JPS6312800A - シ−ト類の特殊エムボス加工法 - Google Patents

シ−ト類の特殊エムボス加工法

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JPS6312800A
JPS6312800A JP15575586A JP15575586A JPS6312800A JP S6312800 A JPS6312800 A JP S6312800A JP 15575586 A JP15575586 A JP 15575586A JP 15575586 A JP15575586 A JP 15575586A JP S6312800 A JPS6312800 A JP S6312800A
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市原 敬三
上野 章司
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Daisan Shikosha Kk
DAISAN SHIKOUSHIYA KK
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Daisan Shikosha Kk
DAISAN SHIKOUSHIYA KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ 発明の目的 産業上の利用分野 本発明はシート類のエムボス加工法に関するものである
従来の技術 従来、シート類にエムボス加工をする場合、単にエムボ
スロールにて型押し加工をしているだけであった。
発明が解決しようとする問題点 従来の様に単にエムボス加工をしてシート類に凹凸模様
を施こしていたのでは、この彫刻ロールの保有数によっ
てその模様の種類が決定し、多くの模様が加工できるた
めには多種類の彫刻ロールを@蓄する必要があり、その
ロール代金は高価であり、付帯設備のコストも高く、現
在要望されている多品種少量生産に対応しにくいという
問題点が存在した。
また、従来のエムボス加工は単に彫刻ロールの凹凸模様
通りに型押しするものであるため変化に乏しく、一つの
模様内において光沢変化を持たせたり、模様や風合に微
妙な変化を与えることは不可能で、複合的な味のあるシ
ート類をエムボス加工だけで製造することは困難とされ
ていたのである。
本発明はこれらの問題点を解決することを目的としてな
されたもので、模様出しの種類が彫刻ロールの保有数に
限定されず、しかも複合的な味を持った多種多様の変化
を有するエムボス加工を行なうことができる、というシ
ート類の特殊エムボス加工法を提供しようとするもので
ある。
ところで、本出願人は昭和60年4月3日に「金銀紙の
特殊エムボス加工法」なる発明を特許出願(特願昭60
−071694号)したのである。この前出願は金銀紙
を対象としてそのエムボス加工法を開発したものであっ
たが、その後の研究の結果、全銀紙以外の紙類やフィル
ム、その他のシートにおいても同様な手段によりエムボ
ス加工ができることを見い出し、本発明に達したのであ
る。
したがって金銀紙については重複を避けるために本発明
から除外しているのである。
口 発明の構成及び作用 本発明の構成は、金銀紙を除く1紙類、透明フィルム、
着色フィルム、その他各種シートから選ばれるシート類
を、エムボスロールにてエムボス加工するに際して、前
記エムボスロールにおける彫刻ロールと前記シート類と
の間に模様シートを介在させながら、線圧13トン以上
の高圧、温度100℃以上の高温、及び速度毎分10m
以下の低速、という条件下で加工することを特徴とする
シート類の特殊エムボス加工法、を要旨とするものであ
る。
問題点を解決するための手段 シート類をエムボス加工する際に、同昨に彫刻ロールと
このシート類の間に各種の模様シートを介在させながら
型押し加工するという従来全く存在しなかったエムボス
加工法に想致し、鋭意研究を重ねた結果、その加工条件
を適切なものに限定してやれば、この複合エムボス加工
が可能であることを知り、シート類に従来技術では表現
できなかった微妙な味や変化を付与することができるこ
とを見い出したのである。
第1図は本発明加工法を概略的に説明するための側面略
図である。
この図の様にエムボスロール(E)は、通常、彫刻ロー
ル(1)とペーパーロール(p)とからなっており、紙
材や各種シート類をこの彫刻ロール(t)とペーパーロ
ール(p)の間に挟み込みながら回転し加熱加圧して紙
材やシート類に彫刻ロール(1)の有する凹凸模様を型
押しするというものである。
本発明は、この型押しされる材料としてシート類(1)
を用い、そのシート類(1)と彫刻ロール(1)との間
に模様シート(2)?介在させながら型押しする、とい
うエムボス加工法である。
なお、この第1図は分かりやすくするために簡略的に例
示したもので、(g)はガイドロール、(m)は巻取り
ロール、(k)は繰出しロール、を示している。
本発明において最も重要なことは彫刻ロール(t)、!
:ペーパーロール(p)の間にシート類(1)と模様シ
ート(2)とが同時に挟着され、この模様シート(2)
がシート類(1)と彫刻ロール(1)との間に介在して
いるということである。
本発明におけるシート類(1)とは、金銀紙を除く紙類
、透明又は着色フィルム、その外に塩ビシートや、合成
皮革の様なシート状のものがあげられるのである。
この紙類としては、例えば加工されていない原紙、加工
紙、貼合紙、コート紙、箔紙等の種々なるものがあげら
れ、その厚さも20 g/rn’の薄物から450 g
/rn’の厚物まで大抵のものは本発明のシート類(1
)として供することができるものである。
またフィルムとしては、CPPフィルム、ポリプロピレ
ンフィルム、ポリエステルフィルム、塩ビフィルム、ス
チレンフィルム等のフィルム全般があげられ、カラーコ
ートしたリノく−ル加工した各種の着色フィルムも本発
明のシート類(1)としてエムボス加工できるものであ
る。
次に本発明における模様シート(2)には、これが有孔
状シートである場合と凹凸状シートである場合の二通り
が存在するのである。
まず、有孔状シートとしては、目の粗い織物や紙材があ
げられ、例えば寒冷紗やレースの様に織目の粗い布地、
雲竜紙と称される紙材や各種模様を抄き込んだ和紙など
が好適なものとして使用できるものである。
なお、単に織目の粗い平織物であるナイロンシャーやポ
リエステルシャー等も格子柄を有する有孔状の模様シー
ト(2)として使用できることは勿論である。
一方、凹凸状シートとしては、各種凹凸柄を有するフィ
ルムや布地があげられ、例えば不織布も凹凸状シートの
1種として使用でき、またフィルムに粒子の粗い塗料で
チェック柄やストライブ柄の様な任意の柄模様にグラビ
ヤ印刷したものも凹凸状シートとして利用できるもので
ある。
この様な模様シート(2)を彫刻ロール(1)とシート
類(1)との間に挟み込んでエムボス加工してやると、
彫刻ロール(1)の凹凸模様と模様シート(2)の模様
が組合わされた複合的な柄模様のシート類が得られ、し
かもこの模様シート(2)の種類によってはその複雑な
柄模様にさらに光沢上の微妙な変化が具現し、単なるエ
ムボス加工では出すことの出来ない独特の味が付加され
るのである。
その理由は、従来の金属製の彫刻ロール(1)では硬度
が高く一定の硬さの表面で型押しするだけであったが、
本発明加工法ではその型押し硬度が模様シート(2)の
介在によって軟化され、この軟化の度合がその模様シー
ト(2)の模様に対応して強弱に変化し、さらには直接
金属面が当たる部分は従来通りの光沢を発するなど、非
常に複合的な作用を付与するからである。
そして、彫刻ロール(1)の種類と模様シート(2)の
種類の組合せを種々変化させることにより、きわめて多
種類の模様を作り出すことができ、彫刻ロールの保有数
の数十倍の多品種生産が可能となるのである。
次に本発明におけるエムボス加工法の加工条件について
説明する。
まず加圧条件としてはその線圧が少なくとも13トン以
上であることが必要で13トン未満の線圧では温度条件
などを上げても型押しが不鮮明になって複合的な柄模様
を得ることは困難となるのである。本発明者等の実験の
結果、この線圧として特に好ましい範囲は15〜18ト
ン位であったに のエムボス加工の加熱条件としては少なくとも100℃
以上の高温であることが要望され、100℃未満の温度
では型押しが不鮮明となって模様シート(2)を介在さ
せた効果はなくなるのである。この温度条件として最も
好ましい条件は介在させる模様シート(2)の種類によ
っても異なるが110〜130℃の範囲が望ましいもの
である。
なお上記の加圧条件と加熱条件について、その上限は特
に限定する必要はなく、本発明の様に模様シート(2)
を介在させながら加熱加圧しその目的を達成させるため
には上述した加熱と加圧の下限範囲が限定されて来るの
である。
また加熱と加圧の上限については機械的条件や加工され
る材料の条件等により当然にその限定範囲が存在するこ
とは言うまでもなく、それは個々の場合によって異なっ
て来るのである。
本発明加工法における加ニスピードは、毎分10m以下
の低速であることが要求され、毎分10mをこえる速度
では加熱加圧の条件を上げても目的とする複合的な味が
出に〈〈本発明の目的が達成されにくいのである。この
加ニスピードの好ましい範囲は毎分3〜7m位であり、
3m未満ではその加工能率が大幅に低下してしまうので
ある。
この様にして加圧、加熱、スピードの限定された条件で
、本発明加工を行なえば、目的とする非常にすぐれた味
のある変化に富んだシート類が得られる様になるのであ
るゆ 実施例1 シート類としてルミナヵラ一群青色で目付が】35g/
rn″の紙材(新富土製紙社製)を使用し、一方模様シ
ートとして30g/rn’のレーヨン雲竜紙(三相製紙
社製)で網目柄を有するものを用い、両者を添わせなが
ら大梨地の彫刻柄を有する彫刻ロールを使用してエムボ
ス加工を行なった。
このエムボス条件として、線圧16)ン、温度120℃
、及び速度毎分5mとして設定し実施したところ、網目
柄と大梨地の柄とが複合された味わい深いエムボス加工
紙が得られた。
このエムボス条件を線圧10トン、温度80°Cにした
場合は同一速度でも全体が不鮮明なものとなり上記の様
な味は出せなかった。
実施例2 シート類としてLKカラーえんじ色で目付が180g/
rn’の紙材(新富土製紙社製)を用い、一方、模様シ
ートとして菊唐草柄を有する備前和紙を使用し、両者を
添わせながら無地のエムボスロールを用いてエムボス加
工を行なった。
その加工条件としては線圧を16トン、温度130℃、
速度毎分7mと設定して実験したところ、抄き込み備前
和紙の持つ光沢部分とザラザラした部分がプレスされた
様になり、非常にきれいな菊唐草模様が紙材の表面に写
し出された。
この条件を速度だけ20m/分に変えた場合は鮮明な凹
凸模様は得られなかった。
実施例3 シート類Jしてリバーシブルのスカイ色で目付135g
/m’の紙材(新富土製紙社製)を使用し、一方模様シ
ートとして30g/m’の亀甲柄のレーヨン雲竜紙(三
相製紙社製)を用い、両者を添わせながら大型地柄の彫
刻ロールを使用してエムボス加工を行なった。
その加工条件は線圧13トン、温度130°C1速度毎
分3mとして実施した。
その結果、柔らかいマット調の亀甲柄と大型地柄の光沢
部が複合された非常に味の深いエムボス加工紙が得られ
た。
この加工条件を線圧、温度を上記と同一にして速度を1
2m/分に上げたところ、上記の様な味の深いエムボス
加工紙は得られなかった。
実施例4 シート類として厚み30用のポリエステルフィルムに表
面コート着色法で赤色に着色したカラーフィルムを用い
、一方模様シートしてレーΔ ヨン製の2mm角の寒冷紗を用い、両者を添わせなから
微粒面彫刻ロールを使用してエムボス加工を行なった。
このエムボス加工の条件として、線圧18トン、温度1
10℃、速度毎分4mと設定したところ、寒冷紗の図柄
が微粒面に加味される複雑な変化のある凹凸模様が具現
されたカラーフィルムが得られた。
なお、この温度条件だけを85℃に下げて実験した場合
は不鮮明な凹凸模様しか得られなかった。
実施例5 シート類として自社製のモンブラン印紙クロス赤色原紙
で目付60 g / m’のものに硝化綿コートをl 
Og / m’の割合で行ない耐熱性を付与した紙材を
用い、一方模様シートとしてティジンユニセル不織布を
使用し、両者を添わせながら無地のエムボスロールを用
いてエムボス加工を行なった。
このエムボス加工の条件として、線圧16トン、温度1
20℃、及び速度毎分5mと設定して実施したところ、
不織布の柔らかい繊維質が紙の表面色を柔らかいマット
調に変化させ、不織布の様な凹凸柄を有する味わいの深
いエムボス加工紙が得られた。
この加工条件を線圧15トン、温度90℃、速度毎分1
0mで行なった場合は上記の様な味わい深い加工紙は得
られなかった。
ハ 発明の効果 以上、詳細に説明した様に本発明は、シート類にエムボ
ス加工を行なう場合に、同時に模様シートを噛み合わし
て加熱加圧するというもので、保有している彫刻ロール
と各種模様シートの組合せにより種々なる複雑な凹凸模
様を具現させることができ、加工し得る種類が彫刻ロー
ルの保有数に限定されることはなく、多種多様の変化に
富んだ凹凸柄を得ることができるという非常にすぐれた
効果を有するものである。
しかもこの凹凸模様は、従来の技術では表現できなかっ
た光沢の変化や風合い・柔らかさを模様内に具現してお
り、複合的なきわめて微妙な変化と味わいのあるシート
類とすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明加工法を概賂的に説明するための側面略
図である。 (E)・・・エムボスロール、(t)・・・彫刻a −
ル、(p)・・・ペーパーロール、(g)・・・ガイド
ロール、(m)・・・巻取りロール、(k)・・・繰出
しロール、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、金銀紙を除く紙類、透明フィルム、着色フィルム、
    その他各種シートから選ばれる シート類を、エムボスロールにてエムボス 加工するに際して、前記エムボスロールに おける彫刻ロールと前記シート類との間に 模様シートを介在させながら、線圧13ト ン以上の高圧、温度100℃以上の高温、 及び速度毎分10m以下の低速、という条 件下で加工することを特徴とするシート類 の特殊エムボス加工法。 2、模様シートが、雲竜紙や寒冷紗の様な有孔状シート
    である特許請求の範囲第1項記 載のシート類の特殊エムボス加工法。 3、模様シートが凹凸状シートである特許請求の範囲第
    1項記載のシート類の特殊エム ボス加工法。
JP15575586A 1986-07-02 1986-07-02 シ−ト類の特殊エムボス加工法 Expired - Lifetime JP2514332B2 (ja)

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