JPS6311862B2 - - Google Patents

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JPS6311862B2
JPS6311862B2 JP55127275A JP12727580A JPS6311862B2 JP S6311862 B2 JPS6311862 B2 JP S6311862B2 JP 55127275 A JP55127275 A JP 55127275A JP 12727580 A JP12727580 A JP 12727580A JP S6311862 B2 JPS6311862 B2 JP S6311862B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yoke
claw
rotor
shaped magnetic
generator
Prior art date
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Expired
Application number
JP55127275A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5752358A (en
Inventor
Masakazu Hori
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP12727580A priority Critical patent/JPS5752358A/ja
Publication of JPS5752358A publication Critical patent/JPS5752358A/ja
Publication of JPS6311862B2 publication Critical patent/JPS6311862B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K19/00Synchronous motors or generators
    • H02K19/16Synchronous generators
    • H02K19/22Synchronous generators having windings each turn of which co-operates alternately with poles of opposite polarity, e.g. heteropolar generators
    • H02K19/24Synchronous generators having windings each turn of which co-operates alternately with poles of opposite polarity, e.g. heteropolar generators with variable-reluctance soft-iron rotors without winding

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車用ブラシレス発電機に係り、特
に、ロータコア、ステータ、ヨーク等により形成
される磁気回路のギヤツプの保護に関する。
従来から発電機のブラシレス化の手段として、
例えば先願である特開昭56−46650号公報等によ
り知られるように、各磁極間を非磁性体のリング
で機械的に結合させ、その間に固定された継鉄を
介在させて界磁コイルを巻く構成のものが公知と
なつている。第1図は従来この種のブリシレス発
電機を示すものである。
ステータコイル12が巻装されたステータ14
は、発電機の駆動側であるフロントブラケツト1
6と反駆動側にあるリヤブラケツト18との間に
狭持されている。一方爪形磁極であるロータコア
20とロータコア22は互いに異極となり、両者
の磁極間は非磁性体のリング24により機械的に
結合され回転軸26と共に回転する。また、前記
ロータコア20には略円筒状の継鉄が一体形また
はピン等により磁気的に結合され、継鉄の中心に
は回転軸26のローレツト部が圧入されている。
ロータコア22と前記円筒状継鉄の間には界磁
コイル28が巻装されたヨーク30が介在してい
る。このヨーク30はねじ32によりリヤブラケ
ツト18に固定されており回転はしない。回転軸
26の反駆動側は軸受34により支承されてい
る。この軸受34の外輪とブラケツト18に設け
られた溝にはOリング36が挿入され、カバー3
8をリヤブラケツト18に締付ける力でOリング
36を圧縮し、その圧縮力にて軸受34の外輪を
固定している。また、回転軸26の駆動側は軸受
40により軸承され、この軸受40はリテーナ4
2をフロントブラケツト16にねじ44にて固定
する締付力により軸受40の外輪を固定してい
る。更に、軸受40の防塵のために両側にフエル
ト46,48及びプレート50を設けている。な
お、フエルトリテーナ52はフエルト46をフロ
ントブラケツト16に固定するためのものであ
る。
回転軸26の先端には車輌エンジンからの回転
をベルトにより伝達するプーリ54が設けられて
いる。また、このプーリ54と同心にフアン56
が回転軸26に固定されている。このフアン56
が回転することにより負圧を発生させ、発電機の
リヤブラケツト18に設けた通風孔より外気を吸
入し内部を冷却した後フロントブラケツト16に
設けられた排気孔より排出する。リヤブラケツト
18にはカバー58が取付けてあり外部からの異
物の混入を防いでいる。
前記界磁コイル28に外部より直流電流を流し
前記円筒継鉄を磁化すると、その磁束はロータコ
ア20、空隙g1、ステータ14、空隙g1、ロータ
コア22、空隙g2、ヨーク30、空隙g3、円筒状
継鉄64の順路にて磁気回路を形成する。ここ
で、ロータコア20,22は回転するのでステー
タ14には交番磁束が発生しステータコイル12
に交流電圧が発生する。この発生した交流電流は
リヤブラケツト18に取付けられたダイオード6
0により全波整流されて直流電流出力とする。こ
の直流電流によつて車両用のバツケリーを充電す
るものであり、その際リヤブラケツト18に取付
けた半導体式のレギユレータ62により前記ステ
ータ14に発生した交流電流をスイツチング制御
して直流出力を一定値に制御している。
このように、ブラシレスの構成とすると、空隙
はg1,g2及びg3と3箇所になるため、普通のブラ
シ付発電機に比べ空隙が2箇所新たに追加される
ことになる。このため、空隙部の消費起磁力が増
大するので、新たに付加された空隙g2,g3につい
ては空隙長を極力小さくして消費起磁力を減少さ
せたり、各部の磁路断面積を増大させ磁気抵抗を
減少させることが必要となつてくる。
しかし、上記のように空隙長を小さくすると、
水分、塩分の多い使用環境においては、前記空隙
間が腐食して発電機が回転不能となる欠点が生じ
る。
本発明の目的は上記の欠点に鑑み、空隙部の耐
腐食性を向上させたブラシレス発電機の回転子
を、提供するにある。
本発明により上記の目的は、回転するロータコ
アと固定したブラケツトとによりラビリンスシー
ルを形成して磁気回路の空隙部への水分、塩分の
浸入を防止するか、あるいはロータコアを形成す
る継鉄部にグリース等の表面保護剤を入れてお
き、該継鉄部に働く遠心力により前記表面保護剤
を前記空隙部に流出させることにより達成され
る。
以下、本発明の一実施例を図面に従つて説明す
る。
第2図及び第3図は本発明に係るブラシレス発
電機の回転子の第1の実施例を示す断面図であ
る。但し、第1図と同様あるいは同一構成部分は
同一符号を用いて示してある。
ステータコイル12が巻装されたステータ14
の内側に、ロータコア20及びロータコア22が
配置され、両ロータコア20と22には非磁性体
のリング24によつて機械的に結合されている。
またロータコア20は継鉄64と一体化され磁気
的に結合し、ロータコア22と継鉄64の間には
界磁コイル28が巻装されたヨーク30が介在し
ている。本実施例の特徴はロータコア22の同極
爪間を結合している前記ヨーク30と同心の円筒
状の支持部66の端部をリヤブラケツト18側に
延長して円環状とする。更に、リヤブラケツト1
8の1部をロータコア側へ円環状に突出した突出
部68を形成し、支持部66の延長端部よりこの
突出部の径を大きくし、且つ両者を同心とするこ
とにより一定の間隙を介して重ね合わせラビリン
スシール70を形成させている。尚、符号Wは冷
却風の流れを、符号Hは磁束の流れを示してい
る。
本実施例によれば、ロータコア22の支持部6
6とリヤブラケツト18に形成した突出部68に
よりラビリンスシール70を形成しているので、
空隙g2部分は該ラビリンスシール70により保護
され、水分、塩分等の異物が空隙g2に侵入するこ
とを防止し、耐腐食性が向上する効果がある。従
つて、発電機の信頼性が向上する。
なお、水分、塩分等はラビリンスシール70に
より円環状の支持部66に付着するが、前記リヤ
ブラケツト18は通常アルミ材にて作られている
ため耐腐食性は良好で、支持部66とブラケツト
側の突出部との間の腐食は問題とならない。
更に本実施例には以下のような効果がある。ロ
ータコア22の同極間を結合している支持部66
は各々の磁極と機械的に結合しているだけで磁気
回路上の役目は何も果していない。従つてこの部
分を第2図のAの如く、爪状のコア22の間に断
面略三角形状の支持部を一体に構成した形状とす
ると、今度はロータコア22に対して異極である
ロータコア20からの漏洩磁束Bが生じ出力低下
の原因となる。結局、支持部66をかかる形状と
することにより漏洩磁束を減少させ発電機の効率
を向上させる効果がある。更に支持部を延長させ
たことにより、空隙部g2部の断面積が増加するた
め、この部分での消費起磁力を減少させる効果が
ある。
第4図及び第5図は本発明に係るブラシレス発
電機の回転子の第2の実施例を示す断面図であ
る。但し、第2図と同様あるいは同一構成部分は
同一符号を用いて示してある。
本実施例は第1の実施例と略同一のラビリンス
シール70を有する構成となつているが、更に、
円柱形の継鉄64のベアリング34側端面に、回
転軸26を中心とした略円錐状の穴72が設けて
ある。この穴72には潤滑剤または防錆剤等(一
般にはグリース74を用いる)が入れてある。
回転軸26が回転するとグリース74は回転遠
心力により円錐状の穴72部の斜面を外側へ押出
され流出する。ここで冷却風はリヤブラケツト1
8側より流入し界磁コイル28を冷却しロータコ
ア20の同極爪間の隙間よりフロントブラケツト
16側へ流れるため図中C点は負圧となる。この
ため、先きに流出したグリース74はC点方向に
吸引され、円筒形継鉄の外周面C1及びヨーク3
0の内周面C2に付着する。
前記グリース74を円錐状の穴72に入れない
と発電機が回転することにより発生する前記C点
の負圧によつて、D点への塵埃、塩分等の混入は
少ないが、回転を停止すると侵入が多くなりC点
の腐食が問題となる。またヨーク30の内周面
C2はリヤブラケツト18にインロー嵌合するの
が普通であるため、予め内周面C2に防錆剤を塗
布することは寸法的に困難である。また、ヨーク
30の端面E部も回転軸26に対して水平度を要
求されるため、同様に防錆剤を塗布することは寸
法的に難しい。
本実施例によれば、第1の実施例と同様の効果
の他に特に、継鉄64の端面に円錐状の穴72を
設け、該穴72にグリース74を充填することに
よつて、発電機を回転させるだけで、空隙g3及び
ヨーク30のインロー部をグリースシールするこ
とができるので、これらの部分の耐腐食性を向上
させる効果がある。
第6図及び第7図は本発明に係るブラシレス発
電機の回転子の第3の実施例を示す断面図であ
る。但し、第3図と同様あるいは同一構成部分は
同一符号を用いて示してある。
本実施例では、継鉄64に設けた略円錐状の穴
72に加えて、継鉄64の端面に溝76を設け、
この溝76の中にもグリース74を入れた構成と
なつている。この溝76にあるグリース74は長
時間に亙り円錐状の穴72の表面に這い出し回転
遠心力により前記穴72の斜面を外側に押出され
流出する。このため、グリース74の補給間隔を
長くする効果があり、グリースによる空隙保護効
果を長時間に亙り維持する効果がある。
以上の説明から明らかなように本発明によれ
ば、ロータコアとブラケツトとによりラビリンス
シールを形成するか、または継鉄部にグリース等
の表面保護剤を入れる穴を設けることにより、空
隙部の耐腐食性を向上させたブラシレス発電機の
回転子を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術によるブラシレス発電機の断
面図、第2図は本発明に係るブラシレス発電機の
回転子の第1の実施例を示す断面図、第3図は第
2図に示した回転子の斜視図、第4図は本発明に
係るブラシレス発電機の回転子の第2の実施例を
示す断面図、第5図は第4図に示した回転子の斜
視図、第6図は本発明に係るブラシレス発電機の
回転子の第3の実施例を示す断面図、第7図は第
6図に示した回転子の斜視図である。 14……ステータコイル、18……リヤブラケ
ツト、20,22……ロータコア、24……リン
グ、26……回転軸、30……ヨーク、64……
継鉄、66……支持部、68……突出部、70…
…ラビリンスシール、72……穴、74……グリ
ース、76……溝、g1,g2,g3……空隙。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 異極の爪状磁極間を非磁性体のリングで機械
    的に結合し、一方の極の爪状磁極は回転軸に固定
    された継鉄に一体的に固定され、他方の爪状磁極
    は前記継鉄の円周上に同心に配置されている円環
    状の支持部により支持され、前記爪状磁極と、前
    記爪状磁極の外周に設けられ、ステータコイルを
    有するステータと、前記爪状磁極と継鉄との間に
    そう入され、励磁コイルを巻装したヨークと、さ
    らに前記継鉄とから成り、間に複数の空隙を介し
    て磁気回路を形成するブラシレス発電機の回転子
    において、前記円環状の支持部の端部を発電機の
    後部に設けられているリヤブラケツトの方向に延
    長して円環状に突出して形成し、前記リヤブラケ
    ツトの一部に、前記突出した支持部と一定の間隙
    を介して重なり合うような円環状の突出部を設
    け、前記支持部の突出部と該リヤブラケツトの突
    出部によりラビリンスシールを形成させ、前記空
    隙部への異物の浸入を阻止したことを特徴とする
    空冷式ブラシレス発電機の回転子。 2 異極の爪状磁極間を非磁性体のリングで機械
    的に結合し、一方の極の爪状磁極は回転軸に固定
    された継鉄に一体的に固定され、他方の爪状磁極
    は前記継鉄の円周上に同心に配置されている円環
    状の支持部により支持され、前記爪状磁極と、前
    記爪状磁極の外周に設けられ、ステータコイルを
    有するステータと、前記爪状磁極と継鉄との間に
    そう入され、励磁コイルを巻装したヨークと、さ
    らに上記前記継鉄とから成り、間に複数の空隙を
    介して磁気回路を形成するブラシレス発電機の回
    転子において、前記円環状の支持部の端部を発電
    機の後部に設けられているリヤブラケツトの方向
    に延長して円環状に突出して形成し、前記リヤブ
    ラケツトの一部に、前記突出した支持部と一定の
    間隙を介して重なり合うような円環状の突出部を
    設け、前記支持部の突出部と該リヤブラケツトの
    突出部によりラビリンスシールを形成させ、前記
    継鉄部の発電機の後部に設けられたリヤブラケツ
    ト側端面に前記回転軸と同心円状に略円錐状の穴
    を設け、該穴にグリースを充填し、継鉄部の遠心
    力により該グリースを前記空隙部に流出させてグ
    リースシールすることを特徴とする空冷式ブラシ
    レス発電機の回転子。 3 特許請求の範囲第2項記載のブラシレス発電
    機の回転子において、前記継鉄部のリヤブラケツ
    ト側端面に設けられた前記略円錐状の穴の表面に
    溝を設け、該溝にグリースを充填したことを特徴
    とする空冷式ブラシレス発電機の回転子。
JP12727580A 1980-09-16 1980-09-16 Rotor of brushless generator Granted JPS5752358A (en)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12727580A JPS5752358A (en) 1980-09-16 1980-09-16 Rotor of brushless generator

Applications Claiming Priority (1)

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JP12727580A JPS5752358A (en) 1980-09-16 1980-09-16 Rotor of brushless generator

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5752358A JPS5752358A (en) 1982-03-27
JPS6311862B2 true JPS6311862B2 (ja) 1988-03-16

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ID=14955950

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JP12727580A Granted JPS5752358A (en) 1980-09-16 1980-09-16 Rotor of brushless generator

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2617002B2 (ja) * 1989-05-31 1997-06-04 日本電装株式会社 交流発電機
WO2010059629A2 (en) 2008-11-18 2010-05-27 Kenneth Laux Elevated bicycle-based transportation system, connection apparatus for bicycle and modified bicycle
JP6081304B2 (ja) * 2013-07-10 2017-02-15 株式会社東芝 横方向磁束型回転電機及び車輌

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS52156922U (ja) * 1976-05-25 1977-11-29

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JPS5752358A (en) 1982-03-27

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