JPS63118326A - アルキレンオキサイドのブロツクを含むポリエステル及び薬剤供給系としてのその使用 - Google Patents

アルキレンオキサイドのブロツクを含むポリエステル及び薬剤供給系としてのその使用

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JPS63118326A
JPS63118326A JP62220523A JP22052387A JPS63118326A JP S63118326 A JPS63118326 A JP S63118326A JP 62220523 A JP62220523 A JP 62220523A JP 22052387 A JP22052387 A JP 22052387A JP S63118326 A JPS63118326 A JP S63118326A
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block
polymer
oxide
copolymer
cyclic ester
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JP62220523A
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ドナルド・ジエイムズ・ケイシイ
ルイス・ロサテイ
ピーター・ケンドリツク・ジヤレツト
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American Cyanamid Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ジブロック及びトリブロック共重合体に関す
る。このジブロック共重合体又はABブロック重合体は
ポリアルキレンオキサイドを含んでなる第1のブロック
及びグリコール酸エステルとトリメチレンカーボネート
の結合から本質的になる第2のブロックを有する。
またトリブロック共重合体又はABAブロック共重合体
は、エチレンオキサイドの単独重合体或いはエチレンオ
キサイドと環状エーテルの共重合体のいずれかから両末
端ヒドロキシル水素を除くことによって得られる中央の
ブロックを有する。
他に、トリブロック共重合体は [式中、には2〜約9である] からなる群から選択される第1の環状エーテル及び [式中、yは1〜約9であり、そしてRはC3〜C,ア
ルキル基である] からなる群から選択される第2の環状エーテルの共重合
体から両末端ヒドロキシル水素を除去することによって
得られる中央のブロックを有する。
更に本発明は、薬剤好ましくは牛のツマ))ロピン(b
ST)及びABA又はABブロック共重合体を含んでな
る、但し(B)ブロックがポリ(アルキレンオキサイド
)でありそして(A)ブロックが(1)α−ヒドロキシ
酸の環状エステル及び(2)第2の環状エステルの分解
しうるランダム共重合体を含んでなり、なお第2の環状
エステル単量体が第1の環状エステルと同一でない、徐
放性の薬剤供給系に関する。好適な重合体は、ブロック
重合体のa−ヒドロキシ酸の第1の環状エステルがグリ
コリドであり、そして第2の環状エステル単量体がトリ
メチレンカーボネートであるものである。
ブロック重合体におけるポリ(アルキレンオキサイド)
の濃度は、ブロック共重合体の約4〜約54重量%、好
ましくは約4〜約30重量%の範囲内であり、そしてグ
リコリドとトリメチレンカーボネートの比はグリコリド
約45重量%及びトリメチレンカーボネート約55重量
%ないしグリコリド約68重量%及びトリメチレンカー
ボネート約32重量%の範囲内である。(B)成分のポ
リ(アルキレンオキシド)の平均分子量は約5000〜
約20,000の範囲内である。
ABブロック重合体は、ポリアルキレンオキサイドを含
んでなる@iのブロック共重合体及びグリコール酸エス
テルとトリメチレンカーボネートの結合から本質的にな
る第2のブロックである。
1つの具体例において、ポリフルキレンオキサイドのブ
ロックが共重合体の5〜25重量%である。
他の具体例において、ポリアルキレンオキサイドのブロ
ックの数平均分子量は約4000〜30゜000である
。更に他の具体例において、ポリアルキレンオキサイド
のブロックは1端がC1〜C6フルキル基で、他端がヒ
ドロキシル基で終るポリアルキレンオキサイドに由来す
る。
上記具体例のいずれかの特別な例において、ポリアルキ
レンオキサイドのブロックはエチレンオキサイドの単独
重合体に由来する。他の特別な例1こおいて、ボリアフ
レキレンオキサイドのブロックはエチレンオキサイドと
環状エーテルのブロック又はランダム共重合体に由来す
る。更に特別な具体例において、環状エーテルは 又は 1式中、×は2〜約9であり、yは1〜約9であり、そ
してRはC1〜C,アルキル基である]からなる群から
選択される。
更に他の特別な例において、ポリアルキレンオキサイド
のブロックは、 1式中、Xは2〜約9である] からなる群から選択される第1の環状エーテル及び 1式中、yは1〜約9であり、モしてRは01〜C1l
アルキル基である] からなる群から選択されるvJ2の環状エーテルのブロ
ック或いはランダム共重合体に由来する。
更に特別な具体例(上述の特別な具体例に対しで)にお
いて、生物吸収性(bioabsorbable)ジブ
ayり共重合体が発明された。この共重合体の固有粘度
は、クロロホルム又は塩化メチレン中0.5%(、/v
)の溶液に対して30 ’Cで測定して0.25〜約1
 、50 d1/gである。
トリブロック共重合体において、中央のブロックはエチ
レンオキサイドの単独重合体或いはエチレンオキサイド
と環状エーテルとのブロック又はランダム共重合体のい
ずれかから両末端ヒドロキシル水素を除くことによって
得られる。1つの具体例において、環状エーテルは、 又は [式中、Xは2〜約9であり、yは1〜約9であり・、
そしてRはC3〜C6アルキル基である]からなる群か
ら選択される。
更に交互トリブロック共重合体が発明された。
中央のブロックは、 [式中、には2〜約9である] からなる群から選択される第1の環状エーテル及び [式中、yは1〜約9であり、セしてRはC1〜C6ア
ルキル基である] からなる群から選択される第2の環状エーテルのブロッ
ク或いはランダム共重−合体に由来する。
上述の具体例のいずれかの更なる具体例において、トリ
ブロック共重合体の各端のブロックは、グリコール酸エ
ステル及びトリエチレンカーボーネート結合から本質的
になる。特別な具体例において、中央のブロックは共重
合体の5〜25m景%である。更に特別な具体例におい
て、中央のブロックの数平均分子量は約4000〜30
,000である。
最も特別な具体例(上述の特別な具体例に対して)にお
いて、生物吸収性トリブロック共重合体が発明された。
この共重合体の固有粘度は、クロロホルム又は塩化メチ
レン中0.5%(tw/V)の溶液に対して30℃で測
定して0.25〜約1.50dJ/gである。
水性環境において、ABA又はABブロック重合体から
なる熱可塑性ヒドロデルは、予しめ決められた平衡値ま
で膨潤し、そして多m類の低分子量及び高分子量(>1
0000)の生物学的活性物質を遊離しよう、更に、こ
の材料はある期間にわたって完全に号解し且つ身体から
排除することができる。これらの物質の特別な利点はそ
の熱可塑性にある。即ちそれらは通常の溶液又は熱的技
術によって加工することができる。
最近、ヒドロゲルを多種類の生化学的(獣医学的を含む
)用途例えばコンタクトレンズ、バーン・ドレッシング
(burn  dressing)、血液及び組織適合
性埋込物及び薬剤供給手段に用いることに興味がもたれ
てきた。調節された薬剤供給手段の場合、架橋したヒド
ロデル材料は多くの成功を収めている。しかしながら、
これらの材料は、架橋の性質の結果として加工性に欠け
るような欠点をもっている。
本発明者のこの問題に対する研究手法は、ABA及びA
Bブロック共重合体の、熱可塑性の分解しうるヒドロデ
ルとしての使用法を検討することであった。これらのブ
ロック重合体において、(n)ブロックはポリ(アルキ
レンオキサイド)のような水溶性重合体であり、そして
ブロック(A)はグリコリド(Gly)及びトリエチレ
ンカーボネート(TMC)の分解しうるランダム共重合
体からなる。
ブロック共重合体の中央の及び両端のブロックは化学的
に適合性がなく、結果として結晶性アルキレンオキサイ
ド領域が01177MCマトリックス中に分散している
相分離系が生成する。水性環境にさらした時、ブロック
共重合体セグメントは種々のブロック構造の組成及び分
子量の関数としての量の水を吸収する。更にランダム0
1177MCブロックの低ガラス転移温度は、膨潤時に
マトリックスの容易な変形を起こさせる。これは膨潤過
程によってもたらせる寸法変形をW!4節するために必
要である。ポリ(アルキレンオキサイド)はポリ(C2
〜C4)オキサイドである。典型的には、(B)ブロッ
クとして用いられるポリアルキレンオキサイドは、ヒド
ロキシル末端のポリエチレンオキサイド、ヒドロキシル
末端のポリエチレンオキサイドーコープロピレンオキサ
ド、及びヒドロキシル末端のポリエチレンオキサイドの
モノメチルエーテルを含む。
本発明の徐放性の薬剤供給系は、製薬学的に及び生理学
的に許容しうる液体賦形剤から調節される埋込物又は非
経口懸濁液として使用しうる。
ABA )リブロック共重合体を含む上述のブロック共
重合体を製造するための選択法は、待に精製された市販
の2官能性ポリ(エチレングリコール)を開始剤として
用いるグリコリド及びトリメチレンカーボネートの溶融
開環共重合である。これらの重合は攪拌反応器中窒素下
において165°Cで行なわれる。最大の溶融粘度に達
した時、重合体を取出し、室温まで冷却する。重合体は
その塩化メチレン:If#液をメタノール又はエタノー
ル中へ沈澱させることによって精製することができる。
TL水j!η火尤− 上記重合体の試料は、押出し磯で60〜100℃下に押
出して、平均直径1 、5 Ilmの繊維を与える。次
いでこの繊維をbcさ1″に切断し、いくつかを室温下
に脱イオン水中に入れる。種々の時間間隔において、繊
維を取り出し、表面の液体を完全に拭きとり、吸水量を
重量で測定する。他に吸収量は、重合体を90℃で圧縮
成形することにより、或いは重合体の薄いフィルムを溶
液からキャストすることにより製造される薄いフィルム
(0゜611III+)で測定することができる。
製造法 重合体の溶液(20〜50%w / v )を、塩化メ
チレンのような適当な低沸点溶媒中で調製する。塩化メ
チレンに不溶な生物学的に活性な物質例えば牛のツマ)
)ロピン(bsT)を迅速に攪拌しながら添加して粘稠
なスラリーを生成せしめる1割合は活性物質が最終の乾
燥材料の重量の1〜75%である。次いでこのスラリー
を一78℃まで予冷却した型に注入する。約15分後に
、凍結した平板を冷凍機中に3〜4日間置き、溶媒の殆
んどを蒸発せしめる。溶液キャスト円板の最終乾燥は真
空下に室温で行なわれる。この円板は四角形に或いは好
適な方法の場合、凍結状態で20メツシユのふるいを通
過するように粉砕しで注射又は埋込みうる粒子形にする
ことができる。
B、共1Ju□ 上記重合体と生物学的に活性な物質を、実験室での規模
の押出し磯により60〜110℃で共押出しする。活性
物質の比は1〜50%/wであるように選択されるが、
好ましくは25〜b/wである。直径1 、5 mmの
繊維はある長さに切断することができ、或いは凍結状態
で20メツシユのふるいを通過するように粉砕して注射
しろる粒子にすることができ、或いは繊維を直接埋込む
ことができる。
μm   での 1 ′辷− 生物学的に活性な物質例えばbSTを負荷した重合体の
試料(0,5〜2.5g)をポリプロピレン製の溶解管
中に入れる。生理学的状態を模倣するために、pH=7
.4の燐酸塩緩衝の食塩水3(Laj!を添加し、管の
ふたをする6次いで溶解管を37“Cの水浴中3〜? 
rpmで回転させる1周期的に溶液の一部を除去し、新
しい緩衝食塩水で置き換える。次いで採取した一部を、
ビューレフト分析によって全蛋白質含量に対し分析する
6蛋白質の銅錯体を分光学的に540nmで測定し、既
知量の同一の蛋白質で作成した補正曲線と比較する。好
適な方法においては、全緩衝溶液を毎日溶解管から傾斜
し、新しい緩衝溶液30aalで置さがえる。次いで傾
斜した緩衝溶液を上述の如くビューレフト分析で分析す
る。
±胚lじトへ1聞ff1lfL bSTを含有する重合体を20メフシユのふるいを通過
するように粉砕し、ダイズ油に懸濁させる。6匹の脳下
垂体を切開した[ハイボックス(hypOx)]ラット
に、bsTを含有する重合体を注射する。注射の量を、
各動物がbsT800μgを受けるように調節する。更
に6匹のハイボックス・ラットの2つの対照群も使用す
る。この第1群(陽性の対照)はそれぞれ10日間にわ
たり毎日緩衝液中bsT80μgを受ける(全5180
0μg)。fjS2の対照群(陰性の対照)は水性緩衝
液の注射を毎日受ける。次いで3つの群の平均の重量増
加を10日問にわたって測定する。
上述の具体例は以下の実施例において更に完全に記述さ
れる。
DL−ラクチド:DL−ラクチドをブック(Purac
)社から購入した。DL−ラクチドlk、を、ペンゾフ
ェノンケチルからの蒸留により乾燥したトルエン(15
00g)と共に1%時開還流させた。残存水を、トルエ
ン/水共沸物の、ディーンースタークhII集器中への
捕集によってDL−ラクチドから除去した。乾燥DL−
ラクチド溶液を室温まで冷却し、冷蔵庫中に夜通し置い
た。次いで結晶化し?、:DL−ラクチドを迅速に濾過
し、真空炉中で夜通し乾燥した。再結晶の収率は84%
であった。
ポリエチレングリコール−aooo:ポリエチレングリ
コール−8,000(PEG  8,000)(IGo
FK)をメタノール(1600ral)に溶解した。次
いでPEG溶液から触媒の不純物を除去し、溶液を、メ
タノールで調整された混合床の7ニオン性及びカチオン
性イオン交換O(脂[アンバーライ)(AmberiL
e)M B−3、ローム・アンド・バー入社(Robm
  and  Haas  Co、t PA、米国)]
中をゆっくり通過させることによって脱イオン化した。
カラムから流出させた後に溶液を夜通し冷凍機中に置く
ことによってPEGを結晶化させた。次いで結晶PEG
を濾過し、2時間空気乾燥した。更にPEGをアセトン
(1600mjりからの再結晶により精製した。再結晶
したPEGを濾過し、真空炉中で夜通し室温下で乾燥し
た。重合に先立って、精製したPEGの所望の量を、P
、O9を乾燥剤として用いる真空炉中で70℃に更に加
熱することによって精製した。PEG−14,000及
びPEG−20,000も同一の方法で精製した。
プルロニック(P ruronic)F 68 :プル
ロニックF68を、PEG−に対して上述した如く、但
しアセトン再結晶の工程を行なわない以外同一の方法で
精製した。メタノールで再結晶したプルロニックF68
を濾過し、真空炉中で室温下で乾燥した。
重合前にプルロニックF6Bを、P2O,を乾燥剤とし
て含む真空炉中で70℃に加熱することによって更に乾
燥した。
ブルロニックpios:プルロニツクP105をPEG
に対しで上述したものと同一の方法により精製した。重
合体を回転蒸発機によりメタノール溶液から回収した。
残存するメタノールを真空中での恒量になるまでの乾燥
により除去した。この物質を7七トンから再結晶しなか
った。重合前にプルロニックP105を、P t Os
を乾燥剤として含む真空炉中で50℃に加熱することに
よって更に乾燥した。
ポリエチレングリコールメチルエーテル:公称の分子1
15000を有するポリエチレングリコールメチルエー
テルをPEGに対して上述したものと同一の方法で精製
した。
250論2のフラスコにPEG−14000(50g、
0.0036モル)を仕込んだ。このフラスコを真空炉
中に置き、PEGを、P2O,を乾燥剤とする真空下に
70℃で夜通し乾燥した6次いでフラスコをN2下にグ
ローブ・バック中に入れた。
グリコリド(2s、o、、、0.21モル)及びトリメ
チレンカーボネート(25,OFl、 0.24モル)
をフラスコに仕込み、内容物を溶融し、N、下に混合し
た・次いでこの単量体温金物を、N2流下に165℃に
加熱しである攪拌反応器中に迅速に移した。オクタン酸
第1スズ(0,16モル、4.9xio−’モル)を、
注射器により迅速に反応器に仕込んだ、この重合体溶融
物を165℃下に40rpmで約3時間攪拌した。この
時間は溶融粘度における最大値に相当した。重合体を反
応器から取出し、室温まで冷却した。粗生成物(42,
8g)の一部分をCH2C12(250mj!>中に溶
解し、迅速に攪拌しである無水エタノール(3000m
jり中に滴々に沈澱させた。濾過及び恒量までの乾燥後
、沈澱物の収率は96%であると決定できた6重合体の
固有粘度(0,5%、CHC/!3中、30℃)は0 
、38 dl/gであった。組成を’H−NMRにより
分析し、Gly/PEO/TMCが重量%で34/41
/25であることがわかった。重合体のTgは11℃で
あり、融点(Tm)は59℃であった。
及(涯1−七支 PEG含量及びPEG分子量を変えることにより、実施
例2における如くいくつかの重合体を製造した(第1表
)。Gly/PEO/TMC)リブロック共重合体の多
くにおいて、Gly/TMCの仕込み比は60/40重
1%であった。これは依然通常の有機溶媒への溶解度を
保持しつつもゴム状の末端ブロックの最大Tg(9℃)
を与乏た。このゴム状末端ブロックのTg(7〜16℃
)はGly/TMCの60/40のランダム共重合体の
Tgに非常に近かった。更に結晶PEOセグメントのr
omは5〜10℃低下したにすぎなかった。
グリコリド(117,Og、 1.01モル)、トリノ
チレンカーポネー)<71.0g、0.70モル)、P
EG−8000(12,0g)及びオクタン酸第−スズ
(0,33ml、1.OXI O弓モル)を実施例2に
おける如く攪拌反応器中で一緒にした。次いでこの反応
混合物を169℃及び36〜40rpmで1・5時間攪
拌した。この重合体の性質を第1表に要約する。
グリコリド(110,4g、 0.95モル)、トリメ
チレンカーボネート(73,6g、0.72モル)、P
EG3000(1f3.0g)及びオクタン酸第−スズ
(0,32mJ!、9,96X10−’モル)を−緒に
し、実施例15における如く重合させた。この重合体の
性質をtttJ1表に要約する。
グリコリド(10a、o、、、0.93モル)、トリメ
チレンカーボネー)(72,0g、0,71モル)、P
EG3000(20,0g)及(/ オ99 ンR1l
’−−スズ(0,32ml、 9,90X 10−’モ
ル)を−緒にし、実施例15における如く重合させた。
この重合体の性質をm1表に要約する。
大1U生−」工し グリコリド(54,Og、0.46モル)、dt−ラク
チド(a 1.Og、0.5 aモル)、PEG−80
00(15,0g)及びオクタン酸第−スズ(0,32
mj!。
9.9(3X10−″4モル)を−緒にし、実施例2に
記述したように重合させた。この重合体の性質を第■表
に要約する。
グリコリド(53,2g%0.46モル)、l−ラクチ
ド(13o、ag、0.9モル)、PEG−8000(
1G、Og)及びオクタンl!I!第一スズ(0,05
a+1゜1.56X10″″4モル)を−緒にし、実施
例2に記述した方法で重合させた。この重合体の性質を
第■表に要約する。
犬[ !−ラクチド(88,0g、0.61モル)、トリメチ
レンカーボネート(96,0g、0,94モル)、PE
G−8000(16,0g)及びオクタン酸第−スズ(
0,31論1.9.74 X 10−’モル)を−緒に
し、実施例2に記述した方法で重合させた。この ・重
合体の性質を第■表に要約する。
グリコリド(25,Og、0.17モル)、dl−ラク
チド(25,0g10.21モル)、PEG−20,0
00(50,Og>及びオクタン!!!第一スズ(0,
16II11.4,94X10″″4モル)を−緒にし
、実施例2に記述した方法で重合させた。この重合体の
性質を第■表に要約する。
ffi虹 実施例3の重合体の、CH2Cl、中20%w/v溶液
を溶液キャストすることによってフィルムを製造した。
溶媒を夜通し蒸発させた後、更にフィルムを真空下に室
温で夜通し乾燥した。実施例3.4及び21の重合体か
ら作ったフィルムを攪拌しながら37℃の水中に置いた
。24時間後、実施例3及び実施例4からのフィルムは
乳化液を生成した。3日までに、実施例21からのフィ
ルムも乳化液を生成した。
実施例7からの重合体試料(1,5g)を押出し磯によ
り10℃で押出して、直径1 、5 IInの繊維を得
た。この繊維からそれぞれ長さ約1″の試料を切断した
。この試料を室温で脱イオン水中に入れた。周期的に試
料を取出し、拭いて乾かし、吸水量を重量で測定した。
この吸水量を第■表に示す。
1280分での値から、繊維に対する平衡の吸水量は2
32±3%であると計算された。
実施例7の重合体のフィルム(12X4X0.6−)の
4つの試料に対して同一種の吸水量分析を行なった。こ
の結果を第■衰に示す。フィルムの吸水量の平衡値に達
する時間が短かければ短いほど、フィルムの表面対容量
比の大きいことに対応する。
18   80.9     22   238.73
2   89.3     35   271.045
  107.9     63   279.565 
 133.6     81   2B2,290  
158.2     216   279,1118 
 183.7     363   253.5148
  204.3    1560   266.317
9  223.3 1155  237.6 いくつかのGly/PEO/TMCヒドロデルのall
及tF 1 ツf)GIy/di−59チ)’/ P 
EOヒl’ロデルの繊維について吸水量の実験を行なっ
た(第■表)、測定は脱イオン水中室温で行なった。す
べての報告する平衡吸水量の値は4又は5つの試料の平
均である。
第■表のデータについて、いくつかの−膜化を行なうこ
とができる。水の吸収の平衡値に達する時間は試料の形
に依存する(実施例7の繊維対フィルム)、水の吸収の
平衡値に達する時間はPEO含量の増加につれて減少す
るようである。
データのバラツキ内において、平衡吸水量は5〜30%
の範囲においてPEO含量と直線的に関係する。PEO
ブロックのMWの、これらのトリブロック重合体の膨潤
に及ぼす影響は顕著ではない(PEOのMW8000〜
20,000の範囲内において)。
第■表に示される1つの重要な相違は、実施例10(G
ly/PEO/TMC)の、実施例18(Gly/PE
O/dj!−ラクチド)との対比である。両方は凡そ同
一のパーセントでPE08000を有するが、実施例1
0の再沈させた試料は124%(Te111日)の平衡
水含量を有し、一方実施例18の再沈させた試料に対し
ては13日で9.9%であった。この差は2つのマトリ
ックスの相違を見ることによって合理的に説明すること
ができる。実施例10の試料の場合、ゴム状Gly/T
MCマ) +77クスは自由に変形して膨潤によって引
き起こされる寸法変化を調節する。しかし実施例18に
おいてGly/dl−ラクチドのマド1ノ?クスはガラ
ス状態である。これは、Gly/dl−ラクチドのマト
リックスが水で十分に可塑化されるまでゆっくりした水
の吸収曲線をもたらすはずである(13日において平衡
が達成されなかったことを想起すべきである)。
プルロニックF 68 (B A S F  Wyan
dotte米国)は、ポリ(エチレンオキサイド)(P
EO)(80モル%)及びポリ(プロピレンオキサイド
)(PPO)(20モル%)の、PPOが中央のブロッ
クを形成し且つ全分子量が約8400である、トリブロ
ック共重合体である。この共重合体はPEOと同様に末
端がヒドロキシル基であり、これを環状エステルの開環
重合に対する開始剤として使用することができる。
グリコリド(82,8g)、)リメチレンカーボネ−)
(55,2g)、プルロニックF68(12,Og)及
びオクタン酸第−スズ(0,242mji)を実施例2
における如く攪拌反応器中で一緒にした。次いでこの反
応混合物を165℃及び40 rpmで1.5時間攪拌
した。重合体を実施例2における如く回収した。これは
次のように特徴づけられた:ηInh(CHC13):
0,40;組成:56/8/3 G(IH−NMR);
TB:14℃;T論42℃。
プルロニックP 105 (B A S F  Wya
ndotte。
米国)は、ポリ(エチレンオキサイド)(PEO)(5
0モル%)及びポリ(プロピレンオキサイド)(PPO
)(50モル%)の、PPOが中央のブロックを形成し
且つ全分子量が約6500である、トリブロック共重合
体である。この共重合体はPEOと同様に末端がヒドロ
キシル基であり、これが環状エステルの開環重合に対す
る開始剤として使用することができる。
グリコリド(54g)、)リメチレンカーボネー)(3
6g)、プルロニックF68(i o、o、、)及びオ
クタン酸第−スズ(0,19mjりを実施例2における
如く攪拌反応器中で一緒にした。次いでこの反応混合物
を165℃及び40 rpmで1.5時間攪拌した。重
合体を実施例2における如く回収した。
これは次のように特徴づけられた:ηfnb(CIIC
jt、):0.35:組成:5 G/9/35(’H−
NMR)。
ポリ(エチレングリコール)メチルエーテルEO−50
00)はアルドリッチ・ケミカル社(Aldrich 
 CI+emical  Co.)から購入した。分子
量は5000であると報告されている。この重合体は末
端の1つがヒドロキシル基で、1つがメチルエーテル基
である。それ故に、この分子の1端だけが環状エステル
の開環重合を開始してABジブロック共重合体を生成す
るために使用することができた。
グリコリド(84,6g)、トリメチレンカーボネート
(s4.4g)、PE05000(10,Og)及びオ
クタン酸第−スズ<0.242mjりを実施例2におけ
る如く攪拌反応器中で一緒にした。次いでこの反応混合
物を165℃及び40rpmで1.5時間攪拌した。重
合体を実施例2における如く回収した。これは次のよう
に特徴づけられた:’71nb(CHC/!、GO,4
0;組成:57 / 6 / 37 (’H−N MR
);Tg:12℃;Tm59℃。
チオフィリン及びヒドロゲル実施例10[GI。
/PE0−8000/TMC(50/8/42 )]を
混合し、実験室用押出しへにより80℃で押出した。チ
オフィリンの添加量は30%11/wであった。
2000輸lの24/40三角フラスコに、ヒドロゲル
組成物0.2939g、燐酸塩緩衝液(pH6゜89)
882mj!及び磁気攪拌子を入れた。このフラスコを
迅速に39℃の水浴中に入れ、水中で駆動しうる攪拌プ
レートを用いて攪拌を始めた。ぜん動式ポンプを用いて
、通流型UVセル中に緩衝溶液を循環し、チオフィリン
の放出を284〜287n−の慨域での吸光度を追跡す
ることによって監視した。30%負荷したヒドロゲル実
施例10に対する分画放出を第V表に示す。放出曲線は
マリドックス型の用具からの放出の典型である。この種
の用具からの放出は放出速度にtにの依存性(時間の平
方根に直線的)を示すことが予想されよう。
時間の平方根に対してプロットした時、放出は全分画放
出の85〜90%まで直線的であった。
第v表 イリン放出 時1つ−雄五び( 89,3 1318,7 1824,0 2330,7 3036,0 3640,0 5152,0 6661,3 8168,0 9873、3 11177,3 14184,0 18689,3 24993,3 42997、3 81998,7 1149100,0 一施  29〜31 負荷量20.10及び5%w/wの実施例10のヒドロ
デルからのチオフィリンの放出は実施例28と同一の方
法で行なった。この系に対して、放出速度は5〜20%
の範囲の負荷量に対して非常に類似しており、チオフィ
リンの100%放出は13−15rKIf間カカッタ。
実施例14の5%負荷のヒドロデル(Gly/PE08
,000/TMC5815/37)からのチオフィリン
の放出は、実施例10のヒドロデルと比較して非常に遅
い放出速度を示した。これは2つの重合体の膨潤挙動に
おける相違に帰せられる。
実施例10のヒドロデルは(その高PEO含量のために
)24時間で124%の平衡含水量に達した。一方実施
例14のヒドロデルは5%のPEOしか有さず、13日
間で約28%の水を吸収した。
第 ■ 表 0.5       2.0 1.12      2.3 4.65      2.4 7.62.6 10.6       3.4 25.15      6.7 46.15      7.3 63、15      7.9 82.15      8.2 匿 多数のヒドロデルの組成物(第■表)及び製造法に対し
てbSTの試験管内放出を測定した。結果は、一般にb
ST放出速度がヒドロデルのPEO含量の増加と共に増
大するということを示す6前述したように、高PIEO
含量は増大した平衡吸水量を誘導し、これが膨潤したゲ
ル中でのより迅速な拡散を可能にする。いくつかの他の
傾向は第■表の結果から明らかである。製造法はbsT
のヒドロデルからの放出速度に非常に影響する。一般に
押出された繊維は溶液キャストフィルムよりも遅い放出
速度を与えることが発見された。キャストフィルムは乾
燥工程により多数の空隙を含み、しばしば剥離した。こ
れは押出した繊維に比較して非常に高い表面/容積比を
有する組成物を与えた。この高表面/容積比は溶液キャ
ストフィルムに対する1日にすぎない高放出速度を説明
する。
PEOの分子量の関数としての放出速度における識別し
うる相違は検出できなかった。再び、これは検討した分
子量範囲においてPEGの分子量がヒドロデルの膨潤挙
動に影響しないことが予じめ示されでいるから予想され
るものである。最後に、放出速度は種々の添加剤を組成
物中に混入することによって改変できることが示される
。I+ST/ヒドロデル(実施例10)及びGly/L
−ラクチド(40760)fi重合体η1nb= 0 
、50 )の混合物(25/ 50 / 25 )を押
出した。この混合物の測定された試験管内放出速度はヒ
ドロデルに対する放出速度の約%であった。非膨潤性の
Gly/L−ラクチド重合体の混合により、それは全体
のPEO含量を低下させ且つヒドロゲルの吸水量を減少
させるのに機能した6測定された放出速度は水溶性重合
体の混合によって増大させることもできた。
ソルビトールを前述した混合物に添加した時、測定され
た放出速度は元のヒドロゲルの放出速度より大きかった
。水溶性の充填剤は可溶化媒体中に浸出し、より多孔性
のマトリックスを残こし、これが活性物質の放出を容易
にする。
来111−」−乳 肚 bsTの促進された試験管内放出を、実施例26の重合
体の繊維で測定した。重合体及びbsT(40%負荷)
を実施例33における如く押出した。
この組J&物はpH9,4及び37℃において少くとも
22時間にわたりbSTを連続的に放出した。
匿 bSTの促進された試験管内放出を、実施例26の重合
体の繊維で測定した。重合体及びbST(40%負荷)
を実施例27における如く押出した。
この組成物はpH9,4及び37°Cにおいて少くとも
22時間にわたりbSTを連続的に放出した。
雌 試験管内放出曲線に基づいて、2つの組成物を、ハイボ
ックス・ラットにおけるbSTの生体内試験に関して試
験した。生体内測定の実験的詳細は前述した通りである
。結果を第1表に示す。両岨威物は10日の試験剤D1
1を通してハイボックス・ラットにおける成長を示した

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリアルキレンオキサイドを含んでなる第1ブロッ
    ク及びグリコール酸エステルとトリメチレンカーボネー
    トの結合から本質的になる第2ブロックを有するジブロ
    ック共重合体。 2、ポリアルキレンオキサイドのブロックが共重合体の
    5〜25重量%である特許請求の範囲第1項記載のジブ
    ロック共重合体。 3、ポリアルキレンオキサイドのブロックの数平均分子
    量が約4,000〜30,000である特許請求の範囲
    第1又は2項記載のジブロック共重合体。 4、ポリアルキレンオキサイドのブロックが▲数式、化
    学式、表等があります▼ [式中、xは2〜約9である] からなる群から選択される第1の環状エーテル及び ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、yは1〜約9であり、そしてRはC_1〜C_
    6アルキル基である] からなる群から選択される第2の環状エーテルのブロッ
    ク或いはランダム共重合体に由来する特許請求の範囲第
    1〜3項のいずれかに記載のジブロック共重合体。 5、エチレンオキサイドの単独重合体或いはエチレンオ
    キサイド及び環状エーテルのブロック又はランダム共重
    合体のいずれかから両末端ヒドロキシル水素を除去する
    ことによって得られる中央のブロックを有する非繊維形
    に有用なトリブロック共重合体。 6、薬剤及び ABA又はABブロック共重合体 を含んでなる、但し(B)ブロックがポリ(アルキレン
    オキサイド)でありそして(A)ブロックが(1)α−
    ヒドロキシ酸の環状エステル及び(2)第2の環状エス
    テルの分解しうるランダム共重合体を含んでなり、なお
    第2の環状エステル単量体が第1の環状エステルと同一
    でない、徐放性の薬剤供給系。 7、重合体がABAブロック共重合体でありそして第1
    の環状エステルがグリコリドで、第2の環状エステル単
    量体がトリメチレンカーボネートである特許請求の範囲
    第6項記載の薬剤供給系。 8、(B)ブロックがポレエチレンオキサイド或いはポ
    リエチレンオキサイド−コープロピレンオキサイドであ
    る特許請求の範囲第7項記載の薬剤供給系。 9、薬剤が牛のソマトトロピン又はチオフィリンであり
    、そしてポリ(エチレンオキサイド)がABA重合体の
    約4〜約54重量%であり且つポリ(エチレンオキサイ
    ド)の平均分子量が6,000〜25,000の範囲内
    である特許請求の範囲第7項記載の薬剤供給系。 10、重合体がABブロック重合体であり、そして第1
    の環状エステルがグリコリドであり且つ第2の環状エス
    テル単量体がトリメチレンカーボネートである特許請求
    の範囲第6項記載の薬剤供給系。
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