JPH044476B2 - - Google Patents
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- JPH044476B2 JPH044476B2 JP56130090A JP13009081A JPH044476B2 JP H044476 B2 JPH044476 B2 JP H044476B2 JP 56130090 A JP56130090 A JP 56130090A JP 13009081 A JP13009081 A JP 13009081A JP H044476 B2 JPH044476 B2 JP H044476B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- oil
- sliding bearing
- chamber
- oil supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C21/00—Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
- F01C21/02—Arrangements of bearings
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はスクロール圧縮機の給油装置、特に軸
受が摩耗してシヤフトが傾動した場合でも安定に
給油できる軸受の給油装置に関する。
受が摩耗してシヤフトが傾動した場合でも安定に
給油できる軸受の給油装置に関する。
スクロール圧縮機とは、鏡板と、この鏡板に直
立しインボリユートあるいはインボリユートに近
い曲線で形成されたラツプとを有する旋回スクロ
ールおよび旋回スクロールに吐出ポートを追加し
た構成の固定スクロールを互いにラツプを内側に
向けてかみ合せ、これを吸入ポートを有するハウ
ジングの内側に納め、旋回スクロールとハウジン
グまたは固定スクロールとの間に、旋回スクロー
ルの自転を阻止する部材を介在し、旋回スクロー
ルにクランクシヤフトのクランク部を係合し、ク
ランクシヤフトによつて旋回スクロールを見かけ
上自転しないように旋回させ、両スクロールによ
り形成される密閉空間内の流体にポンプ作用させ
るものである。
立しインボリユートあるいはインボリユートに近
い曲線で形成されたラツプとを有する旋回スクロ
ールおよび旋回スクロールに吐出ポートを追加し
た構成の固定スクロールを互いにラツプを内側に
向けてかみ合せ、これを吸入ポートを有するハウ
ジングの内側に納め、旋回スクロールとハウジン
グまたは固定スクロールとの間に、旋回スクロー
ルの自転を阻止する部材を介在し、旋回スクロー
ルにクランクシヤフトのクランク部を係合し、ク
ランクシヤフトによつて旋回スクロールを見かけ
上自転しないように旋回させ、両スクロールによ
り形成される密閉空間内の流体にポンプ作用させ
るものである。
このスクロール圧縮機におけるクランクシヤフ
トは通常立形に配置され、そのシヤフト部はフレ
ームにおいてクランク部に近い位置に設けた第1
のすべり軸受とクランク部から遠ざかる位置に設
けた第2のすべり軸受とで支持され、またクラン
ク部は旋回スクロールに設けたすべり軸受に係合
されている。またこのスクロール圧縮機において
は、旋回スクロールとフレームとの間に、吐出圧
力と吸入圧力との中間の圧力を有する中間室を備
えたものがある。
トは通常立形に配置され、そのシヤフト部はフレ
ームにおいてクランク部に近い位置に設けた第1
のすべり軸受とクランク部から遠ざかる位置に設
けた第2のすべり軸受とで支持され、またクラン
ク部は旋回スクロールに設けたすべり軸受に係合
されている。またこのスクロール圧縮機において
は、旋回スクロールとフレームとの間に、吐出圧
力と吸入圧力との中間の圧力を有する中間室を備
えたものがある。
この場合には特に第1のすべり軸受の一方端に
は中間室圧力が、またその他端には吐出圧力が作
用する。このため軸受が摩耗してシヤフトが傾動
すると吐出圧力を有する吐出ガスが第1のすべり
軸受とシヤフト部との間を通過し、軸受での適正
な油膜圧力発生を妨害していた。そこで吐出ガス
の吹き抜けを防ぐためにシール部を設けることが
考えられるが、シヤフト部は軸受が摩耗した時ス
クロールによつて発生さる流体圧力によつて傾動
するので、シヤフト部が傾動してもすきまが大き
くならないようなシール部の設置位置を選定し、
軸受での油膜圧力が発生するように給油を考慮す
る必要がある。
は中間室圧力が、またその他端には吐出圧力が作
用する。このため軸受が摩耗してシヤフトが傾動
すると吐出圧力を有する吐出ガスが第1のすべり
軸受とシヤフト部との間を通過し、軸受での適正
な油膜圧力発生を妨害していた。そこで吐出ガス
の吹き抜けを防ぐためにシール部を設けることが
考えられるが、シヤフト部は軸受が摩耗した時ス
クロールによつて発生さる流体圧力によつて傾動
するので、シヤフト部が傾動してもすきまが大き
くならないようなシール部の設置位置を選定し、
軸受での油膜圧力が発生するように給油を考慮す
る必要がある。
本発明は上延の事柄にもとづいてなされたもの
で、スクロールによつて発生する流体圧力によつ
て軸受が摩耗しシヤフト部が傾動してすきまが大
きくなつても、吐出ガスの吹き抜けを防止し、第
1のすべり軸受の安定した給油が行なえるスクロ
ール圧縮機の給油装置を提供することを目的とす
る。
で、スクロールによつて発生する流体圧力によつ
て軸受が摩耗しシヤフト部が傾動してすきまが大
きくなつても、吐出ガスの吹き抜けを防止し、第
1のすべり軸受の安定した給油が行なえるスクロ
ール圧縮機の給油装置を提供することを目的とす
る。
上記目的は、軸受の摩耗にともなつて傾動する
シヤフトの傾動中心部である。第1のすべり軸受
の上端と第2のすべり軸受の下端との中間部でか
つ前記第1のすべり軸受にシヤフト内部に設けた
給油孔と連通する螺旋溝を設置するとともに、該
螺旋溝よりクランク部に近い側に給油孔を、第1
のすべり軸と第2のすべり軸受との間に、排油室
および該排油室とチヤンバを連通する排油孔を設
け、螺旋溝によつて、油をチヤンバ内に返油する
ようにしたものである。
シヤフトの傾動中心部である。第1のすべり軸受
の上端と第2のすべり軸受の下端との中間部でか
つ前記第1のすべり軸受にシヤフト内部に設けた
給油孔と連通する螺旋溝を設置するとともに、該
螺旋溝よりクランク部に近い側に給油孔を、第1
のすべり軸と第2のすべり軸受との間に、排油室
および該排油室とチヤンバを連通する排油孔を設
け、螺旋溝によつて、油をチヤンバ内に返油する
ようにしたものである。
本発明のスクロール圧縮機の給油装置は、上記
の構成にしているので、軸受が摩耗してシヤフト
が傾動しても、螺旋溝によつて排油室へ送油する
部分のすきまを小さく保つことができ、吐出ガス
が中間圧室への吹き抜けを防止でき、かつ第1の
すべり軸受への安定した給油ができる。
の構成にしているので、軸受が摩耗してシヤフト
が傾動しても、螺旋溝によつて排油室へ送油する
部分のすきまを小さく保つことができ、吐出ガス
が中間圧室への吹き抜けを防止でき、かつ第1の
すべり軸受への安定した給油ができる。
以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
第1図〜第3図は本発明のシール装置の一例を
備えたスクロール圧縮機を示すもので、第1図に
おいて、1はチヤンバ、2は固定スクロール、3
は旋回スクロールである。固定スクロール2と旋
回スクロール3とは互いに円板状の鏡板4,5と
これに直立して形成したうず巻状のラツプ6,7
とを備え、これらのラツプ6,7を内側に向けて
かみ合されている。旋回スクロール3にはその下
面側にすべり軸受8が装着されている。このすべ
り軸受8にはクランクシヤフト9のシヤフト部9
aの中心に対して偏心しているクランク部9bが
係合している。クランクシヤフト9のシヤフト部
9aはフレーム10の装着した上側のすべり軸受
11である第1の軸受および下側のすべり軸受1
2である第2の軸受によつて支持されている。ク
ランクシヤフト9は電動機13によつて回転され
る。このクランクシヤフト9の回転により、旋回
スクロール3はオルダムリング14とオルダムキ
ー15によつて旋回運動をするが、見かけ上の自
転は阻止される。この運動により、吸入パイプ1
6から吸入したガスは旋回スクロール3と固定ス
クロール2との内部で圧縮され、吐出口17から
チヤンバ1内に放出され、吐出パイプ18から吐
出される。両スクロール2,3により閉じ込めら
れた流体の圧縮作用により、旋回スクローメ3、
すべり軸受8及びクランクシヤフト9のクランク
部9bを通してシヤフト部9aに作用する荷重は
すべり軸受11,12によつて受け止められる。
クランクシヤフト9内にはシヤフト部9aの中心
に対して偏心した偏心給油器19′およびシヤフ
ト部9aの中心に対してその上部に行くに従い偏
心量が大きくなる偏心給油路19が設けられてい
る。この偏心給油路19,19′はクランクシヤ
フト9の回転によりチヤンバ1底部の油を遠心ポ
ンプ作用により吸い上げて各軸受8,11,12
に供給する。
備えたスクロール圧縮機を示すもので、第1図に
おいて、1はチヤンバ、2は固定スクロール、3
は旋回スクロールである。固定スクロール2と旋
回スクロール3とは互いに円板状の鏡板4,5と
これに直立して形成したうず巻状のラツプ6,7
とを備え、これらのラツプ6,7を内側に向けて
かみ合されている。旋回スクロール3にはその下
面側にすべり軸受8が装着されている。このすべ
り軸受8にはクランクシヤフト9のシヤフト部9
aの中心に対して偏心しているクランク部9bが
係合している。クランクシヤフト9のシヤフト部
9aはフレーム10の装着した上側のすべり軸受
11である第1の軸受および下側のすべり軸受1
2である第2の軸受によつて支持されている。ク
ランクシヤフト9は電動機13によつて回転され
る。このクランクシヤフト9の回転により、旋回
スクロール3はオルダムリング14とオルダムキ
ー15によつて旋回運動をするが、見かけ上の自
転は阻止される。この運動により、吸入パイプ1
6から吸入したガスは旋回スクロール3と固定ス
クロール2との内部で圧縮され、吐出口17から
チヤンバ1内に放出され、吐出パイプ18から吐
出される。両スクロール2,3により閉じ込めら
れた流体の圧縮作用により、旋回スクローメ3、
すべり軸受8及びクランクシヤフト9のクランク
部9bを通してシヤフト部9aに作用する荷重は
すべり軸受11,12によつて受け止められる。
クランクシヤフト9内にはシヤフト部9aの中心
に対して偏心した偏心給油器19′およびシヤフ
ト部9aの中心に対してその上部に行くに従い偏
心量が大きくなる偏心給油路19が設けられてい
る。この偏心給油路19,19′はクランクシヤ
フト9の回転によりチヤンバ1底部の油を遠心ポ
ンプ作用により吸い上げて各軸受8,11,12
に供給する。
各軸受8,11,12への給油構造を第2図に
ついて説明する。これらの図において、旋回スク
ロール3のすべり軸受8への給油は次のように行
なわれる。すなわち、偏心給油路19の遠心ポン
プ作用によつてチヤンバ1底部の油を吸い上げて
クランクシヤフト9のクランク部9b上端とすべ
り軸受8と旋回スクロール3とによつて画成され
た油室20に導く。油室20に導かれた油はクラ
ンクシヤフト9のクランク部9bの外周部に軸方
向に設けた給油溝21を通り、旋回スクロール3
のすべり軸受8とクランク部9bとを潤滑する。
すべり軸受8を潤滑した油はクランクシヤフト9
のクランク部9bとバランスウエイト22との接
続部に設けた環状溝23を通つてすべり軸受8の
下部に一体に成形したスラスト軸受24を潤滑し
たのち、フレーム10と旋回スクロール3とで画
成される中間室25に排出される。
ついて説明する。これらの図において、旋回スク
ロール3のすべり軸受8への給油は次のように行
なわれる。すなわち、偏心給油路19の遠心ポン
プ作用によつてチヤンバ1底部の油を吸い上げて
クランクシヤフト9のクランク部9b上端とすべ
り軸受8と旋回スクロール3とによつて画成され
た油室20に導く。油室20に導かれた油はクラ
ンクシヤフト9のクランク部9bの外周部に軸方
向に設けた給油溝21を通り、旋回スクロール3
のすべり軸受8とクランク部9bとを潤滑する。
すべり軸受8を潤滑した油はクランクシヤフト9
のクランク部9bとバランスウエイト22との接
続部に設けた環状溝23を通つてすべり軸受8の
下部に一体に成形したスラスト軸受24を潤滑し
たのち、フレーム10と旋回スクロール3とで画
成される中間室25に排出される。
クランクシヤフト9のシヤフト部9aを支持す
る上側のすべり軸受11への給油は、偏心給油路
19によつて吸い上げた油を偏心給油路19に通
ずる給油孔26およびこれに通じ、かつシヤフト
部9aの外周部において軸方向に設けた給油溝2
7に供給することによつて行なわれる。このすべ
り軸受11を潤滑した油はシヤフト部9aとバラ
ンスウエイト22を装着するクランクシヤフトの
大径部との接続部に設けた環状溝28を通してす
べり軸受11の上部に一体に成形したスラスト軸
受29に流入し、これを潤滑したのち、中間室2
5に排出される。上側のすべり軸受11を潤滑し
た油の一部にこのすべり軸受11の下端からシヤ
フト9a、フレーム10、すべり軸受11および
すべり軸受12によつて画成される排油室30に
排出されたのち、フレーム10に設けた排油孔3
1を通してチヤンバ1に排出される。
る上側のすべり軸受11への給油は、偏心給油路
19によつて吸い上げた油を偏心給油路19に通
ずる給油孔26およびこれに通じ、かつシヤフト
部9aの外周部において軸方向に設けた給油溝2
7に供給することによつて行なわれる。このすべ
り軸受11を潤滑した油はシヤフト部9aとバラ
ンスウエイト22を装着するクランクシヤフトの
大径部との接続部に設けた環状溝28を通してす
べり軸受11の上部に一体に成形したスラスト軸
受29に流入し、これを潤滑したのち、中間室2
5に排出される。上側のすべり軸受11を潤滑し
た油の一部にこのすべり軸受11の下端からシヤ
フト9a、フレーム10、すべり軸受11および
すべり軸受12によつて画成される排油室30に
排出されたのち、フレーム10に設けた排油孔3
1を通してチヤンバ1に排出される。
前述した中間室25に排出された油は旋回スク
ロール3に設けられた細孔32を通つて両スクロ
ール2,3のかみ合い部に排出される。このた
め、中間室25は吐出圧力と吸入圧力との中間の
圧力となる。したがつて、上側のすべり軸受11
と旋回スクロール3のすべり軸受8への給油は吐
出圧力と中間圧力とによる差圧と、偏心給油路1
9の遠心ポンプ作用とによつて行なわれる。
ロール3に設けられた細孔32を通つて両スクロ
ール2,3のかみ合い部に排出される。このた
め、中間室25は吐出圧力と吸入圧力との中間の
圧力となる。したがつて、上側のすべり軸受11
と旋回スクロール3のすべり軸受8への給油は吐
出圧力と中間圧力とによる差圧と、偏心給油路1
9の遠心ポンプ作用とによつて行なわれる。
クランクシヤフト9のシヤフト部9aを支持す
る下側のすべり軸受12への給油は、偏心給油路
19′によつて吸い上げた油を、偏心給油路1
9′に通ずる給油孔33およびこれに通じ、かつ
シヤフト部9aの外周面において軸方向に設けた
給油溝34に給油することによつて行なわれる。
このすべり軸受12を潤滑した油はこのすべり軸
受12の上端から排油室30、排油孔31を通つ
てチヤンバ1に排出されると共にすべり軸受12
の下端からチヤンバ1に排出される。
る下側のすべり軸受12への給油は、偏心給油路
19′によつて吸い上げた油を、偏心給油路1
9′に通ずる給油孔33およびこれに通じ、かつ
シヤフト部9aの外周面において軸方向に設けた
給油溝34に給油することによつて行なわれる。
このすべり軸受12を潤滑した油はこのすべり軸
受12の上端から排油室30、排油孔31を通つ
てチヤンバ1に排出されると共にすべり軸受12
の下端からチヤンバ1に排出される。
前述した軸方向の給油溝21,27,34およ
び給油孔26,33はクランクシヤフト9の半径
方向に作用する流体圧力の荷重方向に対してずれ
た位置に設けられている。
び給油孔26,33はクランクシヤフト9の半径
方向に作用する流体圧力の荷重方向に対してずれ
た位置に設けられている。
上すべり軸受11には、環状溝35とこの環状
溝35に通ずる螺旋溝36とが設けられている。
この環状溝35と螺旋溝36とからなるシールの
役割を兼ねる給油部は、第3図に示すように、軸
受が摩耗した場合でもスクロールで発生する流体
圧力によつて傾動するシヤフト部9aの傾動中心
部すなわち、第1の軸受の上端と第2の軸受の下
端との中間部に配置されている。環状溝35は給
油路37によつて偏心給油路19に通じている。
螺旋溝36はその一端を前述したように環状溝3
5に連通し、下方に向つてクランクシヤフト9の
回転方向と同方向に螺旋状に設け、その他端を開
放しないように止められている。この環状溝35
および螺旋溝36はチヤンバ1内の吐出圧力を有
する吐出ガスがこのすべり軸受11を通つて中間
室25に流入するのを阻止する役割を果たす。
溝35に通ずる螺旋溝36とが設けられている。
この環状溝35と螺旋溝36とからなるシールの
役割を兼ねる給油部は、第3図に示すように、軸
受が摩耗した場合でもスクロールで発生する流体
圧力によつて傾動するシヤフト部9aの傾動中心
部すなわち、第1の軸受の上端と第2の軸受の下
端との中間部に配置されている。環状溝35は給
油路37によつて偏心給油路19に通じている。
螺旋溝36はその一端を前述したように環状溝3
5に連通し、下方に向つてクランクシヤフト9の
回転方向と同方向に螺旋状に設け、その他端を開
放しないように止められている。この環状溝35
および螺旋溝36はチヤンバ1内の吐出圧力を有
する吐出ガスがこのすべり軸受11を通つて中間
室25に流入するのを阻止する役割を果たす。
次に上述した本発明の給油装置の一例の動作を
説明する。
説明する。
クランクシヤフト9の回転により、環状溝35
には上すべり軸受11からの油と給油路37を通
して偏心給油路19からの油とが流入する。この
環状溝35に導かれた油はクランクシヤフト9の
回転により螺旋溝36がポンプ作用をして螺旋溝
36の下部に強制的に送り込まれる。このとき、
上すべり軸受11の中間室25側には中間室25
内の圧力が作用し、また上すべり軸11の反中間
室25側すなわち下方端には排油孔31を通して
チヤンバ1内の吐出ガスの吐出圧力が作用してい
る。このため、上すべり軸受11には吐出圧力と
中間室25の圧力との差圧力により、吐出ガスが
中間室25に向つて吹き抜けようとする。しか
し、前述した螺旋溝36のポンプ作用によりその
端部に吐出圧力よりも高い圧力を持つ油膜が発生
するので、この油膜は上すべり軸受11を通つて
中間室25に吹き抜けようとする吐出ガスの通過
を阻止する。旋回スクロール3と固定スクロール
2との圧縮作用によつて生じる荷重は旋回スクロ
ール3部分のすべり軸受8を通してクランク部9
bに作用する。したがつて、クランクシヤフト9
は第3図に示すように上側のすべり軸受11と下
側のすべり軸受12との間で傾き、上側のすべり
軸受11の上部と下部のすべり軸受12の下部と
で片当りが生じ、この部分が摩耗する。上側のす
べり軸受11に作用する荷重は下側のすべり軸受
12のそれより大きいので、摩耗量は上側のすべ
り軸受11の方が大きい。第3図に示すように、
運転初期の摩耗がない状態では実線のようにシヤ
フト部9aが上側のすべり軸受11および下側の
すべり軸受12内で傾く。このとき、環状溝35
とこれに通じる螺旋溝36の摺動面37とシヤフ
ト部9aとのすきま38は小さい。また時間の経
過とともに摩耗が進行し、破線のように軸受1
1,12が摩耗すると、シヤフト部9aは1点鎖
線のように傾く。このとき、上記環状溝35及び
螺旋溝36は第1の軸受の上端と第2の軸受の下
端との中間部に設けているので、すきま38は前
述した摩耗しない場合のそれとほぼ同じに保たれ
る。そのため、螺旋溝36のポンプ作用が低下す
ることはなく、吐出ガスがこのすき間を通つて吹
き抜けるのを阻止することができる。この結果、
給油孔26によつて給油された油により、上側の
すべり軸受11に適正な油膜圧力を発生すること
ができるので、焼付きを有効に阻止することがで
きる。以上の説明は軸受が摩耗する場合について
述べたが、シヤフト部9aが摩耗する場合も同じ
である。
には上すべり軸受11からの油と給油路37を通
して偏心給油路19からの油とが流入する。この
環状溝35に導かれた油はクランクシヤフト9の
回転により螺旋溝36がポンプ作用をして螺旋溝
36の下部に強制的に送り込まれる。このとき、
上すべり軸受11の中間室25側には中間室25
内の圧力が作用し、また上すべり軸11の反中間
室25側すなわち下方端には排油孔31を通して
チヤンバ1内の吐出ガスの吐出圧力が作用してい
る。このため、上すべり軸受11には吐出圧力と
中間室25の圧力との差圧力により、吐出ガスが
中間室25に向つて吹き抜けようとする。しか
し、前述した螺旋溝36のポンプ作用によりその
端部に吐出圧力よりも高い圧力を持つ油膜が発生
するので、この油膜は上すべり軸受11を通つて
中間室25に吹き抜けようとする吐出ガスの通過
を阻止する。旋回スクロール3と固定スクロール
2との圧縮作用によつて生じる荷重は旋回スクロ
ール3部分のすべり軸受8を通してクランク部9
bに作用する。したがつて、クランクシヤフト9
は第3図に示すように上側のすべり軸受11と下
側のすべり軸受12との間で傾き、上側のすべり
軸受11の上部と下部のすべり軸受12の下部と
で片当りが生じ、この部分が摩耗する。上側のす
べり軸受11に作用する荷重は下側のすべり軸受
12のそれより大きいので、摩耗量は上側のすべ
り軸受11の方が大きい。第3図に示すように、
運転初期の摩耗がない状態では実線のようにシヤ
フト部9aが上側のすべり軸受11および下側の
すべり軸受12内で傾く。このとき、環状溝35
とこれに通じる螺旋溝36の摺動面37とシヤフ
ト部9aとのすきま38は小さい。また時間の経
過とともに摩耗が進行し、破線のように軸受1
1,12が摩耗すると、シヤフト部9aは1点鎖
線のように傾く。このとき、上記環状溝35及び
螺旋溝36は第1の軸受の上端と第2の軸受の下
端との中間部に設けているので、すきま38は前
述した摩耗しない場合のそれとほぼ同じに保たれ
る。そのため、螺旋溝36のポンプ作用が低下す
ることはなく、吐出ガスがこのすき間を通つて吹
き抜けるのを阻止することができる。この結果、
給油孔26によつて給油された油により、上側の
すべり軸受11に適正な油膜圧力を発生すること
ができるので、焼付きを有効に阻止することがで
きる。以上の説明は軸受が摩耗する場合について
述べたが、シヤフト部9aが摩耗する場合も同じ
である。
なお、上述の実施例はシール部を上側のすべり
軸受11の延長部に設けたが、第4図に示すよう
に環状溝35とこれに通じる螺旋溝36とで構成
するシール部を上側のすべり軸受11から分離し
た中間のすべり軸受39に設けることも可能であ
る。この実施例においては、吐出ガスの吹き抜け
に関して第2図に示す実施例と同じ機能を有す
る。また、シールをかねる給油部を分離した場合
は、この部で発生する摩擦熱が上側のすべり軸受
11に伝わらないので、軸受内に給油された油が
加熱されず、さらに、有効に油膜圧力を発生さ
せ、上側のすべり軸受11の焼付きを防止するこ
とができる。
軸受11の延長部に設けたが、第4図に示すよう
に環状溝35とこれに通じる螺旋溝36とで構成
するシール部を上側のすべり軸受11から分離し
た中間のすべり軸受39に設けることも可能であ
る。この実施例においては、吐出ガスの吹き抜け
に関して第2図に示す実施例と同じ機能を有す
る。また、シールをかねる給油部を分離した場合
は、この部で発生する摩擦熱が上側のすべり軸受
11に伝わらないので、軸受内に給油された油が
加熱されず、さらに、有効に油膜圧力を発生さ
せ、上側のすべり軸受11の焼付きを防止するこ
とができる。
以上詳述したように、本発明によれば、クラン
クシヤフトの傾動によつてシヤフト部およびこれ
に対向する軸受面が摩耗しても、螺旋溝26によ
るポンプ作用が低下することがなく、吐出ガスの
吹き抜けを阻止し得るので、給油孔26による給
油により軸受部に油膜圧力を適切に発生させ、そ
の焼付きを防止することができる。
クシヤフトの傾動によつてシヤフト部およびこれ
に対向する軸受面が摩耗しても、螺旋溝26によ
るポンプ作用が低下することがなく、吐出ガスの
吹き抜けを阻止し得るので、給油孔26による給
油により軸受部に油膜圧力を適切に発生させ、そ
の焼付きを防止することができる。
第1図は本発明のシール装置の一例を備えたス
クロール圧縮機の縦断面図、第2図は本発明のシ
ール装置の一例を備えたクランクシヤフト部分を
拡大して示す縦断面図、第3図は第2図に示す本
発明のシール装置の一例の動作説明図、第4図は
本発明のシール装置の他の例の動作説明図であ
る。 1……チヤンバ、2……固定スクロール、3…
…旋回スクロール、9……クランクシヤフト、9
a……クランクシヤント9のシヤフト部、10…
…フレーム、11,12……すべり軸受、19,
19′……偏心給油路、25……中間室、35…
…環状溝、36……螺旋溝、37……給油路。
クロール圧縮機の縦断面図、第2図は本発明のシ
ール装置の一例を備えたクランクシヤフト部分を
拡大して示す縦断面図、第3図は第2図に示す本
発明のシール装置の一例の動作説明図、第4図は
本発明のシール装置の他の例の動作説明図であ
る。 1……チヤンバ、2……固定スクロール、3…
…旋回スクロール、9……クランクシヤフト、9
a……クランクシヤント9のシヤフト部、10…
…フレーム、11,12……すべり軸受、19,
19′……偏心給油路、25……中間室、35…
…環状溝、36……螺旋溝、37……給油路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 固定スクロールと旋回スクロールとを組み合
せ、旋回スクロールにクランクシヤフトのクラン
ク部を連結し、クランクシヤフトのシヤフト部を
フレームのクランク部に近い位置に設けた第1の
すべり軸受とクランク部から遠い位置に設けた第
2のすべり軸受によつて支持し、旋回スクロール
とフレームとの間に吐出圧力と吸入圧力との中間
の圧力を有する中間室を備えたスクロール圧縮機
において、軸受の摩耗にともなつて傾動するシヤ
フトの傾動中心部である。前記第1のすべり軸受
の上端と第2のすべり軸受の下端との中間部でか
つ前記第1のすべり軸受にシヤフト内部に設けた
給油路と連通する螺旋溝を設置するとともに、該
螺旋溝よりクランク部に近い側に給油孔を、前記
第1のすべり軸受と第2のすべり軸受との間に排
油室および該排油室とチヤンバを連通する排油孔
を設け前記螺旋溝によつて、油を排油孔を介し
て、前記チヤンバに返油するように構成したこと
を特徴とするスクロール圧縮機の装置。 2 前記螺旋溝は、第1と第2のすべり軸受とは
分離して配置した第3のすべり軸受に設けられ、
該第3のすべり軸受と前記第2のすべり軸受の間
に前記排油室と排油孔を設けたことを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載のスクロール圧縮機の
給油装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13009081A JPS5832988A (ja) | 1981-08-21 | 1981-08-21 | スクロ−ル圧縮機のシ−ル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13009081A JPS5832988A (ja) | 1981-08-21 | 1981-08-21 | スクロ−ル圧縮機のシ−ル装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5832988A JPS5832988A (ja) | 1983-02-26 |
| JPH044476B2 true JPH044476B2 (ja) | 1992-01-28 |
Family
ID=15025724
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13009081A Granted JPS5832988A (ja) | 1981-08-21 | 1981-08-21 | スクロ−ル圧縮機のシ−ル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5832988A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6210489A (ja) * | 1985-07-08 | 1987-01-19 | Matsushita Refrig Co | スクロ−ルコンプレツサ |
| JPS6285189A (ja) * | 1985-09-27 | 1987-04-18 | Mitsubishi Electric Corp | スクロ−ル圧縮機 |
| KR101238205B1 (ko) | 2006-06-22 | 2013-03-04 | 엘지전자 주식회사 | 스크롤 압축기의 베어링장치 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6316562A (ja) * | 1986-07-09 | 1988-01-23 | Sanyo Electric Co Ltd | 燃料電池の冷却装置 |
-
1981
- 1981-08-21 JP JP13009081A patent/JPS5832988A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5832988A (ja) | 1983-02-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |