JPS63119709A - 調理器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般家庭において、被加熱調理物を加熱調理
する炊飯器や湯沸し器、オープン等の調理器に関するも
のである。

従来の技術 従来、この種の調理器においては、第３図、第４図に示
す炊飯器の例のように、マイクロコンピュータ１および
周辺回路を採用しており、ここに示スマイクロコンピュ
ータ１は、ＣＰＵ、ＲＯＭ。

ＲＡＭおよび入出力ボート等からできている、いわゆる
ワンチップマイコンである。２は有底筒状の鍋３の底部
中央に取り付けられた第１の温度センサー、４は有底筒
状の鍋３の開放部を塞ぐ蓋体５に取り付けられた第２の
温度センサーで、この第１の温度センサー２および第２
の温度センサー４はム／Ｄ変換器６．７を介して、マイ
クロコンピュータ１の入力ボートに接続されている。こ
れにより第１の温度センサー２および第２の温度センサ
ー４からの温度信号が２進符号に変換されてマイクロコ
ンピュータ１に読み込まれる。８はスタートスイッチで
、このスタートスイッチ８は押されたかどうかを判断す
るようにマイクロコンピュータ１に入力されている。９
は交流電源で、この交流電源９に、鍋３内に収容された
米や水等の被加熱調理物を加熱するヒータ１ｏとリレー
接点１１の直列回路が接続され、マイクロコンピュータ
１の出力ボートからの信号をトランジスタ１２を介して
リレーコイル１３に電流を流すことにより、リレー接点
１１を開閉するように構成している。１４は前述した回
路を動作させるための直流電源である。

このように構成された調理器（ここでは炊飯器を示して
いる）では、鍋３の中に米や水等の゛被加熱調理物を入
れ、スタートスイッチ８を押すと、ヒータ１ｏへの通電
を開始し、第１の温度センサー２および第２の温度セン
サー４からの信号で、マイクロコンピュータ１に記憶さ
れたシーケンスに従って、ヒータ１ｏへの通電、非通電
全線り返して、調理を終了するようにしていた。そして
、第１の温度センサー２あるいは第２の温度センサー４
が断線していると、スタートスイッチ８を押しても、ヒ
ータ１０への通電はなされないようにしていた。

また、調理の工程を示すために、液晶表示素子や発光ダ
イオードで表示している調理器があるが、これは、温度
センサーが断線していると、ヒータへの通電をしないと
ともに、液晶表示素子や発光ダイオードでの表示もしな
いように構成されていた。

発明が解決しようとする問題点 しかし、なから、このような従来の構成では、マイクロ
コンピュータや周辺回路等がこわれて回路が動作しない
のか、あるいは温度センサーが断線しているのかのどち
らであるかを判定することができなかった。また、温度
センサーは、コネクタで回路に接続されることが多いた
め、単純なしネクタ外れが発生することも多く、この時
も回路の故障との判別ができず、さらに温度センサーが
複数になってくると、単純なコネクタ外れ、接触不良が
発生することが多くなるため、工程や市場での不良解析
に時間がかかり、その結果、工数アップによるコストア
ップや修理日数が長くなることによって使用者に迷惑が
かかるというような問題があった。

本発明はこのような問題点全解決するもので、複数の温
度センサーのそれぞれの断線を検知し、それぞれを表示
することにより、回路の故障との判別がすぐできてサー
ビス性を向上させることができる調理器を提供すること
を目的とするものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の調理器は、複数の
温度センサーのそれぞれの断線を検知する複数の断線検
知手段と、調理モード等を表示する表示手段と、前記複
数の断線検知手段の出力により前記表示手段の点滅速度
をそれぞれの断線検知手段に応じて切り換える点滅速度
切換手段とにより構成したものである。

作用 上記構成によれば、複数の温度センサーのそれぞれの断
線を検知し、それぞれを区別して表示することができる
ため、回路そのものの故障との判別をすぐに行なうこと
ができ、その結果、工程でのコネクタ挿入不良や温度セ
ンサーの断線不良等もすぐに発見できるため、不良解析
を短時間で円滑にできるようになる。また使用者が使用
中に、温度センサーが断線したり、温度センサーのコネ
クタが外れたりした時でも、それが容易にわかるため、
修理する期間を短縮でき、サービス性を向上させること
ができるようになる。さらに、表示手段を新しくふやす
ことなく、点滅速度で区別するようにしているため、コ
ストアップになることはない。このように簡単な構成で
、工程での不良解析を効率よく行なえてサービス性を向
上させることができる調理器を安価に提供できるもので
ある。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図、第２図にもとづいて
説明する。この第１図、第２図において従来例で示した
第３図、第４図と同じものについては、同じ番号を付し
、その説明は省略する。

第１図は本発明の一実施例における炊飯器の回路図を示
したもので、マイクロコンピュータ１および周辺回路を
採用している。Ａ／Ｄ変換器６゜７はコンパレータと抵
抗で構成され、第１の温度センサー２および第２の温度
センサー４の温度データをマイクロコンピュータ１へ入
力している。

１５は炊飯発光ダイオード（以下、炊ｆｉＬＩｃＤと称
す）であり、また１６は保温発光ダイオード（以下、保
温ＬＩＣＤと称す）で、これらはマイクロコンピュータ
１の出力ボートに接続されており、それぞれ炊飯時、保
温時に点灯する。

次に上記のように溝底した炊飯器の動作を説明する。第
２図はマイクロコンピュータ１中のＲＯＭに記憶された
プログラムのフローチャートを示したもので、このフロ
ーチャートに示すプログラムの手順に従ってその動作を
説明する。

まず、ステップ１で、第１の温度センサー２の温度を測
定し、ステップ２で、第２の温度センサー４の温度を測
定して記憶しておき、ステップ３で第１の温度センサー
２が断線しているかどうかを判定し、断線していなけれ
ば、ステップ４へ進み、第２の温度センサー４が断線し
ているがどうかを判定し、断線していなければ、ステッ
プ６へ進み、炊飯が終了したかどうかを判定し、終了し
ていなければ、ステップ６でＲＯＭに記憶されている炊
飯シーケンスに従って炊飯ＬＩＣＤ１ｓｉ点灯して炊飯
をし、ステップ１へ戻る。ステップ６で炊飯が終了した
と判定すると、ステップ７でＲＯＭに記憶されている保
温シーケンスに従って保温ＬＩＣＤ１ｓｉ点灯して保温
ｔし、ステップ１へ戻る。ステップ３で第１の温度セン
サー２が断線していると判定すると、ステップ８で炊飯
ＩＪＤ１６と保温ＬＫＤ１６とｉｏ、２秒ごとに交互に
点滅させ、ステップ９へ進み、ヒータ１ｏへの通ｔを停
止し、ステップ１へ戻る。また、ステップ４で第２の温
度センサー４が断線していると判定すると、ステップ１
ｏで炊飯Ｌ］ＥＤ１５と保温ＬＥＤ１６とを１秒ごとに
交互に点滅させ、ステップ９へ進む。

このように、複数の温度センサーのそれぞれの断線を検
知し、それぞれの断線が区別できるように点滅速度を変
えて表示するようにしているため、回路の故障との判別
をすぐ行なうことができるものである。

なお、上記実施例では、炊飯Ｌト１６と保温ＬＥＤ１６
とを交互に点滅させているが、同時に点滅させてもよい
もので、点滅のしかたは規制さ　−れるものではない。

発明の効果 以上のように本発明によれば、複数の温度センサーのそ
れぞれの断線全検知し、それぞれを区別して表示するよ
うにしているため、回路そのものの故障との判別ｔすぐ
に行なうことができ、その結果、工程でのコネクタ挿入
不良や温度センサーの断線不良等もすぐに発見できるた
め、不良解析を短時間で円滑に行なうことができる。ま
た丈用者が圧用中に、温度センサーがｌｆｒｍしたり、
温度センサーのコネクタが外れたりした時でも、それが
容易にわかるため、修理する期間全短縮でき、その結果
、ブービス性を向上させることができる。

さらに、表示手段を實しくふやすことなく、点滅速度で
区別するようにしているため、コストアップになること
はない。このように簡単なｍｘで、工程での不良解析を
効率よく行なえてサービス性を向上させることかでさる
調理器全安価に提供できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例全示す炊飯器の回路図、第２
図は同炊飯器のプログラムの一例を示すフローチャート
、第３図は従来の炊飯器の回路図、第４図は同炊飯器の
破断側面図である。 １・・・・・・マイクロコンピュータ、２・・・・・・
第１の温度センサー、４・・・・・・第２の温度センサ
ー、６，７・・・・・・ム／Ｄ変換器、１０・・・・・
・ヒータ、１６・・・・・・炊飯発光ダイオード、１６
・・・・・・保温発光ダイオード。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 被加熱調理物を加熱するヒータと、被加熱調理物の温度
   を直接あるいは間接的に検知する複数の温度センサーと
   、この複数の温度センサーのそれぞれの断線を検知する
   複数の断線検知手段と、調理モード等を表示する表示手
   段と、前記複数の断線検知手段の出力により前記表示手
   段の点滅速度をそれぞれの断線検知手段に応じて切り換
   える点滅速度切換手段とにより構成した調理器。