JPS63118118A - 顕微鏡用液浸油 - Google Patents

顕微鏡用液浸油

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JPS63118118A
JPS63118118A JP26419486A JP26419486A JPS63118118A JP S63118118 A JPS63118118 A JP S63118118A JP 26419486 A JP26419486 A JP 26419486A JP 26419486 A JP26419486 A JP 26419486A JP S63118118 A JPS63118118 A JP S63118118A
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JP
Japan
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immersion oil
formula
oil
microscope
liquid
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JP26419486A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Tanaka
田中 逸啓
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は顕微鏡用液浸部に関し、詳しくは特に蛍光顕微
鏡用の液浸部として好適な液浸部に関する。
[従来の技術およびその問題点] 顕微鏡の倍率を高める方法の1つとして対物レンズの開
口数を大きくする液浸部がある。この場合に用いる液浸
部としてはグリセリン、シリコン油、ポリ塩化ビフェニ
ル(PCB)を主剤とするもの(以下、 pCa油とい
う、)等が知られている。
しかしながら、グリセリンは吸湿性があり屈折率も低く
、シリコン油は高粘度であり屈折率が低いという欠点が
ある。また、 pcB油は人体に有害であるという欠点
がある。
このような不都合を解消させるために、特公昭55−3
5053号公報ではシフエルメタン誘導体と流動パラフ
ィンとから構成した液浸油を提案している。
しかしながら、この液浸油は、屈折率、アツベ数、粘度
、解像力など5aut鏡用液浸油に要求される諸性質を
ほぼ充分に備えた優れたものであるが1分光光度計によ
る測定では蛍光性が高過ぎることから、蛍光顕微鏡用液
浸油としては不適当であった。
この発明は、前記問題点を解消し、低蛍光性であり、し
たがって蛍光類!11鏡にも好適であり、その他の諸性
性にも優れた顕微鏡用液浸油を提供することである。
[発明が解決しようとする問題点] 前記問題点を解決するこの発明の構成は。
(ただし、式中、R1、R7! 、 1li3 、 R
# 、 R5およびR6は水素原子または低級アルキル
基を示す、) (ただし1式中、mは0.1または2を表し、nは1ま
たは2を表す、) で表される化合物の中から選ばれた少なくとも1種の化
合物と、ハロゲン化パラフィンおよび/または液状ジエ
ン系重合体とからなることを特徴とする&il微鏡用液
浸油である。
この発明では、前記式(i) 、 (ii)および(i
ii)で表される化合物を使用するが、先ず式(i)で
示されるものとしては、たとえば、ジフェニルメタン、
l−フェニル−t−p−トリルエタン、l−フェニル−
1−(3,4−ジメチルフェニル)エタン、1−(2′
−メチルフェニル) −1−p−)リルエタン、1−(
2′−メチルフェニル)−1−(3,4−ジメチルフェ
ニル)エタンなどがある。これらの外に、前記11i1
 、 R2、Rff 、R4、R5およびR6それぞれ
が、水素原子、メチル基、エチル基、プロピルノ^、プ
チルハなどの低級アルキル基であり、ベンゼン核の適宜
の位置にこれらが結合してなる化合物も、この発明の範
囲に含まれる。
前記式(11)で表される化合物としては、具体的には
、例えば2.4−ビス(α−メチルベンジル)トルエン
、1.2−ビス(α−メチルベンジル) −4,5−ジ
メチルベンゼン、2−(2−メチル−α−ベンジル)−
4−(α−メチルベンジル)トルエンなどがある。
前記式(iii)で表されるものとしては2例えば、2
.4−ジフェニル−4−(3,4−ジメチルフェニル)
ブタンがある。
前記式(i)〜(iii)で示される各種の化合物の(
ただし1式中 R?およびR8は低級アルキル基を示し
、R9は水素原子またはα−メチルベンジル基を示す、
) で表わされる化合物が好ましく(註;クレーム1が拒絶
されたらこの式(iマ)に減縮する方針です。
ただし、この式で示されるのはほぼ実施例程度の範囲で
権利範囲は広くない、)、特に前記R1およびR8がメ
チル基である化合物が好ましい。
この発明では、上述のような化合物の中から選ばれた少
なくとも1種の化合物とハロゲン化パラフィンおよび/
または液状ジエン系重合体とを含有するものである。
前記ハロゲン化パラフィンとしては種々のものを制限な
く使用することができ、中でも11!素化パラフインが
好ましい。
この塩素化パラフィンとしては1例えば塩素含有量が1
0〜80屯猜%、好ましくは20〜70重礒%。
酸化度0.01〜0.50  KOH層g/g 、粘度
0.5〜40,000ポイズ/25℃、比屯1.10〜
1−80 (25℃)、色度50〜350  (API
A)の範囲内のものが好適である。
また、もう1種の配合成分である液状ジエン系重合体と
しては、液状ポリブタジェン、液状ポリインプレン、液
状ポリクロロプレンなどがあり、数平均分子1rgso
o〜20000 、特に1000〜15000のものが
好適である。これら液状ジエン系重合体は水酸基やカル
ボキシル)A等の官崗基を有していてもよい、これらの
中では液状ポリブタジェンが特に好ましい。
さらにまた、前記液状ジエン系重合体は、これに水また
は水蒸気を添加して薄膜蒸発処理をしてからこの発明に
使用しても良い、薄膜蒸発処理をしてから使用すると、
液状ジエン系重合体が有するかもしれない臭気をぼは完
全に除去することができる。
上述のように条件を満足した各成分を配合するにあたっ
ては、前記した一般式(i) 、 (ii)および(i
ii)で表わされた化合物の少なくとも1種100屯Q
部に対して前記ハロゲン化パラフィンおよび/または液
状ジエン系重合体を50〜1.000 屯量部、好まし
くは100〜800屯量部を配合する。
配合は、たとえば10〜100℃の温度で加熱しながら
攪拌することにより行なうことができる。
この発明が目的としている顕微鏡用液浸油の諸特性のう
ち、特に重要なものは分散性、屈折率および粘度であり
、そのうち分散性はアツベ数で40〜5日、最も適当な
値は45前後のものである。
また、屈折率は、対物レンズと同一かもしくは近似して
いることが好ましく、具体的には1.5〜1.6、最も
一般的に多用されているものは1.515である。
さらに、粘度は、25℃における値として100〜50
.000センチストークス、好ましくは150〜100
0センチストークである。
この発明に係る&11微鏡用液浸油は、前述の各々の条
件をすべて満足しているが、そのほか、低蛍光性、不乾
性、無毒性、外観、耐候性、耐食性。
コントラスト、解像力1色収差、透明度などの諸特性に
おいても優れているのはいうまでもない。
さらにこの発明に係る顕微鏡用液浸油においては、この
発明の目的を阻害しない限り、他の成分を含有していて
も良い。
他の成分としては、たとえば、ペンタン、ヘキサン、ヘ
プタン、オクタン、ノナンおよび流動パラフィンなどの
液状飽和炭化水素;ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リブテンなどの液状オレフィン咀合体:メタノール、プ
ロパツール、ブタノール、ペンタノール、ヘキサノール
、ヘプタリール、オクタツールなどの脂肪族飽和アルコ
ール、シクロブタノール、シクロペンタノール、シクロ
ヘキサノール、シクロヘプタツール、シクロオクタツー
ル、シクロブチノール、シクロベンテノール、シクロヘ
キセノール、シクロヘプテノール、シクロオクテノール
、トリシクロデカノール、トリシクロドデカノール、ト
リシフロブセノール、トリシクロドブセノールなどの脂
環式アルコール:酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ジシク
   ゛ロペンタジェンなどのカルボン酸エステルなど
が挙げられる。
[実施例] 以下、具体的に実施例によってこの9.1jlの構成お
よび効果をさらに詳細に説明する。
(実施例1〜7.比較例1〜3) 第1表に示したような各成分を表示にで配合し、25℃
でIO分冊攪拌混合して顕微鏡用液浸油を調製した。
これらのものにつき、各種性能試験を行い、第1表に示
す結果を得た。
なお、各種測定は1次の方法に準拠した。
屈折率(n23)、アツベ数(ν23)O いずれもJ I S  K2101に準拠した。
動粘度(25℃) J I S  K2283に準拠した。
低蛍光性 蛍光1lIll微鏡は、光源として、蛍光を励起させる
紫外線を発する超高圧水銀ランプを使用した。この場合
に用いられる励起光としては波長の長さにより、U励起
、■励起、B励起、G励起があり、各励起光において、
蛍光発生量の少ない液浸油が、蛍光WJ微鏡にとって望
ましい。
第2表に各励起光における蛍光強度(相対強度)を示す
(11本分光(株)製、蛍光分光光度計FP−不乾性 JIS  C2101’電気絶縁油”12、蒸発へシ試
験に準じ、30℃X24時間の試験を行い、次の2段階
で評価した。
外観 試料を清浄なガラス容器に採り、にご りの有無を調査した。
1耐候性 次の光照射試験および加熱劣化試験の 結果ならびに当該試験前後、屈折率、アツベ数。
色相の変化により、次の2段階でJf価した。
光照射試験 一定量(40±0.5g)の試料をシャーレ(φ9 c
+s)に採り、光(光源として松下電器産業■製のハイ
ライト白色FL20Wを使用し、ランプと試料間の距離
を15c層とした)を一定時間(24,72、120時
間)照射後の屈折率の変化を観察した。
加熱劣化試験 一定量(40±0.5g)の試料を50m lの共栓付
三角フラスコに採り、一定温度(40゜70℃)の恒温
槽中で24時間保ち、その後の屈折率、アツベ数1色相
の変化を観察した。
耐食性 全酸価(JIS K 2501)および塗抹標本用染料
への影響(JIS K 2400)の測定により腐食性
の有無を調べた。
コントラスト 当該液浸油を用いた顕微鏡において。
クロム蒸着した白黒のプレート上に刻んだ白黒の線を見
ることにより、次の2段階で評価した。
解像力 屈折率により1次の2段階で評価した。
色収差 アツベ数により1次の2没階で評価し た。
透過率(JIS K 0115)により、次の2段階で
評価した。
[発明の効果] この発明は、前記一般式(i) 、 (ii)及び(i
i+)で表される化合物の中から選ばれた少なくとも1
種の化合物と、ハロゲン化パラフィンおよび/または液
状ジエン系重合体を配合した顕微鏡液浸油としたので、
mv!1m用液浸油に要求される2特性を備えると共に
低蛍光性を実現することができ、蛍光wJva1aにも
充分に使用可街な顕微鏡液浸油を提供することができる
特許出願人  出光石油化学株式会社 代理人    弁理士 福村直樹   ′、・手続補正
書 1 事件の表示 特願昭61−264194号 2 発明の名称 WJ微鏡用液浸油 3 補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所     東京都千代田区丸の白玉丁目1番1号名
称     出光石油化学株式会社 代表者    大和 丈夫 4 代理人 住所     東京都新宿区西新宿八丁目9番5号セン
トラル西新宿3階 6 補正により増加する発明の数   07 補正の対
象    明細書の「発明の詳細な説明」の欄中でも1
式(1v) (たたし、式中、RγおよびR6は低級アルキノ1基を
示し、R9は水素原子またはα−メチルベごジル基を示
す、) で表わされる化合物が好ましく、特に前記R’jよびR
8がメチル基である化合物であることがaましい。
この発明では、上述のような化合物の中からiばれた少
なくとも一種の化合物とハロゲン化パラフィンおよび/
または液状ジエン系重合体とをf有するものである。
前記のハロゲン化パラフィンとしては、種々Vものを制
限なく使用することができ、中ても塩j化パラフィンか
好ましい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 式(i): ▲数式、化学式、表等があります▼(i) (ただし、式中、R^1、R^2、R^3、R^4、R
    ^5およびR^6は水素原子または低級アルキル基を示
    す。) 式(ii): ▲数式、化学式、表等があります▼(ii) (ただし、式中、mは0.1または2を表し、nは1ま
    たは2を表す。) および式(iii): ▲数式、化学式、表等があります▼(iii) で表される化合物の中から選ばれた少なくとも1種の化
    合物と、ハロゲン化パラフィンおよび/または液状ジエ
    ン系重合体とからなることを特徴とする顕微鏡用液浸油
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