JPS631215Y2 - - Google Patents
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- JPS631215Y2 JPS631215Y2 JP16939881U JP16939881U JPS631215Y2 JP S631215 Y2 JPS631215 Y2 JP S631215Y2 JP 16939881 U JP16939881 U JP 16939881U JP 16939881 U JP16939881 U JP 16939881U JP S631215 Y2 JPS631215 Y2 JP S631215Y2
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- electrode
- metal
- ceramics
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- Expired
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Landscapes
- Measuring Volume Flow (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電磁流量計発信器に関し、信頼性が向
上するとともに堅牢になるよう企図したものであ
る。
上するとともに堅牢になるよう企図したものであ
る。
第１図は従来の容量検出形電磁流量計発信器の
電極部構造を示す。同図に示すように、高分子材
料からなるライニング１と金属管２との間には、
充填材が充填されるとともに測定電極３及びシー
ルド電極４が占位せしめられている。このとき、
面状をなす測定電極３は接着剤によりライニング
２に接着されており、また同様に面状をなすシー
ルド電極４は微小な隙間を介して前記測定電極３
に対面している。一方励磁コイル５は、ライニン
グ１中を流れる測定流体と直交するような磁束を
発生する。そして、この磁束に起因して測定流体
に発生する起電力は、容量結合により測定電極３
から取り出される。このように測定電極３が測定
流体に接液しないようになつているため、この種
の電磁流量計発信器では、電極シールもれや電極
の腐食・摩耗の心配がない。
電極部構造を示す。同図に示すように、高分子材
料からなるライニング１と金属管２との間には、
充填材が充填されるとともに測定電極３及びシー
ルド電極４が占位せしめられている。このとき、
面状をなす測定電極３は接着剤によりライニング
２に接着されており、また同様に面状をなすシー
ルド電極４は微小な隙間を介して前記測定電極３
に対面している。一方励磁コイル５は、ライニン
グ１中を流れる測定流体と直交するような磁束を
発生する。そして、この磁束に起因して測定流体
に発生する起電力は、容量結合により測定電極３
から取り出される。このように測定電極３が測定
流体に接液しないようになつているため、この種
の電磁流量計発信器では、電極シールもれや電極
の腐食・摩耗の心配がない。
ところでかかる従来技術では、機械的・熱的な
外力に耐え得る十分な強度をもつてライニング１
（高分子材料）と測定電極３（金属）とを接着す
るこはむつかしかつた。更に、測定電極３とシー
ルド電極４との間に微小な隙間を保持しつつ、両
電極間の絶縁状態を確保するのはむつかしく、絶
縁性の点において信頼性が低かつた。
外力に耐え得る十分な強度をもつてライニング１
（高分子材料）と測定電極３（金属）とを接着す
るこはむつかしかつた。更に、測定電極３とシー
ルド電極４との間に微小な隙間を保持しつつ、両
電極間の絶縁状態を確保するのはむつかしく、絶
縁性の点において信頼性が低かつた。
本考案は、上記従来技術に鑑み、信頼性が高く
且つ堅牢な電極構造を提供することを目的とす
る。かかる目的を達成する本考案の構成は、測定
電極を被測定流体側に、シールド電極をその外側
に配置し、これらをセラミクスで一体成形すると
同時に上記セラミクスで上記被測定流体を通す導
管を構成したことを特徴とする。
且つ堅牢な電極構造を提供することを目的とす
る。かかる目的を達成する本考案の構成は、測定
電極を被測定流体側に、シールド電極をその外側
に配置し、これらをセラミクスで一体成形すると
同時に上記セラミクスで上記被測定流体を通す導
管を構成したことを特徴とする。
以下本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明
する。
する。
第２図は本考案の実施例を示す断面図である。
同図に示すように、セラミクス製の管体６内に
は、金属化（メタライズ）されて層をなす金属層
７，８が焼成されており、金属層７が測定電極
に、また金属層８がシールド電極となつている。
そして金属層７は電極接続部９に接続されてお
り、また金属層８は電極接続部１０に接続されて
いる。
同図に示すように、セラミクス製の管体６内に
は、金属化（メタライズ）されて層をなす金属層
７，８が焼成されており、金属層７が測定電極
に、また金属層８がシールド電極となつている。
そして金属層７は電極接続部９に接続されてお
り、また金属層８は電極接続部１０に接続されて
いる。
ここで本実施例の構造をより明確にすべく、第
３図を参照しつつ製造方法を述べておく。
３図を参照しつつ製造方法を述べておく。
イ まず、未焼成のセラミクスにより、周面に凹
部を有する管体６′を製作する。
部を有する管体６′を製作する。
ロ 次に、粉末のモリブデンまたはタングステン
（若しくはこれらの酸化物）等をマンガン等と
ミツクスしてなるペースト状の金属ペースト
７′を前記凹部に塗布する。
（若しくはこれらの酸化物）等をマンガン等と
ミツクスしてなるペースト状の金属ペースト
７′を前記凹部に塗布する。
ハ 更に、金属ペースト７′上に未焼成のセラミ
クスシートであるグリーンシート１１を被せる
このときグリーンシート１１には、欠切を備え
るとともにこの欠切に金属ペースト９′を塗布
しておく。
クスシートであるグリーンシート１１を被せる
このときグリーンシート１１には、欠切を備え
るとともにこの欠切に金属ペースト９′を塗布
しておく。
ニ 前記グリーンシート１１上に、金属ペースト
８′を塗布する。
８′を塗布する。
ホ この金属ペースト８′上に、グリーンシート
１２を被せる。このときグリーンシート１２に
は、切欠を備えるとともにこの切欠に金属ペー
スト１０′を塗布しておく。
１２を被せる。このときグリーンシート１２に
は、切欠を備えるとともにこの切欠に金属ペー
スト１０′を塗布しておく。
ヘ 前記グリーンシート１２の切欠内に、金属ペ
ースト９′が塗布されたグリーンシート１３を
設置する。
ースト９′が塗布されたグリーンシート１３を
設置する。
ト そしてこれら全体を水素雰囲気中で一体焼成
する。最後に表面に露出した金属層にメツキを
施す。
する。最後に表面に露出した金属層にメツキを
施す。
なお、第３図における符号６′，７′，８′，
９′，１０′は夫々第２図における符号６，７，
８，９，１０に対応している。また第３図にお
ける管体６′、グリーンシート１１，１２，１
３は焼成後一体となつて第２図における管体６
となる。
９′，１０′は夫々第２図における符号６，７，
８，９，１０に対応している。また第３図にお
ける管体６′、グリーンシート１１，１２，１
３は焼成後一体となつて第２図における管体６
となる。
以上実施例とともに具体的に説明したように本
考案によれば、金属ペースト及び未焼成のセラミ
クスシートを未焼成のセラミクスパイプの凹部に
積層し、一体に焼成してなる二層の金属膜を夫々
測定電極及びシールド電極としたため、電極であ
る金属層と管体を形成するセラミクスとが強固に
固着されるとともに両電極間の絶縁が確実に保持
され、更に電極の酸化・腐食の虞もなくなる。ま
た従来のライニング（高分子材料）たとえば天然
ゴムの比誘電率が２〜４であるのに対し、セラミ
クスの比誘電率は８〜10と高いため、容量結合が
従来より良好に行なわれ、流量計の性能向上に寄
与し得る。またセラミクスは、耐化学薬品性、耐
摩耗性、低熱伝導性及び低熱膨張性という特性を
有しているため、本考案の電極構造は、高温・高
腐食性流体や研摩流体を計側する電磁流量計に用
いて好適である。なお、今までの説明はグリーン
シートを用いて焼成する方法についてのものであ
るが、これに限らず、高強度セラミクス接着剤例
えばセラマボンド（米国アレムコ社製）等を用い
て電極を接着する方法によつても実現できる。
考案によれば、金属ペースト及び未焼成のセラミ
クスシートを未焼成のセラミクスパイプの凹部に
積層し、一体に焼成してなる二層の金属膜を夫々
測定電極及びシールド電極としたため、電極であ
る金属層と管体を形成するセラミクスとが強固に
固着されるとともに両電極間の絶縁が確実に保持
され、更に電極の酸化・腐食の虞もなくなる。ま
た従来のライニング（高分子材料）たとえば天然
ゴムの比誘電率が２〜４であるのに対し、セラミ
クスの比誘電率は８〜10と高いため、容量結合が
従来より良好に行なわれ、流量計の性能向上に寄
与し得る。またセラミクスは、耐化学薬品性、耐
摩耗性、低熱伝導性及び低熱膨張性という特性を
有しているため、本考案の電極構造は、高温・高
腐食性流体や研摩流体を計側する電磁流量計に用
いて好適である。なお、今までの説明はグリーン
シートを用いて焼成する方法についてのものであ
るが、これに限らず、高強度セラミクス接着剤例
えばセラマボンド（米国アレムコ社製）等を用い
て電極を接着する方法によつても実現できる。
第１図は従来の電磁流量計発信器の電極構造を
示す断面図、第２図は本考案の実施例を示す断面
図、第３図は本実施例の製造方法を説明するため
の説明図である。 図面中、６，６′は管体、７，８は金属層、
７′，８′は金属ペースト、１１，１２はグリーン
シートである。
示す断面図、第２図は本考案の実施例を示す断面
図、第３図は本実施例の製造方法を説明するため
の説明図である。 図面中、６，６′は管体、７，８は金属層、
７′，８′は金属ペースト、１１，１２はグリーン
シートである。
Claims (1)
- 測定電極を被測定流体側に、シールド電極をそ
の外側に配置し、これらをセラミクスで一体成形
すると同時に上記セラミクスで上記被測定流体を
通す導管を構成したことを特徴とする電磁流量計
発信器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16939881U JPS5874123U (ja) | 1981-11-16 | 1981-11-16 | 電磁流量計発信器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16939881U JPS5874123U (ja) | 1981-11-16 | 1981-11-16 | 電磁流量計発信器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5874123U JPS5874123U (ja) | 1983-05-19 |
| JPS631215Y2 true JPS631215Y2 (ja) | 1988-01-13 |
Family
ID=29961385
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16939881U Granted JPS5874123U (ja) | 1981-11-16 | 1981-11-16 | 電磁流量計発信器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5874123U (ja) |
-
1981
- 1981-11-16 JP JP16939881U patent/JPS5874123U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5874123U (ja) | 1983-05-19 |
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