JPS63134176A

JPS63134176A - 衝撃工具

Info

Publication number: JPS63134176A
Application number: JP27647186A
Authority: JP
Inventors: 和男山本; 靖也桜井
Original assignee: Shibaura Engineering Works Co Ltd
Current assignee: Shibaura Mechatronics Corp
Priority date: 1986-11-21
Filing date: 1986-11-21
Publication date: 1988-06-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）打撃機構と回転機構を備えビットを打撃回転させる衝撃
工具に関する。

（従来の技術）従来、衝撃工具は、回転機構と打撃機構とを備え、ビッ
トに回転運動と打撃運動を与えるよう構成される。

また、被加工物の性質より、衝撃工具を被加工物に付勢
する際に打撃が不必要となる場合があり、ビットの付勢
と無関係に打撃機構の動作と停止を選択する選択機構を
設けることが行なわれる。

このため、従来の衝撃工具は、打撃運動の選択を行なう
ため、打撃機構の動作と停止を選択できる選択機構を設
けることが行なわれる。

打撃機構の動作と停止との選択を行なう選択機構の構成
を、第２図に現在試みられている一例に　□より示す。

衝撃工具は、打撃機構を動作させ被加工物に当接する際
に、加工を行なう箇所にビットの先端部が定まらず、加
工を誤る可能性がある。

そのため、ビットを被加工物に対して当接する際には、
打撃動作の発生がなく、衝撃工具を被加工物に対し付勢
した際にのみ、打撃動作が発生するよう打撃機構を構成
することが行なわれる。

このとき、出力回転軸の終端部に、終端部と当接し出力
回転軸の回転を可能にして軸線方向の力を受ける当接部
が設けられ、出力回転軸が軸長方向に移動する距離を規
定する。

当接部は、選択機構の操作部を操作することにより、・
終端部との対応部が出力回転軸の軸長方向に対して移動
するよう構成されている。　　　。

打撃機構では、出力回転軸に装着されるビットが加工物
に対して付勢される反動により、出力回転軸が衝撃工具
の本体内部に移動する。

そして、出力回転軸に固定された打撃発生部の回転部と
衝撃工具の本体に固定された打撃発生部の固定部とが係
合し相互に回転し、打撃動作を行なう。

出力回転軸の回転機構は、出力回転軸に設けられる歯車
と動力源との間に、必要に応じ減速機構を設は接続し構
成される。

選択機構は、衝撃工具の本体外部に操作部の一部を露出
させた操作部を動かすことで、終端部と対応部する当接
部を移動し、打撃機構の動作と停止を選択可能に機構さ
れる。

このとき、衝撃工具は、作業者の必要に応じて、打撃機
構の動作と停止を選択する選択機構の操作部が、構成衝
撃工具の本体の側面または、上部等に設けられる。・（発明が解決しようとする問題点）操作部は、従来その材質を金属製等の熱伝導性の比較的
良好なものが一般的に使用されろ。

そのため、長時間に渡り衝撃工具を使用し、衝撃工具内
部の温度が上昇した際に、内部の熱が選択機構操作部の
露出部に伝わることになる。

このとき、工具として操作部の温度は人が触れることが
可能な程度ではあるが、触れた際に、操作部が金属製の
ため熱伝導率が高く、接触した際の感触（いわゆる体感
温度）において、熱く感じられる場合がある。

また、従来の金属製の操作部は、金属を鋳造加工ないし
償械的な加工を行ない製作する必要がある。

例えば、第２図に示されるような円盤に回動軸を設けた
形状のものを金属により製作することは、薇械加工を必
要とする事になり、多数のものを繰返し生産する製品に
は不向きでおる。

本発明は、上記の問題を解決し簡単な構成にて、製作容
易にして衝撃工具打撃機構の動作と停止との選択を安全
に行なうことができる衝撃工具を提供することを目的と
する。

（問題点を解決するための手段）以上の問題点を解決するため、本発明においては、打撃
機構と回転機構を備えビットを打撃回転させる衝撃工具
において、打撃機構の動作と停止を選択する操作部に、
熱伝動率の低い材料を用いたことを特徴とする衝撃工具
を提供する。

（作用）打撃懇構と回転機構を備えビットを打撃回転させる衝撃
工具において、熱伝動率の低い材料を用いることにより
、衝撃工具よりの操作部への熱伝導性を変更する。

（実施例）以下に本発明の一実施例を図面に基づいて、説明する。

第１図は、本願発明の構成を使用した衝撃工具を要部断
面にて示した図である。

打撃機構１と回転機構２を備えた衝撃工具３がおる。

打撃機構１は、出力回転軸４に装着するビット５が被加
工物に付勢される反動により、出力回転＠４が衝撃工具
３の本体３ａ内部に移動し、出力回転軸４に固定する打
撃発生部６の回転部６ａと衝撃工具３の本体３ａに固定
する打撃発生部６の固定部６ｂとが係合し、相互に回転
し打撃するよう構成されている。

円盤７には、衝撃工具３の出力回転軸４の終端部８と鋼
球９を介して当接する当接部１０が回動部１°１の側面
１１ａに設けられる。

円盤７の当接部１０は、衝撃工具３の使用時に発生する
ビット５の反力を受けるため、材料を反力に耐える強度
を備える例えば鋼等の金属を使用する。

円盤７の当接部１０を除く回動部１１は、熱伝動率の低
い材料例えばエンジニアリングプラスチック等の樹脂を
使用する。

円盤７の外周部７ａの一部を衝撃工具３０本体３ａ外部
に露出し、円周方向に回動可能に支持し、回動軸１２を
衝撃工具３の出力回転軸４に平行に設ける。

円盤７の側面１１ａを衝撃工具３の本体３ａに設けられ
るベアリングブラケット”１３ａ、１３ｂにより挟持し
、円盤７の回動軸１２を支承するよう本体３ａを形成す
る。

以上のように構成することで、衝撃工具の使用により発
生する熱が、打撃機構より選択機構の操作部を伝導する
ことを妨げる。

また、操作部を樹脂により形成することにより、操作部
の形状寸法において精度の高いものが製作可能である。

さらには、樹脂を使用して円盤を形成する事により、操
作部の作業者が接触する接触面に滑り止めの浮出し模様
等を容易に形成することが可能となる。

円盤を樹脂により成形加工することは、金属を機械的な
切削または、プレス等により加工する方法に比べ加工時
間が短く、繰返し製作される大量生産向きである。

（発明の効果）本発明の構成をとることで、衝撃工具の使用により衝撃
工具本体内部の温度が上昇した際においても、打撃機構
の動作と停止の選択機構の操作部は、本体に比べて熱伝
導性が低いことにより、作業者の手等が不用意に接触し
た際の感触において、刺外を与えるほどの熱さを感じざ
ぜることが無くなる。

従って、金属等の熱の良導体を選択機構の操作部に使用
した衝撃工具に比べ、作業者が不用意に操作部に触れた
際、刺激を極力小さくすることが可能となり、作業上の
安全面において大いに効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本願発明の構成を使用した衝撃工具を要部断
面にて示した図、第２図は、現在試みられているＩＩ工
只の一例を示した図ある。１・・・打撃機構、　２・・・回転機構、　３・・・衝
撃工具、　３ａ・・・本体、　４・・・出力回転軸。　
５・・・ビット、　６・・・打撃発生部、　６ａ・・・
回転部、　６ｂ・・・固定部、　７・・・円盤、　７ａ
・・・外周部、　８・・・終端部、　９・・・鋼球、　
１０・・・当接部、　１１・・・回動部、　１１ａ・・
・側面、　１２・・・回動軸、１３ａ、１３ｂ・・・ベ
アリングブラケット。

Claims

【特許請求の範囲】

打撃機構と回転機構を備えビットを打撃回転させる衝撃
工具において、打撃機構の動作と停止を選択する操作部
に、熱伝動率の低い材料を用いたことを特徴とする衝撃
工具。