JP2549284B2 - 点滅表示式課電表示器 - Google Patents

点滅表示式課電表示器

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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、電気機器や導体に取り付けて、そこに交流
電圧が印加されているのかあるいは無電圧状態であるの
かを検出表示する課電表示器に関するものである。
「従来の技術」 電気機器や導体に電圧が印加された状態、すなわち電
気機器や導体の課電状態を表示する課電表示器は、電源
装置や増幅器を使用せず、基本的には液晶表示素子に集
電板を接続して構成された表示器である。集電板は導電
性の補助電極で、課電表示器の電界検出部であり、電気
機器や導体が課電状態になると電圧が誘起される。
従来の課電表示器の構成とその動作原理について、第
5図を用いて説明する。図中、4は液晶表示素子で液晶
40および該液晶40を挟む2つの透明電極41、42から構成
されている。また11と12は2枚の集電板で、ここでは11
を機器側集電板、12を大地側集電板として区別する。集
電板11、12は課電表示器9の電界検出部1を構成し、そ
れぞれ液晶表示素子4の透明電極41および液晶40を挟ん
で相対する他の透明電極42の端子gおよびhに2本のリ
ード線13で接続されている。端子gが電気機器または導
体50にリード線8で直結された場合は、機器側集電板11
は不要であり、この場合は大地側集電板12と電気機器ま
たは導体50が電界検出部1を構成することになる。
ここで電気機器または導体50と大地60の間に交流電圧
VOが印加されると、前記電界検出部1に、その大きさ
と幾何学的配置によって定まる交流電圧VLが誘起さ
れ、この電圧VLがそのまま液晶表示素子4の両透明電
極41、42の間に加わる。今、液晶表示素子4の静電容量
をCL、大地側集電板12と大地60との間の静電容量をC
O、電界検出部1自身の持つ静電容量をCA、機器側集電
板11と電気機器または導体50との間の静電容量をCSと
する。これら各静電容量の間には一般にCL>>CS>>
COかつCL>>CAの関係があるので、この関係を考慮
すると液晶表示素子4の両透明電極41、42の間に誘起さ
れる電圧VLの大きさは VL≒(CO/CL)VO ・・・・(イ) で示される。静電容量COの大きさは一般に大地側集電
板12の大きさに比例し、静電容量CLの大きさは液晶表
示素子4の表示パターンの面積に比例する。課電表示器
9は、この電圧VLが液晶表示素子4のしきい値電圧VT
を越えると、電気機器または導体50が課電状態にあるこ
とを表示する。
「発明が解決しようとする問題点」 従来の課電表示器9は集電板11、12に誘起される電気
エネルギーによって液晶表示素子4を動作させるもので
あり、それに必要な電気エネルギーは液晶表示素子4が
動作するしきい値電圧VTと液晶表示素子4を通して流
れる電流との積で与えられる大きさ以上の量が必要であ
る。通常、集電板に得られる電気エネルギーは微弱なも
のであって、液晶表示素子4を表示させるための電気エ
ネルギーを得るためには、集電板11、12の面積を大きく
するか、逆に消費する電気エネルギーを少なくするため
に液晶表示素子4の面積を小さく、殊に表示させる文字
等に対応する透明電極の面積を小さくする必要があり、
結果的に液晶表示器9の中の電界検出部の占める割合が
大きくなるか、小さな表示文字となるか、または電界強
度の高い場所でしか表示しない、という問題がある。
このため液晶表示器9は課電する機器または導体に直
接設置するかその近傍の電界強度の強い設置する必要が
あり、小さな表示文字となることと相俟って高電圧の危
険範囲外からの目視が困難、という問題がある。また、
課電状態を示す表示は反射光表示であるため目立ちにく
いことと共に、表示パターンが静止しているため印刷物
と同様な印象を与え、課電状態の注意喚起力が弱いとい
う欠点があった。本発明は上記の欠点を克服するために
表示パターンを点滅表示させることにより、従来の課電
表示器9の注意喚起力を大幅に改善する構造に関するも
のである。
「問題点を解決するための手段」 従来の課電表示器9の電界検出部1と液晶表示素子4
の間に、その電界検出部1の出力を整流して後段に駆動
電源を供給する交直変換部と、この交直変換部の出力
を、互いに周期の異なる2つの発振回路、または1つの
発振回路とその出力を分周する分周回路、と排他的論理
和回路とで間欠的な駆動電圧波形として液晶表示素子4
に印加する駆動回路部とを設ける。
「作用」 以下、本発明の各構成部分の作用について説明を行な
う。
第1図は本発明の課電表示器10のブロック図である。
電界検出部1は第5図に示す従来の課電表示器9と同様
の1個または2個の集電板でもその他のセンサでもよ
く、電気機器または導体50が課電状態にあることを検出
し、交直変換部2に出力する。本発明で設けた交直変換
部2では電界検出部1の出力を整流し、駆動回路部3を
動作するのに必要な直流電圧に変換する。更に本発明で
設けた駆動回路部3は液晶表示素子4の表示パターンを
表示させるため、交直変換部2の出力を間欠的な駆動電
圧波形として出力し、液晶表示素子4に印加する。
このような間欠的な駆動電圧波形の出力は液晶表示素
子4を点滅表示させる。交直変換部2では、液晶表示素
子4が点灯中は電荷を放出され、消灯中に電荷が補給さ
れる。出力と休止の時間配分およびその周期を適切に選
べば、本発明の課電表示器10は見やすい間隔で安定して
点滅表示し、注意喚起力を増す上で非常に有効である。
「実施例」 本発明の課電表示器の一実施例を第2図に示す。図示
しない電気機器や導体の高圧部からの静電誘導で電界検
出部1を構成する2枚の集電板11、12間に交流電圧が誘
起する。この誘起した交流電圧をダイオード21で半波整
流しコンデンサ23を充電する。22はツェナーダイオード
で、大地側集電板12に対して正方向に必要以上の入力が
入ったときの抑制用であり、コンデンサ23の両端電圧を
安定化する作用があると共に逆方向電圧はパスさせ、後
述の駆動回路部3に負電圧が印加されるのを防ぐ。本実
施例ではダイオード21、コンデンサ23、ツェナーダイオ
ード22で交直変換部2を構成する。
駆動回路部3で交直変換部2の出力を端子a、bより
受けて内部の発振回路31、32が発振動作する。発振回路
31の発振周波数の周期をTとし、発振回路32の発振周波
数の周期をtとしたとき、t<Tの関係に選ぶと共に、
Tは後述の液晶表示素子4の点滅表示周期となるので、
目で表示の点滅が確認しやすい周期に選ぶことが望まし
い。
またtは後述第3図に示す液晶駆動電圧波形のToN期
間中の周期となるため、液晶表示素子4の表示特性に整
合して選定する。
第3図は駆動回路部3の動作を説明するための波形例
で、c端子に発生する発振回路31の出力とd端子に発生
する発振回路32の出力を排他的論理和回路33の入力とす
ると、両入力が一致したときは0、不一致のときは1と
なる出力がe端子に発生する。
e端子、d端子はそれぞれ液晶表示素子4の透明電極
41、42の端子g、hに接続されているため、e端子出力
とd端子出力との差電圧の波形が液晶表示素子4の駆動
電圧波形となる。
したがって液晶表示素子4はToN期間は表示、ToFF期
間は非表示となり、周期Tで点滅表示を行なう。
第4図は駆動回路部3を第2図とは別の構成とした例
で、第2図では2つの発振回路31、32を用いていたもの
を1つの発振回路32と、この発振回路32の出力を分周す
る分周回路34を用いて点滅表示に必要な周期Tの間欠的
な駆動電圧波形を得るもので、第2図と異なるのは分周
回路34の機能だけである。
すなわち発振回路32の周期tの出力を分周回路34の入
力端子iに印加すると、分周回路34の出力端子cには の出力が得られるので、この出力と前記i端子に印加し
たt周期の出力を排他的論理和回路33に入力する。その
他は第2図の説明と同様であるのでその説明は省略す
る。
「発明の効果」 課電表示器に本発明の交直変換部と間欠的な駆動電圧
波形とする駆動回路部とを設けたことにより、液晶表示
素子を点滅表示させることが可能となり、課電表示器の
注意喚起力を大幅に向上させることができるので、高圧
設備の保守・点検作業の安全性をより高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の課電表示器の構成を示すブロック図、
第2図は本発明の一実施例を示すための図、第3図は第
2図の実施例における液晶表示素子の駆動電圧波形を示
す図、第4図は本発明の一部を構成する駆動回路部の別
の実施例を示す図、第5図は従来の課電表示器の構成と
原理を説明するための図である。 図において 1は電界検出部 2は交直変換部 3は駆動回路部 4は液晶表示素子 10は課電表示器 である。
フロントページの続き (72)発明者 亀谷 泰信 愛知県西春日井郡西枇杷島町芳野町3丁 目1番地 株式会社高岳製作所研究所内 合議体 審判長 安田 啓之 審判官 新井 克夫 審判官 村田 尚英 (56)参考文献 特開 昭63−128268(JP,A) 特開 昭61−221667(JP,A) 実開 昭59−161075(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電界検出部と液晶表示素子を用いて、電気
    機器や導体に交流の電圧が印加されていることを表示す
    る課電表示器において、前記電界検出部の出力を整流し
    て後段に駆動電源を供給する交直変換部と、この交直変
    換部の出力を、互いに周期の異なる2の発振回路、また
    は1の発振回路とその出力を分周する分周回路、と排他
    的論理和回路とで間欠的な駆動電圧波形として液晶表示
    素子に印加する駆動回路部とを備え、電気機器や導体が
    課電状態になった場合に液晶表示素子を点滅表示させる
    ことを特徴とする点滅表示式課電表示器。
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