JPS631234Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS631234Y2 JPS631234Y2 JP1976064980U JP6498076U JPS631234Y2 JP S631234 Y2 JPS631234 Y2 JP S631234Y2 JP 1976064980 U JP1976064980 U JP 1976064980U JP 6498076 U JP6498076 U JP 6498076U JP S631234 Y2 JPS631234 Y2 JP S631234Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- humidity
- metal oxide
- heating element
- resistor
- sensitive resistor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 5
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- 239000011224 oxide ceramic Substances 0.000 claims description 5
- 229910052573 porcelain Inorganic materials 0.000 claims description 5
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Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、感湿素子に関するものである。
一般に感湿抵抗体は湿度によつてその電気抵抗
が変化するものであるが、空気中の汚染物質(油
成分やその他有機物など)が感湿抵抗体の表面に
付着するためその感湿特性が短期間に劣化してし
まう。これは、付着した油成分や有機物などを高
温度に加熱して、クリーニングしてやれば元の感
湿抵抗体に戻る性質のものである。しかしなが
ら、従来、感湿抵抗体を加熱クリーニングして特
性を回復させることについては検討されていなか
つた。
が変化するものであるが、空気中の汚染物質(油
成分やその他有機物など)が感湿抵抗体の表面に
付着するためその感湿特性が短期間に劣化してし
まう。これは、付着した油成分や有機物などを高
温度に加熱して、クリーニングしてやれば元の感
湿抵抗体に戻る性質のものである。しかしなが
ら、従来、感湿抵抗体を加熱クリーニングして特
性を回復させることについては検討されていなか
つた。
本考案は感湿抵抗体を金属酸化物系磁器で構成
するとともに、これに加熱クリーニング用の抵抗
発熱体を配設することによつて、感湿抵抗体の表
面に汚染物質が付着して特性劣化を生じたとして
も、容易にそれを除去して特性の回復を図れるよ
うにしたものである。
するとともに、これに加熱クリーニング用の抵抗
発熱体を配設することによつて、感湿抵抗体の表
面に汚染物質が付着して特性劣化を生じたとして
も、容易にそれを除去して特性の回復を図れるよ
うにしたものである。
以下、その実施例について、図面を用いて詳細
に説明する。
に説明する。
第1図はその一実施例を示すもので、図におい
て、1は金属酸化物系磁器感湿抵抗体、2はその
リード線である。3は取付リード端子、4は取付
用支持台で、リード線固定端子付支持台を構成す
る。5は感湿抵抗体1を加熱するためのカンタル
線やニクロム線等の抵抗発熱体である。感湿抵抗
体1としてはMgCr2O4−TiO2系、Zn2TiO4系、
Zn2SnO4系、Mg2TiO4系やMg2SnO4系等の金属
酸化物系磁器である。抵抗発熱体5に用いた線径
は0.1〜0.5mm、ターン数は3〜10である。一例を
あげると、感湿抵抗体がMgCr2O4−TiO2系(形
状3mm×6mm×0.1mm)であるとき、抵抗発熱体
5としては線径0.15mm、4ターンのカンタル線を
使用して良好な結果が得られた。第2は本考案の
他の実施例を示す図であり、第1図の実施例と対
する構成要素には同じ符号を付している。異なる
のは、第1図において発熱抵抗体がスパイラル状
になつているのに対して、第2図では感湿抵抗体
5の主面において波状の発熱抵抗体5′となつて
いる点である。
て、1は金属酸化物系磁器感湿抵抗体、2はその
リード線である。3は取付リード端子、4は取付
用支持台で、リード線固定端子付支持台を構成す
る。5は感湿抵抗体1を加熱するためのカンタル
線やニクロム線等の抵抗発熱体である。感湿抵抗
体1としてはMgCr2O4−TiO2系、Zn2TiO4系、
Zn2SnO4系、Mg2TiO4系やMg2SnO4系等の金属
酸化物系磁器である。抵抗発熱体5に用いた線径
は0.1〜0.5mm、ターン数は3〜10である。一例を
あげると、感湿抵抗体がMgCr2O4−TiO2系(形
状3mm×6mm×0.1mm)であるとき、抵抗発熱体
5としては線径0.15mm、4ターンのカンタル線を
使用して良好な結果が得られた。第2は本考案の
他の実施例を示す図であり、第1図の実施例と対
する構成要素には同じ符号を付している。異なる
のは、第1図において発熱抵抗体がスパイラル状
になつているのに対して、第2図では感湿抵抗体
5の主面において波状の発熱抵抗体5′となつて
いる点である。
以上のように、本考案は、感湿抵抗体として金
属酸化物系磁器感湿抵抗体を使用し、それに近接
して抵抗発熱体を配置し、この抵抗発熱体に通電
して感湿抵抗体を加熱して、その表面に付着して
いる油成分などの汚染物質をクリーニングできる
よう構成しているので、感湿抵抗体の表面に汚染
物質が付着して特性劣化を生じても、抵抗発熱体
に通電することによつてそれを容易に除去でき、
特性を回復させることができる。そして、感湿抵
抗体は金属酸化物系磁器で構成されているため非
常に安定しており、繰返し加熱クリーニングして
も感湿抵抗体の特性劣化を生じるおそれはない。
属酸化物系磁器感湿抵抗体を使用し、それに近接
して抵抗発熱体を配置し、この抵抗発熱体に通電
して感湿抵抗体を加熱して、その表面に付着して
いる油成分などの汚染物質をクリーニングできる
よう構成しているので、感湿抵抗体の表面に汚染
物質が付着して特性劣化を生じても、抵抗発熱体
に通電することによつてそれを容易に除去でき、
特性を回復させることができる。そして、感湿抵
抗体は金属酸化物系磁器で構成されているため非
常に安定しており、繰返し加熱クリーニングして
も感湿抵抗体の特性劣化を生じるおそれはない。
したがつて、長期間にわたつて、汚染物質が多
く含まれている雰囲気中においても高い信頼性を
維持することができる。
く含まれている雰囲気中においても高い信頼性を
維持することができる。
第1図は本考案の一実施例の感湿素子の斜視
図、第2図は本考案の他の実施例の斜視図であ
る。 1……感湿抵抗体素子、2……リード線、3…
…取付リード端子、4……取付用支持台、5……
発熱抵抗体。
図、第2図は本考案の他の実施例の斜視図であ
る。 1……感湿抵抗体素子、2……リード線、3…
…取付リード端子、4……取付用支持台、5……
発熱抵抗体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 金属酸化物系磁器感湿抵抗体に近接して加熱
クリーニング用抵抗発熱体を配し、前記金属酸
化物系磁器感湿抵抗体と前記抵抗発熱体をリー
ド線固定端子に電気的に接続し、前記リード線
固定端子を支持台に固定してなり、前記抵抗発
熱体に通電して、前記金属酸化物系磁器感湿抵
抗体を加熱して、その表面への付着物を除去す
ることを特徴とする感湿素子。 (2) 抵抗発熱体を金属酸化物系磁器感湿抵抗体の
周囲にスパイラル状に配したことを特徴とする
実用新案登録請求の範囲第1項に記載の感湿素
子。 (3) 抵抗発熱体が金属酸化物系磁器感湿抵抗体の
面において波状形をしていることを特徴とする
実用新案登録請求の範囲第1項に記載の感湿素
子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976064980U JPS631234Y2 (ja) | 1976-05-20 | 1976-05-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976064980U JPS631234Y2 (ja) | 1976-05-20 | 1976-05-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52155594U JPS52155594U (ja) | 1977-11-25 |
JPS631234Y2 true JPS631234Y2 (ja) | 1988-01-13 |
Family
ID=28529583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976064980U Expired JPS631234Y2 (ja) | 1976-05-20 | 1976-05-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS631234Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5122541Y2 (ja) * | 1971-08-09 | 1976-06-10 |
-
1976
- 1976-05-20 JP JP1976064980U patent/JPS631234Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52155594U (ja) | 1977-11-25 |
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