JPS63122532A - 帯電防止プラスチツクフイルム - Google Patents
帯電防止プラスチツクフイルムInfo
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- JPS63122532A JPS63122532A JP61267840A JP26784086A JPS63122532A JP S63122532 A JPS63122532 A JP S63122532A JP 61267840 A JP61267840 A JP 61267840A JP 26784086 A JP26784086 A JP 26784086A JP S63122532 A JPS63122532 A JP S63122532A
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、フィルムと接触し、これと摩擦されるような
物品に対し、摩擦電気が蓄積され難い等の改良された性
能を持つ帯電防止フィルムに関するものである。
物品に対し、摩擦電気が蓄積され難い等の改良された性
能を持つ帯電防止フィルムに関するものである。
従来、帯電防止フィルムとしては、帯電防止剤をねり込
んだプラスチックフィルム、導電性微粒子をねり込んだ
プラスチックフィルム、導電性物質を塗布又は蒸着等に
より付着させたプラスチックフィルム、或いはこれ等を
ラミネートしたフィルムなどが知られている。
んだプラスチックフィルム、導電性微粒子をねり込んだ
プラスチックフィルム、導電性物質を塗布又は蒸着等に
より付着させたプラスチックフィルム、或いはこれ等を
ラミネートしたフィルムなどが知られている。
これ等の帯電防止フィルムは、静電気拡散のための導電
性の層を有しているものは、フィルム自体が帯電し難く
、又導電節の電気抵抗が比較的低いものは静電場に対す
るシールド効果を有していて、帯電のために生じる種々
のトラブルを解消するために用いられている。
性の層を有しているものは、フィルム自体が帯電し難く
、又導電節の電気抵抗が比較的低いものは静電場に対す
るシールド効果を有していて、帯電のために生じる種々
のトラブルを解消するために用いられている。
しかし、これら帯電防止フィルムをプラスチック製物品
の包装に用いる場合、被包装プラスチック物品と帯電防
止フィルムが互いに摩擦されたりすると、プラスチック
物品が相当強く帯電するという問題があった。
の包装に用いる場合、被包装プラスチック物品と帯電防
止フィルムが互いに摩擦されたりすると、プラスチック
物品が相当強く帯電するという問題があった。
絶縁物である被包装プラスチック物品の表面が帯電する
と電荷が簡単に拡散Uず、そのため種々のトラブルを生
じることがあったのである。
と電荷が簡単に拡散Uず、そのため種々のトラブルを生
じることがあったのである。
本発明は、このような問題を解決しようとするものであ
る。
る。
本発明のフィルムは、帯電防止フィルムの導電節に接し
て外面に透視可能なプラスチック表層を有し、該プラス
チック表層が表層の厚みよりも大きいタイプの導電性微
粒子を含有している帯電防止プラスチックフィルムであ
る。
て外面に透視可能なプラスチック表層を有し、該プラス
チック表層が表層の厚みよりも大きいタイプの導電性微
粒子を含有している帯電防止プラスチックフィルムであ
る。
帯電防止プラスチックフィルムは、前にも述べたように
種々のタイプがあるが、いずれも静電気拡散のための導
電節を有している。例えば、通常の帯電防止剤を練り込
んだプラスチックフィルムでは、その表層に吸湿した帯
電防止剤の薄膜が形成されており、ここに導電節が生じ
ていると考えられる。一方、導電性微粒子をねり込んだ
プラスチックフィルムでは、フィルム全体が導電節にな
っていると考えられる。
種々のタイプがあるが、いずれも静電気拡散のための導
電節を有している。例えば、通常の帯電防止剤を練り込
んだプラスチックフィルムでは、その表層に吸湿した帯
電防止剤の薄膜が形成されており、ここに導電節が生じ
ていると考えられる。一方、導電性微粒子をねり込んだ
プラスチックフィルムでは、フィルム全体が導電節にな
っていると考えられる。
本発明にいう導電節は、特にそのタイプが制限されない
が、表面抵抗率で表して1010オーム程度以下、好ま
しくは10’オーム以下の比較的低い抵抗値を持ってい
ることが必要である。したがって、通常の帯電防止剤に
よる導電節は多くは作用が不十分であるために用いられ
ていない。
が、表面抵抗率で表して1010オーム程度以下、好ま
しくは10’オーム以下の比較的低い抵抗値を持ってい
ることが必要である。したがって、通常の帯電防止剤に
よる導電節は多くは作用が不十分であるために用いられ
ていない。
即ち、本発明のフィルムの基材として好ましいものとし
ては、例えば導電性微粒子をねり込んだプラスチックフ
ィルムで、表面抵抗率が1010オーム以下、好ましく
は10 オーム以下のもの、又は導電性物質を表面に
塗布または蒸着などにより付着させたプラスチックフィ
ルムで、表面抵抗率が1010以下、好ましくはio’
、ニーム以下のものなどを挙げることができる。
ては、例えば導電性微粒子をねり込んだプラスチックフ
ィルムで、表面抵抗率が1010オーム以下、好ましく
は10 オーム以下のもの、又は導電性物質を表面に
塗布または蒸着などにより付着させたプラスチックフィ
ルムで、表面抵抗率が1010以下、好ましくはio’
、ニーム以下のものなどを挙げることができる。
なお、本発明におけるプラスチックフィルムとは、場合
によってはプラスデックシートといってフィルムと区別
されることもある比較的厚いフィルム、即ち軟質プラス
チックで厚さ0.254 m以上のもの、及び硬質プラ
スチックで厚さ0.076 、LJ上のものも含めた意
味で用いることにする。
によってはプラスデックシートといってフィルムと区別
されることもある比較的厚いフィルム、即ち軟質プラス
チックで厚さ0.254 m以上のもの、及び硬質プラ
スチックで厚さ0.076 、LJ上のものも含めた意
味で用いることにする。
導電節に接して外面にプラスチック表層を設ける。この
表層は導電性微粒子を含みしかもその粒子が表層の厚み
よりも大きいサイズであることが必要である。
表層は導電性微粒子を含みしかもその粒子が表層の厚み
よりも大きいサイズであることが必要である。
導電性微粒子は粒子サイズが重要であり、これは表層の
厚みよりも大きいものを含むことが必要である。表層の
厚みは厚い必要はなく、5ミクロン乃至0.2ミクロン
程度の薄いものがよい。このような薄い表層は溶液又は
低粘度の熔融物又はプレポリマーなどをコート法で形成
させることができる。
厚みよりも大きいものを含むことが必要である。表層の
厚みは厚い必要はなく、5ミクロン乃至0.2ミクロン
程度の薄いものがよい。このような薄い表層は溶液又は
低粘度の熔融物又はプレポリマーなどをコート法で形成
させることができる。
このようにして表層を形成させると、その中に含む表層
の厚みよりも大きい導電性微粒子が、直接導電節に接し
、又その一端が表層の平均的な表面のレベルから突出し
た点となるような構造をとらせることができる。
の厚みよりも大きい導電性微粒子が、直接導電節に接し
、又その一端が表層の平均的な表面のレベルから突出し
た点となるような構造をとらせることができる。
導電性微粒子の粒子サイズは、必ずしもその一次粒子、
即ち完全に分散させた個々の粒子のサイズの意味ではな
い。導電性微粒子を樹脂中に分散させた場合、粒子は多
くの場合何個か以上が凝集しているのが普通であり、粒
子サイズは実際に樹脂中に分散させて表層を形成させた
場合の゛サイズで考えるべきである。
即ち完全に分散させた個々の粒子のサイズの意味ではな
い。導電性微粒子を樹脂中に分散させた場合、粒子は多
くの場合何個か以上が凝集しているのが普通であり、粒
子サイズは実際に樹脂中に分散させて表層を形成させた
場合の゛サイズで考えるべきである。
表層を形成させる樹脂は、基材となる導電節によく密着
し、所望の耐摩擦性、耐ブロッキング性、滑性などを有
するように選択し調製すべきである。
し、所望の耐摩擦性、耐ブロッキング性、滑性などを有
するように選択し調製すべきである。
又、密着をよくするために、基材面をコロナ放電してお
くのも良い方法である。
くのも良い方法である。
導電性微粒子としては、種々のものが使用できる。例え
ばグラファイト粉末、金属粉末、微粉化した導電性樹脂
、導電性のある金属酸化物や硫化物の粉末、カーボンブ
ラックの粉末、種々の導電性のある複合物の粉末等が使
用できる。
ばグラファイト粉末、金属粉末、微粉化した導電性樹脂
、導電性のある金属酸化物や硫化物の粉末、カーボンブ
ラックの粉末、種々の導電性のある複合物の粉末等が使
用できる。
通常の帯電防止剤をねり込んだタイプの帯電防止フィル
ムは、導電抵抗が大きく、フィルム自体の帯電防止には
効果があるが、これと摩擦したプラスチック物品表面の
帯電防止には有効でない。
ムは、導電抵抗が大きく、フィルム自体の帯電防止には
効果があるが、これと摩擦したプラスチック物品表面の
帯電防止には有効でない。
又、lx性機微粒子ねり込んだプラスチックフィルムも
、全体としては導電性を有し、フィルム自体の帯電防止
には有効であるが、これと摩擦したプラスチック物品表
面の帯電防止には有効でない。
、全体としては導電性を有し、フィルム自体の帯電防止
には有効であるが、これと摩擦したプラスチック物品表
面の帯電防止には有効でない。
同様に比較的導電性が小さいものでも、外部静電気界に
対するシールド効果はあるが、これとの摩擦によって生
じたプラスチック物品表面の帯電を防止することは難し
い。
対するシールド効果はあるが、これとの摩擦によって生
じたプラスチック物品表面の帯電を防止することは難し
い。
これ等のフィルムでは、フィルムの機械的物性を保つ必
要から、ある程度以上に導電性微粒子を多く配合するこ
とが困難で必る。又、成膜の工程で微粒状物はフィルム
の表面に出にくいので、フィルム表面は大部分がプラス
チックのままであり、フィルム表面と内容物であるプラ
スチック物品との摩擦によってプラスチック同士の摩擦
と大差ない静電気をプラスチック物品表面に与えてしま
うと考えられる。
要から、ある程度以上に導電性微粒子を多く配合するこ
とが困難で必る。又、成膜の工程で微粒状物はフィルム
の表面に出にくいので、フィルム表面は大部分がプラス
チックのままであり、フィルム表面と内容物であるプラ
スチック物品との摩擦によってプラスチック同士の摩擦
と大差ない静電気をプラスチック物品表面に与えてしま
うと考えられる。
また基材フィルムの表面に、金属、金属酸化物、導電性
微粒子などの導電節を蒸着、コート等によって形成させ
たタイプのものでも、導電節の機械的物性を補うために
、プラスチック薄層の表層をコートするので、摩擦電気
の発生と蓄積の点では、プラスブック同士の場合と大差
ない結果になるものと考えられる。
微粒子などの導電節を蒸着、コート等によって形成させ
たタイプのものでも、導電節の機械的物性を補うために
、プラスチック薄層の表層をコートするので、摩擦電気
の発生と蓄積の点では、プラスブック同士の場合と大差
ない結果になるものと考えられる。
これらに反し、本発明のフィルムでは、導電節に接した
導電性微粒子が多数存在し、この微粒子がプラスチック
表層中に固定されており、しかも平均的な表層から外方
に突き出した構造になっている。そのため、物品と摩擦
する場合でも、微視的に見ると導電性微粒子と接触する
点が多数存在することになり、aつ、導電性微粒子がフ
ィルムの導電節と電気的に接続しているために、物品の
表面に生成した電荷が容易に拡散するものと考えられる
。
導電性微粒子が多数存在し、この微粒子がプラスチック
表層中に固定されており、しかも平均的な表層から外方
に突き出した構造になっている。そのため、物品と摩擦
する場合でも、微視的に見ると導電性微粒子と接触する
点が多数存在することになり、aつ、導電性微粒子がフ
ィルムの導電節と電気的に接続しているために、物品の
表面に生成した電荷が容易に拡散するものと考えられる
。
実施例1
厚み16ミクロンの二軸延伸ポリスヂレンフィルムの片
面をコロナ放電処理する。
面をコロナ放電処理する。
この処理した面に、ポリビニルピロリドンを分散剤とし
て含む導電性カーボンブラックの水性マスターバッチを
メタノールで希釈した液を、グラビアコーターにより塗
布して導電性を作る。該導電節はカーボンが0.12g
/mの割合いで塗布されている非常に薄い層である。
て含む導電性カーボンブラックの水性マスターバッチを
メタノールで希釈した液を、グラビアコーターにより塗
布して導電性を作る。該導電節はカーボンが0.12g
/mの割合いで塗布されている非常に薄い層である。
次にその層の上に、アクリル系の透明樹脂中に一次粒子
の平均サイズが2ミクロンで、1ミクロン以上の粒子を
多数含むグラファイトの粉末を、不揮発分中に20重量
%含ませ、且つ滑剤としてポリエチレンワックスを2重
量%を含むように調合した塗液を、グラビアコーターで
塗布し乾燥する。
の平均サイズが2ミクロンで、1ミクロン以上の粒子を
多数含むグラファイトの粉末を、不揮発分中に20重量
%含ませ、且つ滑剤としてポリエチレンワックスを2重
量%を含むように調合した塗液を、グラビアコーターで
塗布し乾燥する。
この乾燥塗膜は1 g/mであった。
さらに、塗布面の反対側の面をコロナ放電処理し、この
面と、12ミクロンのポリエステルフィルムと50ミク
ロンのEVAフィルムとの2層積層フィルムのEVA面
をコロナ放電処理した面とをウレタン系接着剤を用いて
接着した。この積層フィルムはコート面側の表面抵抗率
が3xlOオームで良好な帯電防止及び静電気シールド
の性質があるフィルムであった。
面と、12ミクロンのポリエステルフィルムと50ミク
ロンのEVAフィルムとの2層積層フィルムのEVA面
をコロナ放電処理した面とをウレタン系接着剤を用いて
接着した。この積層フィルムはコート面側の表面抵抗率
が3xlOオームで良好な帯電防止及び静電気シールド
の性質があるフィルムであった。
また透視容易で袋にした場合、内容物の確認が容易であ
った。この積層フィルムのコート面側を内側にして、コ
ート面同士をヒートシールして袋をつくることもできた
。
った。この積層フィルムのコート面側を内側にして、コ
ート面同士をヒートシールして袋をつくることもできた
。
このフィルムのコート面を平置して、コート面とrj[
3ミリ、艮ざ50.0ミリの長方形をしたエポキシ樹脂
パッケージを有するDl形ICのエポキシ樹脂面とを摩
擦した。摩擦はICの外表面の反対側の面にプラスチッ
ク絶縁体の棒を接着し、この棒を手で持って、該外表面
をストローク約10cmで、約10秒を要して20往復
することによって行った。摩擦後直ちにリオンH製のE
AOa形静電場測定器の測定位置において、電位自認り
を読んだ。
3ミリ、艮ざ50.0ミリの長方形をしたエポキシ樹脂
パッケージを有するDl形ICのエポキシ樹脂面とを摩
擦した。摩擦はICの外表面の反対側の面にプラスチッ
ク絶縁体の棒を接着し、この棒を手で持って、該外表面
をストローク約10cmで、約10秒を要して20往復
することによって行った。摩擦後直ちにリオンH製のE
AOa形静電場測定器の測定位置において、電位自認り
を読んだ。
読みは15ボルトで、非常に低い値であった。比較のた
めに、グラファイトの微粉末を添加することなく、全く
同様に作った導電フィルムでは、表面電気抵抗率は4X
105オームで実施例のものと大差なかったが、同様の
摩擦電気の測定を行うと、850ボルトの高い値を示し
た。なお、測定は23°C1相対湿度55%で行った。
めに、グラファイトの微粉末を添加することなく、全く
同様に作った導電フィルムでは、表面電気抵抗率は4X
105オームで実施例のものと大差なかったが、同様の
摩擦電気の測定を行うと、850ボルトの高い値を示し
た。なお、測定は23°C1相対湿度55%で行った。
念の為に、導電節を塗布することなく、グラファイトを
含む表層のみを同様にコートしたフィルムを作ったが、
表層のみの塗布面は、表面電気抵抗率は1013オーム
以−して非常に高く、全く帯電防止性を示さなかった。
含む表層のみを同様にコートしたフィルムを作ったが、
表層のみの塗布面は、表面電気抵抗率は1013オーム
以−して非常に高く、全く帯電防止性を示さなかった。
また、摩擦電気の測定では1100ボルトを示した。2
0%のグラファイトを配合しても薄い塗布膜では導電性
はあられれないことがわかった。
0%のグラファイトを配合しても薄い塗布膜では導電性
はあられれないことがわかった。
この実施例のフィルムは、コート面を内側にしてヒート
シールして袋を作って、IIのプラスチック面を持つ電
子部品を包装すると、内面との摩擦でプラスチック部分
が帯電することが少なく、静電気による障害防止のため
に特に有用である。
シールして袋を作って、IIのプラスチック面を持つ電
子部品を包装すると、内面との摩擦でプラスチック部分
が帯電することが少なく、静電気による障害防止のため
に特に有用である。
実施例2
厚み12ミクロンの二軸延伸ポリスエステルフィルムの
片面に金属アルミニウムを蒸着した。
片面に金属アルミニウムを蒸着した。
次に該蒸着面に、酸化錫系の導電性微粉末40重足%を
不揮発分中に配合したアクリル樹脂溶液を、乾量で0.
5g/mの割り合いで塗布し乾燥した。
不揮発分中に配合したアクリル樹脂溶液を、乾量で0.
5g/mの割り合いで塗布し乾燥した。
このフィルムの塗布面の表面抵抗率は5X103A−ム
で必った。
で必った。
実施例1と同様に測定したICのプラスチック面の摩擦
後の電圧の読みは50ボルトであり、非常に低い値であ
った。
後の電圧の読みは50ボルトであり、非常に低い値であ
った。
酸化錫系の導電性微粉末は、−次粒子の粒径は0.1ミ
クロン程度であるが、本例の場合0.5乃至1ミクロン
程度の凝集粒子が多数認められた。
クロン程度であるが、本例の場合0.5乃至1ミクロン
程度の凝集粒子が多数認められた。
比較のため、導電性微粒子を配合することなくアクリル
系樹脂のみを乾量で0.5g/TIiの割合いで塗布し
たフィルムでは、同様に測定したICのプラスチック面
で、電圧の読みは1000ボルトであった。
系樹脂のみを乾量で0.5g/TIiの割合いで塗布し
たフィルムでは、同様に測定したICのプラスチック面
で、電圧の読みは1000ボルトであった。
実施例3
電子部品の包装用に市販されている厚み50ミクロンの
カーボンブラックを練り込んだポリエチレンフィルムの
表面をコロナ放電処理した。
カーボンブラックを練り込んだポリエチレンフィルムの
表面をコロナ放電処理した。
この処理面に実施例1と同じグラファイト粉末を、ウレ
タンの樹脂溶液中の不揮発分中に10重量%の割合いで
分散さけた塗液を、乾量で1 g/r4の割合いで塗布
乾燥し、硬化させた。
タンの樹脂溶液中の不揮発分中に10重量%の割合いで
分散さけた塗液を、乾量で1 g/r4の割合いで塗布
乾燥し、硬化させた。
このフィルムの表面電気抵抗率は、塗布前5X10’オ
ーム、塗布後7X106オームであり、良好な帯電防止
フィルムであった。
ーム、塗布後7X106オームであり、良好な帯電防止
フィルムであった。
塗布前のフィルムにおいては実施例1と同様に測定した
ICのIf擦試験が950ボルトを示したのに対し、塗
15後のフィルムの塗布面では同様の測定で40ボルト
となり、非常に低い値に改善されていた。
ICのIf擦試験が950ボルトを示したのに対し、塗
15後のフィルムの塗布面では同様の測定で40ボルト
となり、非常に低い値に改善されていた。
本発明のフィルムは、プラスチック等の絶縁性の物質で
作られた物質と摩擦しても、その物品の表面に静電気が
蓄積することがなく、従来のように静電気の蓄積で高電
圧となり種々の障害が生じることを防止できる。
作られた物質と摩擦しても、その物品の表面に静電気が
蓄積することがなく、従来のように静電気の蓄積で高電
圧となり種々の障害が生じることを防止できる。
したがって特に静電気障害を起しやすい電子部品類その
他の包装に特に好適であるという効果を有している。
他の包装に特に好適であるという効果を有している。
Claims (1)
- 導電節に接して外面にプラスチック表層を有し、該プラ
スチック表層が表層の厚みよりも大きいサイズの導電性
微粒子を含有している帯電防止プラスチックフィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61267840A JPH0677975B2 (ja) | 1986-11-12 | 1986-11-12 | 帯電防止プラスチツクフイルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61267840A JPH0677975B2 (ja) | 1986-11-12 | 1986-11-12 | 帯電防止プラスチツクフイルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63122532A true JPS63122532A (ja) | 1988-05-26 |
JPH0677975B2 JPH0677975B2 (ja) | 1994-10-05 |
Family
ID=17450351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61267840A Expired - Fee Related JPH0677975B2 (ja) | 1986-11-12 | 1986-11-12 | 帯電防止プラスチツクフイルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0677975B2 (ja) |
-
1986
- 1986-11-12 JP JP61267840A patent/JPH0677975B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0677975B2 (ja) | 1994-10-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |