JPS63134109A - 鋼板カツタ− - Google Patents

鋼板カツタ−

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JPS63134109A
JPS63134109A JP61278650A JP27865086A JPS63134109A JP S63134109 A JPS63134109 A JP S63134109A JP 61278650 A JP61278650 A JP 61278650A JP 27865086 A JP27865086 A JP 27865086A JP S63134109 A JPS63134109 A JP S63134109A
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Itsuo Tagawa
多川 五男
Samon Sugano
菅野 左門
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SANGO JUKI KK
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    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
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    • E02F3/965Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with arrangements for alternate or simultaneous use of different digging elements of metal-cutting or concrete-crushing implements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B23D17/02Shearing machines or shearing devices cutting by blades pivoted on a single axis characterised by drives or gearings therefor
    • B23D17/06Shearing machines or shearing devices cutting by blades pivoted on a single axis characterised by drives or gearings therefor actuated by fluid or gas pressure
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、船舶等の鋼板でできた建造物を解体するため
に用いられる鋼板カッターに関する。
従来の技術 船舶等の鋼板でできた建造物を解体する場合、鋼板を切
断する必要があるが、従来、このような鋼板の切断法と
しては、酸素アセチレンガス炎で鋼板を高温に加熱し、
これに酸素を吹きつけて鋼を燃焼させ燃焼生成物を酸素
の圧力で吹き飛ばす、いわゆるガス切断が一般に知られ
ている。
又、鋼板に連続的に小孔を穿設し、連続した小孔によっ
て鋼板を切断する方法も採用されている。
発明が解決しようとする問題点 ガス切断によって鋼板を切断しようとすると、引火性物
質が建造物内に存在する恐れのあるタンカーのような建
造物の場合、引火性物質に切断のためのガス炎が引火し
、火災を起こしたり、爆発を起こしたりする恐れがある
。又、鋼板に塗装が施されている場合においては、ガス
炎がその塗装に引火し炎が広がり、酸素を吹きつけた際
、塗装の熱焼に酸素が消費されて鋼を燃焼させることが
できず、ガス切断が効率よく行なわれないという欠点が
ある。さらに、鋼板が錆びていた場合には鋼板のガス切
断が容易に行われないという問題もある。
以上のように、引火性物質が存在するような建造物の解
体にガス切断を用いることは非常に危険であり、鋼板に
塗装が施しである場合や鋼板が錆ついている場合には効
率よくガス切断ができなく又、引火性物質が存在しない
場合でも、酸素やアセチレンガス等を使用し鋼を融解し
て、鋼板を切断、解体することは非常に危険な作業であ
り、好ましい解体方法ではない。
一方、鋼板に連続的に小孔を穿設して鋼板を切断、解体
する方法も多大な時間と労働を要し効率的な方法ではな
い。
そこで、本発明の目的は、剪断によって鋼板を切断し鋼
板建造物を解体することができる建造物解体用鋼板カッ
ターを提供することにある。
ざらに本発明の目的は、剪断作用で鋼板を切断する場合
、切断刃が鋼板に垂直に当接するようにすることにある
問題点を解決するための手段 本発明は、可動アームと、アーム取付体に固着された固
定アームと、上記可動アームの中間部を上記固定アーム
の中間部に設けられたピンで回動自在に軸支し、上記一
対のアームの後端部を開閉させる油圧シリンダを設け、
上記可動アームの先端部には剪断押刃を固着し、上記固
定アームの先端部には上記可動アーム及び上記剪断押刃
の厚みより大きい間隙を設けて、該間隙の上記剪断押刃
と対面する側には一対の台刃と該台刃先端部間に先端屈
曲部材を各々固着し、該台刃及び先端屈曲部材間内に上
記剪断押刃及び上記アームが上記油圧シリンダの作動に
より進出自在となるように構成することによって鋼板を
切断する鋼板カッターを得る。さらに、上記アーム取付
体と作業機に取付けられるブラケット部材をフレキシブ
ルジヨイントでフレキシブルに連結することによって切
断刃が鋼板に垂直に当接するようにし、上記問題点を解
決した。
作  用 上記油圧シリンダを作動させて上記固定アームと可動ア
ームの先端部を間き、開かれた固定アームと可動アーム
の先端部間に鋼板を挿入し、油圧シリンダを作動させて
固定アームと可動アームの先端部を閉じると、可動アー
ムの先端部に固着された剪断押刃の両側と固定7−ムの
間隙両側に固着された台刃のエツジにより鋼板が剪断さ
れ、ざらに、剪断押刃の端部と先端屈曲部材によって鋼
板は屈曲され、切断された帯状の鋼板は剪断押刃によっ
て屈曲され固定アーム間の間隙を通り、押上げられる。
次に、固定アームと可動アームの先端部を開き、切られ
て帯状となった空間に沿って該鋼板カッタの先端部を進
めて、再び前述同様固定アームと可動アームの先端部を
閉じ、鋼板を帯状に切断し、この動作を繰り返すことに
よって鋼板を切断する。さらに、フレキシブルジヨイン
トを有する場合には、固定アームの台刃を切断しようと
する鋼板面に押圧すれば、フレキシブルジヨイントによ
ってアーム取付体、即ち、固定アーム。
可動アームが揺動して、固定アームの台刃は鋼板面に垂
直に圧接し剪断は鋼板に対し垂直に行われることとなる
実施例 第1図は本発明の一実施例の正面図で、第2図は第1図
A−A方向からみた側面図である。1はアーム取付体で
側板1a、ibと該側板1a。
1bを固着する連結体1Cによって構成される。
該アーム取付体はパワーショベル等の作業機(図示せず
)のアーム及び該アーム上に設置された油圧シリンダの
ピストン杆に取付孔3,4によってピンで各々取付けら
れるブラケット部材2にボルト等で固着されている。側
板1a、ib間にはピンP1が固定され、該ピンP1に
は固定アーム5が軸支されている。該固定アーム5は2
つのアーム部材5a、5bと該2つのアーム部材5a。
5bを一定間隔をもって固定する先端屈曲部材5Cより
構成され、上記2つのアーム部材5a。
5bの中間部は側板1a、1bに固着されたメーンピン
P2に軸支されており、このピンP1.メーンピンP2
による軸支と先端屈曲部材5Cによって固定アーム50
2つのアーム部材5a、5bは一定間隔を保持してピン
P1.メーンピンP2に固定されることとなる。
上記ピンとPlには油圧シリンダ6が回動自在に軸支さ
れ、該油圧シリンダ6のピストンロット7は可動アーム
8に固着されたピンP3に回動自在に軸支されている。
可動アーム8は中間部で上記メーンピンP2に回動自在
に軸支されている。
該可動アーム8の肉厚は上記固定アーム5の2つのアー
ム部材5a、5b間の間隔よりわずか小さく形成され、
該アーム部材5a、5bの間隔中で上記メーンピンP2
に回動自在に軸支されると共に、該可動アーム8の先端
は上記アーム部材5a。
5b間の間隔内へ進出自在になっている。
そして、上記固定アーム5の2つのアーム部材5a、5
bの先端内側には台刃501.502が固着され上記可
動アーム8には剪断押刃801が固着されており、これ
ら台刃501,502.剪断押刃801によって鋼板を
帯状に切断するようになっている。
以上が本実施例の構成の概略であり、以下、各構成を詳
細に説明する。
第3図は固定アーム5から先端屈曲部材5cを取外した
固定アーム5の側面図(第1図中布から見たときの側面
図)で、第4図は同底面図(第1図中下から見たときの
底面図)である。該固定アーム5のアーム部材5a、5
bのピンP1.メーンピンP2で軸支される位置に補強
部材504゜505が各々溶接等で固着され、該位置に
ピンP1、メーンピンP2が慣通する孔506.507
が各々設けられている。さらに、メーンピンP2が慣通
ずる位置にはスリーブ孔が設けられ各々スリーブ508
が嵌合し、該スリーブ508を介してメーンピンP2が
慣通することとなる。さらに、該メーンピンP2が慣通
ずる位置には可動アーム8の回動を円滑にするために、
スペーサ509が入れられる溝がアーム部材5a、5b
の対面する面に設けられている。さらに、アーム部材5
a。
5bの先端面には、先端屈曲部材5Cを固着するための
ボルト穴510が複数段けられ、又、先端底面部のアー
ム部材5a、5bが対面する側に白刃501を挿入し固
定するための白刃固定溝511が各々設けられると共に
、該白刃固定溝511に各々白刃501を固定するため
のボルト穴512が設けられている。
第5図(i )は先端屈曲部材5Cの側面図で、第5図
(11)は第5図(+ >の右側面図、第5図(iii
 )は第5図(1)の底面図であり、該先端屈曲部材5
Cは鋼にそって固定アーム5をガイドするために底面か
ら曲線上に立上った立上り部513を有し、該先端屈曲
部材5Cの両側には該先端屈曲部材5Cをアーム部材5
a、5bの先端面に固着するためのフランジ部514を
有し、該フランジ部514には複数のボルト孔515が
あけられている。さらに、中心部には切断鋼板を屈曲す
るための屈曲台516が設けられている。
第6図(i)は白刃501の正面図、第6図(ii)は
同側面図で、白刃501は固定アーム5のアーム部材5
a、5bへの取付面と反対側の面下部は段差をもった肉
厚部520となっており、又、複数のボルト穴521が
設けられ、アーム部材5a、5bの白刃固定溝511(
第4図参照)辷挿入されボルト穴521及びボルト穴5
12を介して通しボルトとナツトでアーム部材5a。
5bに固着され、上記白刃501の肉厚部520は対面
し、第3図に破線で示すように、アーム部材5a、5b
の端面より微ずか突出し、この肉厚部520のエツジに
よって鋼板を切断することとなる。
そこで、固定アーム5の両アーム部材5a。
5bに白刃501をボルトで固定し、両アーム部材5a
、5bの先端部に該先端屈曲部材5Cをボルトで固着す
ると、固定アーム5の先端下面には、両アーム部材5a
、5bに固着された白刃501と先端屈曲部材5C屈曲
台516によって両アーム部材5a、5b間の間隔内に
コの字形の空間が形成することとなる。
第7図は可動アーム8の側面図で、該可動アーム8の一
端にはピンP3でシリンダ6のピストンロット7に回動
自在に固着されるための孔803を有した軸支部802
が溶接で固着されており、略中間部にはメーンピンP2
に回動自在に軸支するための孔804を有し、先端部に
は剪断押刃801を挿入固着する押刃取付溝805及び
複数のボルト穴806を有している。そして、該可動ア
ーム8の厚みは、上記固定アーム5のアーム部材5a、
5b間の間隔よりも小さい厚みで形成され、該可動アー
ム8が上記アーム部材5a、5b間の間隔に進出自在に
なっている。
第8図(1)は剪断押刃801の側面図で、第8図(i
i)は第8図(i )の上方からみた正面図、第8図(
iii )は第8図(i)のA−A断面と可動アーム8
との固定関係を示す図である。
該剪断押刃801の鋼板を切断する切断面は、第8図(
i )に示すように円弧状に形成され、該切断面上には
該剪断押刃801のエツジに鋼板切断のための応力を集
中させるため長手方向に浅いti811が形成され、該
溝811は剪断押刃801の両端面812a、812b
  (第8図(i )中左右の端面)より少し前で終り
両端面812まで続いてはいない。該溝811内には複
数のボルト穴813が設けられ、底面、即ち切断面と反
対の面には可動アーム8の押刃取付溝805に嵌入する
取付突部814を有している。そして、該剪断押刃80
1の厚みは固定アーム5の両アーム部材5a 、5bに
固着された白刃501の肉厚部520の間隔より微か小
さい厚みで形成されている。
又、剪断押刃801の先端側(固定アーム5側の屈曲台
516と対面する側)の端面812b側の上端は丸み8
15がとられ、切断鋼板を屈曲するようにしている。
該剪断押刃801の取付突部を可動アーム8の押刃取付
溝805に嵌入し、ボルト穴813.806にに通しボ
ルトを通して該ボルトとナツトによって剪断押刃801
は可動アーム801に固着される。
本発明の鋼板カッターの一実施例の構成は以上のように
なっており、以下、本実施例の動作を説明する。
油圧シリンダ6のピストンロット7を短縮させて固定ア
ーム5と可動アーム8の先端部を開かせ第1図実線で示
す状態にした後、該鋼板カッターが取付けられた作業機
のアーム及び該アームに設置されている油圧シリンダを
作動させて、該a4根カッターの開かれた固定アーム5
と可動アーム8の先端部間、即ち、剪断押刃8012台
刃50l間に鋼板10(第9図参照)の端部を挿入し、
固定アーム5の底面(白刃501の切断面)を鋼板10
面に密着させた後、油圧シリンダ6を作動させてピスト
ンロット7を伸長させると、可動アーム8はメーンピン
P2を中心に第1図中反時計方向に回動し、該可動アー
ム8の先端に取付けられた剪断押刃801が鋼板10に
当接し、さらに、ピストンロット7が伸長すると剪断押
刃801のエツジと両台刃501の肉厚部520のエツ
ジによって鋼板10は帯状に剪断され、さらに、可動ア
ーム8が回動して、剪断押刃801の先端部812bが
白刃501の肉厚部520間に押入ったとき該剪断押刃
801の先端部812bと先端屈曲部材5Cの屈曲台5
16によって鋼板10は第1図に示すように押曲げられ
る。
こうして、鋼板10が帯状に切断されたならば、シリン
ダ6のピストンロット7を短縮させて固定アーム5.可
動アーム8の先端部を開き固定アーム5の先端の先端屈
曲部材5cの円弧状曲面又は、固定アーム5の切断面く
白刃の下面)を鋼板に接触させながら、帯状に切断され
た鋼板10a及び切断後の空間に固定アーム5.可動ア
ーム8をガイドさせ該鋼板カッター自体を前進させる。
鋼板10は両台刃501の肉厚部520間の間隔幅で帯
状に切断され、可動アーム8の厚みは上記両台刃501
の肉厚部520間の間隔幅より小さいから、可動アーム
8は切断され帯状の空間になった間を前進することがで
きる。そして、再び前述したと同様な切断動作を順次行
わせ、長い鋼板を切断する。なお、切断された帯状の鋼
板10aは屈曲台516及び剪断押刃801の先端部8
12bで屈曲されることからロール状となる。
上記実施例では白刃501を切断部で肉厚とし、段差を
設けて肉薄部を両アーム部材5a、5bの間隙面と同一
平面になるようにしたが、白刃501と両アーム部材5
a 、5b間で段差を設けてもよく、又、両アーム部材
5a、5bと白刃501で形成される間隙空間を切断面
に向って、その間隔が小さくなるように両アーム部材5
a 、5b及び白刃501にテーパを持たせて、両アー
ム部材5a、5bの切断面と反対面における両アーム部
材5a 、5bの間隔が大きくなるようにしてもよい。
さらに、上記実施例においては、固定アーム5を側板1
a、1bに固着し一体化したが、側板1a、ibと固定
アーム5を一体的に構成し、側板1a、1bから白刃5
01や先端図画部材を固着する部材を延在させてもよい
第9図は本発明の他の実施例の正面図で、上記第1の実
施例と相違する点は、アーム取付体1がフレキシブルジ
ヨイント9を介してブラケット部材2に固着されている
点であり、他は上記第1の実施例と同一であり、同一要
素は同一符号を付し、説明を省略する。
第10図は、ブラケット部材2とアーム取付体1のフレ
キシブルジヨイント9による固定関係を示す要部の一部
断面図である。又、第11図<a >は、該フレキシブ
ルジヨイント9におけるブラケット部材2を固定する側
のブラケット部材取付板901の側面図で第11図(b
)は第11図(a )の底面図である。ブラケット部材
取付板901の中心部には後述する揺動軸910が嵌合
する孔904が設けられ、又、該ブラケット部材取付板
901の上面には筒状の固定部材902が固着され、又
、下面には筒状のストッパ一部材903が溶接等で固着
されている。さらに、下面外周付近には90度毎間隔を
隔てて後述するスプリング913のスプリング受座90
5が溶接等で固着されている。又、上記4個のスプリン
グ受座905間には長孔907が同様に90度毎間隔を
隔てて設けられている。上記ストッパ一部材903の端
面(第10図、第11図(a )において下面)は、中
心方向に高く、周辺方向で低くなるようテーバ状に形成
され、さらに、90度の間隔を隔てて、下方(第11図
(a )中下方)で幅が広くなった係合iM 906が
4側設けられ該係合溝906は、後述するアーム取付体
1を該フレキシブルジヨイント9に固定するアーム取付
体固定板920に設けられた回転防止用突起921と係
合し、ブラケット部材取付板901に対し、アーム取付
体固定板920の回転を阻止するようになっている。
上記ブラケット部材2の底板203の中心には上記ブラ
ケット部材取付板901の固定部材902が挿入される
孔204を有しく第10図参照)、さらに底板203の
周辺部には第12図の第9図A−A方向からみた側面図
が示すように、上記ブラケット部材取付板901に設け
られた長孔907と対応するようにボルト孔が設けられ
、4本のボルト205によって後述するように、ブラケ
ット部材2とブラケット部材取付板901を回動可能に
固着するようになっている。
そこで、ブラケット部材取付板901をブラケット部材
2に固定する際には、ブラケット部材2の底板203の
孔204に上下からブッシング206.206−を嵌入
し、ブラケット部材取付板901の固定部材902を、
ブッシング206゜206−内を貫通させ、ワッシャ2
07を介して、上記固定部材902に設けられたネジに
ナツト2O8,209を螺合させて締めつける。一方、
ブラケット部材2に設けられた孔よりボルト205を挿
入し、ブラケット部材取付板901の長孔907に挿入
しナツト(図示せず)で締めつける。
その結果、ブラケット部材2とブラケット部材取付板9
01は、4本のボルト205及び固定部材902とナツ
ト208.209によって固定されることとなるが、ブ
ラケット部材取付板901に回転方向の一定以上の力が
加わると、4本のボルト205が長孔907内を摺動し
て、一定範囲内で回動可能に固着されることとなる。
第13図(a )は、フレキシブルジヨイント9のアー
ム取付体固着板920にアーム取付体1の連結体1Cを
固着したときの側面図で、第13図(b)は第13図(
a )の上面図である。
アーム取付体固着板920の上面には上記ブラケット部
材取付板901に設けられたストッパ一部材903の係
合溝906と係合するための台形状の突起921が90
度間隔を隔てて4個溶接等で固着され、又、中心部には
後述する揺動軸910の球状形状部が嵌合する球状面を
有する孔924が設けられている。
さらに、上記アーム取付体1の連結体1Cにも中心部に
上記揺動軸910の球状形状部912が嵌合する球状面
を有する孔12が設けられており、該連結体1Cとアー
ム取付体固着板920の接合面位置で上記揺動軸910
0球状形状部912の最大径がくるように、上記孔92
4.12は形成されている。そして、この孔924.1
2の接合面には油溝923が設けられ、該油溝923は
アーム取付体固着板920に設けられた注油孔925に
連通し、外部から注油ができるようになっている。そし
て、上記アーム取付体固着板920とアーム取付体1は
後述するスプリングの受座を兼ねた4個のスプリング受
座付締付ボルト922とナツト926によって固着され
るようになっている。
揺動軸910は一端に球面形状部912を有し他端はね
じが切られている。又、中間部には、つば911が溶接
等で固着されている。そして、上記ブラケット部材取付
板901の4つのスプリング受座905とアーム取付体
固着1920の4つのスプリング受座付締付ボルト92
2間にはスプリング913が嵌入されるようになってい
る。
次に、このフレキシブルジヨイント9とブラケット2及
びアーム取付体1の取付力について述べる。
まず、アーム取付体1の連結体1Cの孔12に揺動軸9
10の球状形状部912を挿入し、次にアーム取付体固
着板920の孔924を揺動軸910のねじ切り側(球
状形状部912の反対側)から挿入し、第10図に示す
ように揺動軸910の球状形状部912を連結体1Cの
孔12.アーム取付体固着板920の孔924に嵌合し
、連結体1Cとアーム取付体固着板920を4本のスプ
リング受座付締付ボルト922とナツト926で締付け
て連結体1Cとアーム取付体固着板920を固着すると
共に揺動軸910を固定する。次に、4本のスプリング
913の一端をスプリング受座付締付ボルト922のス
プリング受座に挿入載置し、次にブラケット部材取付板
901の孔904に揺動軸910を挿入し、該ブラケッ
ト部材取付板901の4つのスプリング受座905に上
記4つのスプリング913の他端を挿入すると共に、該
ブラケット部材取付板901のストッパ一部材903の
4つの係合溝906とアーム取付体固着板920の4つ
の突起921を各々係合させる。
そして、ブラケット部材取付板901の孔904に設け
られたキー溝908を介して、キーにより揺動軸910
をブラケット部材取付板901に回動不能に固定し、揺
動軸910にワッシャ916を挿入し、該揺動軸910
に設けられたねじにナツト914.915を螺合させて
、該ナツト914.915と揺動軸910に設けられた
つば911との間でブラケット部材取付板901を締付
けて17勅軸910をブラケット部材取付板901に一
体的に固定する。次に、前述したように、上記ブラケッ
ト部材取付板901にブラケット部材2を4本のボルト
205及びナツト208,209によって固定すれば、
ブラケット部材2とアーム取付体1はフレキシブルジヨ
イント9によって連結されることとなる。
なお、909はブラケット部材取付体板901の固定部
材902の孔に封鎖するための蓋で止めねじ〈図示せず
)等で固定部材902に固着されるものである。
以上のように構成されているので、アーム取付体1とア
ーム取付体固着板920は一体的に固着され、該アーム
取付体1とアーム取付体固着板920は揺動軸910の
球状形状部912と孔924.12によって360度摺
動可能に枢着されていることから、ブラケット部材取付
板901に対し、スプリング913を伸長及び圧縮させ
ながら360度揺動可能となる。しかし、その揺動量は
、アーム取付体固着板920がストッパ部材903の下
面のテーパ而と当接するまでである。さらに、アーム取
付体固着板920の4つの突起921とストッパ部材9
03の4つの係合溝906が係合していることからアー
ム取付体固着板920及びアーム取付体1はブラケット
部材取付板901に対し回転を阻止され、その結果、ス
プリング913にねじれ方向の力が加わることを防止し
ている。
一方、ブラケット部材取付板901とブラケット部材2
はブラケット部材取付板901の固定部材902と螺合
するナツト208.2C)9とブラケット部材取付板9
01に設けられた4つの長孔907とブラケット部材2
に設けられたボルト孔を貫通する4つのボルト205に
よって互いに締付けられて固定されているだけだから、
一方を固定し他方に少し強い力が加わると、上記4つの
ボルト205が各々長孔907内を1習動し、長孔90
7の範囲内でブラケット部材2とブラケット部材取付板
901は回動可能になっている。
次に本第2実施例の鋼板カッターによって鋼板を剪断す
る動作について説明する。
第1の実施例と同様に該鋼板カッターが取付けられた作
業機のアーム及び該アームに設置されている油圧シリン
ダを作動させて、該鋼板カッターの開かれた固定アーム
5と可動アーム8の先端部間、叩ち、剪断押刃8013
台刃50]間に鋼板の端部を挿入し、固定アーム5の底
面く白刃501の切断面)を鋼板面に密着させる。この
場合、鋼板の平面と固定アームの底面が平行になるよう
に、該鋼板カッターを取付けた作業機の位置及び該作業
機のアーム、該アーム上の油圧シリンダによって調整を
行うが、さらに、フレキシブルジヨイント9によって微
調整が行われる。即ち、鋼板と鋼板カッタの固定アーム
5の底面が平行になるよう調整し、固定アーム5の先端
と可動アーム8の先端間に14根を挿入した後、固定ア
ーム5を鋼板に押圧すれば、鋼板からの反力によってフ
レキシブルジヨイント9のスプリング913が圧縮。
伸長させられて、揺動軸910の球状形状部912の面
とアーム取付体固着板920及び連結板1Cの孔924
.12の面が摺動し、固定アーム5の底面は鋼板に片当
りすることなく、固定アームの底面は鋼板面と平行にな
って密着することとなる。その後油圧シリンダ6を作動
させてピストンロッド7を伸長させると、可動アーム8
はメーンピンP2を中心に第9図中反時計方向に回動し
、該可動アーム8の先端に取付けられた剪断押刃801
が鋼板に当接し、さらに、ピストンロッド7が伸長する
と剪断押刃801のエツジと両台刃501のエツジによ
って鋼板は帯状に剪断され、その後剪断押刃801の先
端部812bと屈曲台516によって第1の実施例と同
様鋼板は屈曲させられる。
こうして、鋼板が帯状に切断されたならば、シリンダ6
のピストンロッド7を短縮させて固定アーム5.可動ア
ーム8の先端部を開き固定アーム5の先端の先端屈曲部
材5Cの円弧状曲面又は、固定アーム5の切断面(白刃
の下面)を鋼板に接触させながら、帯状に切断された鋼
板の空間に可動アーム8をガイドさせ該鋼板カッター自
体を前進させる。鋼板は両台刃501間の間隔幅で帯状
に切断され、可動アーム8の厚みは上記両台刃501間
隔幅より小さいから、可動アーム8は切断され帯状の空
間になった間を前進することができる。しかし、この帯
状の空間内に可動アーム4を通す際、鋼板が可動アーム
8と当接し押圧すると、その力は可動アーム8.アーム
取付体1.アーム取付体固着板920に伝動されて、フ
レキシブルジヨイント9のスプリング913を伸長又は
圧縮させて、揺動軸910を中心に揺動し可動アーム8
の向きを変えると共に、さらに力が加われば、ストッパ
部材903の係合溝と突起921が係合していることか
ら、ブラケット部材取付板901とアーム取付体固着板
920の相対的な回転はできず、ブラケット部材取付板
901とアーム取付体固着板920及びアーム取付体1
は一体となってボルト205とブラケット部材取付板9
01に設けられた長孔907によって規制された範囲内
で揺動軸910を中心に回転し、アーム取付体1の向き
を変え可動アーム8の向きを変えることができるので、
可動アーム8を切取られた帯状の空間内を前進すること
ができる。そして、再び前述したと同様な切断動作を順
次行わせ、長い鋼板を切断する。
なお、上記実施例では、4本のスプリングを用いたが、
さらにスプリングの数を増加してもよく、又、等間隔に
スプリングを配置するのではなく、力の加わる強弱に応
じて例えば側板1a、1bが取付けられる側にはスプリ
ングの数を多くする等の調節を行ってもよい。
又、1本の大きなスプリング中心位置に配設するように
してもよい。
さらに、揺動軸910の一端の球状形状部912をブラ
ケット部材2の底板203とブラケット部材取付板90
1で揺動自在に固定し、揺動軸910の他端にアーム取
付体1の連結体1cとアーム取付体固着板920をナツ
トで締付けて固着して、アーム取付体1がブラケット部
材2に対し揺動自在に固定されるようにしてもよい。な
お、この場合ブラケット部材2に対しアーム取付体1が
回動できるようにするための長孔はアーム取付体1の連
結体1C又はアーム取付体固着板920のどちらか一方
に設け、該長孔を介して連結体1cとアーム取付体固着
板920間にボルトを通し締めつけて固定する必要があ
る。
発明の効果 以上述べたように、本発明は鋼板を帯状に切断するから
、該鋼板カッターの進む進路が切断された帯状空間によ
って確保されるので、鋼板を長い切断線にそって切断で
き、従来のように酸素アセチレンガス炎で切断する方法
と比べ、安全で、かつ、簡便に切断でき、作業能率を向
上させることができる。
さらに、本発明は、フレキシブルジヨイントによって、
鋼板カッターの白刃を有する固定アームの剪断刃面が鋼
板に垂直に当接するよう微調整されるから、鋼板を固定
アームの白刃と可動アームの剪断押刃によって帯状に切
断する際、鋼板には厚み方向に剪断応力が上記白刃及び
先端カット刃と剪断押刃によって加えられ切断されるこ
ととなるから、効率よく切断することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の正面図、第2図は第11
i?A−へ方向からみた側面図、第3図は同実施例にお
ける固定アームから先端屈曲部材を取外したときの固定
アームの側面図、第4図は同固定アームの底面図、第5
図(i )は同実施例における先端屈曲部材の側面図、
第5図(11)は第5図(i )の右側面図、第5図(
iii )は第5図(1)の底面図、第6図<r >は
同実施例における白刃の正面図、第6図(11)は同台
刃の側面図、第7図は同実施例における可動アームの側
面図、第8図(i)は同実施例における剪断押刃の側面
図、第8図(ii)は第8図(i)の上方からみた正面
図、第8図(iii )は第8図(i >のΔ−八へ面
と可動アームとの固定関係を示す図、第9図は本発明の
他の実施例の正面図、第10図は同実施例におけるフレ
キシブルジヨイントによる固定関係を示す要部の一部断
面図、第11図(a )は同実施例におけるブラケット
部材取付板の側面図、第11図(b)は第11図(a 
)の底面図、第12図は第9図においてA−A方向から
みた側面図、第13図(a )は同実施例におけるアー
ム取付固着板にアーム取付体の連結体を固着したときの
側面図、第13図(b)は第13図<a >の正面図で
ある。 1・・・アーム取付体、1a、1b・・・側板、1C・
・・連結体、2・・・ブラケット部材、4・・・可動ア
ーム、5・・・固定アーム、5a、5b・・・アーム部
材、5C・・・先端屈曲部材、6・・・油圧シリンダ、
8・・・可動アーム、9・・・フレキシブルジヨイント
、801・・・13g断押刃、501・・・白刃。 510’            510第4図 第5図(iii) 第10図 第 11  図(b) 第12図 第 13  図(b) 第 13  図(a)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)可動アームと、アーム取付体に固着された固定ア
    ームと、上記可動アームの中間部は上記固定アームの中
    間部に設けられたピンで回動自在に軸支され、上記一対
    のアームの後端部を開閉させる油圧シリンダと、上記可
    動アームの先端部に固着された剪断押刃と、上記固定ア
    ームの先端部は上記可動アーム及び上記剪断押刃の厚み
    より大きい間隙を有し、該間隙の上記剪断押刃と対面す
    る側には一対の台刃と該台刃先端部間に先端屈曲部材が
    各々固着され、該台刃及び先端屈曲部材間内に上記剪断
    押刃及び上記アームが進出自在になつている鋼板カッタ
    ー。
  2. (2)上記剪断押刃の切断面は円弧状に形成されている
    特許請求の範囲第1項記載の鋼板カッター。
  3. (3)上記剪断押刃及び可動アームが進出する固定アー
    ムの間隙は台刃の切断面位置側で狭く、段差をもつて広
    く形成されている特許請求の範囲第1項又は第2項記載
    の鋼板カッター。
  4. (4)上記剪断押刃及び可動アームが進出する固定アー
    ムの間隙は台刃の切断面位置側で狭く、テーパをもって
    徐々に広く形成されている特許請求の範囲第1項又は第
    2項記載の鋼板カッター。
  5. (5)可動アームと、アーム取付体に固着された固定ア
    ームと、上記可動アームの中間部は上記固定アームの中
    間部に設けられたピンで回動自在に軸支され、上記可動
    アームの先端部に剪断押刃を固着し、上記固定アームの
    先端部は上記可動アーム及び上記剪断押刃の厚みより大
    きい間隙を有し、該間隙の上記剪断押刃と対面する側に
    は一対の台刃と該台刃先端部間に先端屈曲部材が各々固
    着され、該台刃及び先端屈曲部材間内に上記剪断押刃及
    び上記アームを進出自在に駆動する油圧シリンダを上記
    一対のアームの後退部に設け、上記アーム取付体と作業
    機に取付けられるブラケット部材をフレキシブルに連結
    するフレキシブルジョイントとを備えた鋼板カッター。
  6. (6)上記フレキシブルジョイントは上記ブラケット部
    材を固着するブラケット部材取付板と、上記アーム取付
    体を固着するアーム取付体固着板と、上記ブラケット部
    材取付板と上記アーム取付体固着板間に架設されるスプ
    リングと、一端に球状形状部を有する揺動軸より構成さ
    れ、固着されたアーム取付体とアーム取付体固着板は上
    記揺動軸の一端の球状形状部と360度揺動自在に枢着
    され、ブラケット部材取付板は上記揺動軸の他端軸に固
    定されている特許請求の範囲第5項記載の鋼板カッター
  7. (7)上記ブラケット部材取付板は中心位置で上記揺動
    軸に一体的に固定され、上記ブラケット部材は該ブラケ
    ット部材の中心に設けられた孔を貫通する上記ブラケッ
    ト部材取付板に固着された固定部材のねじと螺合するナ
    ットによつて上記ブラケット部材取付板に圧接固定され
    ると共に、上記ブラケット部材取付板またはブラケット
    部材のどちらか一方に設けられた長孔と該長孔と係合す
    る他方に設けられたピンによつて、上記ブラケット部材
    とブラケット部材取付板は回動可能に固定されている特
    許請求の範囲第6項記載の鋼板カッタ(8)上記ピンは
    ボルトで構成され、該ボルトと螺合するナットによって
    も上記ブラケット部材とブラケット部材取付板は圧接固
    定される特許請求の範囲第7項記載の鋼板カッター。
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