JP2012082640A - コンクリート構造物用クラック注入材料の施工方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コンクリート構造物30のクラックに沿ってVカットし、Vカット部33にプライマー34を塗布した後、Vカット部33に無機系注入材料10を注入するにあたり、一端にノズル11を有するシリンダ1と、シリンダ1内において、ノズル11の先端の吐出口6に向かって移動可能なピストン壁2と、シリンダ1内に、無機系材料である水硬性組成物粉体が収容されているカートリッジに、吐出口6から液体を導入し、該カートリッジに振動を与え、該水硬性組成物粉体と該液体とを撹拌混合して該カートリッジ内で無機系注入材料10を調製し、吐出口6から無機系注入材料10を、前記クラックのVカット部33に注入する。
【選択図】図3
Description
また施工方法においても、クラックの細かい箇所への少量の施工は手間がかかり煩雑であり、特に上向き施工が難しく、均質に施工をすることは難しかった。
また細かいクラックへ充填材料を充填してモルタル仕上げをした際にはコンクリート外壁面の美観を大きく損ねることもあった。
さらに、早く固まる超速硬セメントは、少量施工の際にはハンドリングタイムが短いため、使用が困難であった。
かかる撹拌棒を備える構造を有する吐出機は、装置の構造が煩雑であり、また混合されるべき複数の成分、例えば第1成分と第2成分とが予め充填されていると重量が重くなるとともに搬送にも手間がかかり、従って高価なものとなってしまう。
さらに本発明の目的は、無機系注入材料用カートリッジを用いて、無機系注入材料の撹拌混合作業と充填作業を同一の容器で行い、撹拌混合作業中の粉塵の発生をほぼゼロに抑え、コンクリート構造物に生じたクラックへの注入補修を簡便に行うことのできる、コンクリート構造物用クラック注入材料の施工方法を提供することである。
さらに好適には、本発明の上記コンクリート構造物用クラック注入材料の施工方法において、カートリッジの該シリンダ内には、該無機系材料が該ピストン壁側に偏って充填され、該吐出口側の該シリンダの内面と、前記充填された、該無機系材料との間には空洞が形成されているカートリッジを用いることを特徴とする、コンクリート構造物用クラック注入材料の施工方法である。
また好適には、本発明の上記コンクリート構造物のクラック補修施方法において、前記カートリッジの該ピストン壁は該シリンダの内面と密着する形状であることを特徴とする、コンクリート構造物用クラック注入材料の施工方法である。
また、本発明のコンクリート構造物用クラック注入材料の施工方法は、クラック内部からの注入が可能であり、さらにクラック内部の乾燥、湿潤状態に左右されず注入施工することができるとともに注入量の調節が簡単にでき、また、ノズルの付いたコーキング容器等を用いることにより、より簡便に作業効率を向上させる施工を行うことができる。
なお、本発明のコンクリート構造物用クラック注入材料の施工方法は、クラック部やコンクリート構造物のVカット部(クラックに沿ってコンクリート構造物をVカットした部分)の双方に適用することができる。
また、施工現場で簡便に無機系注入材料を調製することができ、無機系注入材料を調製するための特別な道具を必要とせず、水を加えてカートリッジを振ることで容易に撹拌して簡単に無機系注入材料を調製することができるとともに、簡便にクラックへの注入補修施工をそのまま手軽に実施することができる。
このように、本発明のコンクリート構造物用クラック注入材料の施工方法は、特に無機系注入材料用カートリッジを用いて、その付属のノズルによる注入施工により、コテやヘラでは不得意としていたクラック内部への施工を簡便に実施することができる。
本発明のコンクリート構造物用クラック注入材料の施工方法は、コンクリート構造物の乾燥又は湿潤クラックに沿って該コンクリート構造物をVカットし、該Vカット部にプライマーを塗布した後、該Vカット部に無機系注入材料を注入するにあたり、一端にノズルを有するシリンダと、該シリンダ内において、該ノズルの先端の吐出口に向かって移動可能なピストン壁と、該シリンダ内に、無機系材料である水硬性組成物粉体が収容されているカートリッジに、前記該吐出口から液体を導入し、該カートリッジに振動を与え、該水硬性組成物粉体と該液体とを撹拌混合して該カートリッジ内で無機系注入材料を調製し、該調製された無機系注入材料は水/混合粉体質量比が13〜50%であり、次いで、該ピストン壁を該吐出口側に移動させて該吐出口から該無機系注入材料を、前記クラックの該Vカット部に注入する工程を有する、コンクリート構造物のクラック注入用材料の施工方法である。
この場合には、クラックにVカットを施すことなく、プライマを塗布後、無機系注入材量を該クラック部に充填するものである。
ここで、シリンダ内に収容される無機材料には、水硬性組成物、又は、水硬性組成物に必要に応じて配合された細骨材含む混合物が例示できる。
当該カートリッジは、図1に示すように、シリンダ1、吐出口封止用アルミシート4、移動可能なピストン壁2及び、無機系注入材料用混合物3を備える。
シリンダ1の形状は円筒形等であり、ピストン壁2がシリンダ1の吐出口6に向かってシリンダ1の内壁に沿ってシリンダ1内を移動できる距離が長くなるような形状、すなわちピストン壁2が可能な限り吐出口6に近づけるような形状を採用する。
これにより、シリンダ内部で液体と混合された、Vカット部やクラック部に充填する無機系注入材料を無駄なく押出して使用することができる。
吐出口6を封止する手段としては、図1に示すように、吐出口6をアルミシート4のような封止シートを設けることによっても、吐出口6にキャップを備えることによっても、またアルミシート4を設けるとともにキャップで封止することによっても、いずれの手段を用いてもよい。
このように該吐出口6を封止することで、内部と外気とは遮断され、シリンダ1内部に収容されている無機系材料3が空気中に含まれる水分と接触することを回避でき、本発明のコンクリート構造物用クラック注入材料の施工方法に適用する無機系注入材料用カートリッジの寿命を長くすることが可能となる。
これにより、シリンダ1の内壁に沿ってピストン壁2がスムースに移動することが可能となるとともに、ピストン壁2とシリンダ1との内壁との間がシールされる。
例えば、シリコーンシーラントのカートリッジに用いられるピストン壁2の多くが円錐台状の形状をしており、該ピストン壁2の一部の外周がシリンダ1の内壁の内周より小さいと、ピストン壁2とシリンダ1の内壁との間に隙間が形成され、ピストン壁2がシリンダ1の吐出口6の方向に移動する際に、無機系材料中に含まれる細骨材が該間隙に入って、ピストン壁2の移動を妨げるようになり、好ましくない。
水硬性組成物の粉体としては、水硬性粉体のみ、水硬性粉体及び非水硬性粉体を使用することができる。
水硬性粉体とは、水と接触して硬化する粉体を意味し、好ましくはポルトランドセメント、珪酸カルシウム、カルシウムアルミネート、カルシウムフルオロアルミネート、カルシウムサルフォアルミネート、カルシウムアルミノフェライト、リン酸カルシウム、半水又は無水石膏及び自硬性を有する生石灰の粉体からなる群より選ばれた少なくとも一種類の粉体が含まれる。
前記水硬性粉体は、成形時の可使時間の点から平均粒径10〜50μm程度のものが好ましく、また、高強度を確保する点から、ブレーン比表面積が2500cm2/g以上のものであることが好ましい。
従来は、少量施工の際にはハンドリングタイムが短かったため、早く固まる超速硬セメントを用いるのは難しかったが、本件発明においては、下記カートリッジを用いる施工を行うため。超速硬セメントの少量施工を簡便に行うことが可能となった。
非水硬性粉体としては、水酸化カルシウム粉末、二水石膏粉末、炭酸カルシウム粉末、スラグ粉末、フライアッシュ粉末、珪石粉末、珪砂粉末、粘土粉末及びシリカフューム粉末からなる群より選ばれた少なくとも一種類の粉体が好ましい。
ここで、粒子径はJIS A 1102 「骨材のふるい分け試験方法」に準じて測定した値である。
さらに、水硬性組成物の粉体には、公知の減水剤、反応促進剤の粉体を添加することができ、モルタルの練りあがり性状を施工に好ましい状態にさせることができる。
上記無機材料3は、該カートリッジの容器を立てた場合、上記ピストン壁2側に偏って充填され、空洞5が、吐出口6側に出現することが望ましい。
すなわち、該空洞5は、該吐出口6側のシリンダ1の内面と、前記充填された無機材料3の端面との間に設けられることが好ましい。
無機系材料3と反応する水等の液体Aの容量は、無機系材料3の成分や、得られる無機系注入材料の所望する粘性により変動するものであり、予め設定することができるものである。
これにより、シリンダ1内で得られる無機系材料の容量を可能な限り多くするとともに、導入した液体Aと無機系材料3とが振動によりスムースに撹拌混合することができる。
例えば、本発明の図1で示される無機系注入材料用カートリッジのノズルを取り除いて、吐出口6を封止していた、内部のアルミシート4を破断して、水等の液体Aを、該シリンダ1の該吐出口6よりシリンダ1内に設けられた空洞5に導入する。
予め設定された容量の液体Aを該空洞5内に導入したあと、例えばキャップ等の簡易な封止手段7によって、該吐出口6を仮密封する。
振動は、人力によってカートリッジを上下、左右等に振る方法や、機械を用いて振動を与える方法であってもよく、物理的に、シリンダ1内の無機系材料3と導入された液体Aとが均質に混合される方法であれば採用することができる。
従って、無機系材料3と液体Aとを撹拌混合して、注入式の無機系注入材料10を得るのに、特別な装置等を必要とせず、簡便に混合することが可能となる。
シーリングガンまたはコーキングガンは、カートリッジを装着するカートリッジ用ガンとして使用することができる。
当該カートリッジは、キャップ等の封止手段7をはずした状態で、ノズル11の先端をカットし吐出口6に取り付け、カートリッジ用ガンに装着されて、施工に用いられる。かかる状態を模式的に示したのが図3である。
該胴体支持部材22は、先端支持部材21と連結されている側とは逆側で、ボディ23と連結されている。さらに、該ボディ23には把持部24が固定され、該ボディの支点29を中心に可動するレバー25を片手でも動作させ易いよう構成されている。レバー25の動きに連動する連動部26が設けられ、連動部26の移動により押圧軸27がカートリッジ方向に移動するよう構成されている。押圧軸27は、連動部26の動作によりカートリッジ方向のみに移動可能とされている。また、ピストン壁2は、その外気側、すなわち水硬性組成物10と接しているピストン壁2の面とは逆の面側で、ガン20の押圧軸27の押圧部28と接している。
本発明の施工方法を適用するクラックは、湿潤状態であっても乾燥状態であってもいずれのクラックについても適用することが可能である。また、該クラック部はVカットされてVカット部となっている場合でも、Vカットされないクラックそれ自体であっても、本発明の施工方法を適用することができる。
次いで、該Vカット部33にプライマー34を塗布する。ここで、プライマーとしては、公知の任意のプライマーを使用することができる。
具体的には、該ガンのノズル11を、コンクリート構造物30に生じたクラックのVカット部33内に、好ましくは該Vカット部33の奥に挿入して(図3(a))、該クラック内に吐出させる(図3(b))。具体的には、カートリッジを装着したカートリッジ用ガンの把持部24とレバー25とを手で握り、支点29を中心にレバー25を把持部24の方向に引き寄せることで、支点29で該レバー25に連動するように構成されている連動部26がノズル方向に移動し、これにより該連動部26と連結されている押圧軸27も移動する。そして、これにより、該押圧部27と一体となっている押圧部28をノズル方向へ移動させて、ピストン壁2を同様にノズル11方向へ移動させ、カートリッジ内の無機系注入材料10をノズル11より、Vカット部33に吐出させてクラック内に注入させる(図3(b))。
また、Vカット部33の埋戻しの場合には、カートリッジ無機系注入材料を注入した後に、すぐにコテ仕上げすることにより作業スピードを向上させることができる。
(使用原料)
(1)Vカット部充填用材料
・セメント :商品名シスイ115、住友大阪セメント株式会社製
・細骨材 :砂 日瓢工業 3号、4号、5号砂
・プライマー:ボンドA 住友大阪セメント株式会社製
・水 :水道水
(2)クラック注入用材料
・セメント :商品名シスイ115、住友大阪セメント株式会社製
・細骨材 :砂 日瓢工業 8号砂
・プライマー:ボンドA 住友大阪セメント株式会社製
・水 :水道水
充填する無機系材料3及び空洞5(配合される水の容量とほぼ同容量)は、得られる無機系注入材料(モルタル)が、粘性約55Pa・sとなるように設計した。
該カートリッジの空洞5に、水Aを水/セメントに対して表1、表2の配合量となるように添加して、吐出口6を封止して、該カートリッジを上下することでよく撹拌して、無機系注入材料(モルタル)である、Vカット部充填用材料(実施例1〜2・比較例1〜4)とクラック注入用材料(実施例3〜4・比較例5〜7)とをそれぞれ調製した。
該各モルタルが内部で調製されたカートリッジを、図3に示す無機系注入材料用カートリッジ用ガンにそれぞれ装着した。
(1)Vカット部への施工
図3に示すように、コンクリート構造物30に、横向きのクラック(幅0.5mm×長さ300mm)を設けた。該クラックは乾燥していることを確認した。
該クラックに沿ってコンクリート構造物をVカットしてVカット部33を設けた(コンクリート構造物表面側の直径10〜20mm、奥行き 10mm)。
該Vカット部33に、前記プライマー34を塗布し、該プライマーが乾燥した後、該Vカット部33に、実施例1〜2、比較例1〜4の、表1に従って調製された無機系注入材料が入っているカートリッジを備える各カートリッジガンを用いて、前記Vカット部33内にノズルを設置し(図3(a))、該ノズルから各注入材料をVカット部33の奥より充填した(図3(b))。具体的には、前記したように、該ガンのノズル11を横向きにして、レバー25を引き寄せることによりピストン壁2を移動させ、該ノズル11より上記Vカット部33に前記Vカット部33の奥より横向きに注入した。
下記表1には、カートリッジからの押出し性能とタレについて評価した結果も示す。
(2)クラック部への施工
クラック部への直接施工は、上記Vカット部への施工においてクラック部をVカットしない以外は、同様にして施工した。
即ち、コンクリート構造物30に、横向きのクラック((ア)幅0.5mm×深さ10mm×長さ300mm、(イ)幅0.5mm×深さ30mm×長さ300mm、(ウ)幅0.5mm×深さ40mm×長さ300mm)を3種類設けた。該クラックは乾燥していることを確認した。該クラックに前記プライマーを塗布し、該プライマーが乾燥した後、実施例3〜4及び比較例5〜7の、表2に従って調製された無機系注入材料が入っているカートリッジを備える各カートリッジガンを用いて、前記クラック部に沿ってノズルを設置し、該ノズルから各注入材料をクラック部に沿って直接充填した。具体的には、前記したように、該ガンのノズルを横向きにして、レバーを引き寄せることによりピストン壁を移動させ、該ノズルより前記クラック部に横向きで注入した。
下記表2には、カートリッジからの押出し性能とクラックへの注入性(流動性)について評価した結果も示す。
また表2より、本発明の無機系注入材料の施工方法によると、コンクリート構造物のクラックに直接充填した無機系注入材料は、流動性が良好であるのでクラックへの注入が良好であり、十分な充填性を確保することができることがわかる。一方、比較例のものは、十分な充填が困難であることが明らかである。
また、コンクリート構造物に設けたクラックの内部が濡れている場合であっても、上記と同様の評価ができた。
2 ピストン壁
3 無機系注入材料用混合物
4 アルミシート
5 空洞
6 吐出口
7 封止手段
A 液体
10 無機系注入材料
11 ノズル
20 カートリッジ用ガン
21 先端支持部材
22 胴体支持部材
23 ボディ
24 把持部
25 レバー
26 連動部
27 押圧軸
28 押圧部
29 支点
30 コンクリート構造体
33 クラックに沿って形成したVカット部
34 プライマー部
Claims (7)
- コンクリート構造物の乾燥又は湿潤クラックに沿って該コンクリート構造物をVカットし、該Vカット部にプライマーを塗布した後、該Vカット部に無機系注入材料を注入するにあたり、一端にノズルを有するシリンダと、該シリンダ内において、該ノズルの先端の吐出口に向かって移動可能なピストン壁と、該シリンダ内に、無機系材料である水硬性組成物粉体が収容されているカートリッジに、前記該吐出口から液体を導入し、該カートリッジに振動を与え、該水硬性組成物粉体と該液体とを撹拌混合して該カートリッジ内で無機系注入材料を調製し、該調製された無機系注入材料は水/混合粉体質量比が13〜50%であり、次いで、該ピストン壁を該吐出口側に移動させて該吐出口から該無機系注入材料を、前記クラックの該Vカット部に注入することを特徴とする、コンクリート構造物のクラック注入用材料の施工方法。
- コンクリート構造物の乾燥又は湿潤クラック部にプライマーを塗布した後、該クラック部に無機系注入材料を注入するにあたり、一端にノズルを有するシリンダと、該シリンダ内において、該ノズルの先端の吐出口に向かって移動可能なピストン壁と、該シリンダ内に、無機系材料である水硬性組成物粉体が収容されているカートリッジに、前記該吐出口から液体を導入し、該カートリッジに振動を与え、該水硬性組成物粉体と該液体とを撹拌混合して該カートリッジ内で無機系注入材料を調製し、該調製された無機系注入材料は水/混合粉体質量比が13〜50%であり、次いで、該ピストン壁を該吐出口側に移動させて該吐出口から該無機系注入材料を、前記クラック部に注入することを特徴とする、コンクリート構造物のクラック注入用材料の施工方法。
- 請求項1又は2記載のコンクリート構造物のクラック注入用材料の施工方法において、該シリンダ内には、無機系材料として水硬性組成物粉体に加えて、更に細骨材が収容されていることを特徴とする、コンクリート構造物のクラック注入用材料の施工方法。
- 請求項1〜3いずれかの項記載のコンクリート構造物のクラック注入用材料の施工方法において、カートリッジの該シリンダ内には、該無機系注入原料が該ピストン壁側に偏って充填され、該吐出口側の該シリンダの内面と、前記充填された、該無機系材料端面との間には空洞が形成されているカートリッジを用いることを特徴とする、コンクリート構造物のクラック注入用材料の施工方法。
- 請求項1〜4いずれかの項記載のコンクリート構造物のクラック注入用材料の施工方法において、前記カートリッジの該空洞の容積が、前記充填された該無機系材料を該吐出口を経て導入すべき容量より大きいことを特徴とする、コンクリート構造物のクラック注入用材料の施工方法。
- 請求項1〜5いずれかの項記載のコンクリート構造物のクラック注入用材料の施工方法は、前記カートリッジの該ピストン壁は該シリンダの内面と密着する形状であることを特徴とする、コンクリート構造物のクラック注入用材料の施工方法。
- 請求項1〜6いずれかの項記載のコンクリート構造物のクラック注入用材料の施工方法は、クラック部及び/又はVカット部に挿入された該吐出口から無機系注入材料を押出す際には、該カートリッジをシーリングガンに装着して行うことを特徴とする、コンクリート構造物のクラック注入用材料の施工方法。
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20141125 |