JPS63127063A - 熱回収式チラ−ユニツトの冷凍サイクル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は利用側の冷房負荷および暖房負荷の変動により
、「冷房」、「暖房」、「冷房士暖房」の運転モードに
自動的に切換わる熱回収式チラーユニットの冷凍サイク
ルに係り、特に冷媒の寝込み防止に好適な冷凍サイクル
に関する。

〔従来の技術〕

従来の熱回収式チラーユニットの冷凍サイクルとして、
特開昭５８−１５０７７８号に開示されたものがある。

この冷凍サイクルは、３つある熱交換器のうち、使用し
ていない熱交換器（例えば熱回収運転時では空気側熱交
換器、暖房運転時では冷水側熱交換器）が必らず低圧側
になるように構成されて、使用されていない熱交換器へ
の冷媒の寝込みをなくシ、常に一定の冷媒量がサイクル
内を流れ、安定した運転が行えるようになっている。

また、外気製置が高く、冷水側水温が低い状態での暖房
運転においては、冷水側熱交換器の圧力が低圧圧力よシ
低くなって冷媒が冷水側熱交換器へ流れ込むため、該熱
交換器とアキュムレータとを結ぶ冷媒配管に逆止弁を設
けて、これを防止するようにしている。また同様に、外
気温度が低く、冷水温度が高い状態での熱回収運転時に
も、空気側熱交換器側への冷媒の寝込み現象が発生する
ため、四方弁と空気側熱交換器とを結ぶ冷媒配管に、電
磁弁およびこれと並列接続する逆止弁を設けて、これを
防止するようにしている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術は、熱回収運転時での空気側熱交換器側へ
の冷媒寝込みを防止するだめに、四方弁と空気側熱交換
器との間に、逆止弁と電磁弁を並列に介設する構成とし
ているので、冷房および除霜運転時ｖｃＶｉ前記電磁弁
を開とし、冷媒を四方弁〜電磁弁〜空気側熱交換器に流
し、また暖房および熱回収運転時は前記電磁弁を閉とし
、冷媒が空気側熱交換器〜逆止弁〜四方弁の方向にのみ
流れるように、運転モードにより電磁弁の開閉を行う必
要があシ、制御が複雑となる。また、前記電磁弁および
逆止弁を設けることは、冷凍サイクルの配管形状が複雑
となるばかシでなく、配管の圧力損失による性能低下の
問題もあった。

本発明の目的は、従来技術がもつ冷媒の寝込み防止効果
をそのま＼維持でき、かつ制御全簡単にできると共に１
、配管形状を簡略化できて圧力損失による性能低下を防
止しうる熱回収式チラーユニットの冷凍サイクルを提供
することにある。

〔問題点を解決するだめの手段〕

上記目的は、圧縮機、四方弁、温水側熱交換器および冷
水側熱交換器、空気側熱交換器、減圧装置、アキュムレ
ータを備え、冷房運転時は冷媒が、圧縮機〜四方弁〜空
気側熱交換器〜減圧装置〜冷水側熱交換器〜アキュムレ
ータ〜圧縮機の順に流れるように、暖房運転時は冷媒が
、圧縮機〜四方弁〜温水側熱交換器〜減圧装置〜空気側
熱交換器〜四方弁〜アキュムレータ〜圧縮機の順に流れ
るように、冷房と暖房とを同時に行う熱回収運転時は冷
媒が、圧縮機〜四方弁〜温水側熱交換器〜７３−？ 減圧装置〜冷水側熱交換器ルアキュムレ−タル圧縮機の
順に流れるように構成した熱回収式チシーユニットの冷
凍サイクルにおいて、四方弁と、冷水側熱交換器からア
キュムレータへ接続する配管との間に、熱回収運転時に
冷媒が空気側熱交換器へ流入するのを防ぐ逆止弁を設け
ることにより、達成される。

〔作用〕

外気温度が低く、冷水側水温が高い状態での熱回収運転
時においては、四方弁と、冷水側熱交換器からアキュム
レータへ接続する配管との間に介在する逆止弁により空
気側熱交換器への冷媒の流れ込みが防止される。これに
ょシ従来技術で必要とした電磁弁を廃止できるので、運
転モードによる電磁弁の開閉が不要となり、複雑な制御
をなくすことができる。また、四方弁と空気側熱交換器
との間ｖｃ電磁弁および逆止弁を介在させる必要がない
ので、配管形状が簡略化され、配管の圧力損失による性
能低下も防止できる。

〔実施例〕

＝４− 以下、本発明の実施例を第１図により説明する図は本発
明による熱回収式チラーユニットの冷凍サイクルのサイ
クル系統図を示している。この冷凍サイクルは、圧縮機
１、四方弁２、温水側熱交換器３および冷水側熱交換器
４、複数の逆止弁５、除霜用キャピラリーチューブ６、
電磁弁７゜８．１８、膨張弁９、空気１ｌｌｌｌ熱交換
器ｔｏ、暖房用キャピラリーチューブ１３、冷媒調節器
１４、可溶栓１５、アキュムレータ１６、吸込圧力調節
弁１７とを備え、これは各機器は図示の如く配管接続さ
れて熱回収式チラーユニットとしての冷凍サイクルを構
成されている。また、この冷凍サイクルでは、冷水側熱
交換器４と四方弁２とを接続する配管に、冷媒を冷水側
熱交換器４がら四方弁２方向へのみ流す逆止弁１９が設
けられ、また四方弁２と、冷水側熱交換器３からアキュ
ムレータ１６へ接続する配管との間に、熱回収運転時に
冷媒が空気側熱交換器１０へ流入するのを防ぐ逆上弁２
０が設けられている。なお、図中１１は空気側熱交換器
１０の送風ファンを示す。

次に本実施例の作用を説明する。

冷房運転時は、圧縮機１から吐出された冷媒が、四方弁
２〜空気側熱交換器１０〜逆止弁５〜冷媒調節器１４〜
可溶栓１５〜逆止弁５〜電磁弁８〜膨張弁９〜冷水側熱
交換器４〜逆止弁１９〜アキュムレータ１６〜吸込圧力
調整弁１７〜圧縮機１の順に循環する。

暖房運転時は、圧縮機１から吐出された冷媒が、四方弁
２〜温水側熱交換器３〜逆止弁５〜電磁弁１８〜逆止弁
５〜可溶栓１５〜冷媒調節器１４〜暖房用キャピラリー
チューブ１３〜空気側熱交換器１０〜四方弁２〜逆止弁
２０〜アキュムレータ１６〜吸込圧力調整弁１７〜圧縮
機１の順に循環する。

熱回収運転時は、圧縮機１から吐出された冷媒が、四方
弁２〜温水側熱交換器３〜逆止弁５〜電磁弁８〜膨張弁
９〜冷水側熱交換器４〜逆止弁１９〜アキユムレ一タ１
６〜吸込圧力調整弁１７〜圧縮機１の順に循環する。

除精運転時は、圧縮機１から吐出された冷媒が、四方弁
２〜空気側熱交換器１０〜逆止弁５〜冷媒調節器１４〜
可溶栓１５〜逆止弁５〜電磁弁７〜除霜用キャピラリー
チューブ６〜逆上弁５〜温水側熱交換器３〜四方弁２〜
逆止弁２０〜アキュムレータ１６〜吸込圧力調整弁１７
〜圧縮機１の順に循環する。

以上のように、本実施例によれば、外気温度が高く、冷
水側水温が低い状態φの暖房運転においても、逆止弁１
９の存在により冷媒が冷水側熱交換器４ｖ′ｃ流れ込む
ことが防止される。また、外気温度が低く、冷水温度が
高い状態での熱回収運転時にも、逆止弁２０の存在によ
シ空気側熱交換器１０への冷媒の流れ込みが防止される
。従って、本実施例においては、従来技術で必要として
いた四方弁２と空気側熱交換器１０との間の電磁弁を廃
止できるので、運転モードによる電磁弁の開閉が不要と
なり、複雑な制御をなくすことができる。また、四方弁
と空気側熱交換器との間に電磁弁および逆上弁を介在さ
せる必要がないので、配管形状が簡略化され、配管の圧
力損失による性能低下も防止できる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、冷媒の寝込み防止効果を維持でき、か
つ制御を簡単にできると共に、配管形状を簡略化できて
圧力損失による性能低下を防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の熱回収式チラーユニットの冷凍サイク
ルのサイクル系統図を示す。 １・・・圧縮機　　２・・・四方弁　　３・・・温水側
熱交換器　　４・・・冷水側熱交換器　　５．１９．２
０・・・逆止弁　　６・・・除矛゛ｄ用キャピラリーチ
ューブ？、８．１８・・・電磁弁　　９・・・膨張弁　
　１０・・・空気側熱交換器　　１３・・・暖房用キャ
ピラリーチューブ　　１６・・・アキュムレータ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 圧縮機、四方弁、温水側熱交換器および冷水側熱交換器
   、空気側熱交換器、減圧装置、アキュムレータを備え、
   冷房運転時は冷媒が、圧縮機〜四方弁〜空気側熱交換器
   、〜減圧装置〜冷水側熱交換器〜アキュムレータ〜圧縮
   機の順に流れるように、暖房運転時は冷媒が、圧縮機〜
   四方弁〜温水側熱交換器〜減圧装置〜空気側熱交換器〜
   四方弁〜アキュムレータ〜圧縮機の順に流れるように、
   冷房と暖房を同時に行う熱回収運転時は冷媒が、圧縮機
   〜四方弁〜温水側熱交換器〜減圧装置〜冷水側熱交換器
   〜アキュムレータ〜圧縮機の順に流れるように構成した
   熱回収式チラーユニットの冷凍サイクルにおいて、四方
   弁と、冷水側熱交換器からアキュムレータへ接続する配
   管との間に、熱回収運転時に冷媒が空気側熱交換器へ流
   入するのを防ぐ逆止弁を設けたことを特徴とする熱回収
   式チラーユニットの冷凍サイクル。