JPS63128268A - 課電表示器 - Google Patents
課電表示器Info
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- JPS63128268A JPS63128268A JP27287386A JP27287386A JPS63128268A JP S63128268 A JPS63128268 A JP S63128268A JP 27287386 A JP27287386 A JP 27287386A JP 27287386 A JP27287386 A JP 27287386A JP S63128268 A JPS63128268 A JP S63128268A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、電気機器や導体に取り付けて、そこに交流電
圧が印加されているのかあるいは無電圧状態でおるのか
を検出表示する課電表示器に関するものである。
圧が印加されているのかあるいは無電圧状態でおるのか
を検出表示する課電表示器に関するものである。
「従来の技術」
電気機器や導体に電圧が印加された状態、すなわち電気
機器や導体の課電状態を表示する課電表示器は、電源装
置や増幅器を使用せず、基本的には液晶表示素子に集電
板を接続して構成された表示器である。集電板は導電性
材料の補助電極で、課電表示器の電界検出部であり、電
気機器や導体が課電状態になると電圧が誘起される。
機器や導体の課電状態を表示する課電表示器は、電源装
置や増幅器を使用せず、基本的には液晶表示素子に集電
板を接続して構成された表示器である。集電板は導電性
材料の補助電極で、課電表示器の電界検出部であり、電
気機器や導体が課電状態になると電圧が誘起される。
従来の課電表示器の構成とその動作原理について、第6
図を用いて説明する。図中4は液晶表示素子、40は液
晶、41.42は液晶40を挟む2つの透明電極である
。また11と12は2枚の集電板で、ここでは11を機
器側集電板、12を大地側集電板として区別する。これ
らは課電表示器9の電界検出部1を構成し、それぞれ液
晶表示素子4の透明電極41および液晶40を挟んで相
対する他の透明電極42の端子gおよびhに2本のリー
ド線13で接続されている。端子Ωが電気機器または導
体50にリード線8で直結された場合は、機器側集電板
11は不要であり、この場合は大地側集電板12と電気
機器または導体50が電界検出部1を構成することにな
る。
図を用いて説明する。図中4は液晶表示素子、40は液
晶、41.42は液晶40を挟む2つの透明電極である
。また11と12は2枚の集電板で、ここでは11を機
器側集電板、12を大地側集電板として区別する。これ
らは課電表示器9の電界検出部1を構成し、それぞれ液
晶表示素子4の透明電極41および液晶40を挟んで相
対する他の透明電極42の端子gおよびhに2本のリー
ド線13で接続されている。端子Ωが電気機器または導
体50にリード線8で直結された場合は、機器側集電板
11は不要であり、この場合は大地側集電板12と電気
機器または導体50が電界検出部1を構成することにな
る。
ここで、電気機器または導体50と大地60の間に交流
電圧Voが印加されると、前記電界検出部に、その大き
ざと幾何学的配置によって定まる電気量を持つ交流電圧
V、が誘起され、この電圧VLがそのまま液晶表示素子
4の両透明電極41.42の間に加わる。今、液晶表示
素子4の静電容量をC1、大地側集電板12と大地60
との間の静電容量をco、電界検出部1自身の持つ静電
容量をCA、電界検出部1と電気機器または導体50と
の間の静電容量を03とする。これら各静電容量の間に
は一般にCL〉〉C3−CA〉〉c。
電圧Voが印加されると、前記電界検出部に、その大き
ざと幾何学的配置によって定まる電気量を持つ交流電圧
V、が誘起され、この電圧VLがそのまま液晶表示素子
4の両透明電極41.42の間に加わる。今、液晶表示
素子4の静電容量をC1、大地側集電板12と大地60
との間の静電容量をco、電界検出部1自身の持つ静電
容量をCA、電界検出部1と電気機器または導体50と
の間の静電容量を03とする。これら各静電容量の間に
は一般にCL〉〉C3−CA〉〉c。
の関係があるので、この関係を考慮すると液晶表示素子
4の両透明電極41.42の間に誘起される電圧V[の
大きさは ■、牛(Co/C4)V。・・・・(イ〉で示される。
4の両透明電極41.42の間に誘起される電圧V[の
大きさは ■、牛(Co/C4)V。・・・・(イ〉で示される。
coの大きさは一般に大地側集電板12の大きさに比例
し、C[の大きさは液晶表示素子4の表示パターンの面
積に比例する。課電表示器9は、この電圧V、が液晶表
示素子4のしきい値電圧VTを越えると、電気機器また
は導体50が課電状態に必ることを表示する。この時、
液晶表示素子4には I −ωCV :ωCV ・・・・(ロ)L L
L 00 で示される表示電流■、が流れ、 2 。
し、C[の大きさは液晶表示素子4の表示パターンの面
積に比例する。課電表示器9は、この電圧V、が液晶表
示素子4のしきい値電圧VTを越えると、電気機器また
は導体50が課電状態に必ることを表示する。この時、
液晶表示素子4には I −ωCV :ωCV ・・・・(ロ)L L
L 00 で示される表示電流■、が流れ、 2 。
W=ωC[V[−ωCoVLVo・・(ハ)で示される
電力Wが消費される。ここにω=2πfであり、fは交
流の周波数である。
電力Wが消費される。ここにω=2πfであり、fは交
流の周波数である。
「発明が解決しようとする問題点」
従来の課電表示器9は集電板11.12に誘起される電
気エネルギーによって液晶表示素子4を動作させるもの
であるため、電気機器または導体50への印加電圧が6
kV程度以下では、前記(ロ)式に示す表示電流■、を
流すために、かなり大きな大地側集電板12を必要とし
た。しかし、大地側集電板12の大きな課電表示器9は
、それを取り付ける導体の絶縁間隔や電気機器の対アー
ス間絶縁距離を短くするため、大きさに制限がある。そ
のため、肝腎の課電状態を示す液晶表示素子4の表示パ
ターンが、課電表示器9の大きさに比較して貧弱になる
傾向がめった。また、表示パターンが静止しているため
、印刷物と同様な印象を与え、課電状態の注意喚起力が
弱いという欠点がおった。本発明はこれらの欠点を克服
し、低い電圧においても大きな表示パターンを持つ液晶
表示素子4を使用可能とし、ざらに点滅表示も可能とす
るなど、従来の課電表示器9の注意喚起力を大幅に改善
する方法に関するものでおる。
気エネルギーによって液晶表示素子4を動作させるもの
であるため、電気機器または導体50への印加電圧が6
kV程度以下では、前記(ロ)式に示す表示電流■、を
流すために、かなり大きな大地側集電板12を必要とし
た。しかし、大地側集電板12の大きな課電表示器9は
、それを取り付ける導体の絶縁間隔や電気機器の対アー
ス間絶縁距離を短くするため、大きさに制限がある。そ
のため、肝腎の課電状態を示す液晶表示素子4の表示パ
ターンが、課電表示器9の大きさに比較して貧弱になる
傾向がめった。また、表示パターンが静止しているため
、印刷物と同様な印象を与え、課電状態の注意喚起力が
弱いという欠点がおった。本発明はこれらの欠点を克服
し、低い電圧においても大きな表示パターンを持つ液晶
表示素子4を使用可能とし、ざらに点滅表示も可能とす
るなど、従来の課電表示器9の注意喚起力を大幅に改善
する方法に関するものでおる。
「問題点を解決するための手段」
従来の課電表示器9の電界検出部1と液晶表示素子4の
間に、その電界検出部1の出力を整流する交直変換部と
、前記交直変換部の出力を時間平均的に電源の交流周波
数より低周波の駆動電圧波形として液晶表示素子4に印
加する駆動回路部とを設ける。
間に、その電界検出部1の出力を整流する交直変換部と
、前記交直変換部の出力を時間平均的に電源の交流周波
数より低周波の駆動電圧波形として液晶表示素子4に印
加する駆動回路部とを設ける。
「作 用」
はじめに、本発明の必須要件を構成する。「時間平均的
にみて電源周波数より低周波の駆動電圧波形」について
第5図で説明する。液晶表示素子の駆動電圧波形は一般
には第5図(b)に示すような矩形波であるが、従来の
課電表示器9の場合は電気機器や導体からの誘導電圧で
動作するので第5図(a)に示す正弦波である。図中↑
は駆動電圧波形の周期であり、周波数fは、f=1/l
で示される。この周波数fが課電表示器を取り付けた電
気機器や導体の電源周波数、たとえば商用周波数より小
さければ、第5図(a)および(b)の駆動波形はとも
に前記必須要件を満たす。第5図(C)および(d)に
示す波形は正弦波と矩形波が繰り返し間欠的に出力され
ている場合である。
にみて電源周波数より低周波の駆動電圧波形」について
第5図で説明する。液晶表示素子の駆動電圧波形は一般
には第5図(b)に示すような矩形波であるが、従来の
課電表示器9の場合は電気機器や導体からの誘導電圧で
動作するので第5図(a)に示す正弦波である。図中↑
は駆動電圧波形の周期であり、周波数fは、f=1/l
で示される。この周波数fが課電表示器を取り付けた電
気機器や導体の電源周波数、たとえば商用周波数より小
さければ、第5図(a)および(b)の駆動波形はとも
に前記必須要件を満たす。第5図(C)および(d)に
示す波形は正弦波と矩形波が繰り返し間欠的に出力され
ている場合である。
図中Tは駆動電圧波形の間欠周期、士は駆動電圧波形の
周期、nは1間欠周期Tの間に出力される波数である。
周期、nは1間欠周期Tの間に出力される波数である。
これらの場合には図に示す下。−期間が液晶表示素子の
表示期間でT OFFが表示体止期間となり、平均して
考えると単位時間あたりn/下個の駆動電圧波形が液晶
表示素子に加えられ−〇 − る。すなわち、時間平均的にみて周波数fllIは、f
=n/Tで与えられる。このfmが電源周波数より
低ければ、第5図(C)および(d)に示す波形は、前
記必須要件を満たす。上記の説明は、考え方を例示した
ものであって、その他種々の駆動電圧波形についも適用
される。以下、本発明の各構成部分の作用について詳細
な説明を行う。
表示期間でT OFFが表示体止期間となり、平均して
考えると単位時間あたりn/下個の駆動電圧波形が液晶
表示素子に加えられ−〇 − る。すなわち、時間平均的にみて周波数fllIは、f
=n/Tで与えられる。このfmが電源周波数より
低ければ、第5図(C)および(d)に示す波形は、前
記必須要件を満たす。上記の説明は、考え方を例示した
ものであって、その他種々の駆動電圧波形についも適用
される。以下、本発明の各構成部分の作用について詳細
な説明を行う。
第1図は本発明の課電表示器10のブロック図でおる。
電界検出部1は第6図に示す従来の課電表示器9と同様
の1個または2個の集電板でもよく、機器や導体が課電
状態にあることを検出し交直変換部2に出力する。本発
明で設けた交直変換部2ではこの出力を整流し、駆動回
路部3を動作するのに必要な直流電圧に変換する。更に
本発明で設けた駆動回路部3は液晶表示索子4の表示パ
ターンを表示させるため、時間平均的にみて電源周波数
より低周波の駆動電圧波形として出力し、液晶表示素子
4に印加する。
の1個または2個の集電板でもよく、機器や導体が課電
状態にあることを検出し交直変換部2に出力する。本発
明で設けた交直変換部2ではこの出力を整流し、駆動回
路部3を動作するのに必要な直流電圧に変換する。更に
本発明で設けた駆動回路部3は液晶表示索子4の表示パ
ターンを表示させるため、時間平均的にみて電源周波数
より低周波の駆動電圧波形として出力し、液晶表示素子
4に印加する。
まづ駆動回路部3の作用について説明する。
液晶表示素子4の消費電力は前記(ハ)式に示したごと
く、液晶表示素子4の静電容量や表示に使用する電源の
周波数などに比例する。第6図に示す従来の課電表示器
9は、電界検出部1に誘起される商用周波数の交流の電
気エネルギーを、直接、液晶表示素子4の表示エネルギ
ーとして使用していた。ところが人間の目で連続した液
晶表示と見える液晶表示素子4の駆動電圧の周波数は商
用周波数より非常に低くてもよい。従って、液晶表示素
子4の表示エネルギーを周波数の低い駆動電圧波形とし
て液晶表示素子4に供給すれば、従来の表示方式よりも
僅かなエネルギーで液晶表示をさせることができる。そ
れ故、低電圧用電気機器に本発明の課電表示器10を使
用する場合には、より大きな表示パターンを持つ液晶表
示素子4を使用できる。
く、液晶表示素子4の静電容量や表示に使用する電源の
周波数などに比例する。第6図に示す従来の課電表示器
9は、電界検出部1に誘起される商用周波数の交流の電
気エネルギーを、直接、液晶表示素子4の表示エネルギ
ーとして使用していた。ところが人間の目で連続した液
晶表示と見える液晶表示素子4の駆動電圧の周波数は商
用周波数より非常に低くてもよい。従って、液晶表示素
子4の表示エネルギーを周波数の低い駆動電圧波形とし
て液晶表示素子4に供給すれば、従来の表示方式よりも
僅かなエネルギーで液晶表示をさせることができる。そ
れ故、低電圧用電気機器に本発明の課電表示器10を使
用する場合には、より大きな表示パターンを持つ液晶表
示素子4を使用できる。
また、特に低周波に変換しなくても、液晶表示素子4を
駆動する電圧波形の出力を間欠的に休止すれば、出力休
止期間は液晶表示素子4はエネルギーを消費せず、この
間に電界検出部1から出力された電気エネルギーは交直
変換部2に溜まる。
駆動する電圧波形の出力を間欠的に休止すれば、出力休
止期間は液晶表示素子4はエネルギーを消費せず、この
間に電界検出部1から出力された電気エネルギーは交直
変換部2に溜まる。
従って休止期間を含めた時間平均でみると、商用周波よ
り低い周波数の駆動電圧波形を液晶表示素子4に加えた
ことになり、従来の表示方式よりも効率がよくなる。勿
論、商用周波数より低周波に変換した駆動電圧波形の出
力を間欠的にすれば更に効率が良い。このような間欠出
力は液晶表示素子4を点滅表示させる。出力と休止の時
間配分を適切に選べば、本発明の課電表示器10は兄や
すい間隔で点滅表示し、注意喚起力を増す上で非常に有
効である。
り低い周波数の駆動電圧波形を液晶表示素子4に加えた
ことになり、従来の表示方式よりも効率がよくなる。勿
論、商用周波数より低周波に変換した駆動電圧波形の出
力を間欠的にすれば更に効率が良い。このような間欠出
力は液晶表示素子4を点滅表示させる。出力と休止の時
間配分を適切に選べば、本発明の課電表示器10は兄や
すい間隔で点滅表示し、注意喚起力を増す上で非常に有
効である。
次に交直変換部2の作用について説明する。
交直変換部2は前述の駆動回路部3の直流電源として必
要な構成部分でおるとともに、以下に述べる有効な作用
を果たす。第6図に示す従来の課電表示器9は既述の(
イ)式で示されるごとく、対地電圧V。に対しV。X(
Co/C−の大きさの電圧■、が電界検出部1に誘起さ
れた。この場合、電界検出部1に静電容量の大きな液晶
表示素子4が直結されていたので、前記(イ)式の分母
がC[どなったのであって、電界検出部1に誘起される
電圧が非常に小さかった。本発明の電界検出部1と液晶
表示素子4は交直変換部2と駆動回路部3を介して接続
されているので、前記(イ)式の分母は、近似的に電界
検出部1自身の静電容fm CAと考えてよい。ところ
が、CA〈くCLの関係があるので、電界検出部1に誘
起される電圧が大きくなり、駆動回路部3を動作させる
のに必要な電圧が容易に得られる。それ故、電界検出部
1の大きざを従来の電界検出部1の面積よりも小さくす
ることが可能で、結局、本発明の課電表示器10は小形
化も可能でおる。
要な構成部分でおるとともに、以下に述べる有効な作用
を果たす。第6図に示す従来の課電表示器9は既述の(
イ)式で示されるごとく、対地電圧V。に対しV。X(
Co/C−の大きさの電圧■、が電界検出部1に誘起さ
れた。この場合、電界検出部1に静電容量の大きな液晶
表示素子4が直結されていたので、前記(イ)式の分母
がC[どなったのであって、電界検出部1に誘起される
電圧が非常に小さかった。本発明の電界検出部1と液晶
表示素子4は交直変換部2と駆動回路部3を介して接続
されているので、前記(イ)式の分母は、近似的に電界
検出部1自身の静電容fm CAと考えてよい。ところ
が、CA〈くCLの関係があるので、電界検出部1に誘
起される電圧が大きくなり、駆動回路部3を動作させる
のに必要な電圧が容易に得られる。それ故、電界検出部
1の大きざを従来の電界検出部1の面積よりも小さくす
ることが可能で、結局、本発明の課電表示器10は小形
化も可能でおる。
「実施例」
本発明の課電表示器10の一実施例を第2図に示す。図
中11および12は電界検出部1を構成する集電板で、
間隔lを離して設置されている。
中11および12は電界検出部1を構成する集電板で、
間隔lを離して設置されている。
図示せざる機器や導体の高圧部からの静電誘導で2枚の
集電板11.12間に交流電圧が誘起する。 ・この誘
起した交流の電圧をダイオード21で半波整流しコンデ
ンサ23を充電する。22はツェナ−ダイオードで、正
方向に必要以上の入力が入った時の抑制用であり、コン
デンサ23の両端電圧を安定化する作用があると共に逆
方向電圧はパスさせ、後述の分周回路31に負電圧が印
加されるのを防ぐ。本実施例ではダイオード21、コン
デンサ23、ツェナーダイオード22で交直変換部2を
構成する。また、本実施例では分周回路31が駆動回路
部3に相当する。a、bは分周回路の電源端子、Cはツ
ェナーダイオード22の両端に発生する半波を信号とし
て入力する信号入力嫡子である。dSeはCより入力さ
れた信号のそれぞれ2n分の1.2°+1分の1の分周
出力の出力端子でおり、液晶表示素子4の液晶40を挟
んで相対する2つの透明電極の端子q、hに接続されて
いる。
集電板11.12間に交流電圧が誘起する。 ・この誘
起した交流の電圧をダイオード21で半波整流しコンデ
ンサ23を充電する。22はツェナ−ダイオードで、正
方向に必要以上の入力が入った時の抑制用であり、コン
デンサ23の両端電圧を安定化する作用があると共に逆
方向電圧はパスさせ、後述の分周回路31に負電圧が印
加されるのを防ぐ。本実施例ではダイオード21、コン
デンサ23、ツェナーダイオード22で交直変換部2を
構成する。また、本実施例では分周回路31が駆動回路
部3に相当する。a、bは分周回路の電源端子、Cはツ
ェナーダイオード22の両端に発生する半波を信号とし
て入力する信号入力嫡子である。dSeはCより入力さ
れた信号のそれぞれ2n分の1.2°+1分の1の分周
出力の出力端子でおり、液晶表示素子4の液晶40を挟
んで相対する2つの透明電極の端子q、hに接続されて
いる。
第3図は第2図のd、e端子の出力電圧波形と液晶表示
素子4への駆動電圧波形を示す。前記駆動電圧波形は第
2図のd端子を基準とし液晶表示素子4の2つの端子0
11間の差電圧を示したちのであり、11期間は正電圧
、12期間は負電圧、期間ToN=t1+t2が表示期
間、期間TOFF −13+t4が表示体止期間、T=
TON”TOFFが周期である。
素子4への駆動電圧波形を示す。前記駆動電圧波形は第
2図のd端子を基準とし液晶表示素子4の2つの端子0
11間の差電圧を示したちのであり、11期間は正電圧
、12期間は負電圧、期間ToN=t1+t2が表示期
間、期間TOFF −13+t4が表示体止期間、T=
TON”TOFFが周期である。
第2図のように構成した各部分を120X55X10の
大きさのプラスチックケースに収めて課電表示器10と
し、この課電表示器10を第4図のように設置した母線
導体5に取り付けて試験した。図中、6は接地架台、7
は支持がいしである。
大きさのプラスチックケースに収めて課電表示器10と
し、この課電表示器10を第4図のように設置した母線
導体5に取り付けて試験した。図中、6は接地架台、7
は支持がいしである。
なお、課電表示器10の構成各部分の諸元は以下の通り
であった。
であった。
集電板の大きさ 50#X100調集電板間の距離
J2 4# 周期T 60分の32秒液晶表示素子
表示面積3ct?ts静電容量2.6nF しきい値電圧 約3V その結果、この課電表示器10は印加電圧1.5kVで
明瞭に点滅表示した。従来方式の課電表示器では前記液
晶表示素子4を表示ざぜるのに約11kVの電圧印加が
必要であり、この実施例によって本発明の有効性がわか
る。
J2 4# 周期T 60分の32秒液晶表示素子
表示面積3ct?ts静電容量2.6nF しきい値電圧 約3V その結果、この課電表示器10は印加電圧1.5kVで
明瞭に点滅表示した。従来方式の課電表示器では前記液
晶表示素子4を表示ざぜるのに約11kVの電圧印加が
必要であり、この実施例によって本発明の有効性がわか
る。
前記実施例では、交直変換部2を半波整流回路で示した
が、全波整流回路、倍電圧整流回路等公知の整流回路を
使うこともできる。また、駆動回路部3を分周回路で示
したが、CR発振回路、水晶発振回路などで低周波の駆
動電圧波形を発生できる。ざらに、前記発振回路に各種
論理ゲートなどを組み合わせることにより、間欠的な駆
動電圧波形の出力が得られる。これらの方法はすべて本
発明の課電表示器10に適用可能でおる。
が、全波整流回路、倍電圧整流回路等公知の整流回路を
使うこともできる。また、駆動回路部3を分周回路で示
したが、CR発振回路、水晶発振回路などで低周波の駆
動電圧波形を発生できる。ざらに、前記発振回路に各種
論理ゲートなどを組み合わせることにより、間欠的な駆
動電圧波形の出力が得られる。これらの方法はすべて本
発明の課電表示器10に適用可能でおる。
「発明の効果」
課電表示器に本発明の充電回路部と駆動回路部を設けた
ことにより、静電誘導で発生する電気的エネルギーのみ
で、3kV〜6kV程度の交流電圧において、表示パタ
ーン面積3〜5dの大きな液晶表示素子を連続表示させ
たり、あるいは点滅動作させることが可能となり、課電
表示器の注意喚起力を大幅に向上させることができるの
で、高圧設備の保守・点検作業の安全性をより高めるこ
とができる。
ことにより、静電誘導で発生する電気的エネルギーのみ
で、3kV〜6kV程度の交流電圧において、表示パタ
ーン面積3〜5dの大きな液晶表示素子を連続表示させ
たり、あるいは点滅動作させることが可能となり、課電
表示器の注意喚起力を大幅に向上させることができるの
で、高圧設備の保守・点検作業の安全性をより高めるこ
とができる。
第1図は本発明の課電表示器の構成を示すブロック図、
第2図は本発明の1実施例を示すための図、第3図は第
2図の実施例における液晶表示素子の駆動電圧波形を示
す図、第4図は前記実施例の課電表示器の試験状況を示
す図、第5図は本発明の必須要件を構成する駆動電圧波
形を説明するための図、第6図は従来の課電表示器の構
成と原理を説明するための図である。 図において 1は電界検出部 2は交直変換部 3は駆動回路部 4は液晶表示素子 9は従来の課電表示器 10は本発明の課電表示器 でおる。 特許出願人 株式会社 高岳製作所(a)
(b) 第50 手続補正書 昭和62年1 月?7日
第2図は本発明の1実施例を示すための図、第3図は第
2図の実施例における液晶表示素子の駆動電圧波形を示
す図、第4図は前記実施例の課電表示器の試験状況を示
す図、第5図は本発明の必須要件を構成する駆動電圧波
形を説明するための図、第6図は従来の課電表示器の構
成と原理を説明するための図である。 図において 1は電界検出部 2は交直変換部 3は駆動回路部 4は液晶表示素子 9は従来の課電表示器 10は本発明の課電表示器 でおる。 特許出願人 株式会社 高岳製作所(a)
(b) 第50 手続補正書 昭和62年1 月?7日
Claims (1)
- 電界検出部と液晶表示素子を用いて、電気機器や導体に
交流の電圧が印加されていることを表示する課電表示器
において、前記電界検出部の出力を整流する交直変換部
と、前記交直変換部の出力を時間平均的に電源の交流周
波数より低周波の駆動電圧波形として液晶表示索子に印
加する駆動回路部とを備え、電気機器や導体が課電状態
になった場合に液晶表示索子を表示させることを特徴と
する課電表示器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61272873A JPH0679041B2 (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 | 課電表示器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61272873A JPH0679041B2 (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 | 課電表示器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63128268A true JPS63128268A (ja) | 1988-05-31 |
JPH0679041B2 JPH0679041B2 (ja) | 1994-10-05 |
Family
ID=17519951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61272873A Expired - Fee Related JPH0679041B2 (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 | 課電表示器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0679041B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03125272U (ja) * | 1990-03-30 | 1991-12-18 | ||
JPH05346442A (ja) * | 1991-12-20 | 1993-12-27 | Alcatel Cit | 電圧源によって供給される電圧を評価する装置 |
JPWO2016189863A1 (ja) * | 2015-05-24 | 2017-06-22 | 株式会社Wave Energy | 残光を利用した検電器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59161075U (ja) * | 1983-04-14 | 1984-10-29 | 富士電機株式会社 | 検電装置 |
-
1986
- 1986-11-18 JP JP61272873A patent/JPH0679041B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59161075U (ja) * | 1983-04-14 | 1984-10-29 | 富士電機株式会社 | 検電装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03125272U (ja) * | 1990-03-30 | 1991-12-18 | ||
JPH05346442A (ja) * | 1991-12-20 | 1993-12-27 | Alcatel Cit | 電圧源によって供給される電圧を評価する装置 |
JPWO2016189863A1 (ja) * | 2015-05-24 | 2017-06-22 | 株式会社Wave Energy | 残光を利用した検電器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0679041B2 (ja) | 1994-10-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |