JPS63124693A - テレビカメラを用いた監視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、太陽光又は夜間照明による色温度の変動によ
って、カラーテレビカメラのホワイトバランスがずれる
ことを定時的に調節する装置を有するテレビカメラを用
いた監視装置に関するものである。

［従来の技術］ 従来、監視装置用のテレビカメラには、一般に白黒カメ
ラが使用されているが、最近ではＣＯＤを用いた比較的
安価なカラーテレビカメラが使用され始めている。しか
し、カラーテレビカメラは照明の色温度によって色再現
性がずれるため、屋外等では太陽の色温度が変動する度
に、オートホワイト機能を操作して色温度補正を実施必
要がある。

勿論、カラーテレビカメラを監視装置に用いた場合も、
画面を見て色再現がずれたときにはリモートコントロー
ルでオートホワイト機能を操作して、色温度補正を実施
することが可能であるが、朝夕の太陽光のように色温度
が刻々変化する場合には、その度の色温度補正が極めて
煩わしくなる。

［発明の目的］ 本発明の目的は、上述の欠点を改善し、例えば太陽の色
温度が変化する時間をプリセットし、カラーテレビカメ
ラを搭載した電動雲台をオートホワイトがとれる被写体
方向に動かして、オートホワイト機能を作動させること
により、ホワイトバランスのずれを自動的に補正できる
ようにした色再現性の良好なテレビカメラを用いた監視
装置を提供することにある。

［発明の概要］ 上述の目的を達成するための本発明の要旨は、カラーテ
レビカメラを搭載した電動雲台を有する監視装置におい
て、前記カラーテレビカメラのレンズと電動雲台の態様
を記憶する雲台プリセット部と、時刻信号と時間プリセ
ット信号とを比較し両者が一致したときに割込信号を発
する割込回路とを備え、前記雲台プリセット部に外方に
配置した白状体を写し込む態様を記憶し、前記割込信号
によって該態様を再生させると共に、前記カラーテレビ
カメラのオートホワイト機能を制御させるようにしたこ
とを特徴とするテレビカメラを用いた監視装置である。

［発明の実施例］ 本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。

第１図は本発明装置の一実施例を示すブロック図である
。ｌは電動雲台であり、その上に被写体を撮像するため
のカラーテレビカメラ２が載置されている。３は時刻発
生部であり、この時刻発生部３の出力は割込回路４、操
作部５、雲台プリセット部６、駆動制御部７を介して電
動雲台２に接線されている０割込回路４は時刻発生部３
からの時刻信号と割込回路４に内蔵する時間プリセット
部からの時間プリセット信号を比較し、両者が一致した
ときに操作部５への割込信号を発生するためのものであ
る。操作部５はカラーテレビカメラ２及び電動雲台１を
操作するものであり、雲台プリセット部６はカラーテレ
ビカメラ２のレンズ及び電動雲台１の態様を記憶し、駆
動制御部７はカラーテレビカメラ２のレンズ及び電動雲
台１を駆動又は制御するものである。

時間プリセット部及び時刻発生部３は、例えば夜間電力
利用タイマ等の機械的なもの、或いはタイマ機能を有す
る時計等を利用してもよい、なお、複数の監視装置があ
る場合には、１台の割込信号をそれぞれに分配すること
ができるのでコスト的にも有利である。

電動雲台１を用いた監視装置は、通常では複数方向の被
写体に対して雲台１及びレンズの態様をプリセットし、
これを再生することによって監視が行われる。その態様
は雲台プリセット部６において複数個設定され、操作部
５から任意に又はシーケンス的に雲台プリセット部６の
情報を呼び出し、この信号を駆動制御部７に入力して電
動雲台１及びカラーテレビカメラ２のレンズを駆動する
。

本発明は雲台プリセット部６の１つに、カラーテレビカ
メラ２．のホワイトバランスを自動的にとる態様、即ち
監視装置の外部にある例えば建物の白壁等の白状体を写
し込む態様を記憶し、定時刻にこの態様を呼び出すと共
に、操作部５のオートホワイトコントロールを同時に操
作してホワイトバランスを再設定し、画質の良好な画像
を写すようにしている。

前述の定時刻は時刻発生部３により時刻信号を発生させ
、オートホワイトをとるべき任意の複数の時刻を割込回
路４中の時間プリセット部に設定し、割込回路４により
時刻信号とプリセット情報とを比較して、両者が一致し
たとき操作部５への割込信号として出力される。この時
間間隔は例えば太陽の色温度変化の大きな朝夕では、約
１時間程度の間隔にすることが望ましい、また、夏や冬
の季節によって日の出及び日没時刻は異なるから、この
ような季節の変り目に時間を再設定することが必要とな
る。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明に係るテレビカメラを用いた
監視装置は、決められた時刻にオートホワイトバランス
をとるシーケンスを行うことにより、朝夕の色温度の変
化の大きい時でも自動的にホワイトバランスの設定がな
されるため、色再現性の良好な高画質の画像が常に得ら
れる。特に、多数の監視装置を備えたシステムにおいて
は監視人の負担が著しく少なくなり、主目的である監視
に重点をおけるため極めて効果的である。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係るテレビカメラを用いた監視装置の一
実施例を示すものであり、第１図は全体のブロック回路
図である。 符号は１は電動雲台、２はカラーテレビカメラ、３は時
刻発生部、４は割込回路、５は操作部、６は雲台プリセ
ット部、７は駆動制御部である。 特許出願人　　　キャノン株式会社 図１ 纂１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、カラーテレビカメラを搭載した電動雲台を有する監
   視装置において、前記カラーテレビカメラのレンズと電
   動雲台の態様を記憶する雲台プリセット部と、時刻信号
   と時間プリセット信号とを比較し両者が一致したときに
   割込信号を発する割込回路とを備え、前記雲台プリセッ
   ト部に外方に配置した白状体を写し込む態様を記憶し、
   前記割込信号によって該態様を再生させると共に、前記
   カラーテレビカメラのオートホワイト機能を制御させる
   ようにしたことを特徴とするテレビカメラを用いた監視
   装置。