果 A、産業上の利用分野 本発明は、AD変換回路に関し、特に、ノイズ・シェイ
ピング及びオーバー・サンプリングを用いて少ないビッ
ト数で変換精度を向上し得るようにしたものである。
作説明(第3図) G−3,逐次比較方式の例(第4図、第5図)G−4,
フラッシュAD変換の例(第6図)H8発明の効果 A、産業上の利用分野 本発明は、AD変換回路に関し、特に、ノイズ・シェイ
ピング及びオーバー・サンプリングを用いて少ないビッ
ト数で変換精度を向上し得るようにしたものである。
B9発明の概要
本発明は、AD変換部で生じた量子化誤差を検出して、
これをアナログ入力データの次のサンプルに加算するこ
とで、量子化雑音のスペクトラムを高域に集中させ、オ
ーバー・サンプリングやエンファシスと組み合わせるこ
とにより、nビットのAD変換回路でnビット以上の精
度が得られるようにしたものである。
これをアナログ入力データの次のサンプルに加算するこ
とで、量子化雑音のスペクトラムを高域に集中させ、オ
ーバー・サンプリングやエンファシスと組み合わせるこ
とにより、nビットのAD変換回路でnビット以上の精
度が得られるようにしたものである。
C0従来の技術
一般に、nピッ) (nは整数)のDA変換器において
、nピント以上の精度を出したい場合やノイズの低減を
図りたい場合等に、オーバー・サンプリングやノイズ・
シェイピング等の処理を施すことが知られている。
、nピント以上の精度を出したい場合やノイズの低減を
図りたい場合等に、オーバー・サンプリングやノイズ・
シェイピング等の処理を施すことが知られている。
オーバー・サンプリングとは、サンプリング周波数r、
のm倍(mは整数)の周波数m f 3のクロックでサ
ンプリングした形態のディジタル信号に変換する処理で
あり、ディジタルLPF (ローパスフィルタ)とm倍
速AD/DA変換器との組み合わせにより、信号帯域内
の雑音電力(ノイズエネルギー)が1/mに低減され、
SN比がf習だけ良くなる。例えば、サンプリング周波
数が元のf、のときの雑音電力のスベクI・小密度を第
7図への斜線部のように表すとき、J二記m−2とした
サンプリング周波数が2fsのときの雑音電力のスペク
トル密度は第7図[Sの斜線部のようになり、雑音電力
が半減する。
のm倍(mは整数)の周波数m f 3のクロックでサ
ンプリングした形態のディジタル信号に変換する処理で
あり、ディジタルLPF (ローパスフィルタ)とm倍
速AD/DA変換器との組み合わせにより、信号帯域内
の雑音電力(ノイズエネルギー)が1/mに低減され、
SN比がf習だけ良くなる。例えば、サンプリング周波
数が元のf、のときの雑音電力のスベクI・小密度を第
7図への斜線部のように表すとき、J二記m−2とした
サンプリング周波数が2fsのときの雑音電力のスペク
トル密度は第7図[Sの斜線部のようになり、雑音電力
が半減する。
また、ノイズ・シェイピングとは、第8図に示すように
、入力端子81からのnビットを越えるディジタル入力
データを、量子化器82 (あるいはノイズ・シェイパ
−)によりnビットに丸めて(再量子化して)出力端子
83を介してDA変換器に送る際に、量子化器82にお
いて切り捨てられた下位ビット側の残差を1サンプル遅
延回路84を介して入力側の加算器85に送って入力デ
ータの次のサンプルに加算するごとにより、雑音のスペ
クトラムを例えば高域側に集中させるものである。
、入力端子81からのnビットを越えるディジタル入力
データを、量子化器82 (あるいはノイズ・シェイパ
−)によりnビットに丸めて(再量子化して)出力端子
83を介してDA変換器に送る際に、量子化器82にお
いて切り捨てられた下位ビット側の残差を1サンプル遅
延回路84を介して入力側の加算器85に送って入力デ
ータの次のサンプルに加算するごとにより、雑音のスペ
クトラムを例えば高域側に集中させるものである。
すなわち、雑音電力のスペクトル密度は、上記ノイズ・
シェイピングを施さないものを第9図の破線に示すよう
に1とすると、第9図の実線に示すような曲線2 (1
−cosω)の分布となる。このようなノイズ・シェイ
ピングと上記オーバー・サンプリングとを組み合わせた
場合に、上記m=2とするときの雑音電力は第9図の斜
線部の面積となり、m=4とするときの雑音電力は第9
図の網線部の面積となって、雑音電力が大幅に減少する
ことになる。
シェイピングを施さないものを第9図の破線に示すよう
に1とすると、第9図の実線に示すような曲線2 (1
−cosω)の分布となる。このようなノイズ・シェイ
ピングと上記オーバー・サンプリングとを組み合わせた
場合に、上記m=2とするときの雑音電力は第9図の斜
線部の面積となり、m=4とするときの雑音電力は第9
図の網線部の面積となって、雑音電力が大幅に減少する
ことになる。
D1発明が解決しようとする問題点
ところで、AD変換時にも変換精度を向上することが望
まれているが、上述のDA変換時と同様なオーバー・サ
ンプリングやノイズ・シェイピング等の処理を施すこと
は一般に行われていない。
まれているが、上述のDA変換時と同様なオーバー・サ
ンプリングやノイズ・シェイピング等の処理を施すこと
は一般に行われていない。
これは、AD変換時の量子化誤差の検出は、基本的には
AD変換されたデータを再びDA変換して元のアナログ
信号から差し引けば良いわけであるが、DA変換器が余
分に必要となり、AD変換器及びDA変換器の各非直線
性、ゲイン等の特性がそれぞれ異なると、正確な検出が
できないという欠点があるからである。
AD変換されたデータを再びDA変換して元のアナログ
信号から差し引けば良いわけであるが、DA変換器が余
分に必要となり、AD変換器及びDA変換器の各非直線
性、ゲイン等の特性がそれぞれ異なると、正確な検出が
できないという欠点があるからである。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり
、AD変換においても、比較的簡単な構成にて、量子化
誤差を検出してこれを次のサンプリング信号に加算する
ことができ、さらにオーバー・サンプリングやエンファ
シスと組み合わせて、例えばnビットの回路構成にてn
ビット以上の精度を得ることができるようなAD変換回
路の提供を目的とする。
、AD変換においても、比較的簡単な構成にて、量子化
誤差を検出してこれを次のサンプリング信号に加算する
ことができ、さらにオーバー・サンプリングやエンファ
シスと組み合わせて、例えばnビットの回路構成にてn
ビット以上の精度を得ることができるようなAD変換回
路の提供を目的とする。
E0問題点を解決するための手段
本発明に係るAD変換回路は、上述の問題点を解決する
ために、アナログ信号を一定周期でサンプリングして充
電するコンデンサと、このコンデンサの電圧を積分する
ための電流源と、このコンデンサの上記積分的後の電圧
を検出するためのサンプル・ホールド回路とを有し、上
記積分電圧が所定の電圧に達した後、所定のクロックに
同期した時刻における」−記コンデンサの電圧を上記サ
ンプル・ホールド回路にて保持し、次のサンプリング周
期の入力信号に上記サンプル・ホールド回路の出力を加
算することを特徴としている。
ために、アナログ信号を一定周期でサンプリングして充
電するコンデンサと、このコンデンサの電圧を積分する
ための電流源と、このコンデンサの上記積分的後の電圧
を検出するためのサンプル・ホールド回路とを有し、上
記積分電圧が所定の電圧に達した後、所定のクロックに
同期した時刻における」−記コンデンサの電圧を上記サ
ンプル・ホールド回路にて保持し、次のサンプリング周
期の入力信号に上記サンプル・ホールド回路の出力を加
算することを特徴としている。
F6作用
AD変換時の量子化誤差を入力端に帰還することにより
アナログ・ノイズ・シェイピングを行い、これにオーバ
ー・サンプリングやエンファシスを組み合わせ、量子化
雑音のスペクトラムを高域に集中させてAD変換した後
にディジタルLPFで本来必要な帯域より高域の量子化
雑音及び信号を除去することにより、nビットのA D
変換器T: nビット以上の精度を出すことができる
。
アナログ・ノイズ・シェイピングを行い、これにオーバ
ー・サンプリングやエンファシスを組み合わせ、量子化
雑音のスペクトラムを高域に集中させてAD変換した後
にディジタルLPFで本来必要な帯域より高域の量子化
雑音及び信号を除去することにより、nビットのA D
変換器T: nビット以上の精度を出すことができる
。
G、実施例
G−1,一実施例の構成(第1図、第2図)第1図は、
本発明を積分型AD変換回路に適用した一実施例を説明
するためのブロック回路図である。この第1図において
、AD変換部10は、入力端子1からのアナログ入力信
号を一定周期でサンプリングして充電するコンデンサ2
と、このコンデンサ2の電圧を積分するための電流源3
とを有し、この積分出力がコンパレータ4の闇値(基準
電圧vr、f)を越えた直後にカウンタ5の計数動作を
停止させるような、所謂電流源積分方。
本発明を積分型AD変換回路に適用した一実施例を説明
するためのブロック回路図である。この第1図において
、AD変換部10は、入力端子1からのアナログ入力信
号を一定周期でサンプリングして充電するコンデンサ2
と、このコンデンサ2の電圧を積分するための電流源3
とを有し、この積分出力がコンパレータ4の闇値(基準
電圧vr、f)を越えた直後にカウンタ5の計数動作を
停止させるような、所謂電流源積分方。
式の構成となっている。このようなAD変換部10にお
ける量子化誤差を検出して入力側に帰還するために、コ
ンデンサ2の電圧を保持するためのサンプル・ホールド
回路20を設けている。すなわち、上記積分出力がコン
パレータ4の上記所定の閾値を越えた後の最初のクロッ
クに同期して電流源3のスイッチSW3を切ることによ
り、積分による電圧変化が量子化され、アナログ入力電
圧との差がコンデンサ2に保持される。この誤差電圧を
サンプル・ホールド回路20のコンデンサ21に保持し
、このサンプル・ボールド回路20の出力を次のサンプ
リング周期の入力信号に加算し、この加算した信号を次
のA I)変換人力とすることにより、量子化誤差を帰
還できる。
ける量子化誤差を検出して入力側に帰還するために、コ
ンデンサ2の電圧を保持するためのサンプル・ホールド
回路20を設けている。すなわち、上記積分出力がコン
パレータ4の上記所定の閾値を越えた後の最初のクロッ
クに同期して電流源3のスイッチSW3を切ることによ
り、積分による電圧変化が量子化され、アナログ入力電
圧との差がコンデンサ2に保持される。この誤差電圧を
サンプル・ホールド回路20のコンデンサ21に保持し
、このサンプル・ボールド回路20の出力を次のサンプ
リング周期の入力信号に加算し、この加算した信号を次
のA I)変換人力とすることにより、量子化誤差を帰
還できる。
さらに、本来必要とされる信号伝送帯域に対応して決定
されるサンプリング周波数f、のm倍の周波数mf3で
標本化し、上記必要な帯域のディジタルLPF (ロー
パスフィルタ)を介して帯域外成分及び高域に集中した
量子化雑音を除去した後に、1/mに間引けば、AD変
換時にもノイズ・シェイピングが実現できる。
されるサンプリング周波数f、のm倍の周波数mf3で
標本化し、上記必要な帯域のディジタルLPF (ロー
パスフィルタ)を介して帯域外成分及び高域に集中した
量子化雑音を除去した後に、1/mに間引けば、AD変
換時にもノイズ・シェイピングが実現できる。
このようなAD変換に伴うノイズ・シェイピング処理及
びオーバー・サンプリング処理を実現するための基本的
構成を第2図と共に説明すると、入力端子1のアナログ
入力信号(AD大入力を、加算器11を介してAD変換
器10に供給し、このAD変換器10内の量子化誤差検
出部10aで検出された量子化誤差を、サンプル・ホー
ルド回路20で保持し1サンプル遅延させて加算器11
に送る。これによって、量子化雑音が高域に集中させら
れるようなノイズ・シェイピングが施される。八り変換
器IOにおいては、必要とされるサンプリング周波数「
8のm倍の周波数mfsで標本化し、出力ディジタル・
データをディジタルLPF13に送って、上記必要な帯
域より高域の成分及び高域に集中した量子化雑音を除去
し、次に間引き回路部14で出力データを1/mに間引
いて出力端子15より取り出す。
びオーバー・サンプリング処理を実現するための基本的
構成を第2図と共に説明すると、入力端子1のアナログ
入力信号(AD大入力を、加算器11を介してAD変換
器10に供給し、このAD変換器10内の量子化誤差検
出部10aで検出された量子化誤差を、サンプル・ホー
ルド回路20で保持し1サンプル遅延させて加算器11
に送る。これによって、量子化雑音が高域に集中させら
れるようなノイズ・シェイピングが施される。八り変換
器IOにおいては、必要とされるサンプリング周波数「
8のm倍の周波数mfsで標本化し、出力ディジタル・
データをディジタルLPF13に送って、上記必要な帯
域より高域の成分及び高域に集中した量子化雑音を除去
し、次に間引き回路部14で出力データを1/mに間引
いて出力端子15より取り出す。
ところで、第1図の実施例は、AD/DA切換型の構成
を示しており、サンプル・ホールド回路20はDA変換
時のディグリッチを行う回路として既存のものを用いれ
ばよく、回路構成の増加なくノイズ・シェイピングによ
る精度向上を実現できる。この、第1図の回路の各部構
成について、さらに詳細に説明する。
を示しており、サンプル・ホールド回路20はDA変換
時のディグリッチを行う回路として既存のものを用いれ
ばよく、回路構成の増加なくノイズ・シェイピングによ
る精度向上を実現できる。この、第1図の回路の各部構
成について、さらに詳細に説明する。
第1図において、入力端子lからの入力とサンプル・ホ
ールド回路20からの出力とを加算するために、抵抗R
8、R3より成る加算器11が設けられており、この加
算器11の出力端子と演算増幅器op、の反転入力端子
との間には、2個のスイッチSW1、SWtが直列に挿
入接続されている。この演算増幅器OP1の反転入力端
子と出力端子との間には、上記コンデンサ2が接続され
、反転入力端子と接地との間には、上記スイッチSW、
を介して電流[3が挿入接続されている。スイッチsw
、 、sw、の接続点と、演算増幅器0P、の出力端子
との間には、抵抗R4が接続されている。演算増幅器O
P1からの出力は、上記コンパレータ4となる演算増幅
器の反転入力端子に供給されており、この演算増幅器の
非反転入力端子には、閾値となる基準電圧■、、(例え
ば0■)が供給されている。
ールド回路20からの出力とを加算するために、抵抗R
8、R3より成る加算器11が設けられており、この加
算器11の出力端子と演算増幅器op、の反転入力端子
との間には、2個のスイッチSW1、SWtが直列に挿
入接続されている。この演算増幅器OP1の反転入力端
子と出力端子との間には、上記コンデンサ2が接続され
、反転入力端子と接地との間には、上記スイッチSW、
を介して電流[3が挿入接続されている。スイッチsw
、 、sw、の接続点と、演算増幅器0P、の出力端子
との間には、抵抗R4が接続されている。演算増幅器O
P1からの出力は、上記コンパレータ4となる演算増幅
器の反転入力端子に供給されており、この演算増幅器の
非反転入力端子には、閾値となる基準電圧■、、(例え
ば0■)が供給されている。
次にコンパレータ4からの出力は、フリップフロップF
F、に供給され、このフリップフロップFF、のQ出力
は、切換スイッチSWSの被選択端子adを介して、3
人力AND回路7に送られている。切換スイッチSW、
の被選択端子daには、“H”(ハイレベル)信号が供
給されている。3人力AND回路7には、上記切換スイ
ッチsw5からの出力以外に、フリップフロップFF2
のd出力及びJKフリップ20ツブ8のQ出力が入力さ
れている。フリップフロップFF2の0出力は、上記カ
ウンタ5のロード端子及びJKフリップフロップ8のプ
リセット端子にも供給されている。AND回路7からの
出力は、カウンタ5のイネーブル端子に送られるととも
に、オン・オフ制御信号としてスイッチSW3にも供給
されている。カウンタ5はAD、I)へ変換用のカウン
タであり、データ入力端子には切換スイッチsW6が接
続されている。このスイッチSW、には2つの被選択端
子a+L daが設けられζおり、被選択端子adには
全ビットがOのオール0データが供給され、被選択端子
daにはDA変換すべきデータ(DA大入力が供給され
ている。カウンタ5のQ出力は、AD変換出力として、
出力端子12を介して取り出されている。またカウンタ
5のキャリー出力は、JKフリップフロップ8のに入力
端子に供給されている。これらのカウンタ5、各フリッ
プフロップFF+、FFg及びJ l(フリ・ンブフロ
ソブ8には、それぞれ共通のりiドックCKが供給され
ている。
F、に供給され、このフリップフロップFF、のQ出力
は、切換スイッチSWSの被選択端子adを介して、3
人力AND回路7に送られている。切換スイッチSW、
の被選択端子daには、“H”(ハイレベル)信号が供
給されている。3人力AND回路7には、上記切換スイ
ッチsw5からの出力以外に、フリップフロップFF2
のd出力及びJKフリップ20ツブ8のQ出力が入力さ
れている。フリップフロップFF2の0出力は、上記カ
ウンタ5のロード端子及びJKフリップフロップ8のプ
リセット端子にも供給されている。AND回路7からの
出力は、カウンタ5のイネーブル端子に送られるととも
に、オン・オフ制御信号としてスイッチSW3にも供給
されている。カウンタ5はAD、I)へ変換用のカウン
タであり、データ入力端子には切換スイッチsW6が接
続されている。このスイッチSW、には2つの被選択端
子a+L daが設けられζおり、被選択端子adには
全ビットがOのオール0データが供給され、被選択端子
daにはDA変換すべきデータ(DA大入力が供給され
ている。カウンタ5のQ出力は、AD変換出力として、
出力端子12を介して取り出されている。またカウンタ
5のキャリー出力は、JKフリップフロップ8のに入力
端子に供給されている。これらのカウンタ5、各フリッ
プフロップFF+、FFg及びJ l(フリ・ンブフロ
ソブ8には、それぞれ共通のりiドックCKが供給され
ている。
次にタイミング回路9は、スイッチやフリップフロップ
の動作制御用のタイミング信号を少なくとも二種類出力
するものであり、タイミング回路9からの1つの出力は
、フリップフロップFF、のデータ入力端子に供給され
るとともに、オン・オフ制御信号としてスイッチS W
zに供給されてぃ=11− る。またタイミング回路9からの他の1つの出力信号に
より、スイッチSW4がオン・オフ制御されるようにな
っている。
の動作制御用のタイミング信号を少なくとも二種類出力
するものであり、タイミング回路9からの1つの出力は
、フリップフロップFF、のデータ入力端子に供給され
るとともに、オン・オフ制御信号としてスイッチS W
zに供給されてぃ=11− る。またタイミング回路9からの他の1つの出力信号に
より、スイッチSW4がオン・オフ制御されるようにな
っている。
G−2,動作説明(第3図)
このような構成を有する第1図の回路の具体的動作につ
いて、第3図のタイムチャートを参照しながら説明する
。ここで第1図の各点a = jにおける信号をそれぞ
れ第3図のa −jに示す。
いて、第3図のタイムチャートを参照しながら説明する
。ここで第1図の各点a = jにおける信号をそれぞ
れ第3図のa −jに示す。
先ずAD変換モードにおいて、スイッチSWIがオンさ
れ、切換スイッチSWS及びSW、かいずれも被選択端
子adに切換接続されているとき、タイミング回路9か
らの出力に応じてスイッチSW2がオンとなると、端子
1からのアナログ入力電圧がサンプルされてコンデンサ
2に保持されるとともに、カウンタ5に上記オール0が
ロードされる。
れ、切換スイッチSWS及びSW、かいずれも被選択端
子adに切換接続されているとき、タイミング回路9か
らの出力に応じてスイッチSW2がオンとなると、端子
1からのアナログ入力電圧がサンプルされてコンデンサ
2に保持されるとともに、カウンタ5に上記オール0が
ロードされる。
次に、第3図の時刻t6にてタイミング回路9からの上
記1つの出力信号(第3図e)が“L”(ローレベル)
となって、フリップフロップFF2のデ一タ入力端子に
供給され、かつスイッチSW2がオフされる。その後、
クロックCK(第3図d)に同期した時刻t1でフリッ
プフロップFFgのd出力(第3図f)が“11″とな
ることによりAND回路7の出力(第3図g)も11″
となる。このAND回路7の11”出力によって、スイ
ッチSW3がオンとなり、定電流源3によりコンデンサ
2に蓄積保持された電荷を放電することで第3図aに示
すように積分を行い、これと同時にカウンタ5をカウン
ト動作(第3図h)させる。上記積分動作が進行して、
演算増幅器op、の出力(第3図a)がコンパレータ4
の上記閾値電圧V r*fに達した時刻1.で、コンパ
レータ4の出力が第3図すに示すように“L”となる。
記1つの出力信号(第3図e)が“L”(ローレベル)
となって、フリップフロップFF2のデ一タ入力端子に
供給され、かつスイッチSW2がオフされる。その後、
クロックCK(第3図d)に同期した時刻t1でフリッ
プフロップFFgのd出力(第3図f)が“11″とな
ることによりAND回路7の出力(第3図g)も11″
となる。このAND回路7の11”出力によって、スイ
ッチSW3がオンとなり、定電流源3によりコンデンサ
2に蓄積保持された電荷を放電することで第3図aに示
すように積分を行い、これと同時にカウンタ5をカウン
ト動作(第3図h)させる。上記積分動作が進行して、
演算増幅器op、の出力(第3図a)がコンパレータ4
の上記閾値電圧V r*fに達した時刻1.で、コンパ
レータ4の出力が第3図すに示すように“L”となる。
その直後のクロックCKに同期したタイミングの時刻t
3でフリップフロップFFIのQ出力(第3図C)が“
L″となって、AND回路7の出力(第3図g)も”L
″となる。従って、この時刻t3でスイッチSW’sが
オフとなって電流源3によるコンデンサ2の放電が停止
させられるとともに、カウンタ5のカウント動作が停止
させられる。
3でフリップフロップFFIのQ出力(第3図C)が“
L″となって、AND回路7の出力(第3図g)も”L
″となる。従って、この時刻t3でスイッチSW’sが
オフとなって電流源3によるコンデンサ2の放電が停止
させられるとともに、カウンタ5のカウント動作が停止
させられる。
ここで、上記時刻11〜11間で、例えばクロックCK
の3パルス分がカウントされた場合には、量子化ステッ
プの3ステップ分に相当する積分電圧VsLが得られる
わけであるが、実際のアナログ入力電圧Vi++との間
には、第3図aに示すような量子化誤差に相当する電圧
ΔVが存在する。この電圧ΔVを、サンプル・ホールド
回路2oのスイッチSW4をオン、オフすること(第3
図iの時刻t4〜ts)でコンデンサ21に取り込んで
、演算増幅器OPtの出力とする(第3図j)。次のア
ナログ入力電圧をサンプルするとき(第3図eの時刻【
、)に、演算増幅器op、の上記出力を、抵抗R8を通
して演算増幅器OP +の仮想接地入力に加算する。こ
のとき、 (Rz/R+)・(Rn/Ra)= 1とすることによ
り、利得(ゲイン)が1で上記量子化誤差が入力側に帰
還される。
の3パルス分がカウントされた場合には、量子化ステッ
プの3ステップ分に相当する積分電圧VsLが得られる
わけであるが、実際のアナログ入力電圧Vi++との間
には、第3図aに示すような量子化誤差に相当する電圧
ΔVが存在する。この電圧ΔVを、サンプル・ホールド
回路2oのスイッチSW4をオン、オフすること(第3
図iの時刻t4〜ts)でコンデンサ21に取り込んで
、演算増幅器OPtの出力とする(第3図j)。次のア
ナログ入力電圧をサンプルするとき(第3図eの時刻【
、)に、演算増幅器op、の上記出力を、抵抗R8を通
して演算増幅器OP +の仮想接地入力に加算する。こ
のとき、 (Rz/R+)・(Rn/Ra)= 1とすることによ
り、利得(ゲイン)が1で上記量子化誤差が入力側に帰
還される。
以下、時刻1.で演算増幅器OP、の出力電圧がコンパ
レータ4の闇値(基準電圧Vrer)を下回ってコンパ
レータがオン(第3図b)し、クロックCKに同期した
時刻t9でフリップフロップFF2のd出力が1.′
となって(第3図1)、カウンタ5に上記オールOがロ
ードされる。これ以降の時刻t+o〜t+sにおいては
、上述した各時刻t。−1゜における各動作と同様な動
作が行われる。
レータ4の闇値(基準電圧Vrer)を下回ってコンパ
レータがオン(第3図b)し、クロックCKに同期した
時刻t9でフリップフロップFF2のd出力が1.′
となって(第3図1)、カウンタ5に上記オールOがロ
ードされる。これ以降の時刻t+o〜t+sにおいては
、上述した各時刻t。−1゜における各動作と同様な動
作が行われる。
以上のような一連の動作がアナログ入力信号の各サンプ
ル毎に順次繰り返されるごとにより、AD変換時の量子
化誤差が入力側に帰還されて次のサンプルに加算され、
所謂ノイズ・シェイピングが行われる。
ル毎に順次繰り返されるごとにより、AD変換時の量子
化誤差が入力側に帰還されて次のサンプルに加算され、
所謂ノイズ・シェイピングが行われる。
次に、DA変換モードにおいては、スイッチSW、がオ
フされ、切換スイッチSW、及びSW。
フされ、切換スイッチSW、及びSW。
かいずれも被選択端子daに切換接続される。ここで、
スイッチSW2がオンのとき、演算増幅器OP1は負の
一定電圧となり、カウンタ5のデータ入力端子にはDA
変°換しようとするディジタル・データが供給されてロ
ードされる。次に上記スイッチSW2がオフになった後
、カウンタ5をカウント動作させて、キャリーが出るま
での間スイソチSW、をオンにして電流源3により積分
を行った後、演算増幅器OP1の出力をサンプル・ホー
ルド回路20でサンプル・ホールドして、出力端子22
を介して出力する。
スイッチSW2がオンのとき、演算増幅器OP1は負の
一定電圧となり、カウンタ5のデータ入力端子にはDA
変°換しようとするディジタル・データが供給されてロ
ードされる。次に上記スイッチSW2がオフになった後
、カウンタ5をカウント動作させて、キャリーが出るま
での間スイソチSW、をオンにして電流源3により積分
を行った後、演算増幅器OP1の出力をサンプル・ホー
ルド回路20でサンプル・ホールドして、出力端子22
を介して出力する。
以上のような本発明の実施例によれば、m倍速のオーバ
ー・サンプリングによるAD変換動作と、ノイズ・シェ
イピングとにより、本来のサンプリング周波数f、の1
/2までの帯域内の雑音電圧のrtss (二乗平均値
の平方根)値は、通常のAD変換と比べて、 fU省・21−5in(yc/n)/ (yc/n))
倍となる。この式の第1項がオーバー・サンプリングに
よる効果で、第2項がノイズ・シェイピングによる効果
である。従って、雑音電圧のramsの改善量は、n=
2のとき約4.4d Bであり、n=4のとき約13.
0dBである。さらに、AD変換前に信号の高域を持ち
上げ、DA変換後に高域を下げるエンファシスを併用す
ることによりさらにSN比が改善される。サンプリング
周波数f、とエンファシスの周波数によってはn=1で
もSN比の向−16〜 上が可能である。また、オーバー・サンプリングによっ
てAD変換前のアナlJグ■、I) Fが低い次数です
むため、位相特性が良くなり、部品点数、消費電力が低
減される。
ー・サンプリングによるAD変換動作と、ノイズ・シェ
イピングとにより、本来のサンプリング周波数f、の1
/2までの帯域内の雑音電圧のrtss (二乗平均値
の平方根)値は、通常のAD変換と比べて、 fU省・21−5in(yc/n)/ (yc/n))
倍となる。この式の第1項がオーバー・サンプリングに
よる効果で、第2項がノイズ・シェイピングによる効果
である。従って、雑音電圧のramsの改善量は、n=
2のとき約4.4d Bであり、n=4のとき約13.
0dBである。さらに、AD変換前に信号の高域を持ち
上げ、DA変換後に高域を下げるエンファシスを併用す
ることによりさらにSN比が改善される。サンプリング
周波数f、とエンファシスの周波数によってはn=1で
もSN比の向−16〜 上が可能である。また、オーバー・サンプリングによっ
てAD変換前のアナlJグ■、I) Fが低い次数です
むため、位相特性が良くなり、部品点数、消費電力が低
減される。
ところで、この実施例におけるAD変換モード時の動作
としては、コンパレータ4からノ出カニ応じ、クロック
CKに同期したタイミング(上記時刻t3、t13等)
でスイッチSW3をオフして電流源3の電流を切ってい
るが、電流源3の電流を流したままでも上記量子化!!
’I差の検出を行うことができる。すなわち、A N
+)回路7からの第3図gに示す出力等を用いることに
より、演算増幅器OP、の積分出力がmlンバレータ4
の閾値V rafを越えた後の最初のクロックに同期し
て、第3図iの破線に示すJ、うに、サンプル・ホール
ド回路20のスイッチSW4をオフし、サンプル・モー
ドからホールド・モーl′に切り換えることにより、上
記と同様に量子化誤差電圧Δ■を保持して次のサンプル
に加算することができる。なお、変化している電圧をサ
ンプル・ホールドするため、出力にオフセントが生ずる
が、サンプル・ホールドする電圧は、第3図aの破線に
示すように傾き一定の積分波形であるため、上記オフセ
ットも一定となり問題はない。
としては、コンパレータ4からノ出カニ応じ、クロック
CKに同期したタイミング(上記時刻t3、t13等)
でスイッチSW3をオフして電流源3の電流を切ってい
るが、電流源3の電流を流したままでも上記量子化!!
’I差の検出を行うことができる。すなわち、A N
+)回路7からの第3図gに示す出力等を用いることに
より、演算増幅器OP、の積分出力がmlンバレータ4
の閾値V rafを越えた後の最初のクロックに同期し
て、第3図iの破線に示すJ、うに、サンプル・ホール
ド回路20のスイッチSW4をオフし、サンプル・モー
ドからホールド・モーl′に切り換えることにより、上
記と同様に量子化誤差電圧Δ■を保持して次のサンプル
に加算することができる。なお、変化している電圧をサ
ンプル・ホールドするため、出力にオフセントが生ずる
が、サンプル・ホールドする電圧は、第3図aの破線に
示すように傾き一定の積分波形であるため、上記オフセ
ットも一定となり問題はない。
また、上記実施例では、単一スロープの積分波形の例を
示しているが、大きさの異なる複数の電流源を用いた縦
続型積分の場合でも、最終段階の積分波形に対する量子
化誤差の検出を行うことでノイズ・シェイピングを施す
ことができる。
示しているが、大きさの異なる複数の電流源を用いた縦
続型積分の場合でも、最終段階の積分波形に対する量子
化誤差の検出を行うことでノイズ・シェイピングを施す
ことができる。
さらに、AD/DA切換式の場合、AD変換モード時は
演算増幅器OP、のノイズの影響を減らし、DA変換モ
ード時は適正な出力レベルを得るために、抵抗R+、R
zを切り換えるようにしてもよい。
演算増幅器OP、のノイズの影響を減らし、DA変換モ
ード時は適正な出力レベルを得るために、抵抗R+、R
zを切り換えるようにしてもよい。
また、フリップフロップFF、の出力を安定させるため
にクロックでさらに何発かたたいてもよく、AD比出力
オフセットは、抵抗R6を調整するか、ディジタルHP
F (バイパスフィルタ)で除去するようにすればよい
。
にクロックでさらに何発かたたいてもよく、AD比出力
オフセットは、抵抗R6を調整するか、ディジタルHP
F (バイパスフィルタ)で除去するようにすればよい
。
G−3,逐次比較方式の例(第4図、第5図)次に、本
発明を、逐次比較型AD変換器に適用した例について説
明する。
発明を、逐次比較型AD変換器に適用した例について説
明する。
すなわち、一般に逐次比較方式のAD変換器において量
子化誤差を検出するには、変換終了後のDA変換器の出
力とアナログ人力信号との差を取り出せばよい。この差
をサンプル・ホールド回路にて保持し、次のリンプリン
グ周期の入力信号に加算することにより、ノイズ・シェ
イピングが行える。
子化誤差を検出するには、変換終了後のDA変換器の出
力とアナログ人力信号との差を取り出せばよい。この差
をサンプル・ホールド回路にて保持し、次のリンプリン
グ周期の入力信号に加算することにより、ノイズ・シェ
イピングが行える。
このような逐次比較方式の/l)変換器に本発明を適用
した例について第4図を参照しながら概略的に説明する
。
した例について第4図を参照しながら概略的に説明する
。
この第4図において、AD変換モードのときには、端子
41にAD変換しようとするアナログ入力信号が供給さ
れ、サンプル・ホールド回路5l11にてサンプル・ボ
ールドされ、抵抗R11及びスイッチS W + aを
介し”で、例えばラダー型のDA変換器42の出力端子
との接続点PXに送られている。
41にAD変換しようとするアナログ入力信号が供給さ
れ、サンプル・ホールド回路5l11にてサンプル・ボ
ールドされ、抵抗R11及びスイッチS W + aを
介し”で、例えばラダー型のDA変換器42の出力端子
との接続点PXに送られている。
AD変換の過程では、一般にI)A変換器42からの電
流出力■。、と入力のサンプル・ホールド出力を抵抗R
11を通して上記接続点PXに得た電圧の正負を、コン
パレータ43で比較して0になるように収束させている
。このことより、第5図に示すように、AD変換終了後
にサンプル・ホールド回路SH2のスイッチSWI□及
びスイッチS W I 3をオンにして、接続点PXを
サンプル・ホールド回路SH2内の演算増幅器の仮想接
地につなぐことにより、量子化誤差電流を電圧に変換す
ることができる。そして、スイッチS W、、、スイッ
チ5WI3の順にオフすることにより、この誤差電圧が
ホールドされるから、次のサンプルと加算してサンプル
・ホールド回路SHIでサンプル・ホールドすれば、量
子化誤差を入力側に帰還することができる。この場合、 (R+ t/ Rr +)・(R+a/ R13) =
1とすることにより、利得(ゲイン)が1で上記量子
化誤差が帰還される。なお、コンパレータ43からの出
力は、逐次返信レジスタSAHに送られ、この逐次近似
レジスタSARからの出力が上記DA変換器42に送ら
れるとともに、出力端子44を介して取り出されるよう
になっている。
流出力■。、と入力のサンプル・ホールド出力を抵抗R
11を通して上記接続点PXに得た電圧の正負を、コン
パレータ43で比較して0になるように収束させている
。このことより、第5図に示すように、AD変換終了後
にサンプル・ホールド回路SH2のスイッチSWI□及
びスイッチS W I 3をオンにして、接続点PXを
サンプル・ホールド回路SH2内の演算増幅器の仮想接
地につなぐことにより、量子化誤差電流を電圧に変換す
ることができる。そして、スイッチS W、、、スイッ
チ5WI3の順にオフすることにより、この誤差電圧が
ホールドされるから、次のサンプルと加算してサンプル
・ホールド回路SHIでサンプル・ホールドすれば、量
子化誤差を入力側に帰還することができる。この場合、 (R+ t/ Rr +)・(R+a/ R13) =
1とすることにより、利得(ゲイン)が1で上記量子
化誤差が帰還される。なお、コンパレータ43からの出
力は、逐次返信レジスタSAHに送られ、この逐次近似
レジスタSARからの出力が上記DA変換器42に送ら
れるとともに、出力端子44を介して取り出されるよう
になっている。
次に、DA変換モードでは、サンプル・ホールド回路5
112をディグリッチャとして用い、サンプル・ホール
ド回路5111は使用していない。このとき、端子45
にDA変換すべきディジタル信号が供給され、端子46
よりDA変換されたアナログ信号が取り出される。
112をディグリッチャとして用い、サンプル・ホール
ド回路5111は使用していない。このとき、端子45
にDA変換すべきディジタル信号が供給され、端子46
よりDA変換されたアナログ信号が取り出される。
なお、この第4図の構成において、コンパレータ43と
サンプル・ホールド回路5l(2とは同時に使用されな
いため、1個の演算増幅器を共用するようにしても良い
。また、サンプル・ホールド回路SH2のノイズの影響
を減らずためにAD変換モードとDA変換モードとで抵
抗1?、の値を切り換えるようにしても良い。
サンプル・ホールド回路5l(2とは同時に使用されな
いため、1個の演算増幅器を共用するようにしても良い
。また、サンプル・ホールド回路SH2のノイズの影響
を減らずためにAD変換モードとDA変換モードとで抵
抗1?、の値を切り換えるようにしても良い。
G−4,フラッジ:1.AD変換の例(第6図)さらに
、本発明をフラッシュ(全並列方式)AD変換器に適用
することもできる。
、本発明をフラッシュ(全並列方式)AD変換器に適用
することもできる。
すなわち、第6図はフラッシュAD変換器に本発明を適
用した一例を示している。ここで、フラッシュAD変換
では、基準電圧V r a fを抵抗Rkで量子化ステ
ップの数だけ分圧して、得られた各電圧と入力端子51
からのアナログ入力電圧とをそれぞれコンパレータC?
IP、で同時に比較し、その結果をエンコーダ52でエ
ンコードしすることにより、nビットのディジタル・デ
ータ(AD変換出力)にして出力端子53より取り出し
ている。
用した一例を示している。ここで、フラッシュAD変換
では、基準電圧V r a fを抵抗Rkで量子化ステ
ップの数だけ分圧して、得られた各電圧と入力端子51
からのアナログ入力電圧とをそれぞれコンパレータC?
IP、で同時に比較し、その結果をエンコーダ52でエ
ンコードしすることにより、nビットのディジタル・デ
ータ(AD変換出力)にして出力端子53より取り出し
ている。
そこで、コンパレータCMPkの出力によって対応する
分圧点を選択するようにすれば、量子化された電圧が得
られ、アナログ入力電圧との差をとることによって量子
化誤差を検出できる。これを、サンプル・ホールド回路
5H12を通して次のサンプルに加算することにより、
ノイズ・シェイピングが可能となる。
分圧点を選択するようにすれば、量子化された電圧が得
られ、アナログ入力電圧との差をとることによって量子
化誤差を検出できる。これを、サンプル・ホールド回路
5H12を通して次のサンプルに加算することにより、
ノイズ・シェイピングが可能となる。
この第6図において、入力端子51からのアナログ入力
電圧V i nが、基準電圧V refの各分電圧のう
ちの■、とvrk、、Iとの間にあるとき、この入力電
圧V taより高い分圧点のコンパレータCMPk等の
出力は、L”となり、■、イより低い分圧点のコンパレ
ータCMI’に−+ 、CMI’b−g等の出力はH”
となるため、この境界を挟む=1ンパレータcnp+t
とCMPb−+の各出力の排他的論理和(エクスクル−
シブOr?)をとる回路[シ0[ンに−1からの出力の
みが“H”となり、他の排他的論理和回路EORkやE
ORk−z等からの出力は全て”1.” となる。これ
らの排他的論理和回路E OI? k、E ORk−+
、E ORk−Z等からの出力をエンコーダ52に送っ
てエンコードすることにより、nビットのAD変換出力
を得るようにしている。
電圧V i nが、基準電圧V refの各分電圧のう
ちの■、とvrk、、Iとの間にあるとき、この入力電
圧V taより高い分圧点のコンパレータCMPk等の
出力は、L”となり、■、イより低い分圧点のコンパレ
ータCMI’に−+ 、CMI’b−g等の出力はH”
となるため、この境界を挟む=1ンパレータcnp+t
とCMPb−+の各出力の排他的論理和(エクスクル−
シブOr?)をとる回路[シ0[ンに−1からの出力の
みが“H”となり、他の排他的論理和回路EORkやE
ORk−z等からの出力は全て”1.” となる。これ
らの排他的論理和回路E OI? k、E ORk−+
、E ORk−Z等からの出力をエンコーダ52に送っ
てエンコードすることにより、nビットのAD変換出力
を得るようにしている。
次に量子化誤差の帰還のための構成について説明すると
、先ず、上記υl他的論理和回路EORk、EORk−
1、EORk−2等からの出力によってスイッチSWb
、5Wb−+ 、5Wk−z等をそれぞれオン、オフ
制御するごとにより、上記アナログ人力Viaより低く
てVlnに最も近い分電圧Vrk−1を選択してバッフ
ァ回路55に供給している。このバッファ回路55は、
分圧点の電圧に影響を与えないように、人力インピーダ
ンスの高いハイ・インピーダンス・バッファとなってい
る。このバソファ回路55からの出力を、減算器56に
送って、サンプル・ホールド回路S旧1からのアナログ
人力V inとの差をとり、サンプル・ホールド回路S
旧2を介して加算器57に送り、入力端子51からの次
のサンプルと加算している。
、先ず、上記υl他的論理和回路EORk、EORk−
1、EORk−2等からの出力によってスイッチSWb
、5Wb−+ 、5Wk−z等をそれぞれオン、オフ
制御するごとにより、上記アナログ人力Viaより低く
てVlnに最も近い分電圧Vrk−1を選択してバッフ
ァ回路55に供給している。このバッファ回路55は、
分圧点の電圧に影響を与えないように、人力インピーダ
ンスの高いハイ・インピーダンス・バッファとなってい
る。このバソファ回路55からの出力を、減算器56に
送って、サンプル・ホールド回路S旧1からのアナログ
人力V inとの差をとり、サンプル・ホールド回路S
旧2を介して加算器57に送り、入力端子51からの次
のサンプルと加算している。
このような、フラッシュAD変換方式では、高速変換の
特長を活かしてオーバー・サンプリングの上記m倍速の
mを大きくとることができ、S/Nを大幅に改善するこ
とができる。
特長を活かしてオーバー・サンプリングの上記m倍速の
mを大きくとることができ、S/Nを大幅に改善するこ
とができる。
H0発明の効果
本発明のAD変換回路によれば、量子化雑音を高域に集
中させることができ、オーバー・サンプリングやエンフ
ァシスと組み合わせることにより、通常のAD変換に比
べて雑音電力を大幅に低減でき、SN比の改善が図れる
。また、オーバー・サンプリングによって、AD変換前
のアナログLPFが低い次数ですむため、位相特性が良
くなり、部品点数、消費電力が低減される。
中させることができ、オーバー・サンプリングやエンフ
ァシスと組み合わせることにより、通常のAD変換に比
べて雑音電力を大幅に低減でき、SN比の改善が図れる
。また、オーバー・サンプリングによって、AD変換前
のアナログLPFが低い次数ですむため、位相特性が良
くなり、部品点数、消費電力が低減される。
第1図は本発明の一実施例を説明するための回路構成例
を示すブ11・7り図、第2図は本発明の基本構成を概
略的に示すブロック図、第3図は第1図の回路の動作を
説明するためのタイムチャート、第4図は本発明を逐次
比較方式のAD変換器に適用した例を示すブロック回路
図、第5図は第4図の各スイッチのオン、オフ動作を概
略的に示すタイムチャート、第6図は本発明をフラッシ
ュAD変換に適用した例を示ずブロック回路図、第7図
はオーバー・サンプリングによる雑音電力低減作用を説
明するためのグラフ、第8図はノイズ・シェイピングの
ための基本構成を示すブロック図、第9図はノイズ・シ
ェイピング時の雑音電力のスペクトルを示すグラフであ
る。 ■・・・アナログ入力端子 2・・・積分用コンデンサ 3・・・電流源 4・・・コンパレータ 5・・・カウンタ 11・・・加算器 10・・・AD変換器 12・・・ディジタル出力端子
を示すブ11・7り図、第2図は本発明の基本構成を概
略的に示すブロック図、第3図は第1図の回路の動作を
説明するためのタイムチャート、第4図は本発明を逐次
比較方式のAD変換器に適用した例を示すブロック回路
図、第5図は第4図の各スイッチのオン、オフ動作を概
略的に示すタイムチャート、第6図は本発明をフラッシ
ュAD変換に適用した例を示ずブロック回路図、第7図
はオーバー・サンプリングによる雑音電力低減作用を説
明するためのグラフ、第8図はノイズ・シェイピングの
ための基本構成を示すブロック図、第9図はノイズ・シ
ェイピング時の雑音電力のスペクトルを示すグラフであ
る。 ■・・・アナログ入力端子 2・・・積分用コンデンサ 3・・・電流源 4・・・コンパレータ 5・・・カウンタ 11・・・加算器 10・・・AD変換器 12・・・ディジタル出力端子
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 アナログ入力信号を一定周期でサンプリングして充電す
るコンデンサと、 このコンデンサの充電電圧に対して定電流による積分を
行うための電流源と、 このコンデンサの電圧を取り出して保持するためのサン
プル・ホールド回路とを有し、 上記積分電圧が所定の基準電圧に達した後、所定のクロ
ックに同期した時刻における上記コンデンサの電圧を上
記サンプル・ホールド回路にて保持し、次のサンプリン
グ周期の入力信号に上記サンプル・ホールド回路の出力
を加算するようにしたことを特徴とするAD変換回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15730286A JPS6313520A (ja) | 1986-07-04 | 1986-07-04 | Ad変換回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15730286A JPS6313520A (ja) | 1986-07-04 | 1986-07-04 | Ad変換回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6313520A true JPS6313520A (ja) | 1988-01-20 |
Family
ID=15646690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15730286A Pending JPS6313520A (ja) | 1986-07-04 | 1986-07-04 | Ad変換回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6313520A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0295017A (ja) * | 1988-09-30 | 1990-04-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 非線形量子化装置 |
JPH04207714A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-29 | Tokimec Inc | A/d変換処理装置およびその方法 |
JP2009515377A (ja) * | 2005-09-21 | 2009-04-09 | アール・ジェイ・エス・テクノロジー・インコーポレイテッド | 高分解能および広ダイナミックレンジ積分器 |
JP2011066619A (ja) * | 2009-09-16 | 2011-03-31 | Fujitsu Ltd | Ad変換器 |
JP2012074919A (ja) * | 2010-09-29 | 2012-04-12 | Handotai Rikougaku Kenkyu Center:Kk | Ad変換装置 |
JP2015211391A (ja) * | 2014-04-28 | 2015-11-24 | 旭化成エレクトロニクス株式会社 | Ad変換器及びad変換方法 |
-
1986
- 1986-07-04 JP JP15730286A patent/JPS6313520A/ja active Pending
Cited By (6)
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---|---|---|---|---|
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