JP3238262B2 - 摩擦係合装置の受圧プレート - Google Patents
摩擦係合装置の受圧プレートInfo
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Description
レートに関するものである。
特開昭62−274122号公報に示されるものが知ら
れている。これは、被駆動部材に係合された摩擦盤に接
する摩擦面を持つ環状部と、環状部の外周に一体的に形
成され駆動部材に係合する爪部とを有するものであつ
て、摩擦盤と摩擦係合することによつて駆動部材のトル
クを摩擦盤を介して被駆動部材に伝達させるものであつ
た。
は、自動変速機用摩擦係合装置内での配置によつて生じ
る他部品との干渉を避け且つ必要な強度を確保するため
に、摩擦面が形成される一側とは反対の他側に偏厚肉面
を持たせている。この例としては、例えば摩擦係合装置
のドラムに受圧プレートを係止させる為のスナツプリン
グの板圧分を逃げるため環状部分の略半分から爪部に亙
つて板圧を減じたもの(特公平5−70743号公報に
示される受圧プレート)或いは、ピストンの押力を皿状
バネを介して受ける様に配置されたものにあつては押力
を受ける部位を形成するとともに皿状バネとの干渉を避
ける様に逃がしたもの(実公平5−17490号公報に
示される受圧プレート)等がある。又、クラッチ等の受
圧プレートとしては、慣性重量を減らした上で必要な強
度を確保したいという要求から摩擦面が形成される一側
とは反対の他側に偏厚肉面或いは凹窪部を持たせること
が考えられる。一般的には、この偏厚肉面等は、加工工
数のかかる切削加工を施すことによつて形成されること
となつてしまう。
(或いは凹窪部)を形成して必要な強度を確保した環状
部を有する受圧プレートを提供することを、その技術的
課題とするものである。
るために本発明において講じた技術的手段は、一側に駆
動部材又は被駆動部材のいずれか一方に係合された摩擦
盤に接する摩擦面を持ち且つ他側に摩擦面の硬度及び面
粗度を考慮した圧潰加工を施すことによつて形成された
偏厚肉面(或いは凹窪部)を持つ環状部と、該環状部の
内周又は外周に一体的に形成され前記駆動部材又は前記
被駆動部材のいずれか他方に係合された爪部とを有し
た、ことである。
い圧潰加工によつて偏厚肉面(或いは凹窪部)が形成さ
れる。よつて、必要な強度が確保された環状部を持つ受
圧プレートとされる。
て説明する。図1は、本発明に係る受圧プレートを持つ
摩擦係合装置が適用された自動変速機の一例を示すもの
である。自動変速機1は、トルクコンバーター(図示せ
ず)を介して車両エンジン(図示せず)に連結されたイ
ンプツトシヤフト2と、デフアレンシヤル機構(図示せ
ず)を介して車輪(図示せず)に連結されたアウトプツ
トシヤフト3と、インプツトシヤフト2とアウトプツト
シヤフト3との間を連結する変速機構4とから構成され
ている。さらに、変速機構4は、サンギヤ,リングギヤ
及びプラネタリギヤを有するフロント,リヤ遊星歯車機
構5,6と、複数のプレート,複数の摩擦盤及びピスト
ンを有するダイレクト,フオワードクラツチ7,8及び
リバースブレーキ9と、ワンウエイクラツチ10と、バ
ンドブレーキ11とから構成されており、これらダイレ
クト,フオワードクラツチ7,8,リバースブレーキ
9,ワンウエイクラツチ10及びバンドブレーキ11を
組み合わせて作働させフロント,リヤ遊星歯車機構5,
6のサンギヤ,リングギヤ及びプラネタリギヤの固定・
回転関係を選択することにより、インプツトシヤフト2
の回転が複数段に変速されてアウトプツトシヤフト3に
伝えられる。
装置を前述したフオワードクラツチ8を例に説明する。
ツチ8のドラム81に軸方向に摺動自在且つドラム81
と一体回転するように係合支持された複数のデイスクプ
レート82及びフロント遊星歯車機構5のリングギヤ5
1に軸方向に摺動自在且つリングギヤ51と一体回転す
るように係合支持された複数の摩擦盤83を主の構成と
して有している。さらに、このフオワードクラツチ8
は、ドラム81内でインプツトシヤフト2とで構成され
たシリンダ部にシール材を伴って軸方向に摺動自在に支
持された油圧作動させられるピストン84及びドラム8
1にスナツプリング85によつて軸方向の移動が規制さ
れ且つドラム81と一体回転するように係合支持された
バツキングプレート86を有している。又、ピストン8
4側には環状或いは円弧状に形成された突起部871を
持つプレツシヤプレート87が配置されており、プレツ
シヤプレート87とピストン84との間にはスナツプリ
ング88によつて軸方向への移動が規制され且つピボツ
トリング841に内周が接するようにピストン84に支
持されたクツシヨン作用とリターン作用を兼ねた皿状バ
ネ89が配置されている。この構成おいて、ピストン8
4が油圧作動させられて軸方向に摺動させられると、プ
レツシヤプレート87が皿状バネ89を介して突起部8
71にて押圧され、デイスクプレート82と摩擦盤83
とがバツキングプレート86側に摺動させられてプレツ
シヤプレート87とバツクキングプレート86との間で
挟圧され摩擦係合する。これにより、ドラム81とリン
グギヤ51との間のトルク伝達がなされる。
クキングプレート86を例に説明する。
に、バツキングプレート86は、圧延鋼板(例えば比較
的安価なSAPH440)からなり、内周面861aと
外周面861bとを有する環状部861と複数個の爪部
862とを一体に有したものである。爪部862は環状
部861の外周面861bに適宜間隔で形成され、ドラ
ム81に形成された溝部811(図1示参照)に係合し
ている。尚、爪部862は図3a,3b,3c,3d,
及び図3eに示される如く環状部861の内周面861
aに形成してもよい。環状部861の一側(摩擦盤83
側の面)には、摩擦盤83(図1示参照)と接する摩擦
面863が形成されており、他側(スナツプリング85
側の面)には、スナツプリング85(図1示参照)と接
する爪部先端から環状部途中に亙つて段面864が形成
されている。この段面864は、後述する整形工程によ
つて形成される環状部861内周の厚みより環状部86
1外周の厚みが薄くなる段差形状であつて、この段面8
64によつてスナツプリング85の配置スペースが確保
されることとなる。尚、この段面864は爪部862の
みが段差形状となるようにしてもよい。環状部861の
略中央に図2aの如き平面でみて略三角形の凹窪部86
4aが、図2bの如く半径方向に傾斜した断面に形成さ
れている。又、環状部861の爪部と爪部の間(円周方
向)には図2aの如き平面でみて略三角形の範囲で、図
2cの如く半径方向に傾斜した偏厚肉面864bが形成
されている。これにより、環状部861の内周に厚肉部
を形成され且つ周方向に千鳥状に厚肉部861cが形成
されることにより、慣性重量を減らした上で必要な強度
が確保されている。
干渉を避け必要に応じて図3c,3d,3eの段面86
4如き形状に形成してもよい。又、段面864の形状
は、プレツシヤプレート88の如き形状やダイレクトク
ラツチ7のバツキングプレート76やリバースブレーキ
9のバツキングプレート96やプレツシヤプレート97
の如き形状でもよい(図1示参照)。
において、少なくとも爪部862は後述する整形工程に
よつて素材(前述したSAPH440の圧延鋼板)14
より高い硬度(例えばHv140以上)とされている。
又、爪部862は必要に応じて摩擦面863より高い硬
度(例えばHv160以上)とされている。これによ
り、爪部862は、ドラム81からリングギヤ51にト
ルク伝達している際に作用する荷重に耐えきれ且つピス
トン84の押圧力を受けきれるものとされている。同様
に摩擦面863は、摩擦盤83との摩擦係合作用時の磨
耗に耐えうるものとされている。又、爪部862の溝部
811と係合する両側面862aは後述する整形工程に
よつて少なくとも摩擦面の硬度より高い硬度(Hv17
0以上)とすることが出来る。これにより、爪部862
は、摩耗やツブレに耐えきれるものとされている。更
に、摩擦面863は後述する整形工程によつて素材(前
述したSAPH440の圧延鋼板)14より高い硬度
(例えばHv140以上)とされ且つ素材14より細か
い面粗度(例えば2Z以下)とされている。これによ
り、摩擦面863はドラム81とバツキングレート86
とを一体回転させる適正な摩擦係合をなしえるものとさ
れている。
一例について説明する。
部862を一体に有するブランク材15を製造する装置
12を示し、図5は、摩擦面864,爪部862及び爪
部862の両側面862aを所望の硬度とすると共に摩
擦面864を所望の面粗度とし且つ断面864を形成し
さらに板厚及び全体形状を整えてブランク材15からバ
ツキングプレート86を製造する装置13を示す。
例えば200t〜300tのナツクルジョイントプレス
機に設置される抜き型であり、素材14を下型ベース1
21上に組置かれたダイ123,122に押さえつける
押え128,127a,127bを夫々クツシヨン12
8a,128cにて上型ベース125に組み込まれ素材
14をプレスするパンチ126,パンチ126によつて
素材14から打ち抜かれたブランク材15をダイ12
3,122から外すノツクアウト124及びクツシヨン
124aとから構成されている。ノツクアウト124
は、ダイ123,122に対し上下動自在に配置されて
いる。又、パンチ126のプレス面はブランク材15を
形成する形状を呈している、尚、クツシヨン124a,
128a,128cは通常ウレタン製としてその弾性力
を用いるが、油圧や空気圧等を用いてもよい。
例えば800t〜1000tのナツクルジヨイントプレ
ス機に設置されるスタンプ型であり、環状部861内周
をガイドするセンタガイド131,爪部862周囲を拘
束すると共に爪部862周囲及び環状部861外周をガ
イドするダイ132,環状部861他側をプレスするパ
ンチ133,環状部861一側を受けると共にパンチ1
33によつてブランク材15から整形されたバツクキン
グプレート86をセンタガイド131及びダイ132か
ら外すノツクアウト134とから構成されている。パン
チ133及びノツクアツト134は、センタガイド13
1及びダイ132に対して上下動自在に配置されてい
る。又、パンチ133のプレス面(図示下方側)は、段
面864を成する形状を呈し、ノツクアウト134の受
面(図示上方側)は、摩擦面863形成する形状を呈し
ている。
工程によつて前述したバツキグンプレート86が製造さ
れる。
セツトし、製造装置12を作動させると、パンチ126
が下降し、素材14が打ち抜かれる。これにより、素材
14からブランク材15が製造される(打ち抜き工
程)。この時、環状部861内外周及び爪部862周囲
に形成されるダレは環状部861他側のみに形成される
こととなる。この後、ブランク材16を製造装置13に
セツトし、製造装置13を作動させると、パンチ133
がノツクアウト134に向かつて下降し、環状部861
他側が所定の潰し代で潰される。これにより、ブランク
材15から板厚及び全体形状が整えられ且つ段面864
が形成されたバツキングプレート86が製造される(整
形工程)。
びダイ132とブランク材15との間には所定寸法の隙
間が設定されており、この隙間の存在によりブランク材
15が潰されることで潰された分が隙間を埋めるように
変形し、結果、少なくとも摩擦面863,爪部862及
び爪部862の両側面862aの硬度が所望の硬度まで
高められ且つ摩擦面863が所望の面粗度とされること
となる(爪部862及び摩擦面863が形成される)。
この隙間の寸法関係は、潰し代に対する拘束代に基づい
て設定されたものに決定される。尚、拘束代とは、ダイ
132とブランク材15との間の体積比率を示し、所定
の潰し代でブランク材を潰す際のダイ132の型寸法に
一致する状態を基準(0)とし潰し代を一定としてダイ
132に対してブランク材15を近づける量をもつて表
したものである。
内直径約80mm,外直径約110mm,板厚約4.5
〜5mmのブランク材15に整形工程を施した際の潰し
代と摩擦面863及び爪部862の硬度との関係を示し
たものである。これによれば、0.1mm程度以上の潰
し代で摩擦面863及び爪部862の所望の硬度(例え
ばHv140以上の硬度)が得られることがわかる。図
8は、前述したブランク材15に整形工程を施した際の
潰し代と摩擦面863の面粗度との関係を示したもので
ある。これによれば、1.0mm程度以上の潰し代で摩
擦面863の所望の面粗度(例えば2Z)が得られるこ
とがわかる。従つて、潰し代を1.0mm程度以上とす
ることで爪部862及び摩擦面863の所望の硬度及び
摩擦面863の所望の面粗度が得られることとなる。
場合の拘束代と爪部862の両側面の硬度との関係は、
例えば拘束代を0,05mm程度以上とすることことで
爪部862の両側面の所望の硬度(例えばHv170)
が得られた。
工程の後にバリ取り等を行うバレル工程を必要に応じて
設定してもよい。又、整形工程の後に摩擦面863を特
別に仕上げる研磨工程を必要に応じて設定してもよい。
る。
側に摩擦面862の硬度及び面粗度を考慮し略一定厚の
ブランク材15に圧潰加工を施すことによつて断面86
4を形成した例である。内外周及び爪部の輪郭部と放射
方向の部位を所定の幅分だけ厚肉部として、図9aの如
く平面形状略四角の凹窪部864a,864bが形成さ
れており、断面形状は図9b,9cの如き形状を呈し必
要強度を確保した上で軽量化が図られている。
eは、環状部861の他側に摩擦面862の硬度及び面
粗度を考慮し略一定厚のブランク材15に圧潰加工を施
すことによつて断面864を形成した例であり、図1の
バツキングプレート76,プレツシヤプレート88,プ
レツシヤプレート97に該当する形状とされており、必
要強度を確保し或いは相手部品との干渉が回避されてい
る。
環状部861の他側に摩擦面862の硬度及び面粗度を
考慮し略一定厚のブランク材15に圧潰加工を施すこと
によつて段面864を形成した更なる例であり、爪部8
62部分にはV字状に比較的深い偏厚肉面864a(図
11b参照)を形成し、内周部861a部分と爪部86
1付近の環状部を厚肉部864とし、爪部と爪部の間
(円周方向)の一般環状部は厚肉部864よりも薄い偏
厚肉面864b(図11c参照)とし、更に一般環状部
の略中間部(円周方向)に部分的に厚肉部864から外
周に向かつて傾斜した偏厚肉面864c(図11c参
照)とされ、図11aの平面でみて放射状にV字状の偏
厚肉面が形成されている。これにより、例えば爪部86
2についてみると環状部861に比較して薄肉となって
いるが、爪部側面の厚みは確保できており面圧に対して
は十分であり、スナツプリング等の受面を考えた場合一
般環状部の偏厚肉面864bにて確保されている。又、
爪部861の曲げ(摩擦面862に押圧力を受けた場
合)に対しては、厚肉部864が爪部862の付根付近
まで延びており(図11a,11bを参照)十分な強度
を有している。併して、此の様な形状の受圧プレートと
したことにより、摩擦面863の硬度も高められ且つ摩
擦面863の面粗度も確保した上で慣性重量を減らし且
つ必要な強度を確保できる。
1の他側に摩擦面862の硬度及び面粗度を考慮し略一
定厚の粗材に圧潰加工を施すことによつて断面864を
形成した更なる例であり、多数の凹窪部864aが略一
定厚の他側864に圧潰加工されている。この凹窪部8
64aは、図12aの如く略四角形で面積及び配置更に
は深さ等は必要に応じて設定されており、例えば摩擦面
862の硬度及び面粗度分布を考慮して変えても良い。
又、凹窪部864aの形状は図13の如く円でもよく、
三角形(図示せず)その他を必要に応じて選定すれば良
い。図13に示す凹窪部864aは円柱形状のみなら
ず、球形状でも良い。
により断面864が形成され同時に爪部862の硬度及
び摩擦面863の硬度が高められ且つ摩擦面863の面
粗度も向上する。よつて、相手部品との干渉を避けた形
状或いは強度を勘案して軽量化を図つた形状が容易に形
成出来従来に比べより加工工数が低減される。その上、
圧潰加工はブランク材15を形成する際にダレが生じる
環状部861他側に施されるすので、このダレを圧潰加
工によつて修正することもできる。よつて、従来に比べ
より加工工数が低減される。しかも、圧潰加工は整形工
程によつて施されるがこの整形工程でダイ132により
爪部862を拘束した場合、圧潰加工を施すことにより
板厚及び全体形状が整えられると共に爪部862の硬度
が高められ、特に爪部862の両側面の硬度はより高め
られる。
れる。従つて、従来に比べ工程数が大幅に低減され、バ
ツキングプレート86の製造工程が簡素化される。
プレス加工によつて偏厚肉面或いは凹窪部が形成され
る。よつて、より容易に形成された偏厚肉面或いは凹窪
部を持つ受圧プレートとすることができ、環状部の必要
な強度を確保することができる。
精度に保つことができる。
機の摩擦係合装置を示す部分断面図である。
である。
示す図である。
用される製造装置を示す断面図である。
れる製造装置を示す断面図である。
略図である。
関係を示す線図である。
関係を示す線図である。
示す図である。
を示す図である。
を示す図である。
を示す図である。
を示す図である。
材) 81 フオワードクラツチのドラム(駆動部材) 83 摩擦盤 86 バツキングプレート(受圧プレート) 861 環状部 862 爪部 863 摩擦面 864 段面(偏厚肉面或いは凹窪部)
Claims (7)
- 【請求項1】 一側に駆動部材又は被駆動部材のいずれ
か一方に係合された摩擦盤に接する摩擦面を持ち且つ他
側に前記摩擦面の硬度及び面粗度を考慮した圧潰加工を
施すことによつて形成された偏厚肉面を持つ環状部と、
該環状部の内周又は外周に一体的に形成され前記駆動部
材又は前記被駆動部材のいずれか他方に係合された爪部
とを有する摩擦係合装置の受圧プレート。 - 【請求項2】 前記偏厚肉面は、前記環状部から前記爪
部にかけて略一定の厚みで形成されている、請求項1記
載の摩擦係合装置の受圧プレート。 - 【請求項3】 前記偏厚肉面は、少なくとも前記環状部
の厚みが前記環状部の略中心部にて薄く形成されてい
る、請求項1記載の摩擦係合装置の受圧プレート。 - 【請求項4】 前記偏厚肉面は、少なくとも前記環状部
の厚みが前記環状部の略中心部にて厚く形成されてい
る、請求項1記載の摩擦係合装置の受圧プレート。 - 【請求項5】 前記偏厚肉面は、前記環状部の半径方向
に傾斜した面に形成されている、請求項1記載の摩擦係
合装置の受圧プレート。 - 【請求項6】 一側に駆動部材又は被駆動部材のいずれ
か一方に係合された摩擦盤に接する摩擦面を持ち且つ他
側に摩擦面の硬度及び面粗度を考慮した圧潰加工を施す
ことによつて形成された凹窪部を持つ環状部と、該環状
部の内周又は外周に一体的に形成され前記駆動部材又は
前記被駆動部材のいずれか他方に係合された爪部とを有
する摩擦係合装置の受圧プレート。 - 【請求項7】 凹窪部は平面において面積の異なる多数
の窪みとして形成されている、請求項6記載の摩擦係合
装置の受圧プレート。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32378393A JP3238262B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 摩擦係合装置の受圧プレート |
US08/360,575 US5617941A (en) | 1993-12-22 | 1994-12-21 | Force-receiving plate for friction device |
US08/763,145 US5737956A (en) | 1993-12-22 | 1996-12-10 | Method for manufacturing a force-receiving plate for friction device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP32378393A JP3238262B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 摩擦係合装置の受圧プレート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07174171A JPH07174171A (ja) | 1995-07-11 |
JP3238262B2 true JP3238262B2 (ja) | 2001-12-10 |
Family
ID=18158575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP32378393A Expired - Fee Related JP3238262B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 摩擦係合装置の受圧プレート |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3238262B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103867593A (zh) * | 2012-12-10 | 2014-06-18 | 杨勇 | 一种摩擦离合器 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6193074B2 (ja) * | 2013-09-30 | 2017-09-06 | 光洋シーリングテクノ株式会社 | クラッチピストン及びその製造方法 |
JP2017020576A (ja) * | 2015-07-10 | 2017-01-26 | 中央発條株式会社 | 皿ばね |
-
1993
- 1993-12-22 JP JP32378393A patent/JP3238262B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103867593A (zh) * | 2012-12-10 | 2014-06-18 | 杨勇 | 一种摩擦离合器 |
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JPH07174171A (ja) | 1995-07-11 |
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