JPS63134450A

JPS63134450A - ウエブの裁断巻取装置

Info

Publication number: JPS63134450A
Application number: JP28033586A
Authority: JP
Inventors: Kazumasa Harada; 和正原田
Original assignee: Fuji Photo Film Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Holdings Corp
Priority date: 1986-11-25
Filing date: 1986-11-25
Publication date: 1988-06-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明はウェブの裁断巻取装置に係り、特にウェブを任
意の幅に裁断し、この裁断済ウェブを巻き取るウェブの
裁断巻取装置に関する。

〔従来の技術〕

従来この種のウェブの裁断巻取装置は、第４図に示すよ
うに裁＠部２と巻取部４とが分かれており、従って、裁
断幅のサイズチェンジを行う場合には、個別に各々の要
素を移動させるようにしていた。

これに対し、特表昭５８−５００１９９号公報に記載の
装置は、第５図に示すようにＵ字型のフレーム６にフラ
ンジ８を介してスリッターナイフ１０を回転自在に取り
付け、一方、フレーム６からそれぞれ左右に配設された
アーム１２．１２の先端に心棒支持手段１４．１４を取
り付けている。また、かかる構成のフレーム６等は、ウ
ェブ１６の幅方向に複数並列に設けられ、かつ各フレー
ム６はウェブ１６の幅方向に適宜移動可能になっている
。

そして、ウェブ１６を巻き取るための心棒はウェブ１６
の幅方向に隣接する心棒支持手段間に、左右交互に配設
され、裁断されたウェブは奇数列、偶数列によって左右
に振り分けられ、上記左右交互に配設された心棒上に巻
き上げられる。

尚、数層がセンタドライブ方式で心棒上に巻き上げられ
、ロール１７の外周面が巻取ドラム１８と接触すると、
心棒へのセンタドライブは作用しなくなり、ロール１７
は巻取ドラム１８によって表面駆動方式で巻き取られる
。また、ロール１７が所望の直径に巻かれると、押圧ロ
ール２０が巻取ドラム１８に対して押し付けられ、ナイ
フ２２によって裁断されたウェブを挾み、一方、アーム
１２は図示しないシリンダによって心棒供給トレイ２４
まで持ち上げられ、ここで心棒の交換が行われる。なお
、２６は巻付用ガイド板である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来の装置は、裁断されたウェブを巻き取る心棒（
巻芯）がそれぞれの巻取部分に１つしかなく、従って、
製品を排出し、次の巻芯を供給するまでの間は、機械を
停止せざるを得す、機械の稼動率が低下するという問題
があった。

本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、裁断
幅の調整が容易にでき、かつ装置の稼動率の向上を図る
ことができるウェブの裁断巻取装置を提供することを目
的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は上記目的を達成するために、ウェブを任意の幅
に裁断し、この裁断部ウェブを巻き取るウェブの裁断巻
取装置において、前記ウェブの移動方向に対して直交し
、該ウェブを挟んで位置する一対の回転軸にそれぞれ裁
断刃を固定して成る裁断機構と、前記裁断刃によって裁
断されたウェブを巻き取る巻取機構であって、相互に巻
取位置への配置転換可能な複数の巻取軸を有する巻取機
構と、前記裁断機構および巻取機構がそれぞれ配設され
る１つのフレームと、前記フレームを前記ウェブの幅方
向に移動自在に支持し、該フレームを前記ウェブの裁断
幅に関連した位置に移動させるためのフレーム移動機構
とを具えたことを特徴としている。

〔作用〕

即ち、ウェブの裁断幅を変更する場合には、上記フレー
ム移動機構によってフレーム全体を移動させる。これに
より、フレームに配設されている裁断機構および巻取機
構が同時に移動することになる。また、巻取機構は相互
に巻取位置への配置転換可能な複数の巻取軸を有してい
るため、ある巻取軸でウェブの巻取中に、他の巻取軸で
は製品の排出、巻芯の取付は等の作業を行うことができ
る。

〔実施例〕

以下添付図面に従って本発明に係るウェブの裁断巻取装
置の好ましい実施例を詳説する。

第１図は本発明に係るウェブの裁断巻取装置の一実施例
を示す斜視図で、２台の裁断巻取ユニット１００．１０
０および１台の巻取ユニット２００をウェブ３０の走行
方向に並設した場合に関して示している。また、第２図
および第３図はそれぞれ上記裁断巻取ユニッ）１００の
正面図および側面図である。

これらの図面に示すように、裁断巻取ユニット１００は
、主として裁断部１１０と、巻取部１２０と、フレーム
１３０と、フレーム移ｉ１１機構部１４０とから構成さ
れている。

裁断部１１０は、フレーム１３０に片持ち梁状に配設さ
れた上下一対の回転軸１１２．１１４およびこれらの回
転軸１１２．１１４の先端位置に固定配設された上下一
対の裁断刃１１６．１１８等から成り、回転軸１１２．
１１４間を走行するウェブ３０を上記裁断刃１１６．１
１８で裁断する。

巻取部１２０は、一般的な２軸タレット式のもので、フ
レーム１３０に配設されたタレット軸１２２、このタレ
ット軸１２２に対して固定配設された基準側タレットア
ーム１２４、タレット軸１２２の軸方向に移動自在に配
設された可動側タレットアーム１２６およびタレットア
ーム１２４．１２６の各先端部に配設された巻芯チャッ
ク１２８等から成り、前記裁断部１１０で裁断されたウ
ェブを巻芯チャック１２８間に取り付けた巻芯１２９に
巻き取る。

なお、基準側タレットアーム１２４は、裁断刃１１６．
１１８で裁断されたウェブのエツジが巻芯１２９の基準
側タレットアーム１２４側の端面１２９ａに一致するよ
うにタレット軸１２２上に固定配設されている。また、
可動側タレットアーム１２６は、ウェブの裁断幅等の入
力により予め計算機で演算された位置に図示されない移
動装置により移動される。また、１１７はフレーム１３
０に配設されたニップロールであり、１２１はタレット
軸１２２と共に回動するガイドローラである。

フレーム移動機構部１４０は、ユニットスライドレール
１４２．１４２および送りねじ１４４等から成り、ウェ
ブの裁断幅等の入力により予め計算機で演算した位置に
、図示されないモータで前記送りねじ１４４を回転させ
ることによりフレーム１３０を移動させる。

次に、上記ウェブの裁断巻取装置の作用について説明す
る。

巻芯チャック１２８には、図示されない巻芯自動供給装
置により巻芯１２９が供給されるようになっている。そ
して、この巻芯１２９にウェブ３０を最初に巻き付ける
際には、自動巻付装置１５０が作動し、ウェブ３０がフ
ィードと共に巻き付けられる。その後、巻取部１２０は
矢印Ａ方向にタレットし、１８０°反対の位置でセンタ
ドライブ方式で巻取を行う。その間、もう一方の軸で巻
芯供給、巻付セットが同時進行し、次のサイクルに備え
る。

巻取位置で所定量の巻取りが完了すると、カッタ１６０
によってウェブが切断され、所定量巻き取られた製品が
自動排出装置１７０によって排出される。ウェブ切断と
同時に次のサイクルがスタートする。

一方、ウェブの裁断幅を変更する場合は、その変更すべ
き裁断幅に関連して予め計算機で演算された量だけ、フ
レーム移動機構部１４０によってフレーム１３０が徐々
に移動させられる。この時、低速でウェブはフィードさ
れ、巻取りも続行される。フレーム１３０の移動が完了
したのち、ウェブが安定するまで巻き取りが行われ、そ
の後、ウェブ停止、切断、排出が行われる。なお、ウェ
ブの裁断幅の変更中の巻取ウェブは廃棄する。また、可
動側タレットアーム１２６は、その変更すべき裁断幅に
応じて予め計算機で演算された位置に、図示されない移
動装置により移動される。

以後、新しい裁断幅の裁断及びその裁断幅のウェブの巻
取りが繰り返される。

巻取ユニット２００は、第１図に示すように巻取専用の
もので、上述の裁断部１１０やフレーム移動機構部１４
０を有していない。なお、巻取部の構造は上述したもの
と同様のため、ここでは説明は省略する。

本実施例では、第１ＴＩ！Ｊに示すように２台の裁断巻
取ユニット１００をウェブの走行方向に並設した場合に
ついて説明したが、裁断巻取ユニットの台数はこれに限
らず、裁断数に応じて最低１台から数台配置することが
できる。また、裁断刃を回転させる軸の支持方式を片持
ち方式としたが、これに限らず、両端支持方式としても
よい。ただし、この場合には、フレームを移動させても
フレームとウェブとが干渉しないように十分軸長をとる
必要がある。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明に係るウェブの裁断巻取装置
によれば、１つのフレームに裁断部および巻取部を配設
しているため、裁断幅の変更に際して移動部材点数が少
なく、裁断幅の調整が容易になる。また、巻取部は巻取
位置への配置転換可能な複数の巻取軸を有しているため
、ある巻取軸でウェブの巻取中に他の巻取軸では次のサ
イクルの準備等ができ、装置の稼動率の向上を図ること
ができる。

更に、基準側タレットアームと裁断刃の位置が相対的に
変化しないので、フレーム全体を移動させることにより
、裁断されたウェブの一方のエツジを確実に巻芯の端面
に合わせて巻付けることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るウェブの裁断巻取装置の一実施例
を示す斜視図、第２図及び第３図はそれぞれ第１図に示
したウェブの裁断巻取装置の正面図及び側面図、第４図
及び第５図はそれぞれ従来のウェブの裁断巻取装置の一
例を示ず図である。３０・・・ウェブ、　　１００・・・裁断巻取ユニット
、１１０・・・裁断部、　１１２．１１４・・・回転軸
、１１６．１１８・・・裁断刃、　　１２０・・・巻取
部、１２２・・・タレット軸、　　１２４・・・基準側
タレットアーム、　　１２日・・・可動側タレットアー
ム、１２８・・・巻芯チャック、　　１２９・・・巻芯
、　　１３０・・・フレーム、　　１４０・・・フレー
ム移動機構部、１４２・・・ユニットスライドレール、
　　１４４・・・送りねじ、　　１５０・・・自動巻付
装置、　　１６０・・・カッタ、　　１７０・・・自動
排出装置、　２００・・・巻取ユニット。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ウェブを任意の幅に裁断し、この裁断済ウェブを
巻き取るウェブの裁断巻取装置において、前記ウェブの
移動方向に対して直交し、該ウェブを挟んで位置する一
対の回転軸にそれぞれ裁断刃を固定して成る裁断機構と
、前記裁断刃によって裁断されたウェブを巻き取る巻取機
構であって、相互に巻取位置への配置転換可能な複数の
巻取軸を有する巻取機構と、前記裁断機構および巻取機
構がそれぞれ配設される１つのフレームと、前記フレームを前記ウェブの幅方向に移動自在に支持し
、該フレームを前記ウェブの裁断幅に関連した位置に移
動させるためのフレーム移動機構と、を具えたウェブの裁断巻取装置。
（２）前記裁断手段の回転軸は、前記フレームに対して
片持ち梁状に配設されている特許請求の範囲第（１）項
記載のウェブの裁断巻取装置。
（３）前記巻取機構は、センタ駆動式のシャフトレス２
軸タレット巻取装置である特許請求の範囲第（１）項記
載のウェブの裁断巻取装置。
（４）前記裁断手段、巻取手段、フレームおよびフレー
ム移動手段を１ユニットとし、複数のユニットを前記ウ
ェブの走行方向に並設して成る特許請求の範囲第（１）
項記載のウェブの裁断巻取装置。