JPS59174116A - 炊飯装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は炊飯器を収納した状態で炊飯、保温を行なうよ
うにした炊飯装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点 近年、台所における調理機器や食器の種類や量が増加し
、それらをうまく収納し、空間の有効利用に関する要望
が高まっておシ、調理台への調理機器のビルトイン化が
はかられつつある。しかし炊飯器に関しては、炊飯時に
蒸気が発生するために蒸気の結露や湿気や温度等の問題
があり、炊飯装置としては不十分であった。

以下、図面を参照しながら、上述したような従来の炊飯
装置について説明を行なう。

第１図は従来の炊飯装置の側断面を示すものである。第
１図において、１は炊飯装置の本体であり、炊飯器収納
庫６を有し、加熱装置２および炊飯鍋を収納している。

前記炊飯鍋３は上面を覆うふだ４を有している。前記炊
飯器収納庫６の前面には開閉扉６が設けられ、この開閉
扉６の下方には排気ロア、上方には排気口８が設けられ
ている。

炊飯器収納庫らの背面上方には排気口９が設けられ、本
体１の背面には排気通路１０が設けられ、この排気通路
１０の上方に排気口１１が設けられている。

以上のように構成された炊飯装置について以下その動作
について説明する。炊飯鍋３内に米と水を入れ、加熱装
置２により炊飯鍋を加熱し炊飯を行なうと、ふた４と炊
飯鍋３の間隙から蒸気が炊飯器収納庫６内に出てくる。

さらに炊飯器収納庫６内に充満した蒸気は、排気口８お
よび排気口９から排出される。排気口９がら排出された
蒸気は排気通路１Ｑを通シ、排気口１１から本体１の外
部に排出される。

しかしながら上記のような構成では、高温、高湿の蒸気
が室内に排出されるので、室内に多量の水分が湿気とし
てこもり、さらに壁等で結露するという大変使い勝手が
悪いものであった。

また排気される蒸気は高温であり、使用者が誤って触れ
ると火傷等の危険性があり、安全性についても問題があ
った。さらに、炊飯器収納庫の内壁、および開閉扉内壁
で蒸気が結路し水滴が付着し、腐食しやすいという欠点
があった。

発明の目的 本発明の炊飯装置は、上記従来の問題を解消したもので
あり、炊飯中に発生する凝縮性の高い蒸気を低温、低湿
の空気として室内に排出することのできる炊飯装置を提
供するものである。

発明の構成 前記目的を達成するだめ本発明は仕切り板により排気通
路を空気通路と蒸気通路に分割し、この両通路を排気口
の手前側で合流させ空気通路には送風手段を設け、空気
を流通させ、また、蒸気通路には蒸気流入孔を設け、炊
飯器の蒸気孔と蒸気流入孔を連通させた炊飯装置の構成
としたものである。この構成によって空気通路を流れる
空気により蒸気通路を流れる蒸気は冷却、凝縮された後
、仕切り板終端で両者が合流し、低温、低湿の空気とし
て排出されるものである。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例を第２図〜第６図を参照して説
明する。図において、２ｏは炊飯装置の装置本体であり
、炊飯器２１を収納できるようになっている。前記炊飯
器２１は電源プラグ２２゜脚２３を有し、上蓋には蒸気
孔２４を有している。

装置本体２０は炊飯器２１を着脱自在に収納する引き出
し部２６を有し、その底面には炊飯器２１の位置決めを
行なう炊飯器２１の脚２３がかん合する溝２６が設けで
ある。また−引き出し部２５にハコンセント２７が設け
られ、このコンセント２７は電源コード２８により交流
電源（図示せずンに接続されている。前記炊飯器２１に
は炊飯時に点灯する第１の炊飯ランプ２９と、保温時に
点灯する第１の保温ランプ３ｏが設けである。一方、装
置本体２ｏの前部には第２の炊飯ランプ３１および第２
の保温ランプ３２が設けられておシ、第１の炊飯ランプ
２９と第１の保温ランプ３ｏに対向する位置に設けた炊
飯検知センサー３３．保温検知センサー３４の信号によ
り前記第２の炊飯ランプ３１および第２の保温ランプ３
２は炊飯状態を外部に表示する。装置本体２ｏの収納庫
内で、炊飯器２１の上部には両端に吸気口３８と排気口
３６をもつ排気通路３６が設けてあり、その排気口３６
は表示板３７部に開口している。そして排気通路３５の
吸気口３８側近くには送風手段としてのファン３９を備
えたファンモータ４０が配設されている。前記排気通路
３６内には空気通路人と蒸気通路Ｂに分割する仕切シ板
４１が設けられ、その終端と排気口３６の間には、空気
通路人と蒸気通路Ｂが合流する混合室Ｃが設けられてい
る。前記蒸気通路Ｂには蒸気流入孔４２が設けられ、柔
軟な材料により形成された蒸気ガイド４３を有し、この
蒸気ガイド４３は炊飯器２１の蒸気孔２４と前記流入孔
４２を連結しており、炊飯中に発生する蒸気を蒸気ガイ
ド４３内の空間りを通じて蒸気通路Ｂに導びくようにな
っている。蒸気通路Ｂの下方には凝縮水受け４４が設け
てあり、この凝縮水受け４４は排水孔４５を有し、排水
孔４３下方につゆ受け４６を着脱自在に設けている。

以上のように構成された炊飯装置について、以下その動
作について説明する。まず、炊飯器２１を引き出し部２
６に搭載する。このとき、脚２３が溝２６にかん合し、
炊飯器２１は所定の位置に設置される。次に電源プラグ
２２をコンセント２７に接続し、引き出し部２６を閉じ
、炊飯器２１を装置本体１内に収納する。このとき、第
１の炊飯ランプ２９．Ｘ：炊飯検知センサー３３および
第１の保温ランプ３０と保温検知センサー３４は互い妊
対向し、また炊飯器２１の蒸気孔２４は、蒸気ガイド４
３に当接する。

炊飯器２１が炊飯状態にあると、第１の炊飯ランプ２９
が点灯し、この光を炊飯検知センサー３３が感知して、
第２の炊飯ランプ３１を点灯するとともに、ファンモー
フ４０を動作する。送風された空気は、空気通路Ａおよ
び混合室Ｃを流れ、排気口３６より外部に排出される。

また、炊飯器２１の蒸気孔２４よシ排出される蒸気は、
蒸気ガイド４３内の空間りを通シ、蒸気流入孔４２から
蒸気通路人に流入される。このとき、仕切り板４１によ
シ蒸気が蒸気流入孔４２に逆流することを防ぐことがで
き、スムーズに蒸気を流すことができる。また、仕切シ
板４１は熱伝導率の高い材料によ多形成されているので
、蒸気通路Ｂを流れる蒸気と空気通路人を流れる空気の
間で熱交換が行なわれ、蒸気は蒸気通路Ｂで冷却され凝
縮する。凝縮水は、結露水受け４４に設けた排水孔４６
からつゆ受け４６に貯水される。蒸気通路Ｂから混合室
Ｃに流入した蒸気はさらに空気通路人を流れる空気と混
合し、さらに温度、湿度が低減され、排気口３６から排
出される。

次に炊飯が終了し保温状態になると、蒸気発生量が低下
、減少する。そして第１の保温ランプ３０が点灯し、こ
の光を保温検知センサー３４が感知して、第２の保温ラ
ンプ３２を点灯するとともにファンモーフ４０の動作を
停止する。

発明の効果 以上の実施例の説明よシ明らかなように本発明によれば
、排気通路を仕切シ板によシ、送風手段により空気が流
れる空気通路と、蒸気が流れる蒸気通路に分割し、さら
に仕切り板と排気口の間に空気と蒸気が混合する混合室
を設けることにより、非凝縮性の空気が混入しない凝縮
性の高い蒸気を蒸気通路内で凝縮し、次に凝縮後の高温
蒸気を空気と混合して低温にし外部に排出するので、多
量の水分が室内にこもり、さらに壁等で結露することも
なく、排気される蒸気は低温であるので、使用者が誤っ
て触れても火傷等の危険性もなく、安全に使用すること
ができる。また、装置本体内で蒸気が結露することもな
いので、装置の腐食を防止することができる。なお、仕
切シ板をアルミフィン等の放熱性の高い材料により形成
すれば、さらに効果をあげることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の炊飯装置の側断面図、第２図は本発明の
一実施例における炊飯装置の引き出し部間時の斜視図、
第３図は炊飯器収納状態の一部切欠き正面図、第４図は
その側断面図、第５図は要部の断面斜視図である。 ２１・・・・・・炊飯器、２４・・・・・・蒸気孔、３
６・・・・・・排気通路、３６・・・・・・排気口、４
０・・・・・ファンモー久４１・・・・・・仕切シ板、
４２・・・・・・蒸気流入孔、４３・・・・・・蒸気ガ
イド、入・・・・・・空気通路、Ｂ・・・・・・蒸気通
路、Ｃ・・・・・混合室。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 ３７ 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 本体外面に開口した排気口を備えた排気通路と送風手段
   よりなり、前記排気通路を仕切如板により蒸気通路と空
   気通路に分割し、かつ仕切り板の排気口側終端と排気口
   の間に空気通路と蒸気通路が合流する混合室を設け、か
   つ、蒸気通路にのぞませて蒸気流入孔を設け、前記蒸気
   流入孔と炊飯器の蒸気孔を連通させてなる炊飯装置。