JPH0445218A - 転炉の出鋼孔の補修用治具および出鋼孔の補修方法 - Google Patents

転炉の出鋼孔の補修用治具および出鋼孔の補修方法

Info

Publication number
JPH0445218A
JPH0445218A JP15279690A JP15279690A JPH0445218A JP H0445218 A JPH0445218 A JP H0445218A JP 15279690 A JP15279690 A JP 15279690A JP 15279690 A JP15279690 A JP 15279690A JP H0445218 A JPH0445218 A JP H0445218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tapping hole
converter
jig
refractory
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP15279690A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0689394B2 (ja
Inventor
Hiroshi Nishikawa
廣 西川
Masaki Tsunoda
角田 真喜
Koichi Okido
大木戸 孝一
Shigeru Sasaki
繁 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP15279690A priority Critical patent/JPH0689394B2/ja
Publication of JPH0445218A publication Critical patent/JPH0445218A/ja
Publication of JPH0689394B2 publication Critical patent/JPH0689394B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は転炉の出鋼孔を容品に補修することができる転
炉の出鋼孔の補修用治具および該補修用治具による出鋼
孔の補修方法に関するものである。
〈従来の技術〉 第3図を参照するに出鋼孔6は転炉5の円筒形部分5S
とその上部に位置するコーン部分5Cとの交点付近で転
炉5の鉄皮11に溶接された比較的短小な鋼製管状部材
12と、その内面にライニングされた内張り耐火物13
とから構成されている。14は転炉5を回転させるトラ
ニオンを示す。
転炉5における出鋼孔6は転炉5から取V4(図示せず
)に溶銅を出鋼する時の通り道であり、歩留りおよび品
質上、その管理は極めて重要である。
すなわち、出鋼孔6は精錬ヒートの連続に伴ない徐々に
溶損拡大して行(、その結果、転炉5内のスラグが取鍋
に混入する量が多くなり、品質上合金鉄の歩留り等に悪
影響を与えていた。さらに精錬ヒートが連続すると、つ
いに出鋼孔6は内張耐火物13がなくなり、転炉5の鉄
皮11が溶損するに至る。このため従来、転炉5の出鋼
孔6の補修については、必ず何ヒートかに1回実施して
きた。
その補修方法を大別すると以下の2つの方法にわけられ
る。
(1)出鋼孔の溶損した内張り耐火物内に円筒状の耐火
レンガを取付けて補修する方法。
(2)フランジ付きのパイプを出鋼孔内に挿入してフラ
ンジ出鋼孔の炉外端鉄皮に固定し、出鋼孔とパイプとの
間に不定形耐火物を充填して補修する方法(実開昭54
−55609号公報参照)。
〈発明が解決しようとする課題〉 前記(1)の円筒状耐火レンガを取付ける方法は、出鋼
孔を補修後、約150〜200ヒート精錬することがで
き寿命が長いという長所があるが、出鋼孔を補修するに
際し、高熱状態で内張り耐火物を入力によりブレーカで
破砕除去せねばならずまた円筒状耐火レンガの取付精度
が高いことが要求されるため多大の労力を要し、そのた
め補修作業に3〜4時間の長時間が必要で転炉の生産能
率を阻害していた。
また前記(2)のフランジ付きパイプを用いる方法は出
鋼孔にパイプを挿入した後、フランジを出鋼孔の炉外端
鉄皮にセットする際に、鉄皮に付着した地金を完全に除
去しなければ精度よく取付けることができないため補修
作業に約60〜70分掛り、補修能率が悪かった。
本発明は前記従来技術の問題点を解消し、単時間内に作
業性よく転炉の出鋼孔を補修することができる転炉の出
鋼孔の補修用治具および該補修用治具による出鋼孔の補
修方法を従供することを一部とするものである。
〈課題を解決するための手段〉 前記目的を達成するための本発明は、転炉の出鋼孔の補
修用治具であって、前記出鋼孔の基準元種とほぼ同径で
、かつ炉外から炉内に達する長尺パイプと、咳長尺パイ
プの炉外側端部外周に固着され補修すべき前記出鋼孔に
一部が挿入可能で出鋼孔炉外端部を形成する裁頭円錐状
の耐火物リングとからなることを特徴とするものである
前記補修用治具には、長尺パイプの外周面に、補修すべ
き出鋼孔の内壁面に接する長さを有する不定形耐火物固
定用のアンカを耐火物リングの炉内側に多数取付けるよ
うにするのが好適である。
また本発明の転炉の出鋼孔の補修方法は、前記の補修用
治具を長尺パイプの先端部から補修すべき出鋼孔に炉外
側から炉内側に向け挿入し、前記長尺パイプの炉外側外
周に固着された裁頭円錐状の耐火物リングを出鋼孔に当
接させ、該当接部の外周を炉外側カミら不定形耐火物で
シールした後、炉内側から前記出鋼孔と長尺パイプとの
なす隙間に不定形耐火物を充填することを特徴とするも
のである。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明すZ。
まず、転炉の出鋼孔の補修用治具を第1図を参照して説
明すると、第1図において、出鋼孔の基準元種とほぼ同
一径の鉄製の長尺パイプ2の炉外端部の外周に裁頭円錐
状の耐火物リング3が固着されている。なお、耐火物リ
ング3を裁頭円錐状にしたのは補修すべき出鋼孔の内側
に一部を挿入できるようにするためである。
さらに必ずしも必要ではないが長尺パイプ2の外周面に
不定形耐火物を固定するアンカ4を耐火物リング3の炉
内側に多数植設するのが好ましい。
アンカ4は長目に作ってあり補修すべき出鋼孔に挿入時
に出鋼孔の内壁面に接触して曲り、補修用治具1の固定
用として作用し、補修用治具1を安定化させ落下したり
するのを防止する役目を持っている。
次に本発明の補修用治具1による転炉の出鋼孔の補修方
法を第2図に従って説明する。第2図の(a)は転炉1
0の出鋼孔6に補修用治具1を長尺バイプ2の先端部か
ら炉内側に向けて挿入してセットした状態を示しており
、耐火物リング3と出鋼孔6の炉外側端部とが当接され
ていると共にアンカ4が出鋼孔6の内壁面に接触してい
る。
次に第2図の(5)に示すように耐火物リング3と出鋼
孔6との当接部外周をシールすべく当該部分に台車7上
に搭載されたタンク8内に収容されている不定形耐火物
を吹付はランスを介して吹付けてシール部10を形成す
る。なお図面では、不定形耐火物を吹付けてシールして
いるが、不定形耐火物をコテ塗りしてシールしてもよい
、シール部10の不定形耐火物は出銑孔2が100〜2
00℃の熱い状態にあるので直ちに乾燥して固着される
前記のようにして出鋼孔2への補修用治具1のセットが
完了したら第2図の(C)に示すように転炉5を水平に
して転炉10の炉口より供給パイプ15から不定形耐火
物を補修用治具1の長尺パイプ2と出鋼孔12の内張り
耐火物13の内壁面との隙間に投入して、当該隙間を不
定形耐火物で充填する。かくして不定形耐火物の充填が
完了後、補修部を乾燥すれば出鋼孔6の補修が完了する
230トンの底吹き転炉において、本発明による補修用
治具を用いて出鋼孔の補修を行ったところ各作業段階の
所要時間は第1表に示す通りであり、合計所要時間は3
0分であった。
また同230トンの底吹き転炉において出鋼孔の補修を
本発明法によって行った場合と、従来法によって行った
場合の効果を第2表に示している。
本発明によればいずれの作業項目においても従来に比較
して優れていることがわかる。
第2表 また、230トンの底吹き転炉において約50トンと1
80トンの小ロツトヒートを行う時に、230トンを精
錬してまず50トンロツトを取鍋に出鋼し、残り180
トンを再び精錬して180トンを別の取鍋に出鋼するこ
とによって対応している。このような小ロフトの精錬は
極めて頻度が少ないが50トン出鋼をする際に、転炉か
ら50トン取鍋に出鋼するためには細い出鋼孔にする必
要があるが、本発明によれば小ロツト精錬前にロスタイ
ムなしに出鋼孔の補修を行うことができるようになった
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、従来技術のように
出鋼孔内の内張り耐火物の破砕、除去作業が不要となる
ので出鋼孔の補修作業時間が従来の約172に短縮され
迅速に補修できるばかりでなく安全に実施することがで
きる。その結果、従来、出鋼孔の補修を行うためには転
炉の操業を停止する必要があったが、通常の連続連続鋳
造の切れ目間の約30分間で補修ができる。特に簡易補
修であればクンデイツシュ交換時を利用して行うことが
可能になり出鋼孔補修による生産能率の低下を完全に解
消することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の出鋼孔補修用治具を示す斜視図、第2
図は本発明の方法を行う手順を示す断面図、第3図は転
炉と従来の出鋼孔とを示す断面図である。 ■・・・補修用治具、 3・・・耐火物リング、 5・・転炉、 7・・・台車、 9・・・吹付はランス、 2・・・長尺パイプ、 4・・・アンカ、 6・・・出鋼孔、 8・・・タンク、 10・・・シール部、 11・・・鉄皮、 12・・・鋼製管状部材、 13・・・内張り耐火物、 14・・・トラニオン、 15・・・供給パイプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、転炉の出鋼孔の補修用治具であって、前記出鋼孔の
    基準元径とほぼ同径で、かつ炉外から炉内に達する長尺
    パイプと、該長尺パイプの炉外側端部外周に固着され補
    修すべき前記出鋼孔に一部が挿入可能で出鋼孔炉外端部
    を形成する裁頭円錐状の耐火物リングとからなることを
    特徴とする転炉の出鋼孔の補修用治具。 2、長尺パイプの外周面に、補修すべき出鋼孔の内壁面
    に接する長さを有する不定形耐火物固定用のアンカを耐
    火物リングの炉内側に多数取付けた請求項1記載の補修
    用治具。 3、請求項1記載または請求項2記載の補修用治具を長
    尺パイプの先端部から補修すべき出鋼孔に炉外側から炉
    内側に向け挿入し、前記長尺パイプの炉外側外周に固着
    された裁頭円錐状の耐火物リングを出鋼孔に当接させ、
    該当接部の外周を炉外側から不定形耐火物でシールした
    後、炉内側から前記出鋼孔と長尺パイプとのなす隙間に
    不定形耐火物を充填することを特徴とする転炉の出鋼孔
    の補修方法。
JP15279690A 1990-06-13 1990-06-13 転炉の出鋼孔の補修用治具および出鋼孔の補修方法 Expired - Lifetime JPH0689394B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15279690A JPH0689394B2 (ja) 1990-06-13 1990-06-13 転炉の出鋼孔の補修用治具および出鋼孔の補修方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15279690A JPH0689394B2 (ja) 1990-06-13 1990-06-13 転炉の出鋼孔の補修用治具および出鋼孔の補修方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0445218A true JPH0445218A (ja) 1992-02-14
JPH0689394B2 JPH0689394B2 (ja) 1994-11-09

Family

ID=15548338

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15279690A Expired - Lifetime JPH0689394B2 (ja) 1990-06-13 1990-06-13 転炉の出鋼孔の補修用治具および出鋼孔の補修方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0689394B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100865300B1 (ko) * 2002-06-24 2008-10-27 주식회사 포스코 전로 출강구의 내침식성을 향상시키는 슬리브 고정용전로출강구 금물
KR20110040443A (ko) * 2009-10-14 2011-04-20 주식회사 포스코 전로 출강구 슬리브 보강장치 및 그 방법
JP2011179040A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Sumitomo Metal Ind Ltd 転炉出鋼孔の補修方法
CN109735679A (zh) * 2018-12-29 2019-05-10 甘肃酒钢集团宏兴钢铁股份有限公司 一种转炉底吹砖更换和间隙修复的装置及其方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102816888A (zh) * 2012-09-25 2012-12-12 鞍钢股份有限公司 一种防止补炉时出钢口烧结的方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100865300B1 (ko) * 2002-06-24 2008-10-27 주식회사 포스코 전로 출강구의 내침식성을 향상시키는 슬리브 고정용전로출강구 금물
KR20110040443A (ko) * 2009-10-14 2011-04-20 주식회사 포스코 전로 출강구 슬리브 보강장치 및 그 방법
JP2011179040A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Sumitomo Metal Ind Ltd 転炉出鋼孔の補修方法
CN109735679A (zh) * 2018-12-29 2019-05-10 甘肃酒钢集团宏兴钢铁股份有限公司 一种转炉底吹砖更换和间隙修复的装置及其方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0689394B2 (ja) 1994-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4796277A (en) Melting furnace for melting metal
JPH0445218A (ja) 転炉の出鋼孔の補修用治具および出鋼孔の補修方法
CN107326142B (zh) 一种转炉底吹护砖及其砌筑方法和冶炼方法
CN107130080B (zh) 一种转炉出钢口外口砖破损的修补方法
JP2016151375A (ja) アーク式底吹き電気炉の操業方法
US4007035A (en) Method of using an expendable tap hole tuyere in open hearth decarburization
JPS62284008A (ja) 転炉出鋼口ライニングの補修法
JPS6058761B2 (ja) 底吹き羽口を有する転炉の炉底補修方法
JP2018104813A (ja) 転炉型精錬炉の操業方法
CN115572789B (zh) 一种转炉底吹供气元件的安装方法
KR100393759B1 (ko) 출강구 덧살붙임 슬리브와 그 설치방법
JPS628487B2 (ja)
JPH04268010A (ja) 電気炉の出鋼口
US5171511A (en) Tuyere and method for discharging gas into a furnace
JP2004285475A (ja) 転炉底吹き羽口の切替方法および交換方法
EP0519553A1 (en) Method of repair of the refractory lining of the wall of a shaft furnace
JPH04165291A (ja) 溶銑、溶鋼容器の内張り不定形耐火物のアンカ構造
JP2520150B2 (ja) 溶融金属用セラミックス内張り容器
JP2005068446A (ja) 転炉の出鋼孔の補修方法及びそれに使用する補修用耐火物
JPH07316624A (ja) 底吹き又は複合吹錬用転炉炉底の熱間補修方法及びその炉底補修構造
JPS6145149Y2 (ja)
JPS6076253A (ja) 造塊用鋳型のクレ−ジング補修方法
JPS585922Y2 (ja) ランス高さ測定装置
JP3249935B2 (ja) 金属精錬炉内壁の冷却方法
JPH0331688A (ja) 直流電気炉の熱間補修方法