JPH07103700B2 - 破砕装置 - Google Patents

破砕装置

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JPH07103700B2
JPH07103700B2 JP1052471A JP5247189A JPH07103700B2 JP H07103700 B2 JPH07103700 B2 JP H07103700B2 JP 1052471 A JP1052471 A JP 1052471A JP 5247189 A JP5247189 A JP 5247189A JP H07103700 B2 JPH07103700 B2 JP H07103700B2
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恭男 森川
登 中山
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大淀小松株式会社
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、パワーショベル等のアームの先端に取り付け
て鉄筋コンクリート等の老旧建造物を低騒音下で破砕解
体するために使用される破砕装置の改良に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
この主の破砕装置として、一対の回動アームの中間部を
保持枠体に枢着し、後端間に連結した油圧シリンダ伸縮
操作することにより、先端間でコンクリート等を挟圧破
砕させ、かつ、保持枠体を介して全体を取付ブラケット
に油圧モータで旋回させ得るように取付けたものが公知
である。(例えば、特公昭58−30990号公報御参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の破砕装置は、油圧モータを回転させなければ1対
の回動アームの向きを変えることができないもので、こ
れでは、次のような不具合がある。
即ち、被破砕物を食えた際、最適な向きに自己修正させ
ることができず、その都度、油圧モータを駆動させなけ
ればならない。
また、油圧モータには、破砕反力が常に作用し、湯洩れ
が発生することがあり、しかも、この種の破砕作業で
は、油圧モータような積極的な回転駆動手段を設けなく
ても十分に作業が遂行できる場合も少なくない。
さらに、1対の回動アームを油圧シリンダで開閉動作さ
せる際、双方を同調して開閉させるため、両方の回動ア
ームの一部を摺動部材と摺動受部材とで噛み合わせてい
るが、このような構造では、摺動部の摩耗が激しい欠点
があった。
また、従来では、1対の回動アームの開閉動作を1本の
油圧シリンダで行わせており、かつ、同調回動機構を設
けていたため、目標解体物を中央で狭めるような角度で
接近させなければならず、かつ、破砕力の増大にも限界
があった。
その他、従来の破砕装置は、被破砕物のクラッシャー、
切断、小割りの各作業を1台の装置で行わせることがで
きなかった。
本発明は、従来の破砕装置の上記問題点に鑑みて提案さ
れたもので、その目的とするところは、油圧モータを省
略可能とし、同調回動機構部の摩耗を軽減させ、また、
同調回動機構を省略可能とし、さらに、被破砕物のクラ
ッシャー、切断、小割りの各作業を1台の装置で行わせ
得る破砕装置を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明の1つは、1対の回動
アームを保持枠体に油圧シリンダの伸縮動作で開閉動作
する如く枢着し、上記保持枠体に設けられたリングギヤ
と噛合するピニオンを介して、取付ブラケットの一部に
旋回可能に装着すると共に、ピニオン軸上に遊嵌され、
かつ取付ブラケットに固着された軸受ブランジに係止さ
れたディスクを、ディスクの両側に配置した摩擦板によ
り挾圧させ、ピニオンの回転を制限し、上記保持枠体の
自由旋回を制限する旋回ブレーキ機構を装備させたもの
である。
また、本発明は、1対の回動アームを保持枠体に油圧シ
リンダの伸縮動作で開閉動作する如く別々の枢軸で枢着
し、両枢軸の近傍で、かつ両枢軸から等距離の位置の両
回動アームの一部に略半円弧状の凹部を対設し、両凹部
に、円形の同調ピンを抱持させたものである。
さらに、本発明は、1対の回動アームを保持枠体に別々
の油圧シリンダの伸縮動作で開閉動作する如く枢着し、
両油圧シリンダを油圧供給源に並列接続したものであ
る。
また、本発明は、1対の回動アームの先端対向面に、ロ
ングカッター用刃物台と、クラッシャーを先端側に配し
たショートカッター用刃物台とを着脱交換可能に装着す
ると共に、最先端部の対向面に凹部を対設し、該凹部に
小割り用アタッチメントを着脱可能に装着するようにな
したものである。
〔作用〕
旋回ブレーキ機構は、保持枠体の自由旋回を制限するこ
とによって、1対の回動アームを目標解体物に一定の方
向を保持させたままで接近させることが可能であり、ま
た、目標解体物を食えた際、最適な向きに旋回して自己
修正する。
また、ブレーキ力を調整することにより、自由旋回力を
変更することができ、さらに、1対の回動アームの向き
を強制的に変更する場合には、ブレーキ力を一旦解除し
て手動で所望の向き旋回させ、その位置でブレーキ力を
作用させるべく再設定すればよい。
同調回動機構は、円形の同調ピンを両回動アームの一部
に形成した略半円弧状の凹部で抱持させたから、一方の
回動アームが回動するとき、同調ピンも同一角度回動
し、この同調ピンに凹部が嵌合している他方の回動アー
ムも同一角度回動せしめられる。この場合、同調ピンと
両凹部との接触面での摩耗は微小である。
1対の回動アームを保持枠体に別々の油圧シリンダで開
閉動作する如く枢着し、両油圧シリンダを油圧供給源に
並列接続すると共に、同調回動機構を省略しておくと、
1対の回動アームを閉動作させる際、目標解体物を中央
を狭めるような角度で接近させなくてもよく、一方の回
動アームが先に目標解体物に当たると、あとは、負荷の
軽い他方の回動アームのみが閉動作して目標解体物を両
側から挟み、この状態になると、両方の回動アームの負
荷が同一となり、強大な油圧力で目標解体物を破砕、切
断、小割りを行う。また、油圧シリンダを2本使用する
ことによって、破砕力を増大させることができる。
さらに、1対の回動アームの先端対向面に、ロングカッ
ター用刃物台を取付ければ、鉄骨の切断ができ、ショー
トカッター用刃物台を取付ければ、クラッシャーが先端
側に一体に設けてあるため、コンクリートの破砕と、コ
ンクリート中に配されている鉄筋の切断を行わせること
ができ、この場合、ショートカッターを根元側とし、ク
ラッシャーを先端側に配してあることによって、開口幅
の大きい先端側でコンクリートを破砕させることがで
き、鉄筋の切断を根元側で確実に行うことができる。ま
た、コンクリートの小割りを行う場合には、先端の凹部
に小割り用アタッチメントを取り付けて行うことがで
き、小割りが不用なときには、上記アタッチメントを取
り外せばよく、このように取り外せば、凹部となってい
るため、他の作業の邪魔にならない。
〔実施例〕
第1図は本発明に係る破砕装置をパワーショベルに装着
した一例を示す概略側面図であって、(A)はパワーシ
ョベル本体、(B)はアーム、(C)は破砕装置を示
す。
破砕装置(C)は、第2図に示す様に、1対の回動アー
ム(1)(1)を保持枠体(2)に油圧シリンダ(3)
の伸縮動作で開閉動作する如く枢着し、或いは、第3図
に示す様に、1対の回動アーム(1)(1)を保持枠体
(2)に別々の油圧シリンダ(3)(3)の伸縮動作で
開閉動作する如く枢着する。
1対の回動アーム(1)(1)は、別々の枢軸(4)
(4)によって保持枠体(2)に対称的に枢着してあ
る。
保持枠体(2)は、後部から前方に向けて2股に分かれ
ており、その先端部間で回動アーム(1)(1)を枢軸
(4)(4)を介して開閉動作可能に枢着してある。保
持枠体(2)の後部は、旋回座軸受(5)を介して取付
ブラケット(6)に自由旋回可能に装着してある。この
取付ブラケット(6)は、パワーショベル本体(A)の
アーム(B)の先端に起伏回動可能にピン連結される。
保持枠体(2)の後端には、第4図に示す様に、内歯車
をもつリングギヤ(7)が一体に固着され、このリング
ギヤ(7)に噛合するピニオン(8)が取付ブラケット
(6)にピニオン軸(9)を介して回転可能に軸承され
ている。
ピニオン軸(9)には、保持枠体(2)の自由旋回を制
限する旋回ブレーキ機構(D)が装着してある。
旋回ブレーキ機構(D)は、ピニオン軸(9)の後端上
にキー嵌合されたハブ(10)と、このハブ(10)上にブ
ッシュ(11a)を介して遊嵌され、かつ、取付ブラケッ
ト(6)に固着された軸受フランジ(11)に係止された
ディスク(12)と、ディスク(12)の両側に配置した摩
擦(13)と、摩擦板(13)にプレート(14)を介して圧
接力を加える皿バネ(15)と、ハブ(10)の後端上に螺
合させた調節ナット(16)と、調節ナット(16)の円周
等配位置に螺合され、パイロットプレート(17)を介し
て皿バネ(15)の圧接力を調節する調節ボルト(18)
と、ハブ(10)をピニオン軸(9)上に、その後端から
ワッシャ(19)を介して固定する取付ボルト(20)とを
具備し、全体をカバー(21)で被覆させてなるもので、
組立持、各部材に付着した油、錆、ほこり、ゴミ等を除
去して皿バネ(15)にパイロットプレート(17)を当
て、パイロットプレート(17)と調節ナット(16)の面
が密着し、ガタが無くなるまで調節ナット(16)を手で
締めた上、調節ボルト(18)をガタが無くなるまで手で
締め、これよりさらに、調節ナット(16)をスパナによ
って、所定角度(例えば、90゜)締める方向に回して皿
バネ(15)によりハブ(10)の先端側フランジ(10a)
とプレート(14)との間で摩擦板(13)(13)を介して
ディスク(12)を挟圧させ、ピニオン軸(9)の回転を
制限する。これにより、リングギヤ(7)の回転が制限
され、保持枠体(2)の自由旋回が制限される。従っ
て、旋回ブレーキ機構(D)は、保持枠体(2)の自由
旋回を制限するトルクリミッタとなるもので、その制限
トルクは、調節ナット(16)により外部から自由に設定
変更することができる。
取付ブラケット(6)と保持枠体(2)の後端との間に
は、第4図に示す様に、油圧配管接続用のスイベルジョ
イント(22)が軸承され、このスイベルジョイント(2
2)の設置位置は、取付ブラケット(6)に対する保持
枠体(2)の旋回中心位置としてある。
1対の回動アーム(1)(1)の枢軸(4)(4)の近
傍で、かつ、両枢軸(4)(4)から等距離の位置の両
回動アーム(1)(1)の一部に、第5図及び第6図に
示す様に、略半円弧状の凹部(1a)(1a)を対向して形
成し、両凹部(1a)(1a)に円形の同調ピン(23)を抱
持させ、これによって、一方の回動アーム(1)が枢軸
(4)を中心として開閉回動するとき、同調ピン(23)
が回動し、他方の回動アーム(1)も同一角度だけ同調
回動せしめられる同調回動機構(E)を構成している。
上記同調回動機構(E)は、第2図の1本シリンダ方式
の場合には必ず取付けられるが、第3図の2本シリンダ
方式の場合では、取付ける場合と取付けない場合の両方
で実施するものとする。
次に、1対の回動アーム(1)(1)の先端対向面に、
第7図〜第10図に示す様に、ロングカッター用刃物台
(24)と、クラッシャー(25)を先端側に一体に配した
ショートカッター用刃物台(26)とを着脱交換可能に装
着するための取付凹部(1b)を形成し、さらに、際先端
部の対向面に小割り用アタッチメント(27)を着脱可能
に装着するための凹部(1c)を形成している。
ロングカッター用刃物台(24)は、第9図に示す様に、
全体が略L形をなし、キー(28)を介して背面を回動ア
ーム(1)の取付凹部(1b)に複数本(図面は6本の場
合を示す)のボルト(29)で取付けるようにしており、
このロングカッター用刃物台(24)に、取付凹部(1b)
の略全長に亘る長さのロングカッター(30)を複数本の
ボルト(31)で取付けるようにしてある。
ショートカッター用刃物台(26)は、第8図に示す様
に、全長が回動アーム(1)の取付凹部(1b)に嵌合す
る長さをもち、その取付けに当っては、キー(28)を介
して背面を複数本のボルト(29)で回動アーム(1)の
取付凹部(1b)に取付けるようにしており、先端側に
は、クラッシャー(25)が一体に形成してあり、後端側
には、短い寸法のショートカッター(32)をボルト(3
1)で取付けるためのL形取付台部(26a)を有する。
1対の回動アーム(1)(1)に取付けられる刃物は、
互いに食い違い状に開閉動作して鉄筋や鉄骨を剪断する
ような位置関係に取付けられるものである。
しかし、クラッシャー(25)は、互いに対向させてコン
クリート等の解体物を食いちぎるように破砕するように
構成されている。
小割り用アタッチメント(27)は、第10図に示す様に先
端面が複数の小分割された凸部(27a)を有し、その背
面(27b)は、回動アーム(1)の凹部(1c)に相補的
に嵌合する凸円弧状としてあり、さらに背面側の両側に
背面側へ延びる取付脚部(27c)(27c)を一体に有し、
この取付脚部(27c)(27c)を回動アーム(1)の先端
の両側面間に嵌合してボルト(33)とナット(34)とで
取付けるようにしている。尚、回動アーム(1)の先端
及び取付脚部(27c)(27c)にはボルト孔(1d)、(27
d)(27d)が形成されており、さらに、一方の取付脚部
(27c)には、ボルト(33)の頭部に嵌合して回り止め
を行わせる回り止めプレート(35)が嵌合する凹部(27
e)が形成され、この凹部(27e)に回り止めプレート
(35)がボルト(36)で固着される。
上記小割り用アタッチメント(27)は、1対の回動アー
ム(1)(1)の先端部に互いに対向して取付けられ、
コンクリート等を小割りする場合に利用される。
本発明は以上の構成からなり、次の動作の一例を説明す
る。
パワーショベル本体(A)を操作してアーム(B)及び
破砕装置(C)を動作させる。この動作に必要な動力源
は、パワーショベル本体(A)のエンジンによって駆動
される油圧パワーユニットから取り出され、それぞれ、
運転室内の操作レバー又は操作釦により、操作される。
破砕装置(C)の油圧シリンダ(3)には、パワーショ
ベル本体(A)側から、アーム(B)に沿った配管を経
て、取付ブラケット(6)のスイベルジョイント(22)
を介して油圧配管が接続される。
第3図に示す2本シリンダ方式の場合は、2つの油圧シ
リンダ(3)(3)を並列接続で油圧供給源に接続す
る。
油圧シリンダ(3)に作動油を供給して伸縮させると、
1対の回動アーム(1)(1)は、枢軸(4)(4)の
回りで開閉動作し、クラッシャー(25)による破砕、シ
ョートカッター(32)による鉄筋等の切断、ロングカッ
ター(30)によるH型鋼等の鉄骨の切断、小割り用アタ
ッチメント(27)による小割り等の各作業か実施され
る。尚、本実施例においては、旋回ブレーキ機構(D)
をピニオン軸(9)の後端に取付けたことにより、これ
を外して油圧モータを付ければ、強制旋回させる方式に
共用できる利点がある。
〔発明の効果〕
請求項1の発明によれば、油圧モータ方式の如き、油洩
れがなく、かつ、高価な油圧モータを使用しなくてもよ
く、そのための油圧配管も省略できるため、この種の破
砕装置を簡単な構造で安価に提供でき、1対の回動アー
ムを目標解体物に接近させるときには、一定の位置を保
持したままで接近させることができ、目標解体物を食え
たときには、その反力の大きさに応じて旋回ブレーキ機
構のブレーキ力に抗して旋回し、無理な力が作用するこ
とを防止させることができるものである。
請求項2の発明によれば、1対の回動アームの同調回動
機構部の摩耗を軽減でき、耐久性を向上させることがで
きる。
請求項3の発明によれば、同調回動機構を省略しても1
対の回動アームのふらつきを防止でき、目標解体物に対
する接近姿勢を、中央に設定しなくてもよく、操作者の
労力を軽減できる。即ち、一方の回動アームが先に解体
物に当接すると、他方の回動アームのみが閉方向に回動
して解体物を両側から挟み、それ以後は、両方の回動ア
ームが閉作動して解体物を破砕切断させることができ
る。しかも、油圧シリンダ2本分の力で破砕切断させる
ため、強力となる。
請求項4の発明によれば、1台の破砕装置で、鉄骨の切
断、鉄筋の切断、コンクリート等の破砕、小割り作業を
行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る破砕装置をパワーショベルに装着
した一例を示す概略側面図、第2図及び第3図は本発明
の異なる実施例を示す破砕装置の平面図、第4図は旋回
ブレーキ機構の一例を示す拡大縦断側面図、第5図は同
調回動機構の要部拡大横断面図、第6図はその縦断面
図、第7図は回動アームの平面図、第8図はショートカ
ッター用刃物台の取付要領を示す分解斜視図、第9図は
ロングカッター用刃物台の取付要領を示す分解斜視図、
第10図は小割り用アタッチメントの取付要領を示す分解
斜視図である。 (A)……パワーショベル本体、 (B)……アーム、(C)……破砕装置、 (D)……旋回ブレーキ機構、 (E)……同調回動機構、(1)……回動アーム、 (2)……保持枠体、(3)……油圧シリンダ、 (4)……枢軸、(6)……取付ブラケット、 (1a)……略半円弧状の凹部、 (23)……同調ピン、 (24)……ロングカッター用刃物台、 (25)……クラッシャー、 (26)……ショートカッター用刃物台、 (27)……小割り用アタッチメント、 (1b)……取付凹部、(1c)……凹部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1対の回動アームを保持枠体に油圧シリン
    ダの伸縮動作で開閉動作する如く枢着し、上記保持枠体
    に設けられたリングギヤと噛合するピニオンを介して、
    取付ブラケットの一部に旋回可能に装着すると共に、ピ
    ニオン軸上に遊嵌され、かつ取付ブラケットに固着され
    た軸受ブランジに係止されたディスクを、ディスクの両
    側に配置した摩擦板により挾圧させ、ピニオンの回転を
    制限し、上記保持枠体の自由旋回を制限する旋回ブレー
    キ機構を装備させたことを特徴とする破砕装置。
  2. 【請求項2】1対の回動アームを保持枠体に油圧シリン
    ダの伸縮動作で開閉する如く、別々の枢軸で枢着し、両
    枢軸の近傍で、かつ、両枢軸から等距離の位置の両回動
    アームの一部に略半円弧状の凹部を対設し、両凹部に円
    形の同調ピンを抱持させた同調回動機構を装備させたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の破砕装置。
  3. 【請求項3】一対の回動アームを保持枠体に別々の油圧
    シリンダの伸縮動作で開閉動作する如く枢着し、両油圧
    シリンダを油圧供給源に並列接続したことを特徴とする
    請求項1に記載の破砕装置。
  4. 【請求項4】1対の回動アームの先端対向面に、ロング
    カッター用刃物台と、クラッシャーを先端側に配したシ
    ョートカッター用刃物台とを着脱交換可能に装着すると
    共に、最先端部の対向面に凹部を対設し、該凹部に小割
    り用のアタッチメントを着脱可能に装着するようにした
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の破砕装置。
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