JPS63118485A - 壁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野〕 この発明は、窓や出入口等の開口ををした壁に関するも
のである。

〔背景技術〕

従来、壁の開口部の内周面に沿って直接サツシを取付け
、このサツシに窓やドアを取付けていた。

しかし、サツシを直接開口部の内周面に取付けていたの
では、サツシの寸法は壁の開口寸法によって決定されて
しまう、したがって、サツシの開口寸法を変えるには、
そのサツシの寸法に応じた開口部を有する壁を使用しな
ければならない、このため、開口部の開口寸法が異なる
各種の壁を準備しておかなければならず、品種が多くな
るという問題があった。

【発明の目的〕

この発明の目的は、１品種で開口寸法の異なるサツシの
取付けが可能である壁を提供することである。

【発明の開示〕

この発明の壁は、壁本体の開口部の内周面に沿ってサツ
シを取付け、サツシと開口部の内周面との間にスペーサ
を着脱自在に介装したものである。

この発明の構成によれば、壁本体の開口部の内周面と、
この開口部の内周面に沿って設けたサツシとの間に着脱
自在にスペーサを介装したので、スペーサを介装すると
開口寸法の小さいサツシを取付けることができ、またス
ペーサを介装せずに１！接開口部の内周面に取付けると
開口寸法の大きなサツシを取付けることができる。この
ように、１品種の壁にて開口寸法の異なるサツシの取付
けが行え°る。

また、開口部の内周面とサツシとの間に介装したスペー
サを外して、代りに水密材を介装することにより、開口
部における防水性が高まり、バスルームにも使用するこ
ともできる。

実施例 この発明の一実施例を第１図ないし第３図に基づいて説
明する。すなわち、この実施例の壁は、建物の外面に沿
って設ける外壁パネルであり、第１図は壁の縦断面図を
示しており、第２図は横断面図を示している０図に示す
ように、この実施例の壁は、開口部１２を有した壁本体
ｌＯと、前記開口部１２の内周面１４，１６．１８に沿
らて取付けたサツシ２０と、このサツシ２０と前記開口
部１２の内周面１４，１６．１８との間に着膜自在に介
装したスペーサ２２，２４．２６とを備えたものである
。

壁本体１０は、上下左右の外周が横棒材２８゜３０およ
び縦枠材３２．３４にて囲まれ、両面に表面板３６．３
８を貼って構成されており、かつ開口部１２の上下左右
には中桟４０．４２．４４゜４６が設けられている。ま
た、開口部１２の上方には換気口４８が形成されており
、さらに上部の横棒材２８の上面には、この壁を立設し
た際に梁に固定する固定金具５０が固設されている。

開口部１２の上方の内周面１４には、スペーサ２２（第
１図）がねじ等で着脱自在に取付けられており、また開
口部１２の両側方の内周面１６゜１８にはスペーサ２４
．２６が同じくねじ等で着脱自在に取付けられている。

なお、スペーサ２２゜２４．２６は一体式のコ字形状の
ものであってもよい、サツシ２０は、開口部１２の屋外
側において上下左右の内周面１４，５２，１６．１８に
沿って、かつスペーサ２２．２４．２６を覆って設けら
れている。さらに、開口部１２の屋内側において上下左
右の内周面１４．５２．１６．１８に沿って飾り縁５４
が取付けられている。なお、飾り縁５４とスペーサ２２
との間、ならびに飾り縁５４と開口部１２の内周面５２
との間に木材５６゜５８が介装しである。

また、第３図は、バスルームに使用する壁の横断面図を
示している。この壁は、第１図および第２図に示した壁
から飾り縁５４ならびにスペーサ２２．２４．２６を取
除き、代りに水密材（ガーニッシュ）６０を介装したも
のである。水密材６０は、開口部１２の屋内側において
、サツシ２０と開口部１２の内周面１４．５２（第１図
）、１６゜１８との間に介装されている。

このように構成された壁によると、開口部１２の内周面
１４，１６．１８にスペーサ２２．２４゜２６を取付け
ることにより、開口寸法の小さいサツシ２０を設けるこ
とができる。また、スペーサ２２．２４．２６は内周面
に着脱自在に取付けられているので、スペーサ２２，２
４．２６を外して直接サツシを開口部１２の内周面１４
．１６゜１８．５２に取付けることにより、開口寸法の
大きなサツシを設けることができる。このように１品種
の壁にて開口寸法の異なるサツシ２０の取付けが行え、
品種の削減を図ることができる。

また、第３図に示すように、開口部１２の内周面１４．
１６．１８とサツシ２０との間に介装したスペーサ２２
．２４．２６を外して代りに水密材６０を介装すること
により、開口部１２における防水性が高まり、バスルー
ムにも使用することができる。

なお、前記実施例では、開口部１２の上方および両側方
の内周面１４，１６．１８にスペーサ２２゜２４．２６
を取付けたが、開口部１２の内周面１４゜１６．１８．
５２のいずれの辺にもまた何辺にも（例えば、内周面１
４のみや全通等）スペーサを取付けてもよい。

〔発明の効果〕

この発明の構成によれば、次の各効果が得られる。

壁本体の開口部の内周面と、この開口部の内周面に沿っ
て設けたサツシとの間にｔａ自在にスペーサを介装した
ので、スペーサを介装すると開口寸法の小さいサツシを
取付けることができ、またスペーサを介装せずに直接開
口部の内周面に取付けると開口寸法の大きなサツシを取
付けることができる。このように、１品種の壁にて開口
寸法の異なるサツシの取付けが行える。

また、開口部の内周面とサツシとの間に介装したスペー
サを外して代りに水密材を介装することにより、開口部
における防水性が高まり、バスルームにも使用すること
もできる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の縦断面図、第２図はその
横断面図、第３図はそのバスルームに通用する例の横断
面図である。 ｌＯ・・・壁本体、１２・・・開口部、１４．１６．１
８・・・内周面、２０・・・サツシ、２２．２４．２６
・・・スペーサ 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 開口部を有した壁本体と、前記開口部の内周面に沿って
   取付けたサッシと、このサッシと前記開口部の内周面と
   の間に着脱自在に介装したスペーサとを備えた壁。