JPS63130708A - 転炉出鋼口の補修方法 - Google Patents

転炉出鋼口の補修方法

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JPS63130708A
JPS63130708A JP27541286A JP27541286A JPS63130708A JP S63130708 A JPS63130708 A JP S63130708A JP 27541286 A JP27541286 A JP 27541286A JP 27541286 A JP27541286 A JP 27541286A JP S63130708 A JPS63130708 A JP S63130708A
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converter
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steel tapping
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refractory
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JP27541286A
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Sachiyoshi Isomura
福義 磯村
Toshiharu Nonaka
野中 敏治
Ryoichi Nojima
良一 野島
Toshitaka Inatomi
稲富 俊隆
Kenji Oya
大家 憲治
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は転炉出鋼口の補修方法に関する。
[従来の技術] 転炉一連続紡造一圧延設備を直結化または連続化させ作
業をスケジュール化することにより省エネ、納期短縮、
コストを低減させようとする志向。
技術が進展している。
転炉もこの事から後工程の要求するタイミングで、溶製
溶鋼をタイミング良く、出鋼する技術のニーズ性はきわ
めて高くなっている。この出鋼タイミングと出鋼スケジ
ュール化を正確に実行するため−には、転炉の出鋼口の
寿命延長と補修時間の短縮技術は重要である。
この転炉操業と出鋼時間の関係は、第5図に示すように
例えば350T転炉であれば、新品の転炉出鋼口径は約
200mmであり、この時の出鋼時間は約8分かかる。
これが出鋼を重ねると出鋼口を通過する主に溶鋼流によ
って耐火物の内面は損耗され出鋼口は拡大する。その結
果出鋼時間は第6図のように順次短縮され出鋼口の補修
により戻り、これを繰り返すことになる。この拡大した
出鋼口を補修すべきと判断する判断根拠が下限出鋼時間
である。
すなわち下限出鋼時間は350丁溶鋼i (3507転
炉)を転炉から取鍋に出鋼する際に溶鋼成分を調整する
に必要な必要最下限合金鉄添加時間である。合金鉄添加
は出鋼流に連続的に投入しながら、溶解を促進させる。
従ってスケジュール化されている溶製鋼種のなかで、合
金鉄を最も多獣に添加する鋼種の添加に必要な最少出鋼
時間を確保出来なくなると出鋼口の補修を行うことにな
る。
この拡大した出鋼口を補修する方法としては、第7図及
び第8図に示すように、まず残存スリーブと炉内付着ス
ラブを解体機aでこわし、出鋼ロスリーブ煉瓦(以下ス
リーブ煉瓦と称する)3が挿入出来るようにする。スリ
ーブ煉瓦3は一般に長さ方向に3〜4分割されており、
切断によって長さが調整される。このスリーブ煉瓦3は
内側の金属パイプ8と接合されているフランジ9によっ
て鉄皮6に支持固定される。
次に第8図のようにスリーブ煉瓦3は挿入機すによって
装着される。
フランジ9と鉄皮6間のシールはアスベストが用いられ
るとともに溶接で固定される。そして転炉は傾動され、
吹付機Cでスリーブ煉瓦3と残存耐火物(例えば4)の
間を溶損線7に沿って吹付、流し造材10で充填する。
この方法は出鋼口をスリーブ煉瓦3と吹付流し造材10
で完全に修復することから、出鋼口ライフは長くなるが
補修時間も長くなり、連続鋳造のキャス1〜切れにつな
がる。この問題をすこしでも緩和する目的で例えば特開
昭5l−84704号公報の如き吹付補修方法も提案さ
れている。この方法は、補修せんとする出鋼口に鋼製パ
イプを挿入し、出鋼口との間隙部に耐火材粉末を吹付け
ることにあるが、この方法はスリーブ煉瓦補修方法に比
較してライフが短いことと、出鋼日新煉瓦の損耗がやや
速くなることである。一般には転炉寿命のネック部が出
鋼口の親煉瓦の損耗速度に有り、かつ出鋼口通路のスリ
ーブ煉瓦の存在すなわちパーマライニングが露出したら
スリーブ煉瓦の補修を実施するという原則的作業標牟で
あり、例えば第5図のスリーブ煉瓦補修方法と1=4の
組合せ補修パターンといった補修形態が必要であり、前
記同様の欠点を伴うとともに、これらの方法では補修コ
ストの上昇を招く等の問題点がある。
[発明が解決しようとする問題点コ 本発明は前述したごとき実態に鑑みなされたもので、出
鋼口の補修を簡単且つ迅速に行うことにより、後工程に
支障を招くことのない、しかも補修コストを大幅に低減
することのできる出鋼口の補修方法を提供することにあ
る。
[問題点を解決するための手段] 以下本発明による出鋼口の補修方法について図に基づい
て述べる。
第4図は新炉時の出鋼口部の煉瓦築造図の一例である。
1は鉄皮とパーマライニング間の不定形耐火物、2はパ
ーマライニング、 3はスリーブ煉瓦で一般には長さ方
向で3〜4分割されていて、 4の出鋼日新煉瓦に内挿
されている。この外側に転炉ウェアー煉瓦5が配列され
、転炉内張は構成されている。 6は転炉鉄皮である。
転炉の使用回数が増すと内張り耐火物とスリーブ煉瓦3
は溶損線7の様に溶損する。この場合前述の出鋼時間管
理から出鋼口の補修が必要になる。この状態において第
1図に示す如き本発明の補修を行う。第2図は本発明の
転炉出鋼口補修パイプの図である。本発明に用いる転炉
出鋼口補修パイプは金属パイプ11を第2図に示すよう
に該金属パイプ11の一端にくさび12を円周方向に複
数箇所(第2図では4箇所)配置し、その間をパッチン
グ耐火物l:((棟状耐大物)をつける。パッチング耐
火物13の形状がこわれにくい様にその外側を被覆材例
えばガムテープ14を捲く。
この作業を事前に完了させた転炉出鋼口補修パイプ16
を第3図りのように装着する。この作業が完了すると、
ただちに転炉をEのように傾動させ、前チャージの残留
スラグ15で転炉出鋼口補修パイプ16と残存耐火物の
間を充填させ、スラグ固化の時間を保持する。この場合
待ち時間が短い時は内側より散水強制冷却することもで
きる。
補修時間はパイプ装着からスラグ固化、再使用可能まで
平均約30分で完了する。なお残留スラグ15は事前に
ドロマイト煉瓦屑等を添加し改質を施して置くとより好
ましい。
[実施例] 次に本発明の補修方法を350T転炉に適用した結果に
ついて述べる。
まず第4図に示す新品の出鋼口で吹錬を開始し、出鋼口
の使用回数が105回で出鋼所要時間が4.5分となっ
た。そこで当チャージの吹錬スラグを炉内に残留せしめ
た状態で該転炉を第3図のDに示すように傾転して本発
明の転炉出鋼口補修パイプ16を挿入し、Eのように傾
動して残留スラグ15を間隙部及び溶損線で示す凹部に
充填固化した。その結果を従来の補修法と比較して第9
図に示す。
このように、本発明法は製鋼時に発生するスラグを有効
利用して行うもので、コスト的にも安価で、その享受す
るメリットはきわめて大きい。
またその補修が簡単で、且つ迅速に行い得ることから後
工程の支障を招くことがなく、転炉一連鋳−圧延の直結
化を達成できるとともに、残留スラグによる汚染もなく
優れた補修方法である。
[発明の効果] 以上述べた如く本発明による出鋼口の補修方法を用いる
ことにより、きわめて簡°便で前チャージの残留スラグ
を流し込むために補修材質がいらない事から、安価に補
修が出来る。補修時間が従来の175〜1/2と短いこ
とから連続鋳造の注入速度を調整することで、連続鋳造
のキャスト切れをすることなく、操業を連続化すること
が出来る、また残留スラグによる溶湯の汚染もない等き
わめて大きな経済効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による出鋼口の補修法の部分断面図、第
2図は本発明に用いる転炉出鋼口補修パイプの断面図、
第3図は本発明の補修工程を示す模式図、第4図は新出
細口の断面図、第5図は従来の出鋼口使用回数と出鋼口
径の関係を示す図、第6図は炉回数と出鋼時間(分)と
花巻(補修)との関係を示す図、第7,8図は従来のス
リーブ煉瓦補修法の断面図を示す図、第9図は本法と従
来法との補修時間及びコストの比較を示す図である。 1:不定形耐火物、 2:パーマライニング、3ニスリ
ーブ煉瓦、 4:親煉瓦、 5:転炉ウェア煉瓦、 6
:転炉鉄皮、 7:溶損線、8:金属パイプ、 9:フ
ランジ、 10:吹付流し造材、 11:金属パイプ、
 12:くさび、13:パッチング材、 14:被覆材
、 15:残留スラグ、 16:転炉出鋼口補修パイプ
、 17:転炉出鋼口補修パイプ挿入用アタッチメント
。 第1図 第2図 E 第3図 第4図 出鋼口使用回数(II−iD→ 第5図 炉回数(チャーノ)→ 1、Z、・・・・巧 ;花巻替回 ■、■1−・・・・■:孔補修回 孔巻回15回、炉寿命1500ch 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 転炉の出鋼口に転炉出鋼口補修パイプを内挿して後、該
    転炉を傾転せしめて、該転炉出鋼口補修パイプと残存耐
    火物の間隙部に前溶製チャージの残留スラグを流入凝固
    させることを特徴とした転炉出鋼口の補修方法。
JP27541286A 1986-11-20 1986-11-20 転炉出鋼口の補修方法 Granted JPS63130708A (ja)

Priority Applications (1)

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JP27541286A JPS63130708A (ja) 1986-11-20 1986-11-20 転炉出鋼口の補修方法

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JP27541286A JPS63130708A (ja) 1986-11-20 1986-11-20 転炉出鋼口の補修方法

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JPS63130708A true JPS63130708A (ja) 1988-06-02
JPH0379406B2 JPH0379406B2 (ja) 1991-12-18

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ID=17555138

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009091607A (ja) * 2007-10-05 2009-04-30 Nippon Steel Corp 転炉内壁面のスラグコーティング方法
JP2013510237A (ja) * 2009-11-28 2013-03-21 エス・エム・エス・ジーマーク・アクチエンゲゼルシャフト 傾倒可能な精錬容器のための固定機構

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JPH0379406B2 (ja) 1991-12-18

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