JPS63122868A - コンクリ−ト建造物のクラツク等へのセメントミルク注入工法 - Google Patents

コンクリ−ト建造物のクラツク等へのセメントミルク注入工法

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Publication number
JPS63122868A
JPS63122868A JP26683086A JP26683086A JPS63122868A JP S63122868 A JPS63122868 A JP S63122868A JP 26683086 A JP26683086 A JP 26683086A JP 26683086 A JP26683086 A JP 26683086A JP S63122868 A JPS63122868 A JP S63122868A
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JP
Japan
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cement milk
cement
crack
tip
cracks
Prior art date
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Pending
Application number
JP26683086A
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English (en)
Inventor
溝渕 勇
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Shinwa Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Shinwa Chemical Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Shinwa Chemical Industries Ltd filed Critical Shinwa Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、コンクリート建造物に生じたクラックを補
修するため、クラック等にセメントミルクを注入充填す
る工法に関するものである。
〔従来の技術と問題点〕
コンクリート建造物に生じたクラックを補修する場合、
クラック隙間が比較的小さいため、グラウト剤の注入に
高度な技術を必要とする。
従来採用されているグラウト剤の注入方法としては、グ
リスポンプによる高圧注入、エポキシ樹脂専用の低圧定
速自動注入、モルタルポンプを用いた自動又は手動注入
等が採用されているが、コンクリート建造物に発生する
クラックの隙間は0゜1議■〜21−までが一番多く、
漏水や躯体を劣化させる原因になっている。
上記のように、コンクリート建造物に生じるクラックの
隙間は極めて狭く、従来の普通ポルトランドセメントを
使用したセメントミルクを上記クラックに注入すること
は不可能に近い。
これには大きく分けて、セメント材料と注入手段の二点
に問題がある。
先ず、セメントミルクの製作に使用されている従来の普
通のポルトランドセメントは、その粒子径が大きく、注
入流動性が悪く、クラックの狭い隙間に進入させること
は困難である。
次に、セメントミルクをポンプで注入する場合、圧力を
集中させて短時間で圧入させなければ、微細なりラック
においては、セメントミルクが分離したり、目詰まりが
生じる。
特に従来の自動注入及び手動注入用のポンプには、短時
間で圧力を集中して注入できるものがなく、目詰まりの
発生を防止するため、水分の多いセメントミルクしか注
入することができない。しかし、セメントミルクの水分
が多いと、性質が大きく劣化し、強度の低下や接着力の
低下が生じることになる。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになさ
れたものであり、コンクリート建造物に最も多く発生す
る0、3〜3H程度のクラックの隙間に対してセメント
ミルクを確実に充填することができるコンクリート建造
物のクラックへのセメントミルク注入工法を提供するこ
とが目的である。
〔問題点を解決するための手段〕 上記のような問題点を解決するため、この発明は、88
μ残分%0.25以下、44μ残分%が3.0以下の粒
子径を有する超速硬セメントを主成分とするセメントミ
ルクと、先端の注入口を短かくした内径15〜2511
φの手動ポンプとを用い、上記セメントミルクを充填し
た手動ポンプでこのセメントミルクをクラックに圧入す
るように構成したものである。
〔作用〕
超速硬セメントを主成分とするセメントミルクを手動ポ
ンプ内に充填し、ポンプの先端注入口をコンクリート建
造物と連通ずるように固定し、このポンプのピストンを
押込み、十分な圧力をセメントミルクに集中させること
により、セメントミルクの分離を防ぎながらクラックに
注入する。
セメントミルクの主成分である超速硬セメントの粒子径
は極めて細かく、水分の少ない硬ねり状態でも流動性が
よく、短時間の集中圧入により、狭い隙間のクラックに
も確実に注入することができる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて説明する
先ず、クラックに注入するセメントミルクは、無機系の
超速硬セメントを主成分とし、これにポリマーエマルジ
ョンと水を混合して作成されている。
表1は、上記無機系超速硬セメントと従来の各種セメン
トの化学成分を示し、表2は、上記セメントとtiJ1
ポルトランドセメントの粒子径の違いを示している。
表     1 腸 表     2 上記のように、この発明に用いる超速硬セメントは粒子
径が細かく、このセメントを用いて作成するセメントミ
ルクの具体的な混合割合を表3に例示すると共に、セメ
ントミルクの物性を表4に、更にセメントミルク使用温
度と可使用時間の関係を第3図に示す。
表     3 表     4 次に、上記セメントミルクをクラックに注入するために
用いる手動ポンプの具体的な構造を第1図と第2図に基
づいて説明する。
第1図と第2図のように、ポンプ1は、シリンダ2内に
一方の端部から進入するロフト3の先端にピストン4を
取付げ、ロッド3の後端にハンドル5を設けると共に、
シリンダ2の他端にノズル6を着脱自在に取付けて構成
されている。
前記シリンダ2は、ステンレスを用い、セメントミルク
の押出しに最適な内径、例えば151〜25mmの直径
に形成され、一方の端部にはロフト3の抜止めを行なう
キャップ7が取付けられている。
前記シリンダ2の他方端部に取付けるノズル6は、第1
図に示す第1の例の場合、シリンダ2への外嵌螺合部8
の先端中央に、小径で短い筒先9を突設し、この筒先9
の外周に0リング10を外嵌すると共に、0リング10
の部分から先端までの外周を先端が小径となるテーパ面
11にして形成され、筒先9内を吐出通路12が貫通し
ている。
上記ノズル6の筒先9は、セメントミルクの詰りか生じ
ないよう、例えば10輸■程度の突出長さに設定され、
吐出通路12は3〜4■l程度の内径になっている。
この第1の例のノズル6は、壁面へに穿設した孔Bに直
接筒先Sの先端を挿入し、筒先Sと孔Bの嵌合部を0リ
ング10によってシールするようにしたものである。
第2図に示す第2の例のノズル6は、壁面Aの孔Bに打
ち込んだプラグCに接続する場合であり、第1図のノズ
ルと略同じ条件であるが、シリンダ2への外嵌螺合部8
の先端に突設した筒先9の吐出通路12をプラグCに外
装する内径とし、吐出通路12の先端内周に0リング1
3を取付けたものである。
なお、プラグCは図示省略したが内部に逆止弁を備え、
孔Bに向けて注入したセメントミルクが逆流することの
ないようになっている。
また、何れのノズル6もシリンダ2との嵌合部を水密に
保持するため、リング状のパツキン14が組込まれてい
る。
この発明に用いる手動ポンプは上記のような構成であり
、先端にノズル6を取付けたポンプ1のロッド3を引き
、シリンダ2の内部に表3で示したセメントミルクを吸
入充填すると共に、壁面Aに孔Bを亀裂と通しるように
穿設し、第1図に示す場合は、ノズル6の筒先Sを直接
孔Bに押当て、ロッド3を押込めばよく、ピストン4に
より加圧されたセメントミルクは、吐出通路12から孔
Bに注入され、孔Bから亀裂へと進入することになる。
また、第2図の場合は、孔BにプラグCを打込み、プラ
グCにノズル6の筒先9を外嵌接続した状態でセメント
ミルクを注入すればよい。
〔効果〕
以上のように、この発明によると、粒子径の細かい超速
硬セメントを主成分とするセメントミルクを、注入口を
短かくした内径15〜25龍φの手動ポンプを用いてク
ラックに圧入するようにしたので、セメントミルクは注
入流動性に優れており、クラックIP!0.3〜3酊程
度のクラックまで注入充填が可能となり、超速硬セメン
トを主成分としており、3〜4時間で実用強度に達する
と共に、接着強度が高く、躯体とモルタル面または躯体
と躯体を強く一体化させることができる。
また、無機系の特殊セメントを主成分としていますので
、その物性は長期にわたって安定し、耐久性・耐候性に
優れていると共に、手動ポンプはモルタルの押出し圧力
が適正となり、しがち、ノズルでのセメントミルクの詰
りか生じないため、セメントミルクを手押しによって押
し出すことができ、コンクリートの亀裂やタイル下地の
浮きに対して手作業でセメントミルクを注入充填するこ
とが可能になり、亀裂等へのセメントミルクの使用を実
現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る注入工法に用いる手動モルタル
ポンプの縦断面図、第2図は同上の他の例を示す縦断面
図、第3図はモルタルミルクの性能を示すグラフである
。 1・・・・・・ポンプ、4・・・・・・ピストン、6・
・・・・・ノズル。 同 代理人  鎌 1)文 二

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 88μ残分%0.25以下、44μ残分%が3.0以下
    の粒子径を有する超速硬セメントを主成分とするセメン
    トミルクと、先端の注入口を短かくした内径15〜25
    mmφの手動ポンプとを用い、上記セメントミルクを充
    填した手動ポンプでこのセメントミルクをクラックに圧
    入することを特徴とするコンクリート建造物のクラック
    等へのセメントミルク注入工法。
JP26683086A 1986-11-10 1986-11-10 コンクリ−ト建造物のクラツク等へのセメントミルク注入工法 Pending JPS63122868A (ja)

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JP26683086A JPS63122868A (ja) 1986-11-10 1986-11-10 コンクリ−ト建造物のクラツク等へのセメントミルク注入工法

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JP26683086A JPS63122868A (ja) 1986-11-10 1986-11-10 コンクリ−ト建造物のクラツク等へのセメントミルク注入工法

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JPS63122868A true JPS63122868A (ja) 1988-05-26

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ID=17436243

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JP26683086A Pending JPS63122868A (ja) 1986-11-10 1986-11-10 コンクリ−ト建造物のクラツク等へのセメントミルク注入工法

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JP (1) JPS63122868A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012082640A (ja) * 2010-10-14 2012-04-26 Sumitomo Osaka Cement Co Ltd コンクリート構造物用クラック注入材料の施工方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012082640A (ja) * 2010-10-14 2012-04-26 Sumitomo Osaka Cement Co Ltd コンクリート構造物用クラック注入材料の施工方法

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