JPS63124910A - 自動車用表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車用表示装置に係り、高度変化及び気圧変
化を表示する自動車用表示装置に関する。

従来の技術 山岳ドライブ等を行なう場合、現在地点の標高を知りた
いとの要望を受け、最近、高１ｆｉｌを＠着した自動車
が現われている。

このような従来の車載用の高度計はアネロイド型ダイヤ
フラムの気圧変化による変位を機械的に検出して指針を
回動させ、文字板の高度目盛を指針で指示している。

発明が解決しようとする問題点 しかるに、従来の高度計は現在地点の高度を指示するだ
けであり、長いゆるやかな坂道を走行するとき及びトン
ネル内の坂道等において、坂を昇っているのか降りてい
るのか分らなくなる錯覚を起こしても、上昇又は下降を
判別できないという問題点があった。

また、車載用の高度計は耐衝撃性、耐震性を必要とし、
検出する気圧変化範囲が広いために、平地で使用すると
き高度計を用いて天候予測に必要な略ｌ　ｍｂａｒ単位
の精度で気圧変化を表示することができず、現在気圧が
上昇しているか正時しているかも判別できないという問
題点があった。

問題点を解決するための手段 本発明において、センサは、大気圧を検出する。

比較手段は、センサより一定時間間隔で得られる気体検
出データと前回の気体検出データとより気圧差を求め、
気Ｐｒ差を予め設定された基準値と比較する。

表示器は、高度変化及び気圧変化の表示を行なう。

高度変化表示手段は、比較手段で気圧差が基準値より大
とされたとき気圧差に応じた高度変化を表示器に表示す
る。

気圧変化表示手段は、比較手段で気圧差が基準値より小
とされたとき気圧変化の方向を表示器に表示する。

作用 本発明においては、一定時間間隔での気圧差の大きさに
よって高度変化の有無を判別し、高度変化があれば表示
器にそれを表示し、高度変化がなければ表示器に気圧変
化の方向を表示する。

実施例 第１図は本発明装置の一実施例のブロック系統図を示す
。

同図中、１０は気圧Ｑ　ｍｂａｒ　〜１２００ｍｂａｒ
の範囲を測定する半導体圧力センサであり、その圧力検
出信号は増幅器１１を経てマイクロコンピュータ１２内
のＡ／Ｄコンバータ１３に供給され、ここでディジタル
化されてＣＰＵ１４に供給される。

また、サーミスタ１５の出力する温度検出信号はＡ／Ｄ
コンバータ１３でディジタル化されてＣＰＵ１４に供給
される。この温度検出（ｆｆ１号は圧力検出信号の温度
補正を行なうために用いられる。

ＣＰＵ１４はＲＯＭ１６に格納されているブ０グラムを
実行し、そのときＲＡＭ１７が記憶領域として使用され
る。これによってＣＰ（Ｊ１４が出力する回転駆動信号
はドライバ２０を介してステップモータ２１に供給され
ステップモータ２１の回転はギヤ輪列２２より気圧計２
３．高度計２４夫々に伝達され、これらの指針が回転せ
しめられる。また、ｃｐｕ　ｉ　４が出力する表示駆動
信号はドライバ２５を介して表示器２６に供給され、表
示器２６の発光表示が行なわれる。

上記の気圧計２３．高度計２４及び表示器２６は第２図
に示す如く自動車の計器盤に配設されている。気圧計２
３の目盛２３ａは外周側が５０ｍｂａｒ中位で内周側が
１０ｍｂａｒ単位で６５０〜１０５０Ｉｌｌｂａｒを表
示可能とされ、内周側を指示する１回転１００ｍｂａｒ
の短針２３ｂと、外周側を指示する長針２３ｃとが設け
られている。高度計２４の目盛２４ａは５０ｍ単位で一
２００〜４０００ｍを表示可能とされ、長針２４ｂでこ
の目盛２４ａを指示づる１、また、表示器２６は縦一列
に並べられた６個の発光ダイオード（ＬＥＤ）２６ａ〜
２６ｆより構成されている。

次にＣＰＵ１４の動作について第３図と共に説明する。

まずＡ／Ｄコンバータ１３よりのデータを取込み（ステ
ップ３０）、気圧検出データを温度検出データによって
補正し、得られた気圧データに応じてステップモータ２
１を時計方向又は反時計方向に必要なステップ数だけ回
転さゼる回転駆動信号を生成してステップモータの駆動
を行なう（ステップ３１）。次に、３０分経過フラグが
セットされているかどうかを判別しくステップ３２）、
セットされていれば今回の気圧データを２時間面気圧デ
ータと比較しくステップ３３）、その比較結果に応じて
気圧表示コードをセットする（ステップ３４）。この気
圧表示コードは今回の気圧データの値が大なるときＬＥ
Ｄ２６ａの点滅を指示し、２時間面気圧データが人なる
ときしＥＤ２６ｆの点滅を指示するコードである。この
後３０分タイマをスタートしくステップ３５）、２時間
面気圧データを１．５時間耐気圧データで更新し、同様
にして１，５時間前、１時間前。

３０分前夫々の気圧データを１時間前、３０分前。

今回夫々の気圧データで更新する（ステップ３６）上記
ステップ３６実行後又はステップ３２で３０分経過フラ
グがセットされてないとき、ステップ３７において今回
の気圧データを３０秒前の気圧データと比較する。そし
て両者の気圧差が２１１ｂａｒ以上かどうかを判別しく
ステップ３８）、２　ｍｂａｒ以上であれば気圧差に応
じて速度表示コードをセットしくステップ３９　）　、
２ｍｂａｒ未満であれば速度表示コードをリセットする
（ステップ４０）。速度表示コードは第４図に示す如く
気圧差から換算される上昇又は下降速度に応じてＯ印を
付した表示器２６の各ＬＥＤの点灯、及びゃ迎を付した
ＬＥＤの点滅を指示するコードである。

ステップ３９又は４０の実行後、３０秒タイマをスター
トさせ（ステップ４１）、速度表示コードがセットされ
ているかどうかを判別する（ステップ４２）。速度表示
コードがセットされていれば、この速度表示コードに応
じて表示駆動信号を生成して表示器２６に供給し高度変
化の表示を行ない（ステップ４３）、速度表示コードが
セットされていなければ気圧表示コードに応じて表示駆
動信号を生成し、気圧変化表示を行なう（ステップ４４
）。上記のステップ４２〜４４は３０秒タイマが累計３
０秒の経過を示すまで繰り返され、３０秒を経過すると
ステップ４５よりステップ４６に移行して３０分タイマ
が累計３０分経過を示しているかどうかが判別される。

３０分を経過すると３０分経過フラグがセットされ、（
ステップ４７）、経過してなければ３０分経過フラグが
リセットされ（ステップ４８）、ステップ３０に移行す
る。

このようにして、平地の走行時には気圧の変化方向が表
示されるのでその後の天候の予測を行なうことができる
。また、山岳ドライブ時には高度変化の状態が昇降速度
に換算して表示されるので、ゆるやかな坂道やトンネル
内で錯覚を起こしても、高度の上昇又は下降を知ること
ができ、スピードの出しすぎ等をチェックでき安全運転
を行なうことができる。

発明の効果 上述の如く、本発明の自動車用表示装置によれば、平地
の走行時等に気圧の変化方向を表示でき、また山岳走行
時に高度変化を昇降速度として表示でき、天候の変化を
知ることができ、かつ安全運転を行なうことができ、実
用上極めて有用である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の一実施例のブロック系統図、第２
図は第１図示の装置の一実施例の平面図、第３図は第１
図示のＣＰＵの実行する処理の一実施例のフローチャー
ト、第４図は第１図示の表示器の表示状態を説明するた
めの図である。 １０・・・圧力センサ、１２・・・マイクロコンピュー
タ、１４・・・ＣＰＵ、２３・・・気圧計、２４・・・
高度計、２６・・・表示器、２６８〜２６ｆ・・・発光
ダイオード（ＬＥＤ）、３０〜４８・・・ステップ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 大気圧を検出するセンサと、 該センサより一定時間間隔で得られる気体検出データと
   前回の気体検出データとより気圧差を求め、該気圧差を
   予め設定された基準値と比較する比較手段と、 高度変化及び気圧変化の表示を行なう表示器と、該比較
   手段で気圧差が基準値より大とされたとき該気圧差に応
   じた高度変化を該表示器に表示する高度変化表示手段と
   、 該比較手段で気圧差が基準値より小とされたとき気圧変
   化の方向を該表示器に表示する気圧変化表示手段とより
   なることを特徴とする自動車用表示装置。