JPS63129676A - 光電素子 - Google Patents
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- JPS63129676A JPS63129676A JP61276928A JP27692886A JPS63129676A JP S63129676 A JPS63129676 A JP S63129676A JP 61276928 A JP61276928 A JP 61276928A JP 27692886 A JP27692886 A JP 27692886A JP S63129676 A JPS63129676 A JP S63129676A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Landscapes
- Photovoltaic Devices (AREA)
- Light Receiving Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、光電素子に関する。さらに詳しくは分光感度
特性が改良され、かつ非晶質半導体素子特冑の光劣化特
性が改良された光電素子に関する。
特性が改良され、かつ非晶質半導体素子特冑の光劣化特
性が改良された光電素子に関する。
[従来の技術]
従来より、非晶質半導体を含む太陽電池または光センサ
ーなどの光電素子の半導体層の材料としては、S i
: II、SIC:H5Sl(ie:HSSl:F:H
もしくはGe:Hなどの非晶質または微結晶などが用い
られている。そしてこれらの材料による半導体層の形成
は通常RFまたはDCによるプラズマCVD法または光
CVD法などによって行なわれる。またこれらの半導体
層は、p型の場合にはB、M。
ーなどの光電素子の半導体層の材料としては、S i
: II、SIC:H5Sl(ie:HSSl:F:H
もしくはGe:Hなどの非晶質または微結晶などが用い
られている。そしてこれらの材料による半導体層の形成
は通常RFまたはDCによるプラズマCVD法または光
CVD法などによって行なわれる。またこれらの半導体
層は、p型の場合にはB、M。
GaまたはInなどの周期律表mb属の元素がこれらの
化合物または単体を用いてドープされてお□ リ、また
n型の場合にはN、 P、 Ass SbまたはBiな
どの周期率表V、属の元素がこれらの化合物または単体
を用いてドープされている。
化合物または単体を用いてドープされてお□ リ、また
n型の場合にはN、 P、 Ass SbまたはBiな
どの周期率表V、属の元素がこれらの化合物または単体
を用いてドープされている。
従来、これらのp型またはn型の半導体層とドープして
いない真性半導体層とを、ガラス板上に形成した透明電
極層の上にp型半導体層、真性半導体層およびn型半導
体層の順あるいはn型半導体層、真性半導体層およびp
型半導体層の順に積層し、さらにこの上に金属などの電
極を真空蒸着法などにより積層して光電素子が作製され
る。
いない真性半導体層とを、ガラス板上に形成した透明電
極層の上にp型半導体層、真性半導体層およびn型半導
体層の順あるいはn型半導体層、真性半導体層およびp
型半導体層の順に積層し、さらにこの上に金属などの電
極を真空蒸着法などにより積層して光電素子が作製され
る。
また、これとは逆に金属板上や絶縁体板上に金属層を形
成したものを基板とし、この金属層上にp型半導体層、
n型半導体層および真性半導体層を前記の順に積層し、
さらにこの上に透明電極層を積層した構成からなる光電
素子も知られている。
成したものを基板とし、この金属層上にp型半導体層、
n型半導体層および真性半導体層を前記の順に積層し、
さらにこの上に透明電極層を積層した構成からなる光電
素子も知られている。
従来のこのような光電素子としては第6図に示すような
ものがある。第6図において1は透明な基板であり、こ
れの材料としては、通常ガラスや耐熱性の合成樹脂など
が用いられる。また該基板1上にはスパッタ法、熱CV
D法および蒸着法などによって5n02、In2O3、
ITO/SnO2、Cd)(5nOy (X−0,
5〜 2、 Y−2〜 4) 、lrz O+−z
(Z−0,33〜0.5)またはCdOなどの透明電極
からなる第1の電極層2が積層されている。また第1の
電極層2の上にはプラズマCVD法および光CVD法な
どを用いて、Si:H。
ものがある。第6図において1は透明な基板であり、こ
れの材料としては、通常ガラスや耐熱性の合成樹脂など
が用いられる。また該基板1上にはスパッタ法、熱CV
D法および蒸着法などによって5n02、In2O3、
ITO/SnO2、Cd)(5nOy (X−0,
5〜 2、 Y−2〜 4) 、lrz O+−z
(Z−0,33〜0.5)またはCdOなどの透明電極
からなる第1の電極層2が積層されている。また第1の
電極層2の上にはプラズマCVD法および光CVD法な
どを用いて、Si:H。
SiC:H,5IGe:H,Sl:F:IfもしくはG
e:Hなどの非晶質半導体またはこれらの微結晶半導体
からなる第1の半導体層3、真性半導体層(非ドープ層
)4および第2の半導体層6をこの順に形成している。
e:Hなどの非晶質半導体またはこれらの微結晶半導体
からなる第1の半導体層3、真性半導体層(非ドープ層
)4および第2の半導体層6をこの順に形成している。
そしてこれらの半導体層は、プラズマCVD法を用いる
ばあいには91H4、CHaおよびGeHaなどの水素
化ガスをグロー放電分解することによってえられる。ま
たプラズマCVD法によるばあいにはp型(n型)の第
1の半導体層3またはn型(p型)の第2の半導体層5
は、通常それぞれBsHs (PH3)ガスまたはP
H3(82H8)ガスを前記水素化ガスにこれに対して
0,01〜10vo1%混合した原料ガスを用いてえら
れる。
ばあいには91H4、CHaおよびGeHaなどの水素
化ガスをグロー放電分解することによってえられる。ま
たプラズマCVD法によるばあいにはp型(n型)の第
1の半導体層3またはn型(p型)の第2の半導体層5
は、通常それぞれBsHs (PH3)ガスまたはP
H3(82H8)ガスを前記水素化ガスにこれに対して
0,01〜10vo1%混合した原料ガスを用いてえら
れる。
前記p型の半導体層は、a−9I : Hを用いるばあ
いにはその電気伝導率の活性化エネルギー(以下ΔEと
記す)は0.3eV以下であり、暗電気伝導度(以下σ
と記す)は10−’S/Cm以上であり、光学的禁止
帯幅(以下、Eg・optと記す)は1.75eV程度
であることが好ましく、またa−9IC:Hを用いるば
あいにはΔEは0.55 eV以下であり、Cdはt
o −7S / c m以上であり、Eg−optは2
.OeV以上であることが好ましく、通常はこのような
ものが用いられている。
いにはその電気伝導率の活性化エネルギー(以下ΔEと
記す)は0.3eV以下であり、暗電気伝導度(以下σ
と記す)は10−’S/Cm以上であり、光学的禁止
帯幅(以下、Eg・optと記す)は1.75eV程度
であることが好ましく、またa−9IC:Hを用いるば
あいにはΔEは0.55 eV以下であり、Cdはt
o −7S / c m以上であり、Eg−optは2
.OeV以上であることが好ましく、通常はこのような
ものが用いられている。
また前記n型の半導体層は、a−8i:IIを用いるば
あいにはΔEが0.2eV以下であり、Cdは10−”
37cm以上であり、Eg−optは1.75 eV程
度であることが好ましく、またμe−8i : Hを用
いるばあいにはΔEは100meV以下であり、Cdは
1870111以上であり、Eg−optは 1.75
eV程度であることが好ましく、通常はこのようなもの
が用いられている。
あいにはΔEが0.2eV以下であり、Cdは10−”
37cm以上であり、Eg−optは1.75 eV程
度であることが好ましく、またμe−8i : Hを用
いるばあいにはΔEは100meV以下であり、Cdは
1870111以上であり、Eg−optは 1.75
eV程度であることが好ましく、通常はこのようなもの
が用いられている。
さらに前記真性半導体層は、a−81:F:Hまたはa
−81:Hを用いるばあいにはΔEは0.7〜0.9e
Vであり、σ は通常10−8〜1O−11s/c−あ
り、Eg−optは1.75eV程度であることが好ま
しく、またa−8IGe:11を用いるばあいにはEg
−optは1.8eV以下であり、ΔEはEg 争op
tの1/2程度であることが好ましく、通常このような
ものが用いられている。
−81:Hを用いるばあいにはΔEは0.7〜0.9e
Vであり、σ は通常10−8〜1O−11s/c−あ
り、Eg−optは1.75eV程度であることが好ま
しく、またa−8IGe:11を用いるばあいにはEg
−optは1.8eV以下であり、ΔEはEg 争op
tの1/2程度であることが好ましく、通常このような
ものが用いられている。
そして以上のようにしてえられる半導体装置厚さは、通
常節1の半導体層3については50〜300人であり、
真性層半導体層4については800〜10000人であ
り、第2の半導体層5については 100〜400人で
ある。そしてさらに第2の半導体層5上には第2の電極
層6が形成されており、該電極層6の材料は用途に応じ
て透明電極、金属またはこれらの複合材料が用いられる
。該金属としてはM1Ag%Crs T L s Ni
s Cu。
常節1の半導体層3については50〜300人であり、
真性層半導体層4については800〜10000人であ
り、第2の半導体層5については 100〜400人で
ある。そしてさらに第2の半導体層5上には第2の電極
層6が形成されており、該電極層6の材料は用途に応じ
て透明電極、金属またはこれらの複合材料が用いられる
。該金属としてはM1Ag%Crs T L s Ni
s Cu。
W、Pdもしくは2「など、またはこれらを複合した金
属が用いられる。そして第2の電極層6はスパッタ法お
よびCVD法などによって形成される。
属が用いられる。そして第2の電極層6はスパッタ法お
よびCVD法などによって形成される。
[発明が解決しようとする問題点3
以上のような従来の光電素子については光電変換感度が
最大となる波長は、550na+程度であり、これより
短波長側および長波長側における光電変換感度が充分で
ないという間届かあり、また光電素子中に用いられてい
る非晶質半導体特有の問題として、光電素子への光照射
が長時間となるばあいには素子の特性が劣化するステニ
ーブラー−ロンスキ−(Staebler−Wrons
ky)効果が生じ、これが、光電素子の長期信頼性を下
げる要因となるという問題がある。
最大となる波長は、550na+程度であり、これより
短波長側および長波長側における光電変換感度が充分で
ないという間届かあり、また光電素子中に用いられてい
る非晶質半導体特有の問題として、光電素子への光照射
が長時間となるばあいには素子の特性が劣化するステニ
ーブラー−ロンスキ−(Staebler−Wrons
ky)効果が生じ、これが、光電素子の長期信頼性を下
げる要因となるという問題がある。
本発明は、以上のような従来の問題点に鑑みてなされた
もので、光電変換感度における短波長側での感度を増大
させるとともに長期信頼性を向上させた光電索子を提供
することを目的としている。
もので、光電変換感度における短波長側での感度を増大
させるとともに長期信頼性を向上させた光電索子を提供
することを目的としている。
[問題点を解決するための手段]
本発明の光電素子は光が入射する側から、透明電極から
なる第1の電極層、非晶質を含みかつドーピングされた
第1の半導体層、該第1の半導体層と反対の導電型であ
って第1の半導体層の不純物濃度より小さい不純物濃度
の微量不純物半導体層、真性半導体層、前記第1の半導
体層と反対の導電型にドーピングされた第2の半導体層
および第2の電極層とをこれらの前記記載の順に積層し
てなるものである。
なる第1の電極層、非晶質を含みかつドーピングされた
第1の半導体層、該第1の半導体層と反対の導電型であ
って第1の半導体層の不純物濃度より小さい不純物濃度
の微量不純物半導体層、真性半導体層、前記第1の半導
体層と反対の導電型にドーピングされた第2の半導体層
および第2の電極層とをこれらの前記記載の順に積層し
てなるものである。
[実施例]
以下、本発明をその実施例を示す第1〜5図によって説
明する。
明する。
第1図は本発明による光電素子の一実施例の構造を示す
。第1図において第6図の符号と同一の符号は同一のも
のを示す。第1の半導体層3と真性半導体層4の間には
第1の半導体層3で用いるドーパントと反対の導電型の
ドーパントを母体となる真性半導体に対してppmオー
ダーでドープした微量不純物半導体層7が形成されてい
る。
。第1図において第6図の符号と同一の符号は同一のも
のを示す。第1の半導体層3と真性半導体層4の間には
第1の半導体層3で用いるドーパントと反対の導電型の
ドーパントを母体となる真性半導体に対してppmオー
ダーでドープした微量不純物半導体層7が形成されてい
る。
微量不純物半導体層7は第1の半導体層3がSl :H
のP型半導体層であるばあいには、5IH4ガスに、こ
れに対して流量比で0.1〜11001)p、好ましく
はo、i〜1oppa+のP)+3ガスを混入して前記
真性半導体層4を形成するばあいと同じ条件で形成され
、一方、第1の半導体層3がS l : Hのn型半導
体であるばあいには、82 H8ガスを前記PH3ガス
ばあいと同様の方法でドープして形成される。
のP型半導体層であるばあいには、5IH4ガスに、こ
れに対して流量比で0.1〜11001)p、好ましく
はo、i〜1oppa+のP)+3ガスを混入して前記
真性半導体層4を形成するばあいと同じ条件で形成され
、一方、第1の半導体層3がS l : Hのn型半導
体であるばあいには、82 H8ガスを前記PH3ガス
ばあいと同様の方法でドープして形成される。
前記微量不純物半導体層7の厚さは好ましくは真性半導
体層4と微量不純物半導体層7とを合せたものの厚さの
1150〜1倍未満であり、さらに好ましくはl/20
〜l/2倍が好ましい。なお本発明の構成は以上のよう
なものに限定されるものではなく、ようするに光入射側
において、p!42の第1の半導体層3と真性半導体層
4またはn型の第1の半導体層3と真性半導体層4の間
にnfiまたはp型の微量のドーパントを含有した層が
存在すればよい。またばあいにより真性半導体層4がま
ったく形成されないようにしてもよい。さらにまた真性
半導体層4が複数の種類の材料であって各材料の層を積
層してなるものであってもよい。
体層4と微量不純物半導体層7とを合せたものの厚さの
1150〜1倍未満であり、さらに好ましくはl/20
〜l/2倍が好ましい。なお本発明の構成は以上のよう
なものに限定されるものではなく、ようするに光入射側
において、p!42の第1の半導体層3と真性半導体層
4またはn型の第1の半導体層3と真性半導体層4の間
にnfiまたはp型の微量のドーパントを含有した層が
存在すればよい。またばあいにより真性半導体層4がま
ったく形成されないようにしてもよい。さらにまた真性
半導体層4が複数の種類の材料であって各材料の層を積
層してなるものであってもよい。
このようにしてえられる光電素子の特性について従来の
光電素子の特性との差異を第2〜5図により説明する。
光電素子の特性との差異を第2〜5図により説明する。
第2図は従来の光電素子のエネルギーバンド図であり、
第3図は本発明による第1図に示す光電素子のエネルギ
ーバンド図であり、第4図はa−81を用いたばあいの
p型(B2 Hsガス使用)またはn型CP113ガス
使用)の微量不純物半導体層7のドーピング特性の−例
を示す図である。
第3図は本発明による第1図に示す光電素子のエネルギ
ーバンド図であり、第4図はa−81を用いたばあいの
p型(B2 Hsガス使用)またはn型CP113ガス
使用)の微量不純物半導体層7のドーピング特性の−例
を示す図である。
非晶質半導体からなる微量不純物半導体層7はその不純
物濃度が通常のp型またはn型の半導体層の不純物濃度
より3〜4桁のオーダーですくないにもかかわらず、第
5図かられかるようにΔEすなわちフェルミ準位EFが
真性半導体のΔE (第5図中央)に対して0.1〜0
.25eVだけ変化することが発明者らの実験により判
明した。そしてこのようなEFの変化によって、第2図
および第3図に示すように本発明における微量不純物半
導体層7および真性半導体層4の内部ポテンシャル(第
3図で示す曲線A)は、従来の光電素子の真性半導体層
4のポテンシャル(第2図で示す曲線B)と比較して光
の入射側の部分で急峻な変化を示すようになる。
物濃度が通常のp型またはn型の半導体層の不純物濃度
より3〜4桁のオーダーですくないにもかかわらず、第
5図かられかるようにΔEすなわちフェルミ準位EFが
真性半導体のΔE (第5図中央)に対して0.1〜0
.25eVだけ変化することが発明者らの実験により判
明した。そしてこのようなEFの変化によって、第2図
および第3図に示すように本発明における微量不純物半
導体層7および真性半導体層4の内部ポテンシャル(第
3図で示す曲線A)は、従来の光電素子の真性半導体層
4のポテンシャル(第2図で示す曲線B)と比較して光
の入射側の部分で急峻な変化を示すようになる。
その結果、本発明の光電素子においては微量不純物半導
体層7中の光入射側の部分における内部電界の強さが大
きくなって、この部分で発生したキャリアの収集効率が
大きくなり、従って半導体による吸収係数が大きい短波
長の光に対するキャリアの収集効率が大きくなって、短
波長の光電変換感度が増大する。
体層7中の光入射側の部分における内部電界の強さが大
きくなって、この部分で発生したキャリアの収集効率が
大きくなり、従って半導体による吸収係数が大きい短波
長の光に対するキャリアの収集効率が大きくなって、短
波長の光電変換感度が増大する。
またステニーブラー・ロンスキ−効果による非晶質半導
体の光照射劣化は、光の入射側の非晶質半導体部分での
欠陥発生による再結合中心やトラップの増加が主な要因
であり、したがってこの部分での電界の強さを大きくす
ることがこの劣化を解決する一つの方法として知られて
いる。したがって本発明においては、前記微量不純物半
導体層7における光入射側の部分における内部電界の増
大により前記光照射劣化が改善される。
体の光照射劣化は、光の入射側の非晶質半導体部分での
欠陥発生による再結合中心やトラップの増加が主な要因
であり、したがってこの部分での電界の強さを大きくす
ることがこの劣化を解決する一つの方法として知られて
いる。したがって本発明においては、前記微量不純物半
導体層7における光入射側の部分における内部電界の増
大により前記光照射劣化が改善される。
また前記微量不純物層7の厚さは、真性半導体層4と微
量不純物半導体層7とを合せたものの厚さの1710倍
から1倍未満の範囲内で微量不純物半導体層7の内部電
界の変化のバランスを考慮して決定できることが判明し
た。
量不純物半導体層7とを合せたものの厚さの1710倍
から1倍未満の範囲内で微量不純物半導体層7の内部電
界の変化のバランスを考慮して決定できることが判明し
た。
(実施例1および比較例1)
青板ガラスからなる厚さが約0.8mmの基板1上に弗
素をドープした5n02からなる厚さが約4500人の
第1の電極層2を熱CVD法によって形成した。つぎに
この第1の電極層2上に3室分離形成方式によるプラズ
マCVD法を用いて、まず5iHaガス、CHaガスお
よびB2)16ガスをそれぞれ1:2:0.01の流量
比で混合したガスをグロー放電分解することによりa−
8IC:Hのp型の第1の半導体層3を150人の厚さ
で堆積し、その後5IHzガスに流量比で1 ppmの
PHsガスを混合してグロー放電分解することにより厚
さが2000人のn型の微量不純物半導体層7を堆積し
、さらに5IH4ガスのみを流してグロー放電分解する
ことにより厚さが3500人の真性半導体層4を堆積し
、さらにその後SiH4ガスおよびPH,ガスをそれぞ
れ1 : o、otの流量比で混合した混合ガスをグ
ロー放電分解することにより厚さが300人のn型の第
2の半導体層5を堆積した。
素をドープした5n02からなる厚さが約4500人の
第1の電極層2を熱CVD法によって形成した。つぎに
この第1の電極層2上に3室分離形成方式によるプラズ
マCVD法を用いて、まず5iHaガス、CHaガスお
よびB2)16ガスをそれぞれ1:2:0.01の流量
比で混合したガスをグロー放電分解することによりa−
8IC:Hのp型の第1の半導体層3を150人の厚さ
で堆積し、その後5IHzガスに流量比で1 ppmの
PHsガスを混合してグロー放電分解することにより厚
さが2000人のn型の微量不純物半導体層7を堆積し
、さらに5IH4ガスのみを流してグロー放電分解する
ことにより厚さが3500人の真性半導体層4を堆積し
、さらにその後SiH4ガスおよびPH,ガスをそれぞ
れ1 : o、otの流量比で混合した混合ガスをグ
ロー放電分解することにより厚さが300人のn型の第
2の半導体層5を堆積した。
そして最後に、真空蒸着法によって、Nからなる厚さが
2000人の第2の電極層6を形成して実施例1の光電
索子をえた。
2000人の第2の電極層6を形成して実施例1の光電
索子をえた。
一方比較例1の光電素子を、厚さが5500人の真性半
導体層4を形成し微量不純物半導体rfI7を形成しな
い以外は実施例1と同様にして作製した。
導体層4を形成し微量不純物半導体rfI7を形成しな
い以外は実施例1と同様にして作製した。
このようにして作製された実施例1および比較例1の光
電素子の分光感度を調べた結果を第5図に示している。
電素子の分光感度を調べた結果を第5図に示している。
第5図において曲線Cが実施例1の光電素子の分光感度
特性曲線であり、曲線りが比較例1の光電素子の分光感
度特性曲線である。第5図から明らかなように本発明に
係る実施例1の光電索子の短波長感度が比較例1の光電
素子のそれより増大していることがわかる。
特性曲線であり、曲線りが比較例1の光電素子の分光感
度特性曲線である。第5図から明らかなように本発明に
係る実施例1の光電索子の短波長感度が比較例1の光電
素子のそれより増大していることがわかる。
[発明の効果]
以上のように本発明にかかわる光電素子は光の入射側に
おけるp型またはn型の第1の半導体層と真性半導体層
の間に前記第1の半導体層と反対の導電型であって第1
の半導体層の不純物濃度より小さい不純物濃度の微量不
純物半導体層を設けたので、光電素子の光電変換感度に
おける短波長側での感度を増大できるとともに光電素子
の光劣化を抑制して光電素子の長期信頼性を向上できる
効果がある。
おけるp型またはn型の第1の半導体層と真性半導体層
の間に前記第1の半導体層と反対の導電型であって第1
の半導体層の不純物濃度より小さい不純物濃度の微量不
純物半導体層を設けたので、光電素子の光電変換感度に
おける短波長側での感度を増大できるとともに光電素子
の光劣化を抑制して光電素子の長期信頼性を向上できる
効果がある。
第1図は本発明による光電素子の一実施例の構造を示す
横断面図、第2図は従来の光電素子のエネルギーバンド
図、第3図は本発明に係る第1図で示す光電素子のエネ
ルギーバンド図、第4図はa−s iを用いたばあいの
p型またはn型の微量不純物半導体層のドーピング特性
の一例を示す図、第5図は実施例1および比較例1の光
電素子の分光感度を調べた結果を示す図、第6図は従来
の光電素子の構造を示す横断面図である。 光 才2図 才3図 才4 図 AE:電’xC伝導率の11丁旧:化エネルギーσd:
暗電導亀 σρh:光電導度 Eg−oρt:光狛鈎襲1):’jl胸、1″;P5図 才6図
横断面図、第2図は従来の光電素子のエネルギーバンド
図、第3図は本発明に係る第1図で示す光電素子のエネ
ルギーバンド図、第4図はa−s iを用いたばあいの
p型またはn型の微量不純物半導体層のドーピング特性
の一例を示す図、第5図は実施例1および比較例1の光
電素子の分光感度を調べた結果を示す図、第6図は従来
の光電素子の構造を示す横断面図である。 光 才2図 才3図 才4 図 AE:電’xC伝導率の11丁旧:化エネルギーσd:
暗電導亀 σρh:光電導度 Eg−oρt:光狛鈎襲1):’jl胸、1″;P5図 才6図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 光が入射する側から、透明電極からなる第1の電極
層、非晶質を含みかつドーピングされた第1の半導体層
、該第1の半導体層と反対の導電型であって第1の半導
体層の不純物濃度より小さい不純物濃度の微量不純物半
導体層、真性半導体層、前記第1の半導体層と反対の導
電型にドーピングされた第2の半導体層および第2の電
極層とをこれらの前記記載の順に積層してなる光電素子
。 2 前記微量不純物半導体層の母体となる半導体と前記
真性半導体層の半導体とが同一種類の材料からなる特許
請求の範囲第1項記載の光電素子。 3 前記微量不純物半導体層の不純物濃度が母体となる
真性半導体に対して、0.1〜100原子ppmである
特許請求の範囲第1項記載の光電素子。 4 前記微量不純物半導体層の厚さが、前記真性半導体
層と前記微量不純物半導体層とを合せたものの厚さの1
/50倍から1倍未満の範囲内である特許請求の範囲第
1項記載の光電素子。 5 前記微量不純物半導体層の不純物の濃度が前記第1
の半導体層側から前記第2の半導体層側に向って漸増、
漸減または均一である特許請求の範囲第1項、第2項ま
たは第3項記載の光電素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61276928A JPS63129676A (ja) | 1986-11-20 | 1986-11-20 | 光電素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61276928A JPS63129676A (ja) | 1986-11-20 | 1986-11-20 | 光電素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63129676A true JPS63129676A (ja) | 1988-06-02 |
Family
ID=17576354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61276928A Pending JPS63129676A (ja) | 1986-11-20 | 1986-11-20 | 光電素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63129676A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6091679A (ja) * | 1983-09-21 | 1985-05-23 | ア−ルシ−エ− コ−ポレ−ション | 光電装置 |
JPS61222278A (ja) * | 1985-03-28 | 1986-10-02 | Sanyo Electric Co Ltd | 光起電力装置 |
-
1986
- 1986-11-20 JP JP61276928A patent/JPS63129676A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6091679A (ja) * | 1983-09-21 | 1985-05-23 | ア−ルシ−エ− コ−ポレ−ション | 光電装置 |
JPS61222278A (ja) * | 1985-03-28 | 1986-10-02 | Sanyo Electric Co Ltd | 光起電力装置 |
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