JPH0228411Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0228411Y2 JPH0228411Y2 JP14887783U JP14887783U JPH0228411Y2 JP H0228411 Y2 JPH0228411 Y2 JP H0228411Y2 JP 14887783 U JP14887783 U JP 14887783U JP 14887783 U JP14887783 U JP 14887783U JP H0228411 Y2 JPH0228411 Y2 JP H0228411Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- groove
- electromagnetic flowmeter
- signal lead
- magnetic field
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 12
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 11
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 7
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 7
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- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
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- 239000004809 Teflon Substances 0.000 description 1
- 229920006362 Teflon® Polymers 0.000 description 1
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- 229920001084 poly(chloroprene) Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Measuring Volume Flow (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は測定管内を流れる被測定流体の流量を
電気的に測定する電磁流量計に関する。
電気的に測定する電磁流量計に関する。
一般に、電磁流量計はフアラデーの電磁誘導現
象を利用して測定管内を流れる導電性流体の流量
を電気信号に変換して測定を行うものであり、従
来より第1図に示すように構成されている。すな
わち符号1で示すものは両端に接続用配管用のフ
ランジ1a,1bを有する測定管で、内壁に例え
ばテフロン、ネオプレン等の絶縁材からなるライ
ニング2が設けられている。この測定管1の外側
には管内の被測定流体の流れ方向と直角に磁界を
形成する一対の励磁コイル(図示せず)が互いに
対向して取付けられている。また測定管1の管壁
には、一対の電極3,4が測定管1内の被測定流
体の流れ方向と直角方向に磁界を介して互いに対
向するように設けられている。これら電極3,4
には接続用端子盤5上の端子に電気的に接続する
ための信号リード線6,7が前記測定管1の外側
にそれぞれが周方向に1/4周程度沿つた状態で取
付けられている。
象を利用して測定管内を流れる導電性流体の流量
を電気信号に変換して測定を行うものであり、従
来より第1図に示すように構成されている。すな
わち符号1で示すものは両端に接続用配管用のフ
ランジ1a,1bを有する測定管で、内壁に例え
ばテフロン、ネオプレン等の絶縁材からなるライ
ニング2が設けられている。この測定管1の外側
には管内の被測定流体の流れ方向と直角に磁界を
形成する一対の励磁コイル(図示せず)が互いに
対向して取付けられている。また測定管1の管壁
には、一対の電極3,4が測定管1内の被測定流
体の流れ方向と直角方向に磁界を介して互いに対
向するように設けられている。これら電極3,4
には接続用端子盤5上の端子に電気的に接続する
ための信号リード線6,7が前記測定管1の外側
にそれぞれが周方向に1/4周程度沿つた状態で取
付けられている。
ところが、前記した従来の電磁流量計において
は、電極3,4を結ぶ線Aおよび両信号リード線
6,7によつて形成される面積Sに二次的に比例
した90゜位相のずれによる雑起電力が生じ、発信
器側に雑音として送られる。
は、電極3,4を結ぶ線Aおよび両信号リード線
6,7によつて形成される面積Sに二次的に比例
した90゜位相のずれによる雑起電力が生じ、発信
器側に雑音として送られる。
このため、このような雑音を可能な限り小さく
するように測定管1の外周面に溝(図示せず)を
設け、この溝内に信号リード線6,7をテープ、
接着剤により固定した電磁流量計も採用されてい
る。
するように測定管1の外周面に溝(図示せず)を
設け、この溝内に信号リード線6,7をテープ、
接着剤により固定した電磁流量計も採用されてい
る。
しかるに、この場合、コイル、コアユニツトの
製造誤差あるいは取付誤差により往々にして信号
リード線6,7が測定管1の側方からみて励磁コ
イルにより形成される磁界に傾斜して取付けられ
てしまうため、雑音を確実に小さくすることがで
きないという不都合がある。
製造誤差あるいは取付誤差により往々にして信号
リード線6,7が測定管1の側方からみて励磁コ
イルにより形成される磁界に傾斜して取付けられ
てしまうため、雑音を確実に小さくすることがで
きないという不都合がある。
本考案はこのような事情に鑑みなされたもの
で、励磁コイルのインナーコアに測定管の周方向
に延在する信号リード線用の溝を設けるというき
わめて簡単な構成により90゜位相のずれによる雑
音を可能な限り小さくすることが確実に行える電
磁流量計を提供するものである。以下、その構成
等を図に示す実施例によつて詳細に説明する。
で、励磁コイルのインナーコアに測定管の周方向
に延在する信号リード線用の溝を設けるというき
わめて簡単な構成により90゜位相のずれによる雑
音を可能な限り小さくすることが確実に行える電
磁流量計を提供するものである。以下、その構成
等を図に示す実施例によつて詳細に説明する。
第2図は本考案に係る電磁流量計を示す断面図
である。11は被測定流体がその内部を流れる測
定管で、内壁には絶縁材からなるライニング12
が設けられており、外周面13には一対の励磁コ
イル14(一方のみ図示)がインナーコア15と
アウターコア16により内包されかつ互いに対向
して設けられている。また測定管11の管壁には
一対の電極17(一方のみ図示)が前記励磁コイ
ル14で形成される磁界を介して互いに対向する
ように設けられ、被測定流体の各点に発生した起
電力を検出するように構成されている。18は前
記測定管1の周方向に延在する溝で、均一な溝幅
を有し前記インナーコア15の測定管外周面13
に対向する面に設けられている。19は端子20
を有する端子盤で、取付けねじ21により前記イ
ンナーコア15に固定されており、前記電極17
による起電力の検出値を図示しないコントロール
部に送出するように構成されている。22は前記
電極17の信号リード線で、通常使用される細い
リード線で形成されており、前記溝18内に係入
され前記端子20に電気的に接続されている。
である。11は被測定流体がその内部を流れる測
定管で、内壁には絶縁材からなるライニング12
が設けられており、外周面13には一対の励磁コ
イル14(一方のみ図示)がインナーコア15と
アウターコア16により内包されかつ互いに対向
して設けられている。また測定管11の管壁には
一対の電極17(一方のみ図示)が前記励磁コイ
ル14で形成される磁界を介して互いに対向する
ように設けられ、被測定流体の各点に発生した起
電力を検出するように構成されている。18は前
記測定管1の周方向に延在する溝で、均一な溝幅
を有し前記インナーコア15の測定管外周面13
に対向する面に設けられている。19は端子20
を有する端子盤で、取付けねじ21により前記イ
ンナーコア15に固定されており、前記電極17
による起電力の検出値を図示しないコントロール
部に送出するように構成されている。22は前記
電極17の信号リード線で、通常使用される細い
リード線で形成されており、前記溝18内に係入
され前記端子20に電気的に接続されている。
このように構成された電磁流量計においては、
インナーコア15に設けた溝18内に信号リード
線22を係入したため、コイル、コアユニツトの
製造誤差あるいは取付誤差によつて信号リード線
22が測定管11の側方からみて励磁コイル14
により形成される磁界に傾斜して取付けられるこ
とはない。また、インナーコア15に設けた溝1
8は、従来のように測定管1の外周面に設けた溝
と略々等しい位置に位置付けられているため、こ
れによつて90゜位相のずれによる雑音が生じるこ
とがない。
インナーコア15に設けた溝18内に信号リード
線22を係入したため、コイル、コアユニツトの
製造誤差あるいは取付誤差によつて信号リード線
22が測定管11の側方からみて励磁コイル14
により形成される磁界に傾斜して取付けられるこ
とはない。また、インナーコア15に設けた溝1
8は、従来のように測定管1の外周面に設けた溝
と略々等しい位置に位置付けられているため、こ
れによつて90゜位相のずれによる雑音が生じるこ
とがない。
なお、本実施例においては、通常使用される信
号リード線22を用いたが、本考案はこれに限定
されるものではなく、第3図に示すように溝幅方
向の撓みを可及的に無くすために帯状の信号リー
ド線23を使用してもよい。また帯状の信号リー
ド線として一般に知られているようなフレキソブ
ルプリント板を使用してもよい。
号リード線22を用いたが、本考案はこれに限定
されるものではなく、第3図に示すように溝幅方
向の撓みを可及的に無くすために帯状の信号リー
ド線23を使用してもよい。また帯状の信号リー
ド線として一般に知られているようなフレキソブ
ルプリント板を使用してもよい。
以上説明したように本考案によれば、励磁コイ
ルのインナーコアに測定管の周方向に延在する溝
を設け、この溝内に電極の信号リード線を係入し
たので、コイル、コアユニツトの製造誤差あるい
は取付誤差に左右されることなく信号リード線を
測定管の側方からみて励磁コイルにより形成され
る磁界に対し傾斜しない位置に位置付けることが
でき、90゜位相のずれによる雑音を可能な限り確
実に小さくすることができる。
ルのインナーコアに測定管の周方向に延在する溝
を設け、この溝内に電極の信号リード線を係入し
たので、コイル、コアユニツトの製造誤差あるい
は取付誤差に左右されることなく信号リード線を
測定管の側方からみて励磁コイルにより形成され
る磁界に対し傾斜しない位置に位置付けることが
でき、90゜位相のずれによる雑音を可能な限り確
実に小さくすることができる。
第1図は従来の電磁流量計を示す概略斜視図、
第2図は本考案に係る電磁流量計を示す断面図、
第3図は他の実施例を示す断面図である。 11……測定管、13……外周面、14……励
磁コイル、15……インナーコア、17……電
極、18……溝、22……信号リード線。
第2図は本考案に係る電磁流量計を示す断面図、
第3図は他の実施例を示す断面図である。 11……測定管、13……外周面、14……励
磁コイル、15……インナーコア、17……電
極、18……溝、22……信号リード線。
Claims (1)
- 測定管の外側に設けられ管内の被測定流体の流
れ方向と直角に磁界を形成する一対の励磁コイル
と、前記磁界を介して互いに対向するように管壁
に設けられた一対の電極とを備えた電磁流量計に
おいて、前記励磁コイルのインナーコアの測定管
外周面に対向する面に測定管の周方向に延在する
溝を設け、この溝内に前記電極の信号リード線を
係入したことを特徴とする電磁流量計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14887783U JPS6059114U (ja) | 1983-09-28 | 1983-09-28 | 電磁流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14887783U JPS6059114U (ja) | 1983-09-28 | 1983-09-28 | 電磁流量計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6059114U JPS6059114U (ja) | 1985-04-24 |
JPH0228411Y2 true JPH0228411Y2 (ja) | 1990-07-31 |
Family
ID=30330641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14887783U Granted JPS6059114U (ja) | 1983-09-28 | 1983-09-28 | 電磁流量計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6059114U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0695029B2 (ja) * | 1986-01-08 | 1994-11-24 | 株式会社日立製作所 | 電磁流量計 |
-
1983
- 1983-09-28 JP JP14887783U patent/JPS6059114U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6059114U (ja) | 1985-04-24 |
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