JPS6312965Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6312965Y2
JPS6312965Y2 JP1984090609U JP9060984U JPS6312965Y2 JP S6312965 Y2 JPS6312965 Y2 JP S6312965Y2 JP 1984090609 U JP1984090609 U JP 1984090609U JP 9060984 U JP9060984 U JP 9060984U JP S6312965 Y2 JPS6312965 Y2 JP S6312965Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
movable
base
intervening
screw rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984090609U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS615615U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9060984U priority Critical patent/JPS615615U/ja
Publication of JPS615615U publication Critical patent/JPS615615U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6312965Y2 publication Critical patent/JPS6312965Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Wood Veneers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は切削刃を装着した後テーブルと、前記
切削刃に対応する刃口を装着した刃口テーブルと
を基台上に備えた木工用縦突きスライサーにおい
て、前記刃口の切削刃に対する高さ及び前後位置
を決定するための位置決め装置に関する。
〈従来技術〉 木工用縦突きスライサーは基台上に切削刃と刃
口とを対応状に装着して、搬送装置により被加工
材をテーブル上面の走行路を走行させて、縦突き
切削を施すものであるが、その切削厚を可変とす
るため切削刃を装着した後テーブルに対し、前記
切削刃の前側に対応する刃口を昇降及び前後移動
できるようにしている。
従来のこの種位置決め装置は、実開昭57−
50318号に開示されているように、基台上に、上
面に傾斜面を有する移動台を載置し、該移動台に
下面が前記傾斜面に倣つて傾斜している刃口テー
ブルを乗載するとともに、刃口テーブルの後端の
溝に前後方向への傾斜案内を有する案内板を嵌着
し、刃口台を前記傾斜案内に嵌合して溝内に装着
し、刃口を後テーブルの切削刃と対置させてな
る。かかる装置において刃口の昇降は、前記移動
台を基台に付装された移動装置により前後移動さ
せ、これに伴なつて刃口テーブルを昇降させて施
していた。また刃口の前後移動は、前記案内板を
左右方向に移動させることにより、その傾斜案内
によつて前記刃口台を前後方向に移動させて施し
ていた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 このため前記刃口の前後調整にあつては、傾斜
案内により案内板の左右移動を前後移動に変換さ
せるものであるからその移動量は、傾斜案内の傾
斜量に制限されて限界があつた。また刃口台と傾
斜案内との嵌合部で、案内板の左右方向移動を円
滑にするため前後方向の微小な遊びを許容する必
要があり、刃口の位置精度が低下する等の欠点が
あつた。
本考案は、前記従来欠点が無く、しかもその決
められた位置を堅固に保持し得る構成を備えた位
置決め装置の提供を目的とするものである。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、 傾斜上面が形成された、基台上に前後方向移動
を可能に乗載される移動台と、 前記移動台上に整一に乗載する傾斜下面が形成
され、かつその上面を水平とする、移動台上に前
後方向移動を可能に乗載される介装台と、 前記介装台に乗載される刃口テーブルと を積層状に備え、 基台に保持した前後方向の螺子杆を移動台に螺
装して、該螺子杆の回動により、移動台、介装台
及び刃口テーブルを前後方向移動し、 さらに傾斜下面に沿つて螺子杆を移動台に支持
して、介装台に螺挿し、前記螺子杆の回転に伴な
つて介装台を前後方向移動するとともに、 前記刃口テーブルと移動台間に、刃口テーブル
を移動台に対して昇降のみ可能とする上下方向の
昇降案内と、刃口テーブルと移動台間で介装台を
挟持し、かつ介装台の移動時には挟持を開放する
挟圧シリンダとを介装した ことを特徴とするものである。
〈考案の作用〉 挟圧シリンダによつて、介装台を刃口テーブル
と移動台間で挟持した状態で、基台に保持した前
後方向の螺子杆を回動すると、前記移動台が前後
方向移動し、これに伴なつて介装台上の刃口テー
ブルは、前後方向に移動する。
また前記挟圧シリンダを開放した状態で、介装
台の傾斜下面に沿つて移動台に支持した螺子杆を
回動すると、刃口テーブルと移動台は昇降案内に
よつて昇降のみ可能に連係されているから、介装
台は移動台上を前後動し、傾斜下面と傾斜上面相
互の案内作用によりその上面が上下移動し、刃口
テーブルの昇降を生じる。
このため二つの螺子杆を回動制御することによ
り切削刃に対する刃口の位置を調整することがで
きるとともに、常態では挟圧シリンダによつて、
刃口テーブルは、その高さ調整位置を堅固に保持
される。
〈実施例〉 本考案の一実施例を添付図面について説明す
る。
第1図は縦突きスライサーの一例を示し、1は
下部基台であつて該基台の右側方に立設した案内
支柱2,2に送材装置4を支持するとともに、該
送材装置を前記昇降螺子3,3の回動制御により
任意高さに調整できるようにしている。前記送材
装置4は前後の駆動ロール5、従動ロール6に無
端送材ベルト7を掛渡してなり、前記駆動ロール
5が回転して送材ベルト7が走行する。
前記下部基台1の前部には、本考案の要部に係
る刃口の位置決め装置が備えられており、かかる
位置決め装置の構造について以下説明する。
前記下部基台1上には上部基台8が乗載され、
該上部基台8はハンドル9によつて軸10を中心
に水平面で回動可能となつている。
さらに前記上部基台8上には、後部に被加工材
の走行方向に対して傾斜して切削刃13を装着し
た後部定盤12が固定され、前部に前方斜降する
傾斜上面14を上面に形成した移動台15が載置
される。
前記上部基台8には前後方向の螺子杆16が保
持され、移動台15にその螺子部を螺装し、該螺
子杆16のハンドルを回動することにより、移動
台15は上部基台8上を前後に移動される。
また該移動台15上には前記傾斜上面14と傾
斜角の等しい傾斜上面17を下面に形成した介装
台18が乗載される。
前記移動台15には第2の移動装置が支持さ
れ、その作動により前記介装台18の前後方向移
動を生じる。
前記移動装置の構成の一例を説明する。
前記移動台15の側面には先端に傘歯車を固定
した回動軸19が巾方向に支持され、さらに前記
傘歯車に噛み合う傘歯車20を有する螺子杆21
が前記傾斜上面17に沿つて支持され、該螺子杆
21を介装台18に形成した雌螺子22に螺挿さ
れている。而て、前記回動軸19の回転に伴なつ
て雌螺子22を螺子杆21に沿つて移動して介装
台18が傾斜上面17に沿つて前後動する。この
前後移動により前記傾斜上面14、傾斜下面17
相互の案内作用により介装台18の水平上面が昇
降する。
前記介装台18の水平上面には前部定盤25が
装架され、該定盤25上に前記切削刃13と同一
角度に傾斜させた刃口24が該切削刃13前方に
設けられる。このため介装台18の上面の昇降に
より、前記刃口24が切削刃13に対して昇降す
ることとなる。
また前記介装台18を移動台15と前部定盤2
5間で保持するため、前記移動台15の側面に挟
圧シリンダ27を上下方向に適宜数取付け、その
上方に突出するロツド上端に係止板28を固定し
て前部定盤25の下面に設けた係合爪29に対応
させる。これによりロツドが収縮すると前記係止
板28の顎が係合爪を引張し、前部定盤25が下
方に付勢される。このため前記介装台18は移動
不能に固定される。
前記した介装台18の前後移動を施す際には前
記ロツドを伸張してその保持作動を解除する。
また31は前部定盤25下面に突出した案内ロ
ツドであつて、その下端を移動台15上面の案内
溝32に挿通することにより、移動台15と前部
定盤25の前後の相対移動を阻止しつつその相対
昇降を円滑に施すようにされる。
前記した構成において、ハンドル9を回転する
と、軸10を中心として上部基台8上の切削刃1
3、刃口24は回動し、被加工材の走行方向に対
する傾斜角度が変わる(第2図矢線)。このた
め被加工材の材質に対応して、その切味を最良に
するため切削刃13の走行方向に対する傾斜角を
任意に選定することが可能となる。
また切削厚を変える場合には回動軸19を回動
することにより刃口24の切削刃13に対する高
さを変え、さらに突き板の切削刃13、刃口24
間からの下方送出しを可能とするため、螺子杆1
6を回転し、前部定盤25を前後に移動(第2図
矢線)することにより切削刃13、刃口24の
間隔を最良に調整される。
〈考案の効果〉 本考案は前記の説明によつて明らかにしたよう
に、挟圧シリンダ27を駆動状態にして、螺子杆
16を回動制御することにより、移動台15、介
装台18及び前部定盤25を一体的に前後方向移
動して刃口34の前後調整を施し、挟圧シリンダ
27の開放状態で、螺子杆21を回動することに
より、介装台18のみを前後移動させて、傾斜上
面14、傾斜下面17相互の案内作用により介装
台18の水平上面を昇降して刃口24の高さ調整
を施すようにしたから、刃口24の位置調整を安
定的に施すことができ、その前後方向の最大移動
量を所望により設定できて大調整が可能となり、
さらには前部定盤25の前後方向のガタ付きがな
くなり刃口24の位置精度が増す。また、挟圧シ
リンダ27により、位置決め状態を堅固に保持す
ることができ、その位置精度の低下を生じ無い等
の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の一実施例を示し第1図は縦
突きスライサーの一部切欠側面図、第2図は切削
刃13、刃口24を示す概略平面図である。 1,8;基台、12;後部定盤、14;傾斜
面、15;移動台、16;螺子杆、17;傾斜
面、18;介装台、21;螺子杆、22;雌螺
子、24;刃口、25;前部定盤。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 切削刃を装着した後テーブルと、前記切削刃に
    対応する刃口を装着した刃口テーブルとを基台上
    に備えた木工用縦突きスライサーにおいて、 傾斜上面が形成された、基台上に前後方向移動
    を可能に乗載される移動台と、 前記移動台上に整一に乗載する傾斜下面が形成さ
    れ、かつその上面を水平とする、移動台上に前後
    方向移動を可能に乗載される介装台と、 前記介装台に乗載される刃口テーブルと を積層状に備え、 基台に保持した前後方向の螺子杆を移動台に螺
    装して、該螺子杆の回動により、移動台、介装台
    及び刃口テーブルを前後方向移動し、 さらに傾斜下面に沿つて螺子杆を移動台に支持し
    て、介装台に螺挿し、前記螺子杆の回転に伴なつ
    て介装台を前後方向移動するとともに、 前記刃口テーブルと移動台間に、刃口テーブルを
    移動台に対して昇降のみ可能とする上下方向の昇
    降案内と、刃口テーブルと移動台間で介装台を挾
    持し、かつ介装台の移動時には挟持を開放する挟
    圧シリンダとを介装した ことを特徴とする木工用縦突きスライサーにおけ
    る刃口の位置決め装置。
JP9060984U 1984-06-18 1984-06-18 木工用縦突きスライサ−における刃口の位置決め装置 Granted JPS615615U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9060984U JPS615615U (ja) 1984-06-18 1984-06-18 木工用縦突きスライサ−における刃口の位置決め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9060984U JPS615615U (ja) 1984-06-18 1984-06-18 木工用縦突きスライサ−における刃口の位置決め装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS615615U JPS615615U (ja) 1986-01-14
JPS6312965Y2 true JPS6312965Y2 (ja) 1988-04-13

Family

ID=30645754

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9060984U Granted JPS615615U (ja) 1984-06-18 1984-06-18 木工用縦突きスライサ−における刃口の位置決め装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS615615U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS546142Y2 (ja) * 1974-12-27 1979-03-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPS615615U (ja) 1986-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6312965Y2 (ja)
JP2000153502A (ja) 木造建築用のほぞ加工装置
JPS6334886Y2 (ja)
JPH10217204A (ja) 木造建築材のほぞ加工装置
CN210336178U (zh) 一种纺织服饰辅料加工用裁床
CN212795144U (zh) 一种纸栈板用自动开槽机
JPS6341124Y2 (ja)
JPS5518338A (en) Plate-like member cutter
JPS6117791Y2 (ja)
CN218260990U (zh) 基于纸板变频控制的自动送纸机构
CN210650134U (zh) 鱼漂研磨装置
JPS6036402Y2 (ja) 鉋盤
JPS599847Y2 (ja) 自動鉋盤のベツド中央部昇降装置
JP2003340779A (ja) 板材加工機用回転カッタの高さ調節装置
JPH0661652B2 (ja) 帯鋸盤
JPS6010804Y2 (ja) 木工用縦突スライサ−の刃口調整装置
JPS6142728Y2 (ja)
JPS599845Y2 (ja) 複刃切削装置の鉋台
JPS6035500Y2 (ja) ワ−ク位置修正装置
JPS6030006Y2 (ja) 超仕上かんな盤用補助テ−ブル
JPH0225783Y2 (ja)
JPS582640Y2 (ja) キヤンパスジドウハリキニオケル キヤンパスフチワクシジタイノカンカクチヨウセイソウチ
JPH07241812A (ja) 木造建築材のほぞ加工装置
JPS5843006B2 (ja) 追掛継手加工機
JPH0532003B2 (ja)