JPS6018755Y2 - ヒ−トポンプ冷暖房機 - Google Patents

ヒ−トポンプ冷暖房機

Info

Publication number
JPS6018755Y2
JPS6018755Y2 JP10587879U JP10587879U JPS6018755Y2 JP S6018755 Y2 JPS6018755 Y2 JP S6018755Y2 JP 10587879 U JP10587879 U JP 10587879U JP 10587879 U JP10587879 U JP 10587879U JP S6018755 Y2 JPS6018755 Y2 JP S6018755Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
outlet
inlet
header
refrigerant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10587879U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5623373U (ja
Inventor
孝史 岩田
修二 西川
Original Assignee
ダイキン工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ダイキン工業株式会社 filed Critical ダイキン工業株式会社
Priority to JP10587879U priority Critical patent/JPS6018755Y2/ja
Publication of JPS5623373U publication Critical patent/JPS5623373U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6018755Y2 publication Critical patent/JPS6018755Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電磁式自動膨張弁を減圧機構に用いて冷房サイ
クルと暖房サイクルとに共用可能とすることにより、冷
媒回路の単純化をはかって装置コストを大巾に低減し得
る如きヒートポンプ冷暖房機に関する。
従来のヒートポンプ冷暖房機例えば空気熱源式ヒートポ
ンプチラーは、第2図に示す如く冷媒量制御および減圧
の機能を持たせる制御器として温度式自動膨張弁を使用
するのが一般的であり、この自動膨張弁が単体について
の容量制御範囲が狭いために、アンロード時の能力減少
運転を勘案して冷房用のもの5a’、 5b’を2個
、暖房用のもの5a“、 5b″を2個、併せて4個の
膨張弁を使用していた。
さらに冷房時・暖房時を問わず、圧縮機1が50%以下
に出力低下した際には作動中の2個の自動膨張弁5a’
、 5b’あるいは5a“、 5b“のうち1個の均
圧回路に三方制御弁16aあるいは16bの切換え操作
で高圧を加えて、当該膨張弁を全閉にさせ、冷、煤量調
節能力を制御するようにしていた。
かかる形態の装置では、冷媒回路が複雑となり、さらに
制御系についても面倒な操作が必要となるなどの点から
装置コストが高くなるばかりでなく、品質、信頼性の面
で種々の問題があった。
なお、ヒートポンプ冷暖房機の対空気形無源側熱交換器
はファンと共用として熱交換器をその両側に挟みつける
ように並設してなる構造のものが多く、これはコンパク
トな形態で熱交換能力の大きい熱交換器が得られるとこ
ろから威されたものであるが、このように複数パスの冷
媒系を有する熱源側熱交換器は室外に設置する際に風向
きや設置場所の影響で共用ファンの送風量が冷媒系によ
って平均化せず偏ることがあるので、暖房運転を例にと
った場合に、一方の熱交換器では出口冷媒が適切な過熱
度がとれているのに他方では過熱がとれずに湿り状態と
なることがある。
このような場合に共用の自動膨張弁で一括して過熱度制
御を行ったとすると、弁が絞られて熱源側熱交換器の能
力が低下する如き不都合が生じるため、普通は各冷媒系
に対応させて自動膨張弁を設けるようにしているのであ
る。
このように従来のヒートポンプ冷暖房機が種々の欠点を
有していた事実に鑑みて、本考案はかかる問題を解消し
得る装置を提供すべく案出されたものであって、負荷に
応じた出力に増減可能な圧縮機1、四路切換弁2、単一
冷媒系からなる利用側熱交換器3、複数冷媒系からなる
対空気形無源側熱交換器4、この熱交換器4の冷媒系に
対応させた同数の電磁式自動膨張弁5a、5bを備え、
前記各対空気形無源側熱交換器4a、4b及び前記利用
側熱交換器3のそれぞれの波器出入口を流側ヘッダー9
に対して、この液側ヘッダー9側にのみ流路を許す逆止
弁14a= 14b、ITを持つ各配管によりそれぞ
れ接続する一方、前閾複数の電磁式自動膨張弁5a、5
bを並列に接続し、その入口側の配管どうし、出口側の
配管どうしをそれぞれ合流可能に接続して入口側合流部
及び出口側合流部を形成し、この出口側合流部を、前記
利用側熱交換器3の波器出入口と流側ヘッダー9とを結
ぶ配管における逆止弁11人口側に、前記出口側合流部
側から利用側熱交換器3の波器出入口と流側ヘッダー9
とを結ぶ配管側にのみ流通を許す逆止弁12をもつ配管
により接続するとともに、前記複数の電磁式自動膨張弁
5a、5bの出口側の各配管を、前記各対空気形無源側
熱交換器4at4bの波器出入口と流側ヘッダー9とを
結ぶ各配管における各逆止弁14a、14b入ロ側に、
前記複数の電磁式自動膨張弁5a、5bの出口側の各配
管側から前記各対空気形態源側熱交換;器4a、4bの
波器出入口と流側ヘッダー9とを結ぶ各配管側へのみ流
通を許す逆止弁13a、13bを持つ配管によりそれぞ
れ接続し、さらに前記入口側合流部を前記流側ヘッダー
9に対して、受液器6、ドライヤ8を直列に介設した配
管で接r続し、各自動膨張弁5a、5bの弁開度を前記
熱源側熱交換器4の対応する冷媒系の出入口温度差およ
び利用側熱交換器3の出入口冷媒温度差によって制御す
る如く構成することによって、自動膨張弁の所要個数を
従来装置に比して半減し得る如くしたことを特徴とする
以下、本考案の具体的内容を図面の実施例にもとづいて
詳述する。
第1図は本考案冷暖房機の例の装置回路図であって、こ
の冷暖房機は負荷に応じて出力を増減し′得る例えばア
ンロード機構を備えた圧縮機1、四路切換弁2、単一冷
媒系からなる利用側熱交換器3例えば対水熱交換器、複
数の冷媒系を持つ各対空気形無源側熱交換器(以下各冷
媒系と称す)4a、4bからなる対空気形無源側熱交換
器4、この熱交換器4の冷媒系4a、4bに対応させた
同数の電磁式自動膨張弁5a、5bを主要機器とし、そ
れ等に受液器6、アキュムレータ7およびドライヤ8を
加えててヒートポンプ冷暖房機を構成している。
前記電磁式自動膨張弁(膨張弁と略称する)5a、5b
は励磁電流の大小に応じて可動鉄心の吸引ストロークが
変動し得るソレノイドを弁駆動部に有する電気式膨張弁
で形成されていて、各膨張弁5a、5b相互に並列接続
した上で、入口側合流部3をドライヤ8、受液器6を経
て流側ヘッダー9に連絡するとともに、出口側合流部を
冷媒の逆流入を阻止する逆止弁12を介して利用側熱交
換器3の液管接続側に連絡している。
上記利用側熱交換器3はその冷媒系の液側出入口を冷媒
の逆流穴を阻止する逆止弁11を直列に介して前記源側
ヘッダー9に連絡せしめている。
以上述べた配管接続形態と威したことによって、並列接
続した膨張弁5a、5bは、各入口側を冷媒の逆流出を
阻止し得る逆止弁11を介し、各出口側を冷媒の逆流穴
を阻止し得る逆止弁12を介して、利用側熱交換器3の
液管接続側に夫々連絡されている。
一方、熱源側熱交換器4の各冷媒系4a、4bはガス管
接続側をガス側ヘッダー10に一括接続するとともに、
暖房サイクル時冷媒の逆流穴を阻止する逆止弁14a、
14bを各々直列に介して源側ヘッダー9に夫々連絡し
、冷房サイクル時冷媒の逆流出を阻止する逆止弁13a
、13bを各々直列に介して各膨張弁5a、5bの出口
側合流部に夫々連絡している。
かかる配管接続形態となしたことによって、各冷媒系4
a、4bは逆止弁14a、14bを各々直列に介して各
膨張弁5a、5bの入口側に、逆止弁13a、13bを
各々直列に介して各膨張弁5a、5bの出口側に夫々連
絡されている。
15at〜15 a49 15b1〜15E)4は夫々
測温体であって、測温体15a1t 15a2は対を
なして利用側熱交換器3の出入口冷媒温度差を検出し、
測温体15b、、15b2も同じく対をなして利用側熱
交換器3の出入口冷媒温度差を検出する一方、測温体1
583? 15a4は熱源側熱交換器4における冷媒
系4aの出入口冷媒温度差を検出し、測温体1511)
a、15b4もまた熱源側熱交換器4における冷媒系4
bの出入口冷媒温度差を検出するように設けている。
そして測温体15a1〜15a、は図示しない制御器を
介して膨張弁5aの駆動部に関連させる一方、測温体1
5b1〜15b4は同じく制御器を介して膨張弁5bの
駆動部に関連させており、かくして各膨張弁5a、5b
は対応する冷媒系4a、4bの出入口冷媒温度差と利用
側熱交換器3の出入口冷媒温度差によって弁開度が調節
されることとなるのである。
成上の構造になる冷暖房機は冷房サイクル、暖房サイク
ルを通じて、膨張弁5a、5bは流れる冷媒の流通方向
が一定となるので、膨張弁5a。
5bを冷暖共用とすることが可能であり、さらに電流比
例形の電磁式自動膨張弁であるので、全閉から全開の間
での微細な弁開度調節が行えて容量制御範囲が広汎であ
るところから、熱源側熱交換器4の冷媒系に対応した同
数の膨張弁を使用して安定した流量制御、減圧制御が可
能である。
圧縮機1が100%能力で運転していると、各膨張弁5
a、5bは弁開度の大きい領域で負荷(冷房あるいは暖
房)に適応した流量制御が威されることは言う迄もなく
、一方、圧縮機1アンロード装置の作動によって50%
能力で運転していると、各膨張弁5a、5bは弁開度の
小さい領域で負荷に適応した流量制御が威されて熱源側
熱交換器4の各冷媒系4a、4bに対して冷媒流通が一
方に偏する如き不都合な事態を生ぜしめずに効率の良い
冷凍運転を安定維持することが可能である。
本考案は以上の説明によって明らかにした如く減圧膨張
を行わせる制御系として、対空気形勢源側熱交換器4の
冷媒系統数に対応させた数の電磁式自動膨張弁5a、5
bと、その倍数の逆止弁13a、13b、14a、14
bと、2個の逆止弁11.12との組合わせにより形成
したものであって、膨張弁の数を従来機の半数に減らす
ことが可能であり、加えて三方弁、ドライヤ等の関連部
品も減少できるところから冷媒回路の単純化がはかれる
その結果配管接続個数の削減によりロウ付個所が少くな
って工数の減少ならびに装置の品質、信頼性の向上は見
るべきものがあり、しかも装置コストの低減効果を奏す
ることと相俟って本考案は実用価値の頗る大なるヒート
ポンプ冷暖房機である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案冷暖房機の1例の装置回路図、第2図は
従来の冷暖房機の装置回路図である。 1・・・・・・圧縮機、2・・・・・・四路切換弁、3
・・・・・・利用側熱交換器、4・・・・・・熱源側熱
交換器、4a、4a・・・・・・熱源側熱交換器の各冷
媒系、5a、5b・・・・・・電磁式自動膨張弁、6・
・・・・・受液器、8・・・・・・ドライヤ、9・・・
・・・源側ヘッダー 11. 12. 13 a。 13 b、 14 a、 14 b=逆止弁、15
a1〜15a4,15b□〜15b4・・・・・・測温
体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 負荷に応じた出力に増減可能な圧縮機1、四路切換弁2
    、単−冷媒系からなる利用側熱交換器3、複数冷媒系か
    らなる対空気形態源側熱交換器4、この熱交換器4の冷
    媒系に対応させた同数の電磁式自動膨張弁5a、5bを
    備え、前記各対空気形態源側熱交換器4a、4b及び前
    記利用側熱交換器3のそれぞれの源側出入口を波器ヘッ
    グーに対して、この液側ヘッダー9側にのみ流路を許す
    逆止弁14a、14b、11を持つ各配管によりそれぞ
    れ接続する一方、前記複数の電磁式自動膨張弁5a、5
    bを並列に接続し、その入口側の配管どうし、出口側の
    配管どうしをそれぞれ合流可能に接続して、入口側合流
    部及び出口側合流部を形威し、この出口側合流部を、前
    記利用側熱交換器3の源側出入口と波器ヘッダー9とを
    結ぶ配管における逆止弁11人口側に、前記出口側合流
    部側から前記利用側熱交換器3の源側出入口と波器ヘッ
    ダー9とを結ぶ配管側にのみ流通を許す逆止弁12をも
    つ配管により接続するとともに、前記複数の電磁式自動
    膨張弁5a、5bの出口側の各配管を、前記各対空気形
    熱鯨側熱交換器4a。 4bの源側出入口と波器ヘッダー9とを結ぶ各配管にお
    ける各逆止弁14a、14b入ロ側に、前記複数の電磁
    式自動膨張弁5a、5bρ出口側の各配管側から前記各
    対空気形態源側熱交換器4a、4bの源側出入口と波器
    ヘッダー9とを結ぶ各配管側へのみ流通を許す逆止弁1
    3a、13bを持つ配管によりそれぞれ接続し、さらに
    前記入口側合流部を前記波器ヘッダー9に対して、受液
    器6、ドライヤ8を直列に介設した配管で接続し、各自
    動膨張弁5a、5bの弁開度を前記熱源側熱交換器4の
    対応する冷媒系の出入口温度差および利用側熱交換器3
    の出入口冷媒温度差によって制御する如くしたことを特
    徴とするヒートポンプ冷暖房機。
JP10587879U 1979-07-30 1979-07-30 ヒ−トポンプ冷暖房機 Expired JPS6018755Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10587879U JPS6018755Y2 (ja) 1979-07-30 1979-07-30 ヒ−トポンプ冷暖房機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10587879U JPS6018755Y2 (ja) 1979-07-30 1979-07-30 ヒ−トポンプ冷暖房機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5623373U JPS5623373U (ja) 1981-03-02
JPS6018755Y2 true JPS6018755Y2 (ja) 1985-06-06

Family

ID=29338528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10587879U Expired JPS6018755Y2 (ja) 1979-07-30 1979-07-30 ヒ−トポンプ冷暖房機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6018755Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5623373U (ja) 1981-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0676595B1 (en) Air conditioning apparatus
JP2723953B2 (ja) 空気調和装置
JPH03244978A (ja) 空気調和機
KR950003124B1 (ko) 냉난혼재형 멀티냉동사이클
ITTO990343A1 (it) Condizionatore d'aria atto a controllare la quantita' di refrigerantebypassato in base alla temperatura del refrigerante circolante
JPS6018755Y2 (ja) ヒ−トポンプ冷暖房機
JP2000018766A (ja) 空気調和装置
JPH06317360A (ja) 多室型空気調和機
JPS60133274A (ja) 多室形冷暖房装置
JPS6383562A (ja) 多室形空気調和機
KR100812780B1 (ko) 난방과부하 방지를 위한 인버터형 압축기를 갖는 히트펌프및 그 제어방법
JPH05302765A (ja) 多室型空気調和機
JPH01127866A (ja) 冷暖同時形多室用空気調和機
JPS60248972A (ja) ヒ−トポンプ式冷暖房装置
JP2719456B2 (ja) 空気調和装置
JPS60248971A (ja) ヒ−トポンプ式冷暖房装置
JPH0519723Y2 (ja)
JPH0621727B2 (ja) 空気調和機
JPH0714774Y2 (ja) 多室型空気調和機
JP2923058B2 (ja) ヒートポンプ式空気調和機
JPH06207761A (ja) マルチエアコン
JPH06159840A (ja) ヒートポンプ式空気調和機
JPS61259064A (ja) ヒ−トポンプ冷暖房装置
JPH05215426A (ja) 除湿乾燥機
JPH01222165A (ja) 冷凍装置