JPS63128Y2 - - Google Patents

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JPS63128Y2
JPS63128Y2 JP16351783U JP16351783U JPS63128Y2 JP S63128 Y2 JPS63128 Y2 JP S63128Y2 JP 16351783 U JP16351783 U JP 16351783U JP 16351783 U JP16351783 U JP 16351783U JP S63128 Y2 JPS63128 Y2 JP S63128Y2
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horizontal
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JP16351783U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、黒板の設置位置を上下動させるこ
とができる黒板支持装置に関するものである。
従来、滑車を介して釣合錘を黒板に連結するこ
とにより、支持枠に沿つて黒板をわずかな力で昇
降できるようにした黒板支持装置が知られてい
る。この従来の支持装置においては、黒板を昇降
させる際に黒板が左右に傾斜し易く、一旦傾斜し
てしまうと昇降案内部に大きな抵抗力が作用し、
それ以上の昇降操作が不可能になる。このため黒
板を左右同時に昇降させるように左右のバランス
に注意しながら黒板の下端中央部を持つて慎重に
昇降操作しなければならないという欠点があつ
た。
この考案は、以上の欠点を解消するためになさ
れたものであり、黒板が左右に傾斜するのを防止
することができ、常にわずかな力で安定して黒板
を昇降させることができる黒板支持装置を提供す
るものである。
すなわち、この考案は黒板の取付フレームと、
この取付フレームを昇降可能に支持する支持フレ
ームとを具備し、上記取付フレームの横枠と支持
フレームの横梁との間には中間部で互いに交差し
た一対のリンクが左右対称に配置され、この両リ
ンクは中間交差部において互いに回動可能に枢支
され、かつ両リンクの一端部が取付フレームの横
枠および支持フレームの横梁にそれぞれ回動可能
に枢支されると共に、両リンクの他端部が取付フ
レームの横枠および支持フレームの横梁に沿つて
スライド可能に支持され、かつ上記両リンクを起
立させる方向に付勢するばねが設けられると共
に、両リンクの回動を制御するクツシヨンダンパ
が設けられたものである。
以下、この考案の実施例を図面によつて説明す
る。第1図および第2図において1は黒板10の
取付フレーム、2はこの取付フレーム1を支持す
る支持フレームである。上記取付フレーム1は角
パイプ材等からなる左右の縦枠11,12と上下
の横枠13,14とにより構成され、縦枠11,
12の側面にはスライド孔15が形成されてい
る。上記支持フレーム2は左右の脚柱20,21
と横梁22,23ととを具備し、脚柱20,21
の上端部にはそれぞれガイドブラケツト24が内
方に向けて突設されている。このブラケツト24
および上方の横梁22が取付フレーム1のスライ
ド孔15に挿通され、ブラケツト24および横梁
22の前後両面に固着された樹脂プレート(図示
省略)に沿つて取付フレーム1の縦枠11,12
が昇降可能に支持され、かつ上記横梁22の下面
およびブラケツト24の上面にスライド孔15の
下端面および上端面が当接することにより、取付
フレーム1が上昇位置および下降位置に係止され
るように構成されている。また、取付フレーム1
の下方に横枠14の前面左右には昇降操作用の取
手16,16が取付けられている。
上記取付フレーム1の上方横枠13と支持フレ
ーム2の上方横梁22との間には中間部で互いに
交差した一対のリンク3,4が左右対称に配置さ
れている。この両リンク3,4は中間交差部にお
いて連結ピン30により回動可能に枢支され、か
つ両リンク3,4の一端部が取付フレーム1の横
枠13および支持フレーム2の横梁22にそれぞ
れ取付ピン31,41により回動可能に枢支され
ている。また、両リンク3,4の他端部に枢支さ
れたスライドローラ32,42が上記横梁22お
よび横枠13に沿つて設けられたガイド溝33,
43内に挿入されてスライド可能に支持されてい
る。また、上記両リンク3,4の上辺部間には両
リンク3,4を起立させる方向に付勢する引張り
ばね5が張設され、かつ両リンク3,4の右辺部
間には両リンク3,4の回動を制御するクツシヨ
ンダンパ6が設置されている。
上記クツシヨンダンパ6は高圧ガスおよびオイ
ルが封入されたシリンダ60と、このシリンダ6
0に伸縮可能に支持されたピストンロツド61と
を具備し、シリンダ60の基端部62がリンク3
の右辺部に回動可能に枢支されると共に、ピスト
ンロツド61の先端部63がリンク4の右辺部に
回動可能に枢支されることによつて両アーム3,
4間に上下方向に取付けられている。そして上記
ピストンロツド61の基端部に設けられたピスト
ンによつてシリンダ60内が二つの部屋に区画さ
れ、かつこのピストンに形成された小径の連通孔
を介して両部屋が互いに連通されており、ピスト
ンの移動に伴なつて高圧ガス等が両部屋間を往来
し、この高圧ガス等が小径の連通孔を通過する際
の流動抵抗によつて両リンク3,4の急激な回動
を阻止し、その衝激を緩和するように構成されて
いるのである。
以上のように構成された黒板支持装置の取付フ
レーム1の前面に黒板10を取付け、取手1を持
つて取付フレーム1を上下動させることによつて
黒板10を昇降させる。上記取付フレーム1は、
中間部で互いに回動可能に枢支された左右対称の
一対のリンク3,4によつて支持フレーム1に連
結されており、この両リンク3,4の上端部と下
端部とが互いに平行運動をするために取付フレー
ム1は左右に傾斜したり横振れしたりすることな
く真直ぐに上下動し、黒板1を安定して昇降させ
ることができる。
すなわち、両リンク3,4は、スライドローラ
32,42がガイド溝33,43に沿つてスライ
ドすることにより、第1図に示す起立状態から第
3図に示す倒伏状態に移行し、この両リンク3,
4の移行が中間交差部の連結ピン30を中心とし
た左右対称の回動運動によつて行なわれるため、
両リンク3,4の上端部と下端部とが平行運動し
て取付フレーム1が確実に真直ぐに上下動するの
である。このため黒板の中央部を持つて左右のバ
ランスに注意しながら黒板を昇降させるという煩
雑な作用が不必要となり、取付フレーム1の左端
もしくは右端の取手16を持つて上下動させるだ
けで簡単に黒板10を昇降させることができる。
しかも、取付フレーム1が横振れすることがない
ため、取付フレーム1を左右方向に規制する昇降
案内部を必ずしも設ける必要はなく、上記のよう
にスライド孔15とガイドブラケツト24等から
なる昇降案内部によつて黒板10の前倒れを防止
するために取付フレーム1を前後方向に規制する
だけでよい。したがつて、昇降案内部の構造を簡
略化することができると共に、昇降操作時の摩擦
抵抗を軽減することができる。
また、上記引張ばね5によつて両リンク3,4
が起立する方向に付勢されているため、黒板10
および取付フレーム1の自重が上記ばね5で支持
されることとなり、したがつて極めてわずかな力
で黒板10を上昇させることができる。また、上
記ばね5の張力は第1図に示すリンク3,4の起
立時よりも第3図に示す倒伏時の方が大きいが、
両リンク3,4に対する張力の作用角度は上記倒
伏時よりも起立時の方が直角に近くなるため、両
リンク3,4を起立させようとするモーメントは
第1図に示す起立時において最も大きくなる。し
たがつて、上記起立時と倒伏時との中間位置にお
いて、黒板10および取付フレーム1の自重と、
両リンク3,4を起立させようとするモーメント
とが釣合うように引張ばね5の張力および取付角
度を設定すれば、両リンク3,4の起立時に上記
モーメントが自重よりも大きくなるのでロツク機
構等を設けずとも黒板1を第1図に示す上昇位置
に保持させることができ、かつ両リンク3,4の
倒伏時に上記モーメントが自重よりも小さくなる
ので黒板10を第3図に示す下降位置に保持させ
ることができる。さらに黒板10の昇降操作時に
おいても、黒板10を上記釣合い位置まで移動さ
せれば上記モーメントと自重との関係によつて後
は自動的に黒板1を上昇または下降させて係止位
置に到達させることができるという利点がある。
また、上記黒板10の昇降操作に際し、リンク
3,4の急激な回動を阻止するクツシヨンダンパ
6が設けられているため、黒板10の操作力に上
記自動上昇力もしくは下降力が付加されたとして
も取付フレーム1が上端係止部(横梁22の下
面)もしくは下端係止部(ガイドブラケツト24
の上面)に急激に衝突するのを防止することがで
き、スムースな操作が可能である。
なお、この考案に係る各部の具体的構成は種々
の変形が可能であり、例えば上記引張ばね5に代
えて両リンク3,4の左辺部間等に圧縮ばねを設
置することにより、両リンク3,4を起立させる
方向に付勢してもよい。また、上記高圧ガス等が
封入されたクツシヨンダンパ6に代えてばねを有
するダンパを用いてもよい。さらに上記クツシヨ
ンダンパ6が最長状態になることにより黒板10
が上昇位置に係止され、かつ最短状態になること
により黒板10が下降位置に係止されるように構
成してもよい。
また、上記両リンク3,4をそれぞれ前後一対
の帯状鋼板からなる二重構造に形成し、両鋼板間
にスライドローラ32,42およびばね5、クツ
シヨンダンパ6を配置することもできる。
以上説明したようにこの考案は、取付フレーム
を支持フレームに沿つて真直ぐに上下動させるこ
とができるために、黒板が左右に傾くことによる
スライド部の摩擦抵抗の増大を防止することがで
き、簡単な操作で安定して黒板を昇降させること
ができ、しかもわずかな力で黒板を昇降させるこ
とができると共に、急激な昇降による衝撃が発生
するのを防止できるという数多くの利点を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案の実施例を示す
正面図および側面図、第3図は黒板の下降状態を
示す正面図である。 1……取付フレーム、2……支持フレーム、
3,4……リンク、5……ばね、6……クツシヨ
ンダンパ、10……黒板、13……横枠、22…
…横梁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 黒板の取付フレームと、この取付フレームを昇
    降可能に支持する支持フレームとを具備し、上記
    取付フレームの横枠と支持フレームの横梁との間
    には中間部で互いに交差した一対のリンクが左右
    対称に配置され、この両リンクは中間交差部にお
    いて互いに回動可能に枢支され、かつ両リンクの
    一端部が取付フレームの横枠および支持フレーム
    の横梁にそれぞれ回動可能に枢支されると共に、
    両リンクの他端部が取付フレームの横枠および支
    持フレームの横梁に沿つてスライド可能に支持さ
    れ、かつ上記両リンクを起立させる方向に付勢す
    るばねが設けられると共に、両リンクの回動を制
    御するクツシヨンダンパが設けられたことを特徴
    とする黒板支持装置。
JP16351783U 1983-10-21 1983-10-21 黒板支持装置 Granted JPS6070347U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16351783U JPS6070347U (ja) 1983-10-21 1983-10-21 黒板支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16351783U JPS6070347U (ja) 1983-10-21 1983-10-21 黒板支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6070347U JPS6070347U (ja) 1985-05-18
JPS63128Y2 true JPS63128Y2 (ja) 1988-01-05

Family

ID=30358768

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16351783U Granted JPS6070347U (ja) 1983-10-21 1983-10-21 黒板支持装置

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JP (1) JPS6070347U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5922476B2 (ja) * 2012-04-23 2016-05-24 株式会社青井黒板製作所 昇降黒板の振れ止め装置

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Publication number Publication date
JPS6070347U (ja) 1985-05-18

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