JPS63131166A - ホログラム転写箔 - Google Patents

ホログラム転写箔

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JPS63131166A
JPS63131166A JP27833786A JP27833786A JPS63131166A JP S63131166 A JPS63131166 A JP S63131166A JP 27833786 A JP27833786 A JP 27833786A JP 27833786 A JP27833786 A JP 27833786A JP S63131166 A JPS63131166 A JP S63131166A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hologram
lippmann
recording medium
layer
transfer foil
Prior art date
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Pending
Application number
JP27833786A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadaichi Nishioka
西岡 貞一
Hidekazu Watabiki
綿引 英一
Fujio Iwata
岩田 籐郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP27833786A priority Critical patent/JPS63131166A/ja
Publication of JPS63131166A publication Critical patent/JPS63131166A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 出版・印刷業においては、書籍、雑誌の表紙・挿絵とし
て、あるいはギフト、ラベルティとしてそして有価証券
、タレジットカード・IDカードの偽造防止として、ホ
ログラム転写箔が利用されている。
また、パンケージ、ラベル、建装材の分野でも紅色に光
るその装飾性、立体感による意外性からホログラム転写
箔が利用されている。
本発明は該ホログラム転写箔に関し、さらに詳細には、
りンブマンホログラムを被転写体に転写することを目的
としたリップマンホログラム転耳箔に関するものである
〔従来の技術〕
従来のホログラム転写箔では樹脂上にレリーフ型レイン
ボウホログラムをエンボス成型し、その表面にアルミニ
ウム薄着を施し、感熱接着剤を塗布し、ホットスタンプ
により被転写体に対し転写を行なうことが知られている
〔発明が解決しようとしている問題点〕しかしながら従
来のホログラム転写箔ではそのホログラム層にレリーフ
型レインボウホログラムが用いられているため、横方向
の立体感は優れているものの縦方向の立体感がなく、縦
方向に像の見える視域も狭いという問題がある。またレ
インポウホログラムであるため、フルカラーホログラム
を作製するのは非常に困難である。またレインポウホロ
グラムはその原理上色収差による像のボケが発生し、解
像力が悪いという問題がある。また、プラスチックにエ
ンボス成型しただけでは、プラスチックの反射率が低い
ため、高い回折効率が得られず、反射層として、反射率
の高い金属膜をホログラム成型層の患に付与しなければ
ならないという問題がある。反射層としてアルミニウム
などの金属を用いる場合、ホログラム転写箔が不透明で
あるため被転写体の下絵が見えなくなってしまったり、
金属特有の光沢が異和感を与えたりして、デザイン上非
常な障害である。
〔問題を解決するための手段〕
本発明は上記の欠点を解決するために検討の結果開発し
たものである。
すなわち、支持体フィルムの片面に剥離層、ホログラム
層、感熱接着層を重ねたホログラム転写箔において、ホ
ログラムにリップマンホログラムを用いることで、レイ
ンボウホログラムでは得られない高品位のホログラム再
生像が得られることを見出した。すなわちリップマンホ
ログラムは高い波長選択性をもつため、白色光による再
生でも像がボケることが少ない、したがってレインボウ
ホログラムで行なった様な白色光再生のための縦方向の
情報低減の必要がなく、縦方向も含めた完全な立体感が
得られ、さらに視域も非常に広(なる、また波長選択性
が優れているため、理想的な現像処理によりホログラム
記録媒体に膨潤、収縮が発生せずホログラム撮影時の干
渉縞の間隔が保持されれば、撮影に用いた波長のみが再
生される。
したがって、488 nm、 515 nm、 633
0mの3色の波長を用いてリップマンホログラムを撮影
することによりカラーホログラムの作製が可能となる。
さらにリップマンホログラムの再生は原理的に反射型で
あるため、アルミニウムなどの金属反射層の付与という
工程が必要なく、ホログラム自体の透明性が高いため、
ホログラム再生されていない状態では、全くホログラム
を意識することなく被転写体の下絵を観察することがで
きる。リップマンホログラム自体は公知の技術であるが
、リップマンホログラムを転写層に形成することにより
、これまでにない高い品質のホログラム転写箔が得られ
る。
本発明について、以下図面を用いて、さらに詳しく説明
する。
第1図は本発明によるホログラム転写箔の構成を概略的
に示す断面図である。支枝体フィルムlはポリエステル
樹脂、ポリカーボネート樹脂等が使用できるが、耐熱性
、加工性、均一性などの特性からポリエステル樹脂が最
も適し、厚み10um〜50μm程度のフィルムが使用
できる。剥離層2はリンブマンホログラム逼影感光層が
より効果的に被転写体に転移するために設けられたもの
で転写性向上のため不可欠である。またホログラムを記
録した層の保護の機能を果たし、特に重クロム酸ゼラチ
ンをリップマンホログラム記録媒体とする場合は、耐湿
のバリアーの役目を果たす。
剥離層2として銀塩感光材料との密着性が良く、かつ現
像漂白処理に対する耐性の良い樹脂としてアセチルセル
ロース、セルロースアセテートブチレート、重クロム酸
ゼラチンとの密着性が良く、かつ現象処理に対する耐性
の良い樹脂として、塩酢ビ系樹脂などが使用できる。さ
らにフォトポリマーとの密着性の良いセルロースアセテ
ートブチレートなどが使用できる。
本発明に述べるリップマンホログラム記録媒体3に適す
る感光材料としては、高解像力銀塩感光材料1重クロム
酸ゼラチン、ホログラフィツタフォトポリマーなどを使
用することで良質なりンブマンホログラムが得られる。
上記の様な層構成を得るには、ロールコート。
ブレードコートの方法により、支枝体フィルム1上に剥
離層2.リップマンホログラム記録媒体3を順次塗布す
ればよい。リップマンホログラムの記録方法は第2図に
示すレーザー光源5から出たレーザービーム6を対物レ
ンズ7により拡げた入射光8を支枝体フィルム1上の剥
MN2.  リップマンホログラム記録媒体3を通して
、被写体9に対して照射し、被写体からの反射光とリッ
プマンホログラム記録媒体3を通過する入射光8との間
の干渉縞11を記録する0ptics and 5pe
ctroscopy15(1964)P279〜P28
4に示されるデニシュクタイプ撮影決。あるいは第3図
に示す、同じく記録媒体を通過する入射光により記録媒
体3に密着させた反射型ホログラム12を再生し、その
再生光13と入射光との干渉縞11を撮影するコピー法
などを用いる。
リップマンホログラム記録媒体の処理法は、銀塩怒光材
料についてはOplug E 1981年6月号P85
〜P86.同1981年7月号P88〜P89に示され
る写真処理を行なうことでリップマンホログラムを得る
重クロム酸ゼラチンについては、AppliedOpt
ics Vol、 18 No、 14 P2414〜
に記載されている処理によりリップマンホログラムを得
る。
さらにフォトジレジストについては、5PIE Vol
523 (1985) P306〜に記載されている処
理によりリップマンホログラムを得る。
本発明に述べる感熱接着剤層4は、ポリ酢酸ビニル、ア
クリル樹脂等が使用でき、グラビアコート法、ロールコ
ート法などの手法にて、処理済みのホログラム記録媒体
3上に塗布形成されるものである。
第4図はこうして得られたホログラム転写箔を紙、プラ
スチック、ガラスなどの任意の被転写体14に転写する
時の状態をわかりやすく図示したものである。
すなわち被転写体14に感熱接着剤層4を接触させ、支
枝体フィルムl側から、加熱、加圧(ホットスタンピン
グ)を行ない、感熱接着剤層4を被転写体14に接着さ
せた後、支枝体フィルム1を′!、+1離させて転写が
完了する。
以上の様に本発明に述べるリップマンホログラムをホロ
グラム転写箔に用いることにより、これまでのホログラ
ム転写箔のかかえていた数々の問題点を解決することが
できた。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例を用いてさらに詳細に説明する。
厚み25μlのポリエステルフィルム面にセルロースア
セテートブチレートを主体として樹脂を塗布し、約0.
5 μ1w厚の剥離層を設けた上に、さらにゼラチンに
ヨウ化銀を添加したハロゲン化銀乳剤を主体とした感光
材を5μ慣の厚みに塗布し波長694 nm出力IJの
ルビーレーザを用いてデニシュクタイプのホログラムを
撮影した。この際フィルムを1画面分づつ送りながら撮
影を行なえば、一本のロールフィルム上に連続的にホロ
グラムが作製できる。露光後の現像処理はAgfa社の
推奨する処方GP62を用いて20°C2分間行なった
さらに漂白処理をAgfa社の推奨する処方GP432
を用いて、3分間行なうことにより、ハロゲン化銀感光
材料中に高品質のリップマンホログラムを作製した。最
後にリップマンホログラム記録媒体表面に塩酢ビ系樹脂
を主体とした感熱接着剤を約2μ+w厚に塗布しホログ
ラム転写箔を得た。
〔発明の効果〕
本発明によるホログラム転写箔は、リップマンホログラ
ム記録感光材料を転写層として支枝体上に設けることに
より、りンフ”マンホログラムをホログラム転写箔中に
作製することが可能となり、高品位なホログラム再生像
が得られる様になった。
このことから、本発明はホログラム転写箔の画質の向上
表現領域の拡大に効果があるものであり、書籍・雑誌の
表紙・挿絵、ギフト、ノヘルティ。
パッケージ、カードなどへのホログラム転写箔の使用が
容易となり、偽造防止など本発明は産業−に有効なもの
であるといえる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示したもので、第1図はホログ
ラム転写箔の層構成を示す断面図であり、第2図、第3
図はりンブマンホログラムの撮影光学系を示す説明図で
あり、第4図は、ホログラム転写箔の剥離状態を示す断
面で表わした説明図である。 1・・・支枝体フィルム 2・・・剥M層 3・・・リップマンホログラム記録媒体4・・・感熱接
着剤層 5・・・レーザー光源 6・・・レーザービーム 7・・・対物レンズ 8・・・入射光 9・・・被写体 10・・・反射光 11・・・ 干C歩縞 12・・・反射型ホログラム 13・・・再生光 14・・・被転写体

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)支持体フィルムの片面に剥離層、ホログラム層、感
    熱接着剤層を重ねたホログラム転写箔において、ホログ
    ラムがリップマンホログラムであることを特徴とするホ
    ログラム転写箔。 2)リップマンホログラム記録媒体として銀塩感光材料
    を用いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    ホログラム転写箔。 3)リップマンホログラム記録媒体として重クロム酸ゼ
    ラチンを用いることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のホログラム転写箔。 4)リップマンホログラム記録媒体としてフォトポリマ
    ーを用いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のホログラム転写箔。
JP27833786A 1986-11-21 1986-11-21 ホログラム転写箔 Pending JPS63131166A (ja)

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