JPS63134887A - 密閉型スクロ−ル圧縮機の軸受装置 - Google Patents

密閉型スクロ−ル圧縮機の軸受装置

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JPS63134887A
JPS63134887A JP28109186A JP28109186A JPS63134887A JP S63134887 A JPS63134887 A JP S63134887A JP 28109186 A JP28109186 A JP 28109186A JP 28109186 A JP28109186 A JP 28109186A JP S63134887 A JPS63134887 A JP S63134887A
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JP
Japan
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bearing
crankshaft
oil
scroll
orbiting scroll
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Application number
JP28109186A
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English (en)
Inventor
Kazuo Sakurai
和夫 櫻井
Takahiro Tamura
田村 貴寛
Naoshi Uchikawa
内川 直志
Hiroaki Kuno
久野 裕章
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は密閉型スクロール圧縮機の軸受装置に関する。
[従来の技術] 密閉型スクロール圧縮機は密閉ハウジング内で固定スク
ロールに対してこれにかみ合う旋回スクロールをクラン
ク軸によって見掛上自転しないように旋回させ、両スク
ロールによシ形成される密閉空間内の流体にポング作用
をさせるものである。
この棟の密閉型スクロール圧縮機において、クランク軸
は旋回スクロールに係合するクランク部とフレームに支
承される帽部とで構成されている。
このクランク軸の支持構造は大略的にころがり軸受形式
のものと、すべり軸受形式のものとがある。
前者のころがシ掘受形式の例は、4?開昭61−480
1号公報に口承されておシ、旋回スクロールに設は九す
ペシ軸受にクランク軸のクランク部を係合し、密閉ハウ
ジング内の架構(フレーム)に設けた2個のころがυ軸
受によってクランク軸の軸部を支承する構造となってい
る。また後者のすベシ軸受形式の例は、特開昭57−7
6201号公報に開示されておυ、旋回スクロールに設
けた第1のすベシ軸受に、クランク軸のクランク部を係
合し、フレームに設けた第2のすベシ軸受および第3の
すベシ軸受によってクランク軸の軸部を支承する構造と
なっている。
[発明がm決しようとする問題点] ころがり軸受支持形式においては、ころがシ軸受は正常
な条件で使用されても、軌道輪や転動体の転がシ面が繰
返し圧縮応力を受け、材料の疲れによって突然急に転が
9面にフレーキング(うろこ状の剥離)が発生し使用に
耐えなくなる。すなわち期用中に急に寿命が来るという
点に問題があった。
すベシ軸受支持形式に2いては、固定および旋[aMス
クロールによシ形成される密閉空間内の流体圧力の作用
により、クランク軸は第2および第3のすベシ軸受との
間に存在するすき間のdn内で傾き、それぞれの軸受に
強く押し付けられる。
このため、クランク軸は各すべり軸受の端部で片当υを
生じて軸受損失が増加すると共に、この部分での油膜反
力が十分に得られず、各軸受の・摩耗および焼付きを生
じることがあった。また、このような片当り現象により
、すべり軸受とクランク軸との間の軸受すきまは楔状の
断面形状を呈°するため、密閉型のスクロール圧縮機に
おいては潤滑油中に混在している冷媒ガスが、前記楔状
の軸受すきま内に滞溜して、この軸受すきま部の@滑油
の粘性を低下させ、前述と同様に各軸受の摩耗および焼
付きを起すことがあった。
本発明は上述の従来の問題点に鑑みてなされたもので、
クランク袖支承部の軸受を寿命が急に来ないすベシ軸受
とし、またクランク軸の軸受への片当シによって生じる
軸受損失の増加および軸受の摩耗、焼付きを防止するこ
とが出来る密閉型スクロール圧縮機の軸受装置を提供す
ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段」 上記目的は、密閉型スクロール圧縮機において、クラン
ク軸の軸部のうち、少くとも、旋回スクロールと係合す
るクランク部に近い方の部分を支承する軸受を、周方向
に分割された円弧軸受面をなす複数個の揺動可能な・や
ラドを備えたすベシ輔受とすることによって達成される
[作用] 上記揺動可能なパッドを備えたすべり軸受によれば、該
軸受の中心からクランク軸の軸部の中心がずれると、そ
のパッドの円弧軸受面における油膜の圧力分布が偏るた
めパッドが揺動して油膜の圧力分布を対称的分布とする
ので、パッドはクランク軸の軸部の中心に向う押返し力
を発揮し、その結果、クランク軸の創部の中心が該すペ
シ軸受の中心にあるように保たれ、これにより、クラン
ク軸は傾くことが抑制され、軸受の片当りが防止される
「実施例」 第1図は、本発明の軸受装置の一例を備えた密閉型スク
ロール圧縮機を示すもので、第1図において、1は内部
にチャフ21人を形成するハウジング、2は固定スクロ
ール、3は旋回スクロールである。固定スクロール2と
旋回スクロール3とは夫々円板状の鏡板4,5とこれに
一体的に直立して形成したりず巻状のラップ6.7とを
備え、これらのう、グ6,7を互に内側に向けてかみ合
されている。旋回スクロール3にはその下面側にすべり
軸受8が装着されている。このすべり軸受8にはクラン
ク軸9の軸部9aの中心に対して偏心しているクランク
部9bが係合している。クランク軸9の軸部9aの上部
はハウジング1に取付けられたフレーム10に装着した
後述の複数個の分割円弧軸受からなるすベシ軸受11に
よって、また下部はフレーム10に装着したすベシ軸受
12によって支持されている。
クランク軸9は電動機13によって回転される。
このクランクtlll19の回転により、旋回スクロー
ル3はオルダムリング14とオルダムキー15とによっ
て自転が阻止されながら固定スクロール2に対して旋回
運動をする。この運動によシ、吸入・!イf16から吸
入した冷媒ガスは旋回スクロール3と固定スクロール2
との間の密閉空間で圧縮され、吐出口17からチャンバ
IA内に放出され、図中矢印の経路を通って吐出パイプ
18から吐出される。両スクロール2,3によシ閉じ込
められた流体の圧縮作用に起因する、旋回スクロール3
、すベシ軸受8およびクランク軸9のクランク部9bを
通してクランク軸の軸部9aに作用する荷重は、@記の
すペシ軸受11およびすベシ軸受12によって受は止め
られる。
クランク軸9内にはその上部に行くに従い軸部9aの中
心に対して偏心量が大きくなる偏心給油路19と帽部9
aの中心に対して偏心した給油路19Aが設けられてい
る。この偏心給油路19゜19Aはクランク軸9の回転
によシチャンパIA底部の油を遠心ポンプ作用により吸
い上げて各軸受8tllt12に供給する。
各軸受8 、11 ’# 12への給油構造を第2図に
ついて説明する。この図において、旋回スクロール3の
すベシ軸受8への給油は次のように行われる。すなわち
、偏心給油路19の遠心ポンプ作用によってチャンバI
Aの底部の油を吸い上げてクランク@9のクランク部9
b上端とすベシ軸受8と旋回スクロール3とによって画
成された油室20に導くと共に、偏心給油路19に連通
ずる給油孔21Aを通してクランク軸9のクランク部9
bの外周面に軸方向に設けた給油溝21に送る。この油
は油室20に導かれた油と共にすベシ軸受8とクランク
部9bのすきまを通夛旋回スクロール3のすペシ軸受8
とクランク部9bとを潤滑する。
すベシ軸受8を潤滑した油はクランク軸9のクランク部
9bとバランスウェイト22との接続部に設けた環状溝
23を通ってすベシ軸受8の下部に一体に成形したスラ
スト軸受24を潤滑したのち、フレーム10と旋回スク
ロール3とで画成される中間室25に排出される。
クランク軸9の軸部9aを支持するすべυ軸受11への
給油は、前記すペシ軸受11の下端とすベシ軸受12の
上端との中間位置に設けた給油部から行なう。すなわち
フレーム10に装着し九プ、シュ26の下部に円環状溝
27を設け、偏心給油路19によって吸い上げた油を、
偏心給油路19に通じる給油孔28を通して該円環状溝
27に導き、ブツシュ26と軸部91とのすきまに通す
。また軸部91の外周面において、上端がプツシ、26
の上端よシ上方までのびる軸方向給油溝29を設け、偏
心給油路19によって吸い上げた油を、偏心給油路19
に通じる給油孔30を通して、該軸方向給油溝29に導
く。円環状溝27に供給された油はチャンバ下方の冷媒
がすベシ軸受11側へ侵入することを防止するシール機
能を果たしている。このすべり軸受11を潤滑した油は
中間室25に排出される。ブツシュ26に供給された油
の一部はブツシュ26の下端から軸部9a、フレーム1
0、ブツシュ26およびすベシ軸受12によって画成さ
れる排油室31に排出されたのち、フレーム10に設け
た排油孔32を通してチャンノtIA内に排出される。
前述した中間室25に排出された油は旋回スクロール3
に設けられた細孔33を通って両スクロール2.3のか
み合い部に排出される。細孔33のため、中間室25は
吐出圧力と吸入圧力との中間の圧力となる。したがって
、すベシ軸受11と旋回スクロール3のすベシ軸受8へ
の給油は吐出圧力と中間圧力とによる差圧と、偏心給油
路19の遠心ポンプ作用とによって行なわれる。
クランク軸9の軸部9aを支持する下側のすべり軸受1
2への給油は、偏心給油路19Aによって吸い上げた油
を、偏心給油路19Aに通ずる給油孔34およびこれに
通じ且つ軸部9aの外周面において軸方向に設けた給油
溝35に供給することによって行なわれる。このすベシ
軸受12を潤滑した油はすべCm受12の上端から排油
室31、排油孔32を通ってチャンバIAに排出される
と共にすベシ軸受12の下端からチャンバIAに排出さ
れる。
前述した軸方向の給油溝21.29.35および給油孔
30.34はクランク軸9の半径方向に作用する流体圧
力の荷重に対してずれた位置に設けられている。
クランクa9を電動機13によシ回転させると、旋回ス
クロール3は固定スクロール2に付して旋回運動を行な
い、吸入ノ4?イブ16から吸入した冷媒ガスを内部で
圧縮し、吐出バイア’18から吐出する。このような圧
縮行程中において、両スクロール2.3によシ形成され
る密閉空間内の流体の圧力による荷重Pが第2図に示す
ように旋回スクロール3、すへl)軸受8を通してクラ
ンクシャフト9のクランク部9bに作用する。このため
、クランク軸9はすベク軸受11とすベシ軸受12内で
傾こうとする。この結果、すペシ軸受11には荷重F3
が作用し、またすベシ軸受12には荷重F4が作用する
。荷重の作用点を各軸受の中間点とし、荷重Pと荷重F
3の作用点間の距離をt3、荷重F1と荷重F4との作
用点間の距離t4とすると、荷重F3 、F4は次式で
表わされる。
F’3− (1+−4i) p t4      ・・・・・・・・・ (1)F4−ノ
1P t4        °−°°゛°−°(2)上式から
明らかなように、クランク@9の軸部9Aの上部を支持
するすべり軸受11に作用する荷重が最も大きい。
本発明実施例は、この軸受11に以下に述べるような分
割・マッドを用いるすベシ軸受を用いるものである。
第3図(、)はすベシ軸受11の一部断面図とした側面
図、同図(b)はA−A面で見た一部断面図とした平面
図である。すペシ軸受11は周方向に分割された円弧軸
受面をなす複数個のノ々ツド1iarノ母ツド11&を
収納するリング状のがディllb、ボディllbにネジ
11・で締着されたリング状のサイドカバー116./
母、ドをボディllbに支持するための止めネジ11d
1すベシ軸受11の回シ止め用としてボディllbから
突出したビンllfから成る。パッドl1mはボディl
lbおよびサイドカバーlieで形成された空間内に止
めネジ11dにより装着されている。
ノ々、ド11&の外径r2の中心O′はノ(ラドlla
の内径r!の中心Oよシも外方にあるので、・やラドl
1mの両側にはボディllbに対して夫々隙間δがある
。またがディIJbにネジ込まれたパッド止めネジli
dはパッドl1mに緩く係合している。これによジノマ
ッドllaは図の矢印Bの如く止めネジlidとの係合
部を支点として揺動することができるようになっている
なお、すベシ軸受11をフレーム10へ装置した場合の
回シ止めとしては、前述のピンllf。
代シにフレーム101Cがディllbを圧入するか又は
接着剤等によシ固定してもよい。
今、第4図の如く、すベシ軸受11の中心01からクラ
ンク軸9Aの中心O!がずれた場合を考えるに、クラン
ク軸とパッドl1mの隙間は一様でなく、例えばパッド
■に注目してみると、第5図に示すように、左右の隙間
hl、hl’はhx<ht’となっている。従って、こ
の)や、ドとクランク軸との隙間に形成される油膜の圧
力分布は第5図点線で示すように隙間hx側の方が高く
なるように偏って分布する。このため、パッド■は矢印
のように支点b′を中心としてクランク軸とパッドの隙
間が一様になるように揺動する。この結果、パッド面の
油膜の圧力は第6図の実線で示す如く、支点b′および
クランク軸の中心01に対して対称になるように分布す
る。他のパッド11&についても同様である。この結果
、各パッド面の油膜がクランク軸に及ぼす力はクランク
軸の中心03に向くようになる。而して、クランク軸と
ノ母ツドとの隙間が小さい程、ノ臂、ド面の油膜圧力、
従り°て、それがクランク軸を押す力は大きい。よって
、第4図から明らかなように、ノ4.ドがクランク軸を
押し返す力は、クランク軸との隙間の最も小さいパッド
■のそれが最も大きく、クランク軸との隙間の最も大き
い■、■のそれが最も小さく、パッド■、■のそれはそ
の中間の大きさである。それ故にこれらの押返し力のベ
クトル和はクランク軸の中心01をすべり軸受11の中
心O1に向わせる方向に向く。これによシ、クランク軸
の中心はすベシ軸受11の中心と#ミぼ一致するように
保たれ、クランク軸の傾き、軸受の焼付を防ぐことがで
きる。クランク軸の中心02がすベシ軸受の中心01か
ら他の方向にずれた場合にも、そのずれを無くす方向に
押返し力が働くことは上記と同様である。
従来における旋回スクロールのすベシ軸受に作用する結
合圧力作用点とクランク部の上軸受への荷重作用点との
距離(前記t3に相当する距離)をt!とし、前記クラ
ンク部の上軸受への荷重作用点と下軸受への荷重作用点
との距離(前記t4に相当する距離)をt!とすると、
本発明実施例のすベシ軸受11の軸受幅は従来の上側の
すベシ軸受よシ小さくすることができるので、tS<Z
l。
例ではすベシ軸受11に作用する荷重F3とナベυ軸受
12に作用する荷重F4は小さくなる。この結果、軸受
損失を小さくすることができる。また、本発明実施例の
すべ)軸受11の軸受すきまは、従来のクランク軸の軸
部における上側のすベシ軸受と軸部とのすきまより小さ
くすることができ、クランク軸の傾きを小さくすること
ができる結果、すベシ軸受8,12の片当シによる軸受
損失を小さくすることができる。さらに、すベシ軸受1
1への給油部がスクロールで発生する流体圧力によって
傾動する軸部9aの傾動中心部に配置されているので、
プツシ、26と軸部9aとの間で摩耗が発生しない。ま
たクランク軸9の傾きが小さく、すべり軸受8の片当シ
が小さくなるので、片当シによるすベシ軸受8の摩耗を
小さくするこ・とができる。このため、すベシ軸受11
、すベシ軸受8から排出される油量が一定に保たれ、時
間の経過とともに排油量が増大し、バランスウエート1
0の攪拌損失が増大し、中間圧の増大による固定スクロ
ール2への旋回スクロール3の押付力が増大し、鏡板4
,5の摺動損失が増大することがない。チャンバIAの
底部の油には吐出ガス圧力により冷媒が溶は込んでおシ
、また油温は吐出ガス温度とほぼ等しい。ブツシュ26
に供給された油は上方に行くに従い圧力が低下し中間圧
となるが、このとき油中の冷媒がガスとなって析出し、
潤滑油の油温か低下するとともに油中に溶は込んだ冷媒
の濃度が低下するため、すべり軸受11に給油される油
の粘度は高くなシ、このため、すベシ軸受11の油膜厚
さが大きくなシ、3つの軸受8ellt12の中で最も
大きな荷重が作用するすペシ軸受11の摩耗を小さくす
ることができる。
また、すべり軸受12に作用する荷重は3つの軸受8.
11.12の中で最も小さく摩耗も小さいので、クラン
ク軸9の傾きが時間の経過とともに大きくなるのを防止
することができる。また全て、すベシ軸受であることか
ら、ころがシ軸受のように急に寿命が来ることはない。
第7図は本発明の装置の他の実施例を示すもので、この
図において第1図および第2図と同符号のものは同一部
分である。この実施例は圧縮機の容量が大きくなシ旋回
スクロール3のすベシ軸受8に作用する荷重Pが大きく
、すベシ軸受8の摩耗によシ油量の増大の危険がある場
合に有効である。この実施例はクランク部9bと係合す
る旋回スクロール3の軸受にも前記すベシ軸受11と同
一構造のすペシ軸受36を装着したものである。
この軸受36への給油は偏心給油路19で行なわれる。
第2図および第7図に示す実施例においては、円環状溝
27をブツシュ26に設けたが、軸部9aに設けてもよ
い。
また以上の実施例は、チャンバ内が高圧であシ、フレー
ム10と旋回スクロール3との間に吐出圧力と吸入圧力
との中間の圧力を有する中間圧室25を備えた密閉壓ス
クロール圧縮機とし、給油方式としてはクランク軸に設
けた偏心給油路による遠心ポンプ作用とチャンバ内の吐
出圧力と中間圧力とによる差圧給油を用いるものとして
説明したが、この他に、チャンバ内が低圧(吸入圧力)
のスクロール圧縮機の場合等にも、本構造の軸受装置は
適用可能である。この場合の給油は、クランク軸の偏心
給油路による遠心ポンプ作用とする。
[発明あ効果」 以上述べたように、本発明によれば、軸受はすペシ軸受
であるので、ころがシ軸受のように急に寿命が未ること
が避けられると共に、軸受荷重と軸受の片当シを減少さ
せることができ、またこのことによシ、旋回スクロール
部の軸受の摩耗を小さくでき、さらにすベシ軸受の給油
部を摩耗発生の少々い位置に設けることができるので、
常に軸受およびスクロールの鏡板部等の損失を小さくす
る効果があると共に軸受の摩耗、焼付きを防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の軸受装置の一例を備えた密閉型スクロ
ール圧縮機の縦断面図、第2図は第1図中のクランク軸
まわ勺の構成を示した拡大縦断面図、第3図(a) v
 (b)は本発明のすペシ軸受の一部断面とした側面図
およびh−Ayで見た一部断面とした平面図、第4図、
第5図、第6図は上記すペシ軸受の作用を説明するため
の図、第7図は本発明の軸受の一例を備えたスクロール
圧縮機のクランク軸まわシの構成を示し九拡大縦断面図
である。 1・・・ハウシング、   IA・・・チャンバ、21
H+固定スクロール、3…昶回スクロール、8・0.す
−17軸受、   9・・・クランクシャフト、10・
・・フレーム、   11・・・すべ!り46受、12
・・・すベカ軸受、   13・・・電動機、′191
19A・・・偏心給油路、 25・・・中間呈、26・
・・ブツシュ、21A、28,30t34・・・給油穴
、21 、29 、35・・・給油溝、  27・・・
円環状溝、36・・・すペシ軸受。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.密閉ハウジング内に、固定スクロール及びこれに噛
    み合う旋回スクロールからなる圧縮要素と旋回スクロー
    ルを駆動するためのクランク軸とを備え、該クランク軸
    のクランク部は旋回スクロールに設けた細受に嵌合し、
    該クランク軸の軸部の軸方向に隔った二部分は上記密閉
    ハウジングに取付けたフレームに固定された夫々の軸受
    で支承されている密閉型スクロール圧縮機において、上
    記クランク軸の軸部の上記二部分のうちの少くともクラ
    ンク部に近い方の部分を支承する軸受を、周方向に分割
    された円弧軸受面をなす複数個の揺動可能なパッドを備
    えたすべり軸受としたことを特徴とする密閉型スクロー
    ル圧縮機の軸受装置。
  2. 2.クランク軸のクランク部の嵌合する旋回スクロール
    に設けた軸受をも上記と同じ構成のすべり軸受とした特
    許請求の範囲第1項記載の密閉型スクロール圧縮機の軸
    受装置。
JP28109186A 1986-11-26 1986-11-26 密閉型スクロ−ル圧縮機の軸受装置 Pending JPS63134887A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04191489A (ja) * 1990-11-26 1992-07-09 Mitsubishi Electric Corp スクロール圧縮機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04191489A (ja) * 1990-11-26 1992-07-09 Mitsubishi Electric Corp スクロール圧縮機

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