JPS63130479A - リヤホイールハウス部の防錆処理方法 - Google Patents

リヤホイールハウス部の防錆処理方法

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JPS63130479A
JPS63130479A JP27557686A JP27557686A JPS63130479A JP S63130479 A JPS63130479 A JP S63130479A JP 27557686 A JP27557686 A JP 27557686A JP 27557686 A JP27557686 A JP 27557686A JP S63130479 A JPS63130479 A JP S63130479A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
space
rear wheel
wheel house
small space
panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP27557686A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Kanemoto
金本 通夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車におけるリヤホイールハウス部の防錆処
理方法に関するものである。
(従来の技術) 自動車のリヤホイールハウス部は、基本的には第3図に
示すような構造になっており、電着塗装時の電着塗装液
の流動性が、クォータパネル1とリヤホイールハウス2
のアウタパネル5とで囲まれる空間3の狭くなっている
部分Pで悪くなって、この部分Pでの電着塗装が困難に
なり、十分な防錆効果を得られないという問題がある。
そこで従来、前記空間3内の電着塗装液の流動性を高め
、前記狭くなっている部分Pでも電着塗装液が十分に流
動するように、前記アウタパネル5に流通孔を設けて電
着塗装を行っている。そして電着塗装後の工程で、前記
流通孔をプラグで閉栓し、後車輪の捲き上げる水や泥な
どが前記空間3内に侵入することを防止している。
又従来、実開昭60−11280号公報などで言及され
ているように、電着塗装が困難なパネルを防錆鋼板で構
成することや、防錆油を塗布することが行われている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし流通孔をリヤホイールハウスのアウタパネルに設
ける方法では、前記流通孔をプラグで閉栓する作業が必
要であり、部品コスト、作業コストが高くつく。又防錆
鋼板を採用する方法や防錆油を用いる方法でも、コスト
アップを招く。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点を解決するため、リヤホイールハウ
スのアウタパネルの外周フランジに、車輪側外部空間に
連通ずる小空間を内部に備えたビード状隆起部を形成す
ると共に、このビード状隆起部に、前記小空間と、前記
アウタパネルとクォータパネルとで囲まれる空間とを連
通ずる孔を形成し、この空間と車輪側外部空間との間で
、前記孔及び前記小空間を介して電着塗装液の流通が円
滑に行われる条件下で、自動車の車体を電着塗装し、後
の工程のリヤホイールハウス外周フランジ部のシール工
程において、シークによりリヤホイールハウスの外周フ
ランジ部の基部をシールすると共に前記小空間を閉塞す
ることを特徴とする。
(作 用) 上記構成によれば、電着塗装時にリヤホイールハウスの
アウタパネルの外周フランジに形成したと一ド状隆起部
の小空間及び孔を通じて前記アウタパネルとクォータパ
ネルとで囲まれる空間と車輪側外部空間との間で電着塗
装液が円滑に流通し、前記空間の狭くなっている部分に
おいても電着塗装液の流動性が良好に保たれる結果、第
3図にPで示す部分の電着塗装も良好に行われ、防錆鋼
板などを用いなくとも、防錆効果を確保できる。
そして、電着塗装後の工程で行われるリヤホイールハウ
ス外周フランジ部のシール工程では、31園〜5酊厚の
シークが用いられるので、このシークによって、リヤホ
イールハウスの外周フランジ部の基部のシールと同時に
、前記小空間を閉塞することができる。従って、従来例
のようなプラグによる閉栓作業を行う必要なくして、水
〈泥などが前記空間内に侵入することを防ぐことができ
る。尚、リヤホイールハウスの外周フランジ部はスポッ
ト溶接で接合されているため、このフランジ接合部のシ
ールは必須工程であり、前記小空間の閉塞作業に特別の
工程を必要としないのである。
(実施例) 本発明の実施例を図面に基づき説明する。
自動車のリヤホイールハウス部(第7図にAで示す。)
は、第1図ないし第3図に示すように、アウタパネル5
とインナパネル6とが夫々の外周フランジ7a、 7b
でスポット溶接(図にスポット溶接点をXで示す。)さ
れてなるリヤホイールハウス2が、クォータパネル1の
内面側にスポット溶接されて構成されている。そして、
前記アウタパネル5とクォータパネル1との間には両者
に囲まれた空間3が形成され、両パネル5.1の内周側
接合部4の近傍の空間が狭窄間Pとなっている。
リヤホイールハウス2のアウタパネル5において、その
プレス成形時に、第4図に詳細に示すように、1鶴〜2
fi程度隆起するビード状隆起部8が外周フランジ7a
の基部側に所定間隔を置いて多数個形成される。このビ
ード状隆起部8内に形成される小空間9は、第3図及び
第4図に示すように車輪側外部空間10と連通している
。又前記外周フランジ7aにおいて、第1図に示すよう
に、各ビード状隆起部8は各スポット溶接点間の中央に
位置するように設けられている。
前記ビード状隆起部8の中央部には孔11が設けられて
おり、この孔11を通じて前記小空間9と、前記アウタ
パネル5とクォータパネル1とで囲まれる空間3とが連
通ずるようにしている。
上記のようにビード状隆起部8及び孔11がアウタパネ
ル5の外周フランジ7aに設けられたすヤホイールハウ
ス2は他の車体構成部材に組付けられた後、電着塗装さ
れる。そして車体の電着塗装時に、前記空間3と車輪側
外部空間10との間で、前記孔11及び前記小空間9を
介して電着塗装液の流通が円滑に行われ、前記空間3内
の電着塗装液の流動性が良くなり、クォータパネル1及
び前記アウタパネル5の前記空間3内に面している表面
も隅々まで適正に電着塗装される。
電着塗装後、電着焼付乾燥工程を経て、耐チップング塗
装などの特殊塗装が行われ、更に中塗工程、上塗工程な
どによる塗装が車体に施される。
又電着塗装の後の工程において、リヤホイールハウス2
の外周フランジ部7のシールも行われる。これはリヤホ
イールハウス2のアウタパネル5及びインナパネル6の
接合時に、両外周フランジ7a、7b間の接合をスポッ
ト溶接で行っているため、フランジ間の隙間をシールす
る必要があるからである。そしてこのシール工程におい
て、第5図及び第6図に示すように、前記外周フランジ
部7の基部接合線に沿ってシーク12が塗布される。こ
のシーク12は3fl〜5龍程度の厚みを有するので、
これによって前記ビード状隆起部8の小空間9人口部を
完全に閉塞することができる。従って自動車走行時に後
車輪が捲き上げる水や泥が前記小空間9を介して車体内
部に侵入することを、前記シーク12によって確実に防
止できる。
本発明は上記実施例に示す外、種々の態様に構成するこ
とができる。例えば、前記ビード状隆起部8の個数、形
状等は上記実施例に示すものに限定されない。
(発明の効果) 本発明によれば、リヤホイールハウス部全域において適
正な電着塗装が行え、防錆効果を確保できると共に、こ
の目的のためにリヤホイールハウスのアウタパネルに設
けた外周フランジ上のビード状隆起部の小空間をリヤホ
イールハウス外周フランジ部のシール時に自動的に閉塞
できるので、低コストでリヤホイールハウス部の防錆処
理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)リヤホイールハウスのアウタパネルの外周フラン
    ジに、車輪側外部空間に連通する小空間を内部に備えた
    ビード状隆起部を形成すると共に、このビード状隆起部
    に、前記小空間と、前記アウタパネルとクォータパネル
    とで囲まれる空間とを連通する孔を形成し、この空間と
    車輪側外部空間との間で、前記孔及び前記小空間を介し
    て電着塗装液の流通が円滑に行われる条件下で、自動車
    の車体を電着塗装し、後の工程のリヤホイールハウス外
    周フランジ部のシール工程において、シーラによりリヤ
    ホイールハウスの外周フランジ部の基部をシールすると
    共に前記小空間を閉塞することを特徴とするリヤホイー
    ルハウス部の防錆処理方法。
JP27557686A 1986-11-19 1986-11-19 リヤホイールハウス部の防錆処理方法 Pending JPS63130479A (ja)

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Cited By (7)

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USD970405S1 (en) 2018-10-26 2022-11-22 Bushwacker, Inc. Fender flare
USD1001699S1 (en) 2018-10-26 2023-10-17 Bushwacker, Inc. Vehicle fender flare

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