JPS63123807U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例である軸方向制動装
置の要部を示す部分断面図である。第２図は第１
図の―断面図である。第３図は第１図の装置
における制動解除部材の楔作用により摺動ピンが
シリンダボア内に押し込まれる過程を説明する図
である。 １０：ピストンロツド（作用軸）、１２：シリ
ンダ本体、２２：フランジ（前壁部）、２４：ブ
レーキシユー（制動部材）、３４，３６：シリン
ダボア、３８，４０：ピストン、４６，４８：圧
縮コイルスプリング（付勢手段）、５２，５４：
貫通孔、５６，５８：摺動ピン、６０：制動解除
部材、６２：係合部、６６：ボルト（操作部材）
。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 シリンダ本体と、該シリンダ本体内を軸方向へ
   の相対移動可能に挿通させられた作用軸と、前記
   シリンダ本体内であつて前記作用軸まわりに形成
   された環式のシリンダボア内に軸方向の摺動可能
   に嵌合されたピストンと、該ピストンの後部に配
   設されて該ピストンを前進方向へ付勢する付勢手
   段とを備え、常には該付勢手段の付勢力に従つて
   前記ピストンが制動位置へ前進させられることに
   より、前記シリンダ本体内に配設された制動部材
   を前記作用軸に押圧して該作用軸と該シリンダ本
   体との相対移動を阻止するが、該ピストンの前端
   面と前記シリンダボアの前壁面との間に形成され
   た圧力室内に圧力流体が供給されて該ピストンが
   前記付勢力に抗して制動解除位置へ後退させられ
   ることにより、前記制動部材の前記作用軸への押
   圧を解除して該作用軸と前記シリンダ本体との相
   対移動を許容する形式の軸方向制動装置において
   、 前記シリンダ本体の前記前壁面を構成する前壁
   部であつて前記シリンダボアの中心線まわりに略
   等角度間隔で設定された複数位置に、該中心線と
   平行に形成された複数の貫通孔と、 該複数の貫通孔内にそれぞれ軸方向の摺動可能
   に嵌合された該貫通孔よりも長さ寸法が大きい複
   数の摺動ピンと、 前記前壁部の外側に前記中心線に対して略直角
   な平面内の移動可能に配設され、前記複数の摺動
   ピンとそれぞれ係合させられることにより楔作用
   によつて該摺動ピンを前記シリンダボア内に押し
   込み、前記ピストンを前記制動解除位置まで後退
   させる複数の係合部を一体的に備えた制動解除部
   材と、 前記複数の係合部が同時に前記複数の摺動ピン
   と係合するように前記制動解除部材を移動させる
   操作部材と を設けたことを特徴とする軸方向制動装置。