JPS63119947A - 鋳型曲面形状の形成方法 - Google Patents

鋳型曲面形状の形成方法

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JPS63119947A
JPS63119947A JP26507286A JP26507286A JPS63119947A JP S63119947 A JPS63119947 A JP S63119947A JP 26507286 A JP26507286 A JP 26507286A JP 26507286 A JP26507286 A JP 26507286A JP S63119947 A JPS63119947 A JP S63119947A
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shell core
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Hitoshi Onishi
大西 均
Toru Fukui
亨 福井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はシェル鋳型に緩やかな曲面形状を形成する方法
に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、中空のシェル中子は外型と内型とからなる金型
を300℃程度に昇温させておき、該金型の外型と内型
とによって形成されたキャビティ内にシェル砂をエアー
ブローによって吹き込んで充てんし、そして充てんした
シェル砂が該金型の熱により固化した後、型開きして取
り出すことにより製造されている。このようにして製造
された中子は金型の形状どおりに造形されている。した
がって、緩やかな曲面形状を有するシェル中子を造型す
る場合、緩やかな曲面形状に加工した金型を用いている
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記したように緩やかな曲面形状を有す
るシェル中子を造形するために緩やかな曲面形状に加工
した金型を用いるが、金型を緩やかな曲面形状、例えば
200簡の長さで央部が1■以内の凹又は凸となるよう
な形状に加工することは難しく、例えば放電加工法やプ
ラズマ加工法によって少しずつ加工しなければならず、
加工に多くの時間を費やしている。
本発明は上記問題点を解決するためのもので、緩やかな
曲面形状に加工した型を用いずに、緩やかな曲面形状を
有するシェル鋳型を形成する方法を提供することを目的
とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の鋳型曲面形状の形成方法は、外型と内型に温度
差を付けて昇温した金型の外型と内型とによって形成さ
れたキャビティ内にシェル砂を充てんし、所定時間経過
後部分固化したシェル砂を取り出すことを特徴とするも
のである。
本発明で用いるシェル砂はフェノール樹脂等の結合剤と
砂からなり、加熱により硬化するもので鋳型の造型に通
常用いられるものが使用できる。
本発明では、外型と内型に温度差を付けることにより生
じる、部分固化したシェル砂の熱膨張量の差によってそ
の部分固化したシェル砂が、型から取り出した後に層性
変形することを利用して曲面形状を形成するものである
ので、部分固化したシェル砂の型からの取り出しは、シ
ェル砂が型内で内部までかなり固化した状態で取り出す
と、部分固化したシェル砂は型どうりの形状となり、曲
面形状は得られず、また、はとんど固化しないうちに取
り出すと、割れたり、壊れてしまうため、必要な機械的
強度が祷られ、かつ完全には固化していない程麓に固化
したときに行うことが好ましい。
この曲面形状の凹凸の程度はシェル砂の組成、型温、外
型と内型の温度差及び成形時間を調節することにより変
えることができる。
〔作用〕
外型と内型に温度差を付けて昇温した金型の外型と内型
とによって形成されたキャビティ内にシェル砂を充てん
すると、シェル砂が金型の熱により表面から固化し始め
る。所定時間経過後、シェル砂の表面側が固化し、内部
が固化していない程度に部分固化したシェル砂を取り出
すと、外型と内型の温度差により部分固化したシェル砂
の外側と内側に温度差が付いているため、外側と内側の
熱膨張量の差により部分固化したシェル砂は曲面形状に
湾曲する。そして部分固化したシェル砂自体の熱により
完全に固化し、曲面形状を有する鋳型が得られる。
〔実施例〕
本発明を実施例により図面を参照して説明する。
実施例1 本夾施例に用いる金型は、第1図(a)、(−1(Cl
及び(d)に示すように、可動型1と固定型2とからな
る外型3と、核外製の内側に入る内型とで構成され、可
動型1と固定型2とを合わせた状態で上部中央に開口部
7が形成され、その開口部7の下方に拡開する空間が形
成されている。
該空間に内型4を挿入すると、外型6の下部と内型4の
下部が嵌合し、外型3と内型4とでキャビティ6が形成
される。
上部は第1図(a)〜tc+に示すように曲面で構成さ
れ、下部は、外型の下向を表わす第1図(dlに示すよ
うに平面で構成されている。なお、図中、5aは外型3
を加熱するヒータ、5bは内型3を加熱するヒータを示
す。
可動型1と固定型2とからなる外型6をヒータ5aによ
って290℃に昇温させ、内型5bをヒータ5bによっ
て330℃に昇温させた。なお、型温はサイリスタ制鈎
により±5℃以内の精度で制御した。次いで金型上部の
開口部7からキャビティ6内にシェル砂をエアーブロー
によって吹き込んで充てんすると、金型の熱によりシェ
ル砂が金型の表面に接している部分から固化し始め、シ
ェル中子が形成され、内型が外型より高温であるため、
内型3に接しているシェル中子の内面側が外型4に接し
ている外面側より高温となり熱膨張の差により型内でシ
ェル中子に応力が作用するが、シェル中子の表面側が固
化し、内部が固化していない状態でシェル中子を型開き
して取り出すと、シェル中子に作用してる応力が開放さ
れ、第2図(alに示すようにシェル中子8は平板部9
と曲面部10とから構成されているため、シェル中子8
の下面図である第2図(blに示すようにシェル中子8
の下部の平板部9はその外面が緩やか凹曲面形状に、そ
して内面が緩やかな凸曲面形状に塑性変形した。
そして該シェル中子8は余熱により、更に、固化が進み
、来園化の内部まで完全に固化して、その緩やかな曲面
形状を固定した。その結果、冷却後もその形状を保持す
る。−万、曲面部10は略牛球状及び略円筒状であるた
め、変形しなかった。
なお、シェル中子8の下部の平板部9は長辺が212諺
、短辺が120 mmで、緩やかな曲面は長辺の中央が
両角より15m凹となった。本実施例の場合、温度差を
0″〜100℃の範囲で変更することによりこの凹又は
6量1koS1閣の範囲で変化させることができる。
実施例2 実施例1で用いた金型と同じ金型に、実施例1で用い九
のと同様のシェル砂を用いて、円型t−290℃、外型
を330℃と実施例1とは逆に外型を内型より高温に設
定したこと以外は実施例1と同様にシェル砂を金型のキ
ャビティに充てんし、表面側が固化し、内部が固化して
いない状態で型開きしてシェル中子を取り出した。第1
図1alに示すようにシェル中子8aは、平板部9aと
曲面部10JLとで構成されていて、型から取り出すと
、外面側が内面側より高温であることからその熱膨張の
差により型内で生じていた応力が開放されて、シェル中
子8&の下面図である第3図(blこ示すように、その
平板部9aの外面が緩やかな凸曲面形状に、そして内面
が緩やかな凹曲面形状に塑性変形した。そして該シェル
中子8aは実施例1と同様に余熱により完全に固化し、
上記の緩やかな曲面形状が固定された。
なお、上記実施例では緩やかな曲面形状を形成しない部
分が熱膨張差により変形しない略球及び略円筒形状であ
ったため、型温全体に温度差を付けたが、目的とする部
分だけ型温に温度差を付けてもよい。
〔発明の効果〕
本発明の鋳型曲面形状の形成方法は、上記したように、
外型と内型に温度差を付けて鋳型を造型するため、緩や
かな曲面形状に加工した金型を用いずに、シェルM型に
緩やかな曲面形状を形成することができる。更に、型の
温度差を調節することにより曲面形状の凹凸量1k11
4節することができ、一つの型で種々の曲面形状が祷ら
れる。
更にまた、本発明の方法はシェル鋳型のほか、充てん剤
を含む熱硬化性樹脂の成形の場合にも適用することがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(alは本発明の実施例1の金型の合わせ面での
可動型備断面図、 第1図(blは第1図(alの金型の合わせ面での固定
型面1gal!fr面図、 第1図1alは第1図1alの金型の合わせ面と直交す
る面で切断した断面図、 第1図td)は第1図(alの金型の可動型と固定型の
下面図、 第2図(alは本発明の実施例1のシェル中子の側面図
、 第2図1b)は第29fa)のシェル中子の下面図、第
3図(Klは本発明の実施例2のシェル中子の側面図、 第3図(b)は第3図(ajのシェル中子の下面図を表
わす。 図中、 1・・・可lIb型    2・・・固定型3・・・外
型     4・・・内型 5a、5b・・・ヒータ 6・・・キャビティ特許出願
人 トヨタ自動車株式会社 代理人9P理士 萼    優 美ほか2名牙1図 (Q)       (b) 2−(if定)!   4.内型    6−キャビテ
ィ牙 2 図 才3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 外型と内型に温度差を付けて昇温した金型の外型と内型
    とによつて形成されたキャビティ内にシェル砂を充てん
    し、所定時間経過後、部分固化したシェル砂を取り出す
    ことを特徴とする鋳型曲面形状の形成方法。
JP26507286A 1986-11-07 1986-11-07 鋳型曲面形状の形成方法 Expired - Fee Related JPH0667530B2 (ja)

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JP26507286A JPH0667530B2 (ja) 1986-11-07 1986-11-07 鋳型曲面形状の形成方法

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JP26507286A JPH0667530B2 (ja) 1986-11-07 1986-11-07 鋳型曲面形状の形成方法

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JPS63119947A true JPS63119947A (ja) 1988-05-24
JPH0667530B2 JPH0667530B2 (ja) 1994-08-31

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