JPS63123544A - 自動変速機用摩擦板の製造方法 - Google Patents
自動変速機用摩擦板の製造方法Info
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- JPS63123544A JPS63123544A JP26918086A JP26918086A JPS63123544A JP S63123544 A JPS63123544 A JP S63123544A JP 26918086 A JP26918086 A JP 26918086A JP 26918086 A JP26918086 A JP 26918086A JP S63123544 A JPS63123544 A JP S63123544A
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Landscapes
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は薄鋼板のロール加工に関するもので、自動車用
自動変速機の湿式多板クラッチを構成するバッキングプ
レート等の摩擦板の製造に利用できるものである。
自動変速機の湿式多板クラッチを構成するバッキングプ
レート等の摩擦板の製造に利用できるものである。
(従来の技術)
自動変速装置のトルク伝達用としては機械構造用炭素鋼
をプレス加工した摩擦板が使用されている。これを第5
〜6図により説明すれば自動変速装置Aにおいて1は回
転軸、2は油圧ピストン、3はセパレートプレートで回
転軸に嵌合しており、4は両面に摩擦材を接着したディ
スクプレートで回転軸1に凹凸溝で係合し、5はバッキ
ングプレートでドラムに係合しており、7はスナップリ
ング、8はドラムで回転軸1に嵌合している。油圧Pが
作用しない場合は回転軸1が回転してもドラム8は空転
しており、油圧Pの作用によりピストン2が右行しディ
スクプレートの摩擦材の圧接によりバッキングプレート
5が回転し、従ってドラム8が回転するものである。
をプレス加工した摩擦板が使用されている。これを第5
〜6図により説明すれば自動変速装置Aにおいて1は回
転軸、2は油圧ピストン、3はセパレートプレートで回
転軸に嵌合しており、4は両面に摩擦材を接着したディ
スクプレートで回転軸1に凹凸溝で係合し、5はバッキ
ングプレートでドラムに係合しており、7はスナップリ
ング、8はドラムで回転軸1に嵌合している。油圧Pが
作用しない場合は回転軸1が回転してもドラム8は空転
しており、油圧Pの作用によりピストン2が右行しディ
スクプレートの摩擦材の圧接によりバッキングプレート
5が回転し、従ってドラム8が回転するものである。
この場合前記バッキングプレートは外周部にトルク伝達
用の凹凸溝を有し、回転軸1に嵌合する孔を形成しディ
スクプレート4と接触しトルクを伝達するものである。
用の凹凸溝を有し、回転軸1に嵌合する孔を形成しディ
スクプレート4と接触しトルクを伝達するものである。
前記バッキングプレート5は外周に凹凸部6a。
6b、・・・があり、駆動軸lに嵌合する孔5aがあけ
られた外径80〜200φ龍で板厚3.0〜6.0■よ
りなるトルク伝達に適した摩擦特性の良い鋼板(SC材
)Bより第7図に示すようにプレス加工により前記バッ
キングプレート、セパレートプレート及びディスクプレ
ート等の摩擦板は製造されている。
られた外径80〜200φ龍で板厚3.0〜6.0■よ
りなるトルク伝達に適した摩擦特性の良い鋼板(SC材
)Bより第7図に示すようにプレス加工により前記バッ
キングプレート、セパレートプレート及びディスクプレ
ート等の摩擦板は製造されている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかし前記摩擦板であるバッキングプレート5等は四角
形の板材よりドーナツ形状に打ち抜いているために材料
歩留りが25〜30%と非常に悪く、製造コストが高く
なるという問題点がある。
形の板材よりドーナツ形状に打ち抜いているために材料
歩留りが25〜30%と非常に悪く、製造コストが高く
なるという問題点がある。
本発明は自動変速機に使用されるトルク伝達のバッキン
グプレート等の摩擦板の製造に於いて板材よりプレス加
工を行っても材料歩留りの非常に良いプレス加工方法を
技術的課題とするものである。
グプレート等の摩擦板の製造に於いて板材よりプレス加
工を行っても材料歩留りの非常に良いプレス加工方法を
技術的課題とするものである。
(問題点を解決するための手段)
前記技術的課題を解決するための手段は、自動変速機の
トルク伝達用として使用されるリング形状のバッキング
プレート、セパレートプレート及びディスクプレート等
の摩擦板の製造に於いて、板厚1.6〜6.0關の鋼板
よりなるロール材を、ひと巻の長さだけ材料を送り込み
、ガイドロールと芯金ロールにて前記ロール板の板幅方
向を拘束しながら曲げて外径80〜200φmmのリン
グを形成し、更に真円度治具によりリングの真円度を矯
正した後ロール材より切断して1個のリングを成形する
、自動変速機用摩擦板の製造方法である。
トルク伝達用として使用されるリング形状のバッキング
プレート、セパレートプレート及びディスクプレート等
の摩擦板の製造に於いて、板厚1.6〜6.0關の鋼板
よりなるロール材を、ひと巻の長さだけ材料を送り込み
、ガイドロールと芯金ロールにて前記ロール板の板幅方
向を拘束しながら曲げて外径80〜200φmmのリン
グを形成し、更に真円度治具によりリングの真円度を矯
正した後ロール材より切断して1個のリングを成形する
、自動変速機用摩擦板の製造方法である。
(作用)
前記技術的手段は次のように作用する。即ち、一定幅の
ロール材をリング成形機にて横幅を拘束してガイドロー
ル及び芯金ロールにて曲げリング形状に形成し、更に真
円度治具にて真円度を矯正することにより正しい形状の
リングの成形ができ、ロール材の幅の寸法が摩擦板の外
径と内径に相当するために材料の歩留りは80%以上と
良くなり、材料費の大幅な削減になるものである。
ロール材をリング成形機にて横幅を拘束してガイドロー
ル及び芯金ロールにて曲げリング形状に形成し、更に真
円度治具にて真円度を矯正することにより正しい形状の
リングの成形ができ、ロール材の幅の寸法が摩擦板の外
径と内径に相当するために材料の歩留りは80%以上と
良くなり、材料費の大幅な削減になるものである。
また異形断面の摩擦板の成形には異形断面のコイル材を
使用することによりリング成形後の切削の廃止ができる
ものである。
使用することによりリング成形後の切削の廃止ができる
ものである。
(実施例)
以下実施例について説明する。第1図〜第4図に於いて
板厚1.6〜6.0 vmでリングの幅に相当する幅を
有するコイル材で112.11bはフィードロールでひ
と拳骨の長さだけ材料を送り込むものである。コイル材
10がガイドロール13と芯金ロール12で材料板幅方
向の拘束を受けながら曲げロール14に押しつけられリ
ングに成形される。リングの径は曲げロール14の移動
量で決定される。又リング内径の真円度を増すために真
円度治具15で半径方向に引張りを加えて真円度を確保
することができ、リング成形された製品はひと巻きごと
に16に示すように切断し、外周をプレス加工して凹凸
部18a、18b、・・・を存するバッキングプレート
20を製造する。切断部16はそのままか、又は溶接す
るものである。
板厚1.6〜6.0 vmでリングの幅に相当する幅を
有するコイル材で112.11bはフィードロールでひ
と拳骨の長さだけ材料を送り込むものである。コイル材
10がガイドロール13と芯金ロール12で材料板幅方
向の拘束を受けながら曲げロール14に押しつけられリ
ングに成形される。リングの径は曲げロール14の移動
量で決定される。又リング内径の真円度を増すために真
円度治具15で半径方向に引張りを加えて真円度を確保
することができ、リング成形された製品はひと巻きごと
に16に示すように切断し、外周をプレス加工して凹凸
部18a、18b、・・・を存するバッキングプレート
20を製造する。切断部16はそのままか、又は溶接す
るものである。
以上の方法により自動変速機に使用されるバッキングプ
レート、セパレートプレート及びコアプレートである摩
擦板を製造するものである。
レート、セパレートプレート及びコアプレートである摩
擦板を製造するものである。
本発明は次の効果を有する。即ち、従来の平板より摩擦
板であるバッキングプレートをプレスにて打ち抜く方法
は、バッキングプレートはトルク伝達として摩擦特性に
適した、耐摩耗性の良い材料より形成され両側の表面粗
度が摩擦特性に大きな影響をあたえるためにプレス加工
後、プレス加工による表面の湾曲を矯正するためのロー
ル加工が必要であるが、本製法による板材10は板材の
湾曲の発生もなく、大幅な材料の歩留りの向上と共に湾
曲矯正工程が不用となるものである。
板であるバッキングプレートをプレスにて打ち抜く方法
は、バッキングプレートはトルク伝達として摩擦特性に
適した、耐摩耗性の良い材料より形成され両側の表面粗
度が摩擦特性に大きな影響をあたえるためにプレス加工
後、プレス加工による表面の湾曲を矯正するためのロー
ル加工が必要であるが、本製法による板材10は板材の
湾曲の発生もなく、大幅な材料の歩留りの向上と共に湾
曲矯正工程が不用となるものである。
第1図は本実施例の説明図、第2図は第1図の要部の側
面図、第3図は切断されたリング平面図、第4図はバッ
キングプレートの平面図、第5図は自動変速機の要部を
簡略した断面図、第6図は第5図のα−α断面図、第7
図は従来の加工方法を示す説明図である。 A・・・自動変速機、10・・・ロール材、12・・・
芯金ロール、13・・・ガイドロール。
面図、第3図は切断されたリング平面図、第4図はバッ
キングプレートの平面図、第5図は自動変速機の要部を
簡略した断面図、第6図は第5図のα−α断面図、第7
図は従来の加工方法を示す説明図である。 A・・・自動変速機、10・・・ロール材、12・・・
芯金ロール、13・・・ガイドロール。
Claims (1)
- 自動変速機用摩擦板の製造方法に於いて、板厚1.6〜
6.0mmの鋼板よりなるロール材を、ガイドロール、
芯金ロールにて、前記ロール材の板幅方向を拘束しなが
ら曲げロールにて曲げ、外径80〜200φmmのリン
グを形成し、真円度を矯正後ロール材より切断してリン
グを形成する自動変速機用摩擦板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61269180A JP2526562B2 (ja) | 1986-11-12 | 1986-11-12 | 自動変速機用摩擦板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61269180A JP2526562B2 (ja) | 1986-11-12 | 1986-11-12 | 自動変速機用摩擦板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63123544A true JPS63123544A (ja) | 1988-05-27 |
JP2526562B2 JP2526562B2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=17468792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61269180A Expired - Lifetime JP2526562B2 (ja) | 1986-11-12 | 1986-11-12 | 自動変速機用摩擦板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2526562B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5553371A (en) * | 1994-05-25 | 1996-09-10 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Method of manufacturing friction plates |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5229464A (en) * | 1975-08-30 | 1977-03-05 | Taiho Kogyo Co Ltd | Method of manufacturing washers |
-
1986
- 1986-11-12 JP JP61269180A patent/JP2526562B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5229464A (en) * | 1975-08-30 | 1977-03-05 | Taiho Kogyo Co Ltd | Method of manufacturing washers |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5553371A (en) * | 1994-05-25 | 1996-09-10 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Method of manufacturing friction plates |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2526562B2 (ja) | 1996-08-21 |
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Date | Code | Title | Description |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |