JPS63135153A - 高圧流体噴射手術装置 - Google Patents

高圧流体噴射手術装置

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JPS63135153A
JPS63135153A JP61282898A JP28289886A JPS63135153A JP S63135153 A JPS63135153 A JP S63135153A JP 61282898 A JP61282898 A JP 61282898A JP 28289886 A JP28289886 A JP 28289886A JP S63135153 A JPS63135153 A JP S63135153A
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JP
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primary fluid
pressurizing
pressurizing means
liquid
secondary liquid
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JP61282898A
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杉野 芳宏
龍口 幹夫
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Sugino Machine Ltd
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Sugino Machine Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、医療用機器に係り、詳細には手術に用いるメ
ス等の切断手段のうち、特に流体の噴射によって切開、
切除、切断等を実施するための高圧液体噴射手術装置の
改良に関する。
[発明の背景技術とその問題点] 従来手術手段として使用されているものには鋼メス、電
気メス、超音波メス、レーザーメスが目的に応じて効果
的に使用されている。しかし各々の手段は次のような長
所、短所を有している。
すなわち、鋼メスは安価であり取り扱いが容易であるた
め多用されている反面、凡てのMmを区別無く切るため
操作に慎重を要し熟練を必要とする。従って不用意に血
管を切断して多量の出血を来す。
電気メスは比較的安価であり取り扱いが容易であるため
広く普及しており、切開や切断と同時に止血効果が得ら
れる反面、施術患部における熱損傷範囲が広く、また操
作時における火傷の危険性があり、装置的には電源部に
おける雑音の発生がある等の問題を有している。
超音波メスは価格的に高価であり普及度は低いが、血管
等の素状物を損傷せずに患部Mmを切除できる反面、操
作が複雑であるのと付帯設備である吸引システムにトラ
ブルが発生し易い欠点がある。
レーザーメスは高価であるが、非接触で施術ができると
共に、患部周囲に与える障害度が小さく、かつ止血効果
や組織蒸散効果等を有したすぐれた装置である反面、切
開や切除の深度制御が難しく、組織を選んで実施するこ
とができないため大出血を来す危険性がある。
前記各手術手段を改善するために、近年、限定された部
位に対して加圧流体ジェットを適用する方法が研究され
、臨床に供されている。このような技術は、例えばBr
1tish Journal of SurgeryV
ol、69等の先行文献により知見し得る。加圧流体ジ
ェットを使用する方法によれば、圧力と噴射量を適正な
範囲に調整することによ7て脈管系等の素状物を切るこ
となく周囲の組織と遊離する事が可能であるのみならず
、遊il1組織を噴射流体と共に施術部位から排除し得
るものである。その適用範囲は広く、10MPa等の高
圧を用いた切開、切断、IMPaあるいはそれ以下の低
圧を用いた剥離や柔軟部位における実質細胞と素状物と
の分離、及び1MPa以下の低圧を用いた洗浄等におい
て効果的に利用可能である。使用流体としては生理的食
塩水、アドレナリン溶液、その他生体反応のない流体が
使用され得る。更に液温を適宜調整することによフて前
記操作と同時に冷却または加温を施すことが可能である
など、広い用途と効果を有するものとして研究と実験が
進められている。しかし、加圧流体が噴射されて患部に
衝突した際に恩部組織の遊離したものと流体とが混合さ
れて加圧流体ジェットによって激しく撹拌作用を受けて
発泡し、適切な位置の認定を困難にしたり、泡の飛散が
周囲を汚損する等の障害が発生することがわかっている
このために、加圧流体噴射手段と、噴射流体吸引手段と
を一体に構成した手術手段が望まれていた。
このような要請に応える手術装置が既に提案されている
。例えば、特公昭61−24013号、実開昭61−9
7109号、実開昭60−1928908号その他の公
報で開示されている。
一方高圧液体発生装置について見れば、ノズルから噴射
された液体が直接人体の施術部位に接触するものである
ため、高圧液体発生装置からノズルに至る全ての接液部
は完全な滅菌状態を維持することが不可欠となる。配管
系やノズル装置は構造的に簡単でありまた形状的にも小
型であるので滅菌処理はさほど困難ではないが、高圧液
体発生装置は接液部の構造が複雑であることから滅菌処
理が極めて煩雑な作業を伴なっていた。すなわち、完全
な滅菌を達成するためには、接液部を分解した後滅菌処
理を施し再び組み立てるといった手順を経ており、朝み
立てる際にも常に滅菌に細心の注意を払いながら行わな
ければならず、取り扱いに熟練を要するものであった。
[発明の目的と概要コ 本発明では、上記した滅菌処理の煩わしさと複雑さを解
消し、最小限の部位に対する滅菌処理で済み、好ましく
は滅菌処理を必要としない高圧液体発生装置を提供する
ことを目的とするものである。
このような目的を達成するために本発明では次のような
構成をなしている。すなわち、高圧液体噴射手術装置で
あって、圧力調節可能な一次流体を収容する加圧容器と
、前記一次流体と二次液体とを隔離する弾性隔膜と、前
記二次液体を手術用ノズルに導くための配管手段と連通
ずる継手手段と、前記一次流体を加圧する加圧手段とを
備えて成るものである。
[実施例コ 以下において図示の好適な実施例に基づいて更に詳細に
説明する。
第1図は実施例の一つを示す縦断側面すであって、加圧
容器1内に一次流体2が充填されていて、該一次流体2
は、駆動手段31とピストン32とピストンロッド33
とで構成される加圧手段3によって加圧される。駆動手
段31は具体的には電動機や流体圧シリンダが効果的に
使用され得る。
駆動手段3によって一次流体2が加圧されると、パスカ
ルの原理によ)て弾性隔膜4を介して二次液体5が加圧
されて継手6から配管手段7を通してノズル装置8から
施術部に噴射される。使用中においてノズル装置8で液
体の噴射、停止が制御されるが、液体の噴射が停止され
ても加圧手段3の駆動手段31が常に一定の力でピスト
ン32を押圧するように、しかも該押圧力が調節可能に
構成されているため、装置内の一次流体2並びに二次液
体5の圧力は噴射時とほぼ同等程度に維持され得る。
二次液体5を最初に装備するか、あるいは使用中に交換
又は補充するとき、継手6から配管手段7を取外し、加
圧容器1の一部を構成する蓋体9を加圧容器1から分離
する。蓋体9と加圧容器1の結合手段として図示の実施
例ではネジを示したが、図示に限定されるものではなく
、種々の形態が使用可能で、例を挙げれば、ボルト止め
が一般的であろう、また、蓋体9と加圧容器lとが一部
分で蝶番て連結されていて開閉可能に構成され得る。
こうして加圧容器1から分離された蓋体9から継手手段
6を含む弾性間M4を取外し、替りの弾性間1114を
装着し、蓋体9を再び加圧容器1に装着して、配管手段
7を継手手段6に接続すれば完了する。一連の当該作業
において、二次液体5が外部の汚染された(と考えられ
る)環境と接することが皆無であるので、滅菌状態で封
入された二次液体5を滅菌状態を維持したまま使用に供
することが可能になる。必要に応じて蓋体9を含む加圧
容器1の上端部に排出弁12並びに貯留槽14に連通し
た一次流体供給弁13を設ければ弾性隔膜4の交換時に
加圧容器1内に取り込まれた空気を効果的に排出可能で
ある。
ピストン32の行程容積は、−回の施術に使用される二
次液体5の量に相当する容積程度が好ま 。
しい。すなわち、−回に使用する二次液体の量は500
〜2000CC程度であり、行程容積をこれに合致させ
ておけば、−回のピストン32動作で連続的に同一の圧
力で二次液体δを吐出し得る。
“ 加圧手段3の別の形態としては、第4図に示したよ
うに、ピストン320両側に一次流体2を配設し、ピス
トン32の往動と復動のいずれの動作においても一次流
体2を加圧するようにしておけば、連通管10を通して
連続的に二次液体5を加圧することができるものである
。更に別の例として第3図に示したように、ポンプPか
ら連続的に一次流体を所定圧力で供給するようにし、こ
れを連通管10を通して加圧容器1に導入して二次液体
5を加圧するようにすることも可能である。このとき、
ポンプPの余剰流体は圧力調節用リリーフ弁15から排
出され二次液体2が常に一定圧力を維持し得るように構
成可能である。
何れの場合においても、二次液体5は常に一次流体とは
弾性隔膜4によって隔離されていて、前記と同様、滅菌
状態を維持し得るものである。
[発明の効果コ 以上において詳細に述べた通り、本発明では、圧力調節
可能な一次流体を収容する加圧容器と、前記一次流体と
二次液1体とを隔離する弾性隔膜と、前記二次液体を手
術用ノズルに導くための配管手段と連通する継手手段と
、前記一次流体を加圧する加圧手段とを備えるように構
成することによって、一次流体と二次液体を完全に隔離
し、以て滅菌処理や二次液体の取り扱いを容易にしたも
ので、当該手術装置の普及と操作性の向上に寄与するこ
とによ)て、医療技術の発展と治療効果による患者の救
済に大きく貢献し得るあのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の好適な一実施例の縦断側面図を示した
もの、第2図乃至第4図はそれぞれ別の好適な実施例を
示した概略図である。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧力調節可能な一次流体を収容する加圧容器と、
    前記一次流体と二次液体とを隔離する弾性隔膜と、前記
    二次液体を手術用ノズル装置に導くための配管手段に連
    通する継手手段と、前記一次流体を加圧する加圧手段と
    を備えて成る高圧液体噴射手術装置。
  2. (2)弾性隔膜が継手手段に連通する開口部を備えた袋
    状部材である特許請求の範囲第1項に記載の装置。
  3. (3)二次液体が生理的食塩水である特許請求の範囲第
    1項に記載の装置。
  4. (4)弾性隔膜が生理的食塩水収容容器である特許請求
    の範囲第1項に記載の装置。
  5. (5)加圧手段が加圧力調節可能な電動機である特許請
    求の範囲第1項に記載の装置。
  6. (6)加圧手段が回転式ポンプである特許請求の範囲第
    1項に記載の装置。
  7. (7)加圧手段が往復動ポンプである特許請求の範囲第
    1項に記載の装置。
  8. (8)加圧手段が液体駆動の往復動ポンプである特許請
    求の範囲第1項に記載の装置。
  9. (9)加圧手段が気体駆動の往復動ポンプである特許請
    求の範囲第1項に記載の装置。
  10. (10)加圧手段が単動式往復動ポンプである特許請求
    の範囲第1項に記載の装置。
  11. (11)加圧手段が複動式往復動ポンプである特許請求
    の範囲第1項に記載の装置。
  12. (12)一次流体として水を使用する特許請求の範囲第
    1項に記載の装置。
  13. (13)一次流体として水以外の液体を使用する特許請
    求の範囲第1項に記載の装置。
  14. (14)一次流体として空気を包含する気体を使用する
    特許請求の範囲第1項に記載の装置。
  15. (15)一次流体を収容する加圧容器と、前記一次流体
    と二次液体とを隔離する弾性隔膜と、前記二次液体を手
    術用ノズル装置に導くための配管手段に連通する継手手
    段と、前記一次流体を加圧する加圧手段と、前記加圧妖
    姫に対して着脱乃至は開閉可能に係止された蓋体と、前
    記加圧容器と前記蓋体とで形成される一次流体収納領域
    の上端部に連通する排出弁と、前記一次流体収納領域へ
    一次流体を供給可能な手段とを備えて成る高圧液体噴射
    手術装置。
  16. (16)一次流体加圧手段と一次流体供給手段とが同一
    のポンプ装置で構成された特許請求の範囲第15項に記
    載の装置。
JP61282898A 1986-11-27 1986-11-27 高圧流体噴射手術装置 Granted JPS63135153A (ja)

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JP61282898A JPS63135153A (ja) 1986-11-27 1986-11-27 高圧流体噴射手術装置

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JPS63135153A true JPS63135153A (ja) 1988-06-07
JPH0553498B2 JPH0553498B2 (ja) 1993-08-10

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ID=17658533

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6399853A (ja) * 1986-10-16 1988-05-02 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡用手術装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6399853A (ja) * 1986-10-16 1988-05-02 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡用手術装置

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JPH0553498B2 (ja) 1993-08-10

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