JPS63132892A - ピリジニウムチオメチルセフアロスポリン - Google Patents

ピリジニウムチオメチルセフアロスポリン

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JPS63132892A
JPS63132892A JP61279410A JP27941086A JPS63132892A JP S63132892 A JPS63132892 A JP S63132892A JP 61279410 A JP61279410 A JP 61279410A JP 27941086 A JP27941086 A JP 27941086A JP S63132892 A JPS63132892 A JP S63132892A
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JP
Japan
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acid
amino
pyridinium
methyl
thiazolyl
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Pending
Application number
JP61279410A
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English (en)
Inventor
Yoshio Hamashima
浜島 好男
Kyoji Minami
南 恭二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shionogi and Co Ltd
Original Assignee
Shionogi and Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shionogi and Co Ltd filed Critical Shionogi and Co Ltd
Priority to JP61279410A priority Critical patent/JPS63132892A/ja
Publication of JPS63132892A publication Critical patent/JPS63132892A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/30Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Cephalosporin Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は下式(1)で示される7β−[2−(2−ア
ミノ−4−チアゾリル)−3−置換アクリルアミノ]−
3−(1−置換または非置換メチルピリジニウム−4−
イルチオ)メチル−3−セフェム−4−カルボン酸誘導
体に関する。
(式中、Rはアミンまたは保護アミノ基、R1,R2は
アルキルまたは置換アルキル基、R3は水素原子、カル
ボキシ保護基または陰電荷、 R4はRりが陰電荷の場合にはイオン結合、その他の場
合はピリジニウム基の対イオン、をそれぞれ示す) 前記式(1)中、アミン保護基Rにはペニシリン、セフ
ァロスポリンの化学の分野で、分子中の他の部分に不都
合な変化を起こすことなく着脱可能なものとして知られ
ている炭素数1〜20のアミン保護基が含まれる0代表
例には、いずれも更に置換基を有していてもよい、例え
ば炭素数7〜20のアラルキル(ベンジル、ジフェニル
メチル、トリチル、メトキシベンジル、ニトロベンジル
、メチルベンジルなど)、炭素数1〜8のアルキル(メ
トキシエトキシメチル、トリクロロエチル、テトラヒド
ロピラニルなど)、炭素数6〜12のアリールチオにト
ロフェニルチオなど)、炭素数1〜8のアルキリデン、
炭素数7〜14のアラルキリデン(ベンジリデンまたは
置換ベンジリデン)、アシル[炭素数1〜8のアルカノ
イル(ホルミル、アセチル、クロロアセチル、トリフル
オロアセチルなど)、炭素数7〜15のアロイル(ベン
ゾイル、ニトロベンゾイルなど)、炭素数2〜12のア
ルコキシカルボニル(ここにアルキル部分はメチル、エ
チル、プロピル、シクロプロピルエチル、イソプロピル
、ブチル、ペンチル、ヘキシル、イソブチル、トリクロ
ロエチル、ピリプルメチル、シクロペンチル、シクロヘ
キシルなど)、炭素数8〜15のアラルコキシカルボニ
ル(ここにアラルキル部分はベンジル、ジフェニルメチ
ル、ニトロベンジルなど)、炭1!3〜10の二塩基性
酸アシル(サクシニル、フタロイルなど)その他]、炭
素数3〜15のト1ノアルキルシリル、炭素数3〜15
のトリアルキルスタニルなど、当該技術分野で公知のア
ミン保護基がある。
アルキルまたは置換アルキルRISR2は直鎖、分枝ま
たは環状のアルキルであって、ヒドロキシ、アルコキシ
、アシルオキシ、アミノ、アシルアミノ、ジアルキルア
ミノ、シアノ、カルボキサミド、ホルムイミドイルアミ
ノ、オキソ、アシル、ハロゲン、カルボキシ、保護カル
ボキシなどの置換基を有していてもよいものとする。
カルボキシ保護基R3には、エステル、塩などがあって
、それぞれカルボキシ保護用、医薬用誘導体用などに有
用である。カルボキシ保護用R3にはペニシリン、セフ
ァロスポリンの化学の分野で、分子中の他の部分に不都
合な変化を起こすことなく着脱できるものとして知られ
ている炭素数1〜19のカルボキシ保護基が含まれる0
代表例には、たとえば炭素数1〜8のアルキルエステル
(メチ4.メトキシメチル、二チノ呟エトキシメチル、
ヨードエチル、プロピル、イソプロピル、エトキシエテ
ル、メチルチオエチル、メタンスルホニルエチル、ブチ
ル、イソブチル、トリクロロエチル、t−ブチルなどの
エステル)、炭素数2〜8のアルケニルエステル(ビニ
ル、プロペニル、アリル、プレニルエステルなど)、炭
素数7〜19のアラルキルエステル(ベンジル、メチル
ベンジル、ジメチルベンジル、メトキシベンジル、エト
キシベンジル、ニトロベンジル、アミノベンジル、ジフ
ェニルメチル、フェネチル、トリチル、ジ−t−ブチル
ヒドロキシベンジル、フタリジル、フェナシルエステル
など)、炭素数6〜12のアリールエステル(フエニノ
呟トリル、ジイソプロピルフェニル、キシリル、トリク
ロロフェニル、ペンタクロロフェニル、インダニルエス
テルなど)、炭素数1〜12のN−ヒドロキシアミノ化
合物とのエステル(アセトンオキシム、アセトフェノン
オキシム、アセトアルドキシム、N−ヒドロキシこはく
酸イミド、N−ヒドロキシフタルイミドなどとのエステ
ル)、炭素数3〜12のシリルエステル(トリメチルシ
リル、t−ブチルジメチルシリル、ジメチルメトキシシ
リルエステルなど)、炭素数3〜12のスタニルエステ
ル(トリメチルスタニルエステルなど)などを構成する
保護基がある。この保護基部分は各種置換分を有してい
てもよい、これらのカルボキシ保護基は最終目的物まで
に脱離させるので、保護の目的を達するものであれば、
その構造には必ずしも重要な意味はなく、広範囲な均等
基(アミド、炭酸またはカルボン酸との酸無水物など)
も利用できる。
医薬用R3には、主に塩形成基と薬理学的活性エステル
形成基が含まれる。
塩形成基R3のうち、ペニシリン、セファロスポリンの
分野で常用の、生理学的に受容しうるイオンとなりうる
周期律表第1〜■属、第2〜4周期に属する軽金属原子
(リチウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カ
ルシウム、アルミニウムなど)は医薬用に適する。炭素
数1〜12のアルキルアミン(トリメチルアミン、トリ
エチルアミン、メチルモルホリンなど)塩や炭素数4〜
9の芳香族塩基(ピリジン、フリジン、ピコリン、キノ
リン、ジメチルアニリンなど)塩などを構成する常用の
塩形成基R3は合成用、保存用などに利用できる。
3位ピリジニウムの対イオンR4としては、無機酸(ハ
ロゲン化水素酸、硫酸、硝酸、燐酸、炭酸など)および
有機酸(アルカン酸、ハ、ロアルカン酸、アルキルスル
ホン酸、アリールスルホン酸など)のアニオンを例示で
きる。
[先行技#I ] ピリジニウムデオメチルセファロスポリンは特開昭60
−215690号、特開昭61−183291号などに
記載きれているが本発明の化合物(I)は記載がない。
[用途] 化合物(■)[とくにそのシス体(2体)]は好気性、
嫌気性のグラム陽性菌(ブドー球菌、溶連菌など)、ダ
ラム陰性菌(大腸菌、緑膿菌など)に抗菌性を示し、医
薬、動物薬、殺菌剤、防腐剤などとして利用できる。
特に、グラム陽性菌、陰性菌に対する抗菌力、経口吸収
性、排泄、分布などに特性を示す。
[製剤] 遊離酸または軽金属塩である化合物(1)は、要すれば
添加剤(結合剤、溶解補助剤、増量剤、安定化剤、懸濁
剤など)、作用増強物質(吸収排泄調節剤、シラスタチ
ン、β−ラクタメース阻害剤、他種抗菌剤など)などと
ともに常法により製剤化して静脈注射、筋肉注射、点滴
、皮下注射(アンプル剤、バイヤル剤、液剤、懸濁剤な
どとして)、経口投与により投与できる。エステル(I
)中には静脈注射、筋肉注射、皮下注射または経口投与
(カプセル、ドライシロップ、乳化剤、粉剤、液剤、懸
濁剤、錠剤、トローチ剤などとして)、外用または局所
投与(点耳剤、点鼻剤、点眼剤、軟膏剤、乳剤、スプレ
ー剤、受刑などとして)により投与できるものがある。
[用量] ヒトの医薬として用いるときは化合物(I)として日用
量0.1〜6g(注射)、0.4〜4g(内服)、0.
01〜10mg(外用)を投与すれば感受性細菌感染症
を予防または治療できる。
また、他種抗菌剤の合成原料や細菌感受性試験用材料と
しての用途もある。
[製造法コ この発明の化合物は例えば以下のような方法で製造する
ことができる。
1)アミノ保護基の除去 化合物(I)の分子中に保護アミノ基がある場合には、
例えば以下に記載の公知方法などを適用して脱保護でき
る。
a)アルコキシカルボニル基(第三級ブトキシカルボニ
ルなど)などのアミノ保護基は強酸(トリフルオロ酢酸
、トリフルオロメタンスルホン酸など)、ルイス酸(塩
化アルミニウム、塩化スズ、塩化チタニウム、塩化亜鉛
など)、その他の酸を、要すればカチオン捕捉剤(アニ
ソーノ呟ベンゼンチオールなど)の存在下に作用させる
b)アラルコキシカルボニル(カルボベンゾキシ、メチ
ルカルボベンゾキシ、ジフェニルメトキシカルボニルな
ど)などのアミン保護基には、前記のようなルイス酸と
カチオン捕捉剤との組合わせまたは水素(パラジウムま
たはニッケル触媒などを利用する接触還元など)を作用
させる。
C)低級アルカノイル(ホルミル、アセチル、クロロア
セチルなど)、シッフ塩基形成基(すなわち、エチリデ
ン、プロピリデン、ベンジリデン、置換ベンジリデンな
どの二価炭素基)、アラルキル(トリチル、置換トリチ
ルなど)、アリールチオ(フェニルスルフェニルなど)
、テトラヒドロピラニル、シリルまたはスタニル(トリ
メチルスタニル、トリメチルシリルなど)、その他のア
ミン保護基には酸(塩酸、硫酸、メタンスルホン酸など
)を作用させる。
d)その他、特定基に固有の方法(たとえば、ハロアセ
チルにチオズ素、N−アルキノしジチオカルバメートを
作用させる方法、二塩基性酸アシルにヒドラジンを作用
させる方法、アミドに五塩化リンとアルカノールを作用
きせる方法など)。
2〕アミ ド化 アミン(II)またはその反応性誘導体にカルボン酸(
III)またはその反応性誘導体を下式に従って常法に
より作用きせれば、目的とする化合物CI)を製造でき
る。
アミン(I[)の反応性誘導体には7位のアミン基がシ
リル基(トリメチルシリル、メトキシジメチルシリル、
t−ブチルジメチルシリルなど)、スタニル基(トリメ
チルスタニルなど)、アルキレン基(アルデヒド、アセ
トン、アセチルアセトン、アセト酢酸エステル、アセト
アセトニトリル、アセトアセトアニリド、シクロペンタ
ンジオン、アセチルブチロラクトンなどと結合した形の
エナミンを形成する基)、アルキリデン基(1−ハロア
ルキリデン、1−ハロアラルキリデン、1−アルコキシ
アルキリデン、1−アルコキシアラルキリデン、1−ア
ルコキシ−1−フェノキシアルキリデン、アルキリデン
、アラルキリデンなど)、酸(K酸、カルボン酸、スル
ホン酸などとの塩の形で)、外れ易いアシル基(アルカ
ノイルなど)、その他の基で活性化されたものと、分子
中の他の官能基を保護したものなども含む。
カルボン酸(I[[)は縮合剤[カーポジイミド(N、
N’−ジエチルカーポジイミド、N、N’−ジシクロへ
キシルカルボジイミドなど)、カルボニル化合物(カル
ボニルジイミダゾールなど)、インキサシリニウム塩、
アシルアミノ化合物(2−エトキシ−1−エトキシカル
ボニル− ノリンなど)その他]の存在下反応させる。
この反応は好ましくは活性水素のない溶媒中、アミン(
It)に対してカルボン酸(■)1〜2モルと縮合剤1
〜2モルを作用させる。
反応性誘導体は酸無水物(対称酸無水物、混合酸無水物
[鉱酸(りん酸、硫酸、炭酸半エステルなど)、有I!
酸(アルカン酸、アラルカン酸、スルホン酸など)との
混合酸無水物など]、分子内無水物(ケテン、インシア
ネートなど)、酸ハロゲン化物(ハロゲン化水素との混
合酸無水物)な、!’)、酸ハロゲン化物、活性エステ
ル[エノールエステル(ビニルエステル、インプロペニ
ルエステルなど)、アリールエステル(フェニルエステ
ル、ハロフェニルエステル、ニトロフェニルエステルな
ど)、異項環エステル(ピリジルエステル、ベンゾトリ
アゾリルエステルなど)、N−ヒドロキシ化合物とのエ
ステル、ジアシルヒドロキジルアミンとのエステル(N
−ヒドロキシスクシンイミドイルエステル、N−ヒドロ
キシフタルイミドイルエステルなど)、チオールエステ
ル(アラルキルチオールエステル、異項環チオールエス
テルなど)その他]、活性アミド[芳香族アミド(イミ
ダシーツ呟トリアゾール、2−エトキシ−1,2−ジヒ
ドロキノリンなどとのアミド)、ジアシルアニリドなど
]である、これら反応性誘導体と共に利用きれる酸捕捉
剤は無機塩基(アルカリ金属、アルカリ土類金属などの
酸化物、水酸化物、炭酸塩、重炭酸塩など)、有機塩基
(第三級アミン、芳香族塩基など)、オキシラン(アル
キレンオキシド、アラルキレンオキシドなど)、ピリジ
ニウム塩(三塩化トリピリジニウムトリアジンなど)、
吸着剤(セライトなど)、その他コなどである。この反
応は好ましくは反応性水素のない溶媒中、アミン(I[
)に対してカルボン酸(II[)の反応性誘導体1〜2
モルと酸捕捉剤0〜2モルを作用させる。酸ハライド、
酵素化学的活性エステルは、水性溶媒中でも反応できる
3)3位置換基の導入 化合物(1)の3位が脱離基置換メチル基である原料化
合物に、ピリジルチオール類またはピリドチオンなどの
反応性誘導体を作用させれば目的とする化合物(I)を
製造できる。ここに、脱離基としてはハロゲン、スルホ
ニルオキシ、アルカノイルオキシ、ハロアルカノイルオ
キシなどの活性脱離基がよい。前記チオールの反応性誘
導体としては、アルカリ金属塩、第三級アンモニウム塩
、カルボン酸エステルなどが好ましい。反応は無水溶媒
中でも、含水溶媒中でもO′C〜60°Cで十分進行す
る。この反応は脱水剤、塩化ホスホリル化合物、ロダン
化合物などにより、促進される。
4)カルボキシ保護基の脱離 カルボキシ保護基R3をもつ化合物(1)は、当技術分
野で常用の脱保護反応に付して遊離カルボキシ化合物(
r)とすることができる、この脱保護反応には、たとえ
ば下記のような操作法を適用することができる。
a)活性エステル形成基であるカルボキシ保護基R3は
不活性溶媒中、酸、塩基、緩衝液、イオン交換樹脂など
を作用させれば脱保護できる。活性が不充分なエステル
形成基にも適当な常法で活性化すれば(例えば、トリク
ロロエチルエステルに金属と酸;p−ニトロベンジルエ
ステルに水素添加、ジチオン酸塩または金属と酸;フエ
ナシ゛ルエステルに光照射など)脱保護できる場合もあ
る。
b)アラルキルであるカルボキシ保護基R4は触媒(パ
ラジウム、白金、ニッケルなど)存在下に水素添加すれ
ば脱保護できる。
c)第3級アルキル、シクロプロピルメチル、2−アル
ケニル、アラルキル、スルホニルエチルなどであるカル
ボキシ保護基R3は鉱酸、ルイス酸(塩化アルミニウム
、塩化スズ、塩化チタニウムなど)、スルホン酸(ベン
ゼンスルホン酸、メタンスルホン酸、トリフルオロメタ
ンスルホン酸など)、強酸性カルボン酸(トリフルオロ
酢酸など)などの酸を、要すればカチオン捕捉剤(アニ
ソーノ呟ベンゼンチオールなど)の存在下に作用きせれ
ば脱保護できる。
d)2−アルケニルであるカルボキシ保護基R3はトリ
アリールホスフィン−パラジウム錯化合物を作用させれ
ば脱保護できる。
e)フェナシル、2−アルケニル、ヒドロキシアラルキ
ルなどであるカルボキシ保護基R3は塩基または求核剤
を作用させれば脱保護できる。
r)他の均等なカルボキシ保護基の脱離法。
5)反応条件 前記各合成法は通常−30〜100℃、とくに−20〜
50℃の温度で10分間〜10時間かけて反応させるこ
とが多い、これらは溶媒中、要すれば無水条件下、実施
する。その他の常法はいずれも適用できる。
反応溶媒としては、炭化水素(ペンタン、ヘキサン、オ
クタン、ベンゼン、トルエン、キシレンなど)、ハロゲ
ン化炭化水素(ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化
炭素、ジクロロエタン、トリクロロエタ゛ン、クロロベ
ンゼンなど)、エーテル(ジエチルエーテル、メチルイ
ソブチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフランな
ど)、ケトン(アセトン、メチルエチルケトン、シクロ
ヘキサノンなど)、エステル(酢酸エチル、酢酸イソブ
テノ1安息香酸メチルなど)、ニトロ炭化水素にトロメ
タン、ニトロベンゼンなど)、ニトリル(アセトニトリ
ル、ベンゾニトリルなど)、アミド(ホルムアミド、ア
セトアミド、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトア
ミド、ヘキサメチルホスホロトリアミドなど)、スルホ
キシド(ジメチルスルホキシド 酸、酢酸、プロピオン酸など)、有機塩基(ジエチルア
ミン、トリエチルアミン、ピリジン、ピッリン、フリジ
ン、キノリンなど)、アルコール(メタノール、エタノ
ール、プロパツール、ヘキサノール、オクタツール、ベ
ンジルアルコールなど)、水、その他の系列に属する工
業用溶媒またはその混合物を例示できる。
6)後処理 目的とする生成物は反応液から夾雑物(未反応原料、副
生成物、溶媒など)を常法(抽出、蒸発、洗浄、濃縮、
沈殿、口過、乾燥など)により除去したのち、常用の後
処理(吸着、溶離、蒸留、沈殿、析出、クロマトグラフ
ィーなど)を組合せて処理すれば単離することができる
7)実施例 以下に実施例を示し本発明の詳細な説明する。
生成物の物理定数は、表にまとめて記載した.表中、I
Rは波数νを■−1値で、NMRは化学シフト&をpp
m値、結合定数JをHz値で示す。
幾何異性体混合物のNMRで、各異性体水素の化学シフ
トが興なる時はシグナルが分れ、面積強度の比が成分比
、合計が該当元素数に相当する。
この場合は各々の化学シフトを1,」で区切って併記し
シグナルの型記号の前に分離数と「×」記号を付して表
現した。
(略号)  BOC−第3級ブトキシカルボニル。
BH露ジフニニルメチル。
Cbz−ベンジルオキシカルボニル (以下余白) 実施例1(3−ピリジニウムチオ化) 7β−[ 2−( 2−第三級ブトキシ力ルポニルアミ
ノ−4−チアゾリル)−2−ブテノイルアミノコ−3−
ブロモメチル−3−セフェム−4−カルボン酸ジフェニ
ルメチルエステル117I!1g(0.16ミリモル)
をテトラヒドロフラン6mlにとかし、N−メチル−4
−ビリトチ矛ン4011g(0.32ミリモル)を加え
、室温で1.5時間攪拌する。反応液にエーテル20m
1を加え、生成する沈殿を濾取し、乾燥すれば7β−[
 2−( 2=第三級ブトキシカルボニルアミノ−4−
チアゾリル)−2−ブテノイルアミノ]−3−(1−メ
チルピリジニウム−4−イルチオ)メチル−3−セフェ
ム−4−カルボン酸ジフェニルメチルエステル・プロミ
ド117mgを得る。収率86%。
実施例2(脱保護) 7β−[2−(2−第三級ブトキシ力ルポニルアミノ−
4−チアゾリル)−2−ブテノイルアミノ]−3−(1
−メチルピリジニウム−4−イルチオ)メチル−3−セ
フェム−4−カルボン酸ジフェニルメチルエステル・プ
ロミド117ff1g(0.14ミリモル)をアニソー
ル2mlにとかし、水冷下に塩化アルミニウム110m
g(0.82ミリモル)のアニソール1.5ml溶液を
加える。水冷下に1時間と室温で20分間攪拌する。
反応液にIN塩酸5mlを加え、水層を分取する。
これを酢酸エチルで洗い、スチレン−ジビニルベンゼン
共重合体吸着剤10ml上刃ラム・クロマトし、50%
メタノール水で溶出する画分を凍結乾燥すれば7β−[
2−(2−アミノ−4−チアゾリル)−2−ブテノイル
アミノコ−3−( 1−メチルピリジニウム−4−イル
チオ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート5
3mgを得る。
収率ニア7%。
実施例3(3−ピリジニウムチオ化) 7β−(2−(2−第三級ブトキシ力ルポニルアミノ−
4−チアゾリル)−2−ブテノイルアミノコ−3−ブロ
モメチル−3−セフェム−4−力ルボン酸ジフェニルメ
チルエステル363mg(0.5ミリモル)をN.N−
ジメチルホルムアミド5mlにとかし、N−ジフェニル
メトキシカルボニルメチル−4−ピリドチオン184m
g(0゜55ミリモル)とヨウ化ナトリウム150mg
(10ミリモル)を加え、室温で50分間攪拌する。
反応液をジクロロメタン30m1でうすめ、0.IN塩
酸で処理し、水洗し、硫酸ナトリウムで乾燥したのち、
溶媒を留去する。残留物をジクロロメタン2〜3mlに
とかし、エーテル60m1中に注ぐ。生成する沈殿を濾
取し、乾燥すれば7β−[2−(2−第三級ブトキシ力
ルポニルアミノ−4−チアゾリル)−2−ブテノイルア
ミノ]−3−(1−ジフェニルメトキシカルボニルメチ
ルピリジニウム− ム−4−カルボン酸ジフェニルメチルエステル・プロミ
ド505mgを得る1収率:95%。
実施例4(脱保護) 7β−[2−(2−第三級ブトキシ力ルポニルアミノ−
4−チアゾリル)−2−ブテノイルアミノ]−3−(1
−ジフェニルメトキシカッじボニルメチルピリジニウム
−4−イルチオ)メチル−3−セフェム−4−カルボン
酸ジフェニルメチルエステル をアニソール8mlにとかし、水冷下に塩化アルミニウ
ム550mg(4.1ミリモル)のアニソール3ml溶
液を加える。水冷下に1時間と室温で20分間攪拌する
。反応液にINN塩酸1用水着を分取する.これを酢酸
エチルで洗い、スチレン−ジビニルベンゼン共重合体吸
着剤40ml上刃ラム・クロマトし、50%メタノール
水で溶出する画分を凍結乾燥すれば7β−[ 2−( 
2−アミノ−4−チアゾリル)−2−ブテノイルアミノ
]−3−(1−カルボキシメチルピリジニウム−ルポキ
シレート181mgを得る。収率ニア2%。
実施例5(アミド化) 7β−アミノ−3−ブロモメチル−3−セフェム−4−
カルボン酸ジフェニルメチルエステル酸塩496mg(
1ミリモル)と2−(2−ベンジルオキシカルボニルア
ミノ−4−チアゾリル)−4−第3級ブトキシカルボニ
ル−2−ブテン酸460mg(1ミリモル)をジクロロ
メタン20mlに懸濁し、−30℃に冷却下にN−メチ
ルモルホリン0.44ml(4ミリモル)とオキシ塩化
燐0。
103ml(1.1ミリモル)を順次加え、同温で45
分間攪拌する。反応液を希塩酸で中和し、有fa着を飽
和食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮
する。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーで精製すれ
ば7β−[ 2−( 2−ベンジルオキシカルボニルア
ミノ−4−チアゾリル)−4−第3級ブトキシカルボニ
ル−2−ブテノイルアミノコ−3−ブロモメチル−3−
セフェム−4−カルボン酸ジフェニルメチルエステル6
18mgを得る。収率71.9%。NMRδ(CDCI
s) ppm:1.40(s, 9)1)、 2.95
(d. J=7Hz. 2H)、 3.05. 3.3
5(ABq. J=17Hz. 2H)、 3.95.
 4.65(ABq, JJOHz。
2H)、 4.90(d. J=5Hz, IH)、 
5.13. 5.36(ABq, J:12Hz, 2
H)、 5.50(dd, J=5Hz, J=8Hz
. 1B)、 6.72<s,  18)、  6.7
6s,  IH)、  7.11(t,  J=7Hz
.LH>、  7.3〜7、4(m. 15H)、 7
.77(d. J=8Hz, LH)。
実施例6(3−ピリジニウムチオ化) 7β−C2−C2−ベンジルオキシカルボニルアミノ−
4−チアゾリル)−4−第3級ブトキシカルボニル−2
−ブテノイルアミノコ−3−ブロモメチル−3−セフェ
ム−4−カルボン酸ジフェニルメチルエステル344m
g(0.4ミリモル)をテトラヒドロフラン15m1に
とかし、室温でN−メチル−4−ピリドチオン100m
g(0.8ミリモル)を加える。同温で100分間攪拌
する。
反応液にエーテル150mlを加え、生成する沈殿を濾
取し、乾燥すれば7β−[ 2−( 2−ベンジルオキ
シカルボニルアミノ−4−チアゾリル)−4−第3級ブ
トキシカルボニル−2−ブテノイルアミノコ−3−(1
−メチルピリジニウム−4−イルチオ)メチル−3−セ
フェム−4−カルボン酸ジフェニルメチルエステル・プ
ロミド362IT1gを得る。収率91.9%。
実施例7(脱保護) 7β−[ 2−( 2−ベンジルオキシカルボニルアミ
ノ−4−チアゾリル)−4−第3級ブトキシカルボニル
− −メチルピリジニウム−4−イルチオ)メチル−3−セ
フェム−4−カルボン酸ジフェニルメチルエステル・プ
ロミド360+ng(0,37ミリモル)をアニソール
5mlにとかし、水冷下に塩化アルミニウム440mg
(3,3ミリモル)のアニソール3ml溶液をカロえ、
室温で3時間攪拌する。反応液にIN塩酸5mlと酢酸
エチルを加え、水層を分取する。これを酢酸エチルで洗
い、スチレン−ジビニルベンゼン共重合体吸着剤でカラ
ム・クロマトし、50%メタノール水で溶出する画分を
凍結乾燥すれば7β−[2−(2−アミノ−4−チアゾ
リル)−4−カルボキシ−2−ブテノイルアミノ]−3
−(1−メチルピリジニウム−4−イルチオ)メチル−
3−セフェム−4−カルボキシレート160mgを得る
。収率:6B、7%。シス/トランス異性体比率−35
/85゜ 実施例8(3−ピリジニウムチオ化) 7β−[2−(2−ベンジルオキシカルボニルアミノ−
4−チアゾリル)−4−第3級ブトキシカルボニル−2
−ブテノイルアミノコ−3−ブロモメチル−3−セフェ
ム−4−カルボン酸ジフェニルメチルエステル300m
g(0,35ミリモル)をジメチルホルムアミド3.5
mlにとかし、室温でN−ジフェニルメトキシカルボニ
ルメチル−4−ピリドチオン129mg(0,39ミリ
モル)とヨウ化ナトリウム105mg(0,70ミリモ
ル)を加え、室温で40分間攪拌する。反応液に0.1
%塩酸およびジクロロメタンを加える。
有m層を分取し、飽和食塩水で洗い、硫酸マグネシウム
で乾燥、減圧濃縮する。残渣をジクロロメタン2〜3m
lにとかし、エーテル60m1に注ぐ。
析出する沈殿を濾取し、乾燥すれば7β−[2−(2−
ベンジルオキシカルボニルアミノ−4−チアゾリル)−
4−第3級ブトキシカルボニル−2−ブテノイルアミノ
]−3−(L−ジフェニルメトキシカルボニルメチルピ
リジニウム−4−イルチオ)メチル−3−セフェム−4
−カルボン酸ジフェニルメチルエステル・プロミド40
On+gを得る。収率95%。
実施例9(脱保護) 7β−[2−(2−ベンジルオキシカルボニルアミノ−
4−チアゾリル)−4−第3級ブトキシカルボニル−2
−ブテノイルアミノ]−3−(1−ジフエニルメトキシ
力ルポニルメチルビリジニウム−4−イルチオ)メチル
−3−セフェム−4−カルボン酸ジフェニルメチルエス
テル・プロミド493mg(0,41ミリモル)をアニ
ソール10m1にとかし、水冷下に塩化アルミニウム6
50mg(4,9ミリモル)のアニソール4ml溶液を
加え、室温で4時間攪拌する。反応液にIN塩酸10m
1と酢酸エチルを加え、水層を分取する。これヲ酢酸エ
チルで洗い、スチレン−ジビニルベンゼン共重合体吸着
剤でカラム・クロマトし、50%メタノール水で溶出す
る画分を凍結乾燥すれば7β−[2−(2−アミノ−4
−チアゾリル)−4−カルボキシ−2−ブテノイルアミ
ン]−3−(1−カルボキシメデルピリジニウム−4−
イルチオ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシレー
ト207m乙を得る。収率:B5.2%、シス/トラン
ス異性体比率−55/45゜ 手続ネ市正書(自発) 昭和62年10月30日

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下式で表わされる7β−[2−(2−アミノ−4
    −チアゾリル)−3−置換アクリルアミノ]−3−(1
    −置換または非置換メチルピリジニウム−4−イルチオ
    )メチル−3−セフェム−4−カルボン酸誘導体。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rはアミノまたは保護アミノ基、 R^1、R^2はアルキルまたは置換アルキル基、R^
    3は水素原子、カルボキシ保護基または陰電荷、 R^4はR^3が陰電荷の場合にはイオン結合、その他
    の場合はピリジニウム基の対イオン、をそれぞれ示す)
  2. (2)特許請求の範囲(1)の化合物を有効成分とする
    抗菌剤。
  3. (3)特許請求の範囲(1)の化合物を感受性細菌と接
    触させて殺菌する方法。
  4. (4)特許請求の範囲(1)の化合物をアミド化、ピリ
    ジニウムチオ化、脱保護化、スルホキシド化、スルホキ
    シド還元または造塩によって製造する方法。
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