JPS6312242A - 食品生地の製造方法 - Google Patents

食品生地の製造方法

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JPS6312242A
JPS6312242A JP61154591A JP15459186A JPS6312242A JP S6312242 A JPS6312242 A JP S6312242A JP 61154591 A JP61154591 A JP 61154591A JP 15459186 A JP15459186 A JP 15459186A JP S6312242 A JPS6312242 A JP S6312242A
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dough
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water
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岡田 礼子
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、麺類、菓子類、パン類その他各種の食品の
生地を製造する方法に関する。
[発明の技術的背景] 食品原料の代表的なものとして、例えば小麦粉がある。
小麦粉は、うどん、中華麺、パン、ケーキ、ピザ、パス
タ等の原料となっている。これは小麦粉中のグルテンが
麺等の生成上重要な要素となっていることによるもので
ある。ここで、グルテンとは小麦粉に含まれるたんばく
質のことである。すなわち、小麦粉をこねて水で洗い、
でんぷん質を除けば粘質のたんばく質塊が残る。これを
グルテンといい、グルテンのたんばく質は、小麦粉全た
んばく質の約75%を含めている。そして、このグルテ
ンの含有量が小麦粉の品質を左右し、用途を区別してい
る。
このため、小麦粉の種類には、含有されるグルテンの割
合によって強力粉(グルテン含有量13%以上)、中力
粉(グルテン含有量10〜13%)、薄力粉(グルテン
含有量10%以下)の3種類があり、一般に麺類に使用
する場合は、強力粉を用いる。これは多く含まれている
グルテンのため、コシが強くなるためである。
一方、従来、麺類、パン類、菓子類その他各種の食品の
生地を製造する場合、水または湯と上記強力粉などの小
麦粉、その他の添加物等を混合し、手足等で十分に練る
ことが必要であり、かつ練った後に長時間(1〜2時間
以上)放置することが必要であった。これは水などの液
体と小麦粉などの粉体との混合の度合、すなわち両者の
なじみを良くし、生地の粘度を高めてコシを強くするこ
とを目的としている。すなわち、コシの強さを出すため
に原料面と製造面の2点から工夫がなされていた。
具体的にうどんを例にとり説明する。
原料として以下のものを用意する。
強力粉            1kgヤマノイモ  
   50〜100g 食塩             6g 水                 400gそして
、次の手順(工程)により製造する。
A、まず、強力粉をふるいにかけ、ボールに入れる。
B、つなぎに入れるヤマノイモは皮をむき、おろし金で
すっておく。
C1ふるった強力粉にすったイモを小量ずつこねながら
加えていく。
D、水を400gに対して食塩6gを溶かして食塩水(
実際には、水と食塩の割合や水の量は温度や気温等に応
じて適宜選択される)を作り、この食塩水を少しずつ足
しながらボールの中で耳たぶぐらいの固さになるまでこ
ねる。これに所要する時間は12分ないし15分である
E、上記りの工程によってこねたものをぎゆっとしぼっ
たぬれぶきんに包み、2時間はどねかせ、うどんの生地
とする。
F、板の上に強力粉で打ち粉をし、その上に2時間はど
ねかせたうどんの生地を乗せ、男の力で30分以上、コ
シが出るまでこねる。
G、こねたものを適当な大きさに分けて表面や麺棒にも
打ち粉をしながらのばしていく。
Hlのばしたものを包丁の長さがとどく幅に折り、端か
ら所定の幅に切っていく。
■、最後に切ったうどんを、1人前ずつ玉にして、打ち
粉をまぶし、うどん玉を完成する。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、上記の従来の製造方法にあっては。
原料の小麦粉に食塩水を入れて所定の固さにこねるまで
12〜15分かかり、こねたものを2時間はどわかせて
おく必要がある。そして、さらに、わかせてつくった生
地を30分以上、コシが出るまでこねなければならない
したがって、原料の粉体(小麦粉)と水(食塩水)を混
ぜて流体の混合物を形成するのに少なくとも10分以上
、わかせて生地をつくるのに約2時間。
生地を所望するコシの強さにするのに30分以上の時間
がかかり、その労力は多大であり、製品となるまでには
長い時間を必要としていた。
この発明は、上記従来技術の実情に鑑みなされたもので
、その目的は、少ない労力で、かつ短時間で製造できる
食品生地の製造方法を提案することにある。
[問題点を解決するための手段] 従来技術の抱える問題点を解決し、上記目的を達成する
ため、この発明は1食品生地を製造する方法において、
少なくとも粉状に形成された食品原料に、溶媒を凝固さ
せて細かく砕いた細片を混合攪拌して均一な混合物を形
成した後、混合物中の細片を融解することにより原料粉
の溶解物を形成することを特徴としている。
[作  用] 上記手段によれば粒子状の食品原料たる粉体と、同じく
粒子状の溶媒の凝固した細片を攪拌・混合するので、細
片と粉体の均一な混合物を短時間で製造することができ
る。そのため、凝固した細片を融解したときの粉体の溶
媒の含有率の分布は均一となり、極く短時間、こねるだ
けで粘度の高い、すなわちコシの強い生地を製造できる
[実 施 例] 以下、この発明の実施例を種々の食品について説明する
(うどん) まず、前記従来例に対応してうどんについて適用した場
合について説明する。
まず、原料として以下のものを用意する。
強力粉           1kg ヤマノイモ  冷凍して細く砕かれたものを50〜〜1
00g 食塩             6g かき氷(細砕した水)    400gそして1次の手
順(工程)により製造する。
A、まず、強力粉をふるいにかけ、ボールに入れる。
88次に、食塩を混合して軽く混ぜておく。
C0食塩が混合された強力粉に、冷凍され細く砕かれた
ヤマノイモと溶媒としてのかき氷を入れ。
十分に攪拌混合する。
D、電子レンジで例えば1分間加熱し、ヤマノイモとか
き氷を融解して、粘度の高い強力粉の溶解粉を形成する
E、上記りの溶解物を手で5分間こねる。これによりう
どんの生地が製造できる。
以下の手順は前記GないしIの前記従来例と全く同一で
ある。
この実施例によると1手順Eで製造された生地のコシは
、本実施例のもののほうが、従来例のものよりも優れて
いた。
また、■の手順を終えて製造されたうどんの玉を熱湯中
で15分間煮たが、出来上ったうどんのつや、コシとも
本実施例のもののほうが優っていた。
なお、前記従来例、上記従来例ともつなぎにヤマノイモ
をいれであるが、特にヤマノイモをいれなくともうどん
の麺を製造できることはいうまでもない。
以上のように、この実施例によれば、単時間で労力も少
なくつや、コシともに優れたうどんの謂を製造すること
ができる。
(そば) そばにこの発明を適用した実施例を以下に説明する。
A、そば粉600gと強力粉400gをボールにとり、
均一な混合比になるように攪拌する。
80次に、黄味と白味を充分に攪拌して冷凍し、細かく
砕いたつなぎとしての卵1個と、溶媒としてのかき氷4
00gとをそば粉と強力粉の入ったボールに入れ、攪拌
混合する。
C0そば粉1強力粉、冷凍した卵の細片、かき氷とが充
分に攪拌・混合された混合物を電子レンジで3分間加熱
し、粘度の高い原料粉の溶解物を形成する。
D、上記Cの溶解物を手で5分間こねる。これにより、
そばの生地が製造できる。
E、上記りで製造したそばの生地を板の上に乗せて、打
ち粉をしながら麺棒で薄くのばす。
F、薄くのばしたそばの生地を包丁の長さがとどく幅に
折り、端から所定の幅に切る。
G、切ったそばを所定量小感にし、打ち粉を振っておく
以上の手順により、そばを製造することができる。そば
の製造においても、うどんの場合と同様に従来の水や熱
湯を使用した場合には生地をつくるまでに小一時間を要
するが、この実施例の場合、15分あれば十分である。
(玄米パン) パンの一種である玄米パンにこの発明を適用した実施例
を以下に説明する。
A、イースト5gを40℃の湯100ccで醗酵させて
おく。
B0強力粉および玄米粉をそれぞれ1〜2回ふるいにか
け1強力粉300gと玄米粉200gを用意し、この強
力粉と玄米粉を十分に攪拌混合する。
C1上記Bの強力粉と玄米粉の粉体の混合物に塩Log
と砂糖30gを混ぜ、軽く攪拌しておく。
D、上記Cの粉体の混合物に、冷凍し細く砕いた溶媒と
しての牛乳200gを混入し、十分に攪拌混合する。
E6次に、上記りの混合物を電子レンジで1分30秒加
熱して粘度の高い原料粉の溶解物を形成する。
F、上記Eの溶解物に、マーガリン20gを入れ1手で
力を入れてこねていく。マーガリンが均等に溶解物に混
ざった時点でパンの生地が製造できる。
G、上記Fで製造されたパンの生地に前記Aで醗酵させ
たイースト水をかけ、こねる。
H,−次醗酵は、70℃の湯の入ったボールに、・tか
せで、表面にラップをかける。この状態で1〜2時間で
醗酵し、ふくらむ。
■、醗酵し、ふくらんだら、手でもみ、ガスを抜いてま
たこねる。
J、パンの型にマーガリンをぬり、小麦粉をさらっとふ
る。そこに、小さなだんご状にしたパン種を並べる。
K、−次醗酵と同様にして40℃前後の温度でもう一度
、30〜40分かけて二次醗酵させる。
L、二次醗酵が終ったら卵黄をパンの上に塗る。
M、オーブンに入れて、200〜220℃で15〜20
分焼くと玄米パンが出来る。
この実施例の場合、溶媒として牛乳を用いているのが、
冷凍して攪拌することにより短時間で所望の粘度(固さ
)のパンの生地が製造できる。
以上のように、上記種々の実施例によれば、溶媒となる
水や牛乳等を凝固せしめて、細かく粉砕し、粉体に近い
状態で(物理的には固体として)、原料となる小麦粉な
どの粉体を攪拌することができるので、両者を短時間で
簡単に均一に混合することができる。したがって、その
後、凝固した溶媒を融解して液体に戻すと、均一な相の
粘度の高い原料粉の流動体からなる生地ができる。
この場合、つなぎなどに利用する卵、ヤマノイモ、ナガ
イモ等を添加する際には、これを凝固させて氷状にした
のち、砕いて細かくすれば、全てが粉体と見做せるので
攪拌・混合が効率的になる。
なお、粉体として混合するについては、凝固した固体を
粉砕したときの粒子または細片の最小径が0.5〜1.
0no程度が最適と考えられるが、 5++n程度まで
は、十分に粉体としての効果を発揮する。
また、上記実施例にあっては、うどん、そば、玄米パン
を例示したが、この他に中華麺、素麺。
スパゲツティ、パスタ、クレープ、あるいはパイ。
鮫子、焼売の皮等の生地にも適用できる。
[発明の効果] これまでの説明で明らかなように、原料粉を溶かす溶媒
を凝固させて粉体と見做せる程度に粉砕して原料粉と攪
拌混合し、混合後に溶媒を融解して均一な原料粉の流動
体からなる生地を製造するこの発明方法によれば、短時
間で、かつ少しの労力で食品生地を製造することができ
る。
この製造方法を採用すると1食品生地をより早く、より
一定した品質で製造することができるため、上記食品生
地を大量生産するについて非常に有利になる。また、こ
れらの食品を注文生産する場合や、ファーストフードと
して扱う場合も、より効率的な生産をおこなうことがで
きる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 粉状に形成された食品原料と、この食品原料粉を溶解す
    る溶媒を凝固させて細く砕いた細片とを混合攪拌して均
    一な混合物を形成した後、この混合物中の凝固した細片
    を融解することにより、原料粉の混練された溶解物を形
    成することを特徴とする食品生地の製造方法。
JP61154591A 1986-07-01 1986-07-01 食品生地の製造方法 Granted JPS6312242A (ja)

Priority Applications (1)

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JP61154591A JPS6312242A (ja) 1986-07-01 1986-07-01 食品生地の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP61154591A JPS6312242A (ja) 1986-07-01 1986-07-01 食品生地の製造方法

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Publication Number Publication Date
JPS6312242A true JPS6312242A (ja) 1988-01-19
JPS642335B2 JPS642335B2 (ja) 1989-01-17

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ID=15587536

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02119752A (ja) * 1988-10-28 1990-05-07 Sanyoo Shokuhin Kk 穀粉生地の製造方法
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US5360622A (en) * 1989-03-02 1994-11-01 Ryosuke Yokoyama Method and apparatus for kneading powder, and kneaded material
JP2011055739A (ja) * 2009-09-08 2011-03-24 Kanae Saito パン生地用組成物およびパン

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