JPS63130222A - 電縫管の製造方法 - Google Patents

電縫管の製造方法

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Publication number
JPS63130222A
JPS63130222A JP27558486A JP27558486A JPS63130222A JP S63130222 A JPS63130222 A JP S63130222A JP 27558486 A JP27558486 A JP 27558486A JP 27558486 A JP27558486 A JP 27558486A JP S63130222 A JPS63130222 A JP S63130222A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
forming machine
steel strip
welded pipe
electric welded
bending
Prior art date
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Pending
Application number
JP27558486A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Yamada
将之 山田
Munekatsu Furukata
宗勝 古堅
Yoshiaki Sugimori
杉森 良明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP27558486A priority Critical patent/JPS63130222A/ja
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金属帯を成形機へ送給して金属帯の両側縁部
を対向させるように曲成したのち、その対向部を衝合溶
接して電縫管を製造する方法に関する。
〔従来技術〕
電縫鋼管の製造は、第3図に示す如(巻回した鋼帯Hを
アンコイラ1からレベラー23へ送給し、例えば3(1
1の円柱状の上ロールと2個の円柱状の下ロールとを鋼
帯Hの送給方向に交互に設けた前記レベラー23にて鋼
帯Hに繰り返し曲げ応力を与えて鋼帯Hの幅方向各位置
での長さを均一にしたのち、つまり平坦矯正を行ったの
ち、複数の水平ロール対11.11.・・・、11及び
竪ロール対12.12゜・・・、12からなる成形機1
0へ送り、ここで鋼帯Hをその両側縁部を対向させるべ
く断面円形に逐次曲成していき、図示しない電気抵抗溶
接機にて両側縁部を加熱し、またスクイズロール13に
て側圧を与えて対向する両側縁部を衝合溶接することに
よって行われる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような電tavIJ管製造ラインにおいて、成形機
は鋼帯を断面円形に曲成する際に、その側縁部を幅中間
部よりも長手方向に延伸せしめる特性を有している。こ
のため、製造する電縫鋼管の肉厚(1)と外径(D)と
の比率(t/DxlOO)が約1.6%以下の場合には
、成形機にて鋼帯が曲成された段階で第4図に示すよう
に側縁部に波Wが形成され、所謂エツジバックリングが
発生し、溶接後の段階で突合せ部が不揃いとなり、外観
上及び溶接強度上問題となる。
この問題を解決すべく、成形機の上流側に冷間圧延機を
設けて、成形機での側縁部の伸び量に応じた伸びを幅中
央部に予め与えておく方式が提案されている(特開昭6
0−82217号)。
しかしながら、この方式による場合は冷間圧延機が相当
大きいため、これを既設の電縫鋼管製造ラインに設置す
るために大掛りな改造を必要とするか、或いは全く設置
スペースを確保できない場合があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、大掛
りな改造を必要とせず、またエツジバックリングの発生
を防止して外観及び溶接品質が良好な電縫鋼管等の電縫
管を製造する方法を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、電縫管製造ラインの成形機よりライン上流側
に、鋼帯等の金属帯の主として幅中央部に繰り返し曲げ
応力を付与する手段を設けて、これにより成形機にて曲
成する前に金属帯を中伸び形状としておく。
即ち、本発明に係る電縫管の製造方法は、金属帯を成形
機へ送給し、金属帯の両側縁部を対向させるように曲成
したのち、その対向部を衝合溶接して電縫管を製造する
方法において、成形機より金属帯送給方向上流側に、ク
ラウン形状の上ロールと下ロールとを前記送給方向に交
互に設け、これにより金属帯を繰り返し曲げて中伸び形
状とすることを特徴とする。
〔作用〕
本発明にあっては、クラウン状の上、下ロールによる繰
り返し曲げにて金属帯が中伸び形状に成形されたのち成
形機に入る。ここでは前記特性により両側縁部が長手方
向に延伸されるが両側縁部が対向せしめられたときに、
金属帯の幅方向各位置での長手方向の延伸量が同一とな
る。このため、t/Dが小さい電縫鋼管を製造する場合
であってもエツジバックリングの発生を防止でき、これ
により突合せ部が揃った状態で溶接され、外観及び溶接
品質が良好な電縫管を製造できる。
〔実施例〕
以下本発明を図面に基づき具体的に説明する。
第1図は本発明の実施状態を示す模式図であり、第3図
と同一部分には同一番号を付している。図中1は電縫鋼
管製造ラインの入口に設けたアンコイラを示し、アンコ
イラ1の外側には長手方向に巻回された円筒状の鋼帯H
が同心状に取付けられる。鋼帯Hはアンコイラ1の軸心
回転により解かれていき、例えば1対の上、下ロールを
備えたテンションロール2へ送られて、ここで挟圧を受
けたのち中伸成形機3へ送給される。
中伸成形機3は、パスライン上側に設けた例えば3個の
クラウン状のロールとパスライン下側に設けた例えば2
個のクラウン状のロールとを、鋼帯1(の送給方向に交
互に配してあり、上側ロールの周面下端レベルが下側ロ
ールの周面上端レベルよりも適当な距離だけ下に位置す
るように両ロールの高さを調整しておく。つまり、中伸
成形機3は従来のレベラー23(第3図に示す)のロー
ルをクラウン状のロールに置換した構成である。
中伸成形機3に入った鋼帯Hは、ここで上側のロールの
下側周面にて下方に押圧されて円弧状に曲折され、また
下側のロールの上側周面にて上方に押圧されて円弧状に
曲折される。このとき、両ロールがクラウン状であるの
で、鋼帯Hは第2図に示す如く主として幅中央部が繰り
返し曲げ応力を受けて延伸して波形となり、また両側縁
部が平坦なままであるので中伸び形状となる。
中伸び形状となった鋼帯Hは中伸成形機3を出ると成形
機10へ送られる。成形機10は、複数の水平ロール対
11.11.・・・、11と複数の竪ロール対12゜1
2、・・−、12とをラインに沿って交互に備えており
、入側より出側に向って鋼帯Hの断面形状を弓形状より
逐次湾曲度を増して円形となるようにロール設計が行わ
れている。
鋼帯Hは成形機10を通る間に断面円形に曲成されると
共に、前記特性により側縁部が長手方向に延伸せしめら
れる。そして、この成形数10と前記テンションロール
2との区間では、テンションロール2のロール周速度を
成形機10での鋼帯Hの移送速度よりも遅くすることに
より鋼帯Hに張力を掛けることが可能であり、張力の大
きさはロール周速度と移送速度との差に基づいて定まる
。かかる張力により中伸成形機3での繰り返し曲げ応力
を調整でき、第2図に示す如く波高さhと波長lとで表
わされる急峻度(100xh /jりの調節が可能であ
る。但し、張力を掛けると急峻度が大きくなりすぎる場
合には、テンションロール2での挟圧を鋼帯Hに与えず
に、つまり張力を掛けずに中伸成形機3のみにより中伸
び形状としてもよい。
断面円形に曲成された鋼帯Hは、図示しない電気抵抗溶
接機及びスクイズロール13にて対向した両側縁部が衝
合溶接されて電縫鋼管Pとなる。
このようにして実施する本発明方法にあっては、中伸成
形機3にて繰り返し曲げ応力を受けて鋼帯Hは中伸び形
状となり、その急峻度はテンションロール2と成形機1
0との区間での張力の大きさにより増大量が調整される
。このため、成形機10での成形の前に、前記特性によ
り側縁部が延伸する量に見合った大きさの急峻度を、中
伸成形機3での繰り返し曲げにて、又は張力を掛けた状
態での繰り返し曲げにて予め与えておくことにより、成
形機10による曲成後の段階でエツジバンクリングの発
生がなく、これにより溶接後の段階で突合せ部が両側揃
った状態となる。したがって本発明による場合は、t/
Dが小さいときであっても外観及び溶接品質が良好な電
縫鋼管Pを製造できる。
なお、上記実施例ではテンションロール2をラインに設
けて鋼帯に張力を掛けているが、本発明はこれに限らず
、テンションロールを設けずにアンコイラ1の周速度を
成形機での鋼帯の移送速度よりも小さくなるように調整
することにより張力を掛けてもよい。
また、上記実施例では鋼帯より電縫鋼管を製造している
が、本発明はこれに限らず帯状の金属材一般より電縫管
を製造する場合でも適用可能である。
〔効果〕
第1表は、材質: 5PCG、外径: 50.8n、肉
厚:0.3 、0.5.0.8flの3種類の電jan
管を、本発明により製造した場合の条件、つまりt/D
、急峻度および成形後のエツジバンクリングの発生有無
をまとめた表であり、比較のために同材質、同外径で肉
厚を0.3.0.5.0.8.1.2+nと変えた4種
類の電縫鋼管を従来方法により製造した場合のそれらを
併せて示している。
この表より理解される如く、肉厚が1.2fiの場合(
従来例4)にはt/D=2.4%(>1.6%)となり
、従来方法によってもエツジバンクリングの発生がない
(○印)が、肉厚が0.8鰭以下の場合(従来例1,2
.3)にはt/Dが1.6%以下となり、エツジバンク
リングの発生が認められた(×印)。これに対して本発
明による場合には、鋼帯を中伸び形状とたのち成形機に
て曲成するので、従来方法によるときにエツジバックリ
ングが発生する肉厚:0.8tm以下(t/Dが1.6
%以下)のとき(実施例1,2,3,4,5.6)にも
エツジバンクリングの発生を防止できた。なお、肉厚が
薄い(t/Dが小さい)もの程、急峻度は大きくした方
が好ましく、この表の場合でもそれを考慮している。そ
の肉厚に対する好適急峻度の幅は相当広く、例えば実施
例4,5.6では1.9乃至4.4(%)の範囲で変化
させてもよく、このため側縁部の延伸量に対して厳格な
調整が不要である。
第  1  表 以上詳述した如く、本発明はクラウンロールにより金属
帯を中伸び形状としたのち成形機にて金属帯を曲成する
ものであるから、従来のレベラーのロールを取替えるだ
けでよく、このため大川りな改造を必要とせず、またエ
ツジバンクリングの発生なしに電縫管、特にt/Dの小
さい電縫管を製造できる。また製造された電縫管は外観
及び溶接品質が良好である等、本発明は優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施状態を示す模式図、第2図は急峻
度の説明図、第3図は従来の電8鋼管製造ラインの模式
図、第4図はエツジバンクリングの外観図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、金属帯を成形機へ送給し、金属帯の両側縁部を対向
    させるように曲成したのち、その対向部を衝合溶接して
    電縫管を製造する方法において、 成形機より金属帯送給方向上流側に、クラ ウン形状の上ロールと下ロールとを前記送給方向に交互
    に設け、これにより金属帯を繰り返し曲げて中伸び形状
    とすることを特徴とする電縫管の製造方法。
JP27558486A 1986-11-19 1986-11-19 電縫管の製造方法 Pending JPS63130222A (ja)

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JP27558486A JPS63130222A (ja) 1986-11-19 1986-11-19 電縫管の製造方法

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