JPS63135107A - 炊飯装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、一般家庭などで使用する炊飯装置に関するも
のである。

（従来の技術） 従来この種の炊飯装置は第４図に示すような構成であっ
た。同図において、装置本体３１内に鍋３２を収納し、
装置本体３１の上部を蓋体３３が装置本体３１の一側面
にヒンジ３４により枢支されている。蓋体３３には、鍋
３２から発生した蒸気を装置本体３１外に排出−せる蒸
気通過室３５が設けられており、蒸気出口穴３６から蒸
気は装置本体３１外に排出される構造になっていた。す
なわち、鍋３２内に米と水を入れ、加熱して炊飯を行な
うと、鍋３２内の水が沸騰し蒸気が発生する。この蒸気
は蒸気通過室３５を通り、蒸気出口穴３６から排出され
る。

また、蓋体３３の開閉時に滴下する露は、ヒンジ３４に
対向する装置本体３１上部に着脱自在に設けた露受け３
７内に収容される。

（発明が解決しようとする間層点） 上記、従来の構造のものは、排出される蒸気が高湿であ
るため、使用者が誤って蒸気に触れると火傷をする等の
危険性があり、安全性について問題があった。さらに、
蒸気は上方に吹き上げられるため、炊飯装置の上方に他
の物を置く二とができず、炊飯時には大きなスペースが
必要であり。

また、壁際に設置すると壁面に蒸気が結露し、壁面を痛
める等、設置場所の制約があり、使い勝手が悪い欠点が
あった。

本発明の目的は、従来の欠点を解消し、炊飯時に発生す
る蒸気は、吸気口から吸引された空気と混合され、蒸気
の一部は排気通路内で結露し、低温となって排気口から
排出され、結露水は装置本体上面の溝に集められ、貯水
されて、使用者が火傷をする心配もなく、使い勝手の良
い炊飯装置を提供することである。

（問題点を解決するための手段） 本発明の炊飯装置は、上面を開口した装置本体と、この
開口面を開閉自在に覆う蓋体と、この蓋体を装置本体の
一側に枢支するヒンジ部を備えるとともに、前記蓋体内
に両端が装置゛本体外に開口した排気通路と、この排気
通路内に送風装置を有し、装置本体の上面外周に溝と、
この溝に連通して露受けを装置本体前面に着脱自在に設
け、排気通路のヒンジ部方向の一部分を開口し、この開
口を前記溝に対向したものである。

（作　用） 上記構成により、炊飯時に発生する蒸気は、蓋体内の排
気通路に導かれ、送風装置により吸気口から吸引された
空気と混合され、蒸気の一部は排気通路内に結露し、残
りの蒸気は低温となり、排気口から排出される。結露水
は装置本体上面の溝に集められ、蓋体開閉時の露と一緒
に露受けに貯水される。

（実施例） 本発明の一実施例を第１図ないし第３図に基づいて説明
する。

第１図は本発明の炊飯装置の断面図、第２図は同一部切
欠き平面図であり、第３図は同斜視図である。同図にお
いて、１は上面を開口した装置本体、２は装置本体１上
面を形成する上枠、３は装置本体１内に設けられた発熱
体、４は鍋で１着脱自在に装着されている。５はスイッ
チ操作部、６は装置本体１の開口面を覆う蓋体、７は鍋
４の上面を覆う内蓋であり、蒸気を通す穴７ａを有し、
蓋体６に取付けられている。８はスイッチ操作部５と同
一面に設けた露受けであり、その上面に開口部９を有し
、着脱自在に装着されている。上枠２には、外周に設け
た溝ＩＯと、溝１０から露受け８の開口部９に連通する
ガイド孔Ａｌｌと、スイッチ操作部５と同一平面から奥
に切り込んだ凹部１２を有する。１３は蓋体６を装置本
体１の一側に枢支するヒンジ部、１４はヒンジ部１３の
反対側に設けたフック部である。１５は蓋体６内に設け
られた排気通路で、一端は蓋体６のスイッチ操作部５と
同一面に排気口１６として開口し、他端は上枠２に設け
た凹部１２に吸気口１７として開口している。１８は排
気通路１５内の吸気口１７側に設けた送風手段である。

１９は鍋４内で発生した蒸気を排気通路１５に導く蒸気
ガイドで、送風手段１８と排気口１６の間に設けられ、
拡散板２０により蒸気が拡散される。　２１は排気通路
１５と上枠２に設けた溝１０に連通するガイド孔Ｂ２１
であり、ヒンジ部１３側に設けである。２２は鍋４の底
の温度を検知する鍋温度センサーであり、２３は断熱材
である。２４は蓋体６に設けたパツキンで、蓋体６を閉
じたとき、鍋４の外周に圧接することにより、蒸気漏れ
を防止する。

鍋４内に米と水を入れ、スイッチ操作部５を操作しスイ
ッチを入れる。すると１発熱体３に給電されるとともに
送風手段１８が動作する。送風手段１８は吸気口１７が
ら空気を吸入し、排気口１６に排気する気流の流れを発
生する。この間に１発熱体３により加熱された鍋４内の
水は蒸気となり、内蓋７の穴７ａを通り、さらに、蒸気
ガイド１９により排気通路１５内に導かれる。ここで拡
散板２０により拡散された蒸気は、送風手段１８による
気流に混合されて、排気口１６から排出される。

炊飯が進行し、鍋４内の水分が蒸発すると、鍋４の底の
温度が上昇し、この温度を鍋温度センサー２２が検知し
、所定の温度になると発熱体３への給電を停止する。送
風手段１８は、余熱による蒸気を排気するために、炊飯
終了後一定時間経過すると、自動的に停止する。

炊飯終了後、フック部１４を解除し、上枠２の凹部１２
に手を入れ、蓋体６を持ち上げることにより、装置本体
１の上面が開口し、給仕することができる。このとき、
内蓋７および蓋体６の内面に結露した水滴は、溝１０に
滴下し、また、排気通路１５内に結露した水滴は、ガイ
ド孔Ｂ２１を通って溝１０に滴下する。こうして溝１０
に集められた露は、ガイド孔Ａｌｌより露受け８に捕集
される。露受け８は手前に引出すことにより、容易に着
脱できる構成であり、捕集された露は使用者により捨て
ることができる。

（発明の効果） 本発明によれば、炊飯装置の蓋体内に設けた排気通路と
送風装置により、炊飯中に発生する蒸気を空気と混合し
、温度の低い湿った空気として、炊飯装置体外へ分散し
て排気することができ、排気口付近に使用者が誤って触
れても火傷することなく、また、蒸気を前方に排気する
ことにより、炊飯装置の上部空間を有効に使用すること
ができるとともに、分散して湿った空気として排気する
ことにより、炊飯装置近傍の壁面等への結露も防ぐこと
ができる。また、排気通路内で結露した露は溝に集めら
れ、蓋体の開閉時の蓋体の裏面から滴下し、溝の集めら
れた露と一緒に露受けに捕集されるため、露受けが共用
化される等、実用上の効果は極めて大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における炊飯装置の断面図、
第２図は同一部切欠き平面図、第３図は同斜視図、第４
図は従来の炊飯装置の一部切欠き側面図である。 １・・・装置本体、　２・・・上枠、　３・・・発熱体
、４・・・鍋、　５・・・スイッチ操作部、　６・・・
蓋体、　７・・・内蓋、７ａ・・・内蓋の穴、　８・・
・露受け、　９・・・開口部、　１０・・・溝、　　１
１・・・ガイド孔Ａ、　１２・・・凹部、　１３・・・
ヒンジ部。 １４・・・フック部、　１５・・・排気通路、　１６・
・・排気口、　１７・・・吸気口、　１８・・・送風手
段、１９・・・蒸気ガイド、　２０・・・拡散板、　２
１・・・ガイド孔Ｂ、　２２・・・鍋温度センサー、　
２３・・・断熱材、　２４・・・パツキン。 １、−Ｎ、１１本４　２−９上Ｎ　　　３−、−宛＃、
体　４−錯５、−大イー、−１イ’ＦｆｉＳ　　　６．
−［Ｉ　　　Ｌ、、、内１８−２　露　受１す　　　　
　９−１ｍ口苦ｐ　　　　１〇−４４＋１．、、Ｗイド
遺、Ａ　　　１２−、　Ｃ！ＪＩ５　　１３　、、、　
ヒ’／ゾ邪＋５．．１ｕｆＬＡＪ＆　　　＋７．、、Ｉ
ｌ気ｏ　　　＋ｓ−ｘ凪手段＋９−、五灸乃′イド　　
２０、−、拡散板　　２＋＝＊ストＪＬＢ２２−２会角
　シｌハ【　セソす−２３−６瀝り１９才　　　　　２
４．−パ・Ｉキ　゛）第２図 ６−蓋体 １５−おＰ腿賂 １６−オヲト少し口 １７−９〇反九口 １８−法風手殿 １９−魚九乃°イド ２ｏ−１鉱縣 第３図 ７日−蒸気し通す六 １４−フ・ツク邪 第４図 スス

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 上面を開口した装置本体と、前記開口面を開閉自在に覆
   う蓋体と、前記蓋体を装置本体の一側に枢支するヒンジ
   部を備えるとともに、前記蓋体内に両端が装置本体外に
   開口した排気通路と、前記排気通路内に送風装置を有し
   、前記装置本体の上面外周に溝と、溝に連通して露受け
   を、前記装置本体の前面に着脱自在に設け、前記排気通
   路のヒンジ部方面の一部分を開口し、前記開口を溝に対
   向したことを特徴とする炊飯装置。