JPS63118011A - 溶接部の耐食性にすぐれたフエライト系ステンレス鋼材の製法 - Google Patents

溶接部の耐食性にすぐれたフエライト系ステンレス鋼材の製法

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JPS63118011A
JPS63118011A JP26194086A JP26194086A JPS63118011A JP S63118011 A JPS63118011 A JP S63118011A JP 26194086 A JP26194086 A JP 26194086A JP 26194086 A JP26194086 A JP 26194086A JP S63118011 A JPS63118011 A JP S63118011A
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    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D6/00Heat treatment of ferrous alloys
    • C21D6/002Heat treatment of ferrous alloys containing Cr

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  • Heat Treatment Of Steel (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、中性塩を若干含む温水環境において用いられ
る容器の材料等で溶接部の耐食性にすぐれたフェライト
系ステンレス鋼に関するものである。
〔従来の技術とその問題点〕
水道水のような中性塩を若干含む水を対象とした各種の
温水機器用材料としてステンレス鋼が用いられている。
SO5304やSO5316を代表とするホステナイト
系ステンレス鋼は、加工性や溶接性が良好なため一般に
よく用いられるが、耐食性の面で孔食や隙間腐食を起点
とした応力腐食割れによる損傷が懸念される。一方、鋼
中のC,Nを低め。
TiやNbを添加して粒界腐食を抑制し、さらにMoを
添加したSUS 444などのフェライト系ステンレス
鋼は応力腐食割れの心配がない上に、他の局部腐食性も
すぐれていることから、近年、温水器用材料として多用
されるようになった。一般に、温水器缶体の製造は溶接
によるものがほとんどで、溶接酸化スケールが不可避的
に生じかつこのスケールは除去されずに使用される。溶
接スケール直下の素地の耐食性は不安定であり、スケー
ルの形成条件によっては耐食性の劣化が認められ、とく
に溶接隙間部にこのスケールが発生すると、使用する水
質にもよるが、隙間腐食が生じ漏水に到る場合がある。
これを防ぐ手段として、1)外部電源方式もしくはAf
1合金や1合金などの犠牲陽極法による防食、2)溶接
施工方法や、缶体の構造を工夫して溶接隙間構造を避け
る、3)CrやMo添加量の高い、高耐食性ステンレス
鋼の使用などが採られている。1)の防食による場合は
、過防食による水素脆化が懸念され、さらに犠牲陽極の
溶出に伴う水の白濁や機器、通水路等の隘路部でのつま
りなどの問題が生じている。次に2)の溶接施工法の改
善による方法は特開昭59−61579にも開示したが
、実施において>8 FIJ条件等の制御を完全に遂行
するのは困難であり、しかも生産性が必然的に低くなる
問題がある。
3)の高Cr高MO鋼の使用はコストの上昇が余儀なく
され、加工性の劣化などの問題がある。
〔本発明の目的〕
本発明は、このような問題を解決するもので。
溶接施工による酸化スケールの付着した状態においても
耐食性劣化が極めて小さい、溶接部の耐食性にすぐれた
フェライト系ステンレス鋼およびその製造法を提供する
ものである。
〔問題点を解決する技術的手段〕
本発明者等は溶接酸化スケール部で耐食性が劣化する原
因は、溶接時にステンレス鋼中のCrが酸化し、酸化ス
ケール直下の素材表層部のCr8度が減少するためと考
え、 Crの酸化ロスを防止する方法を詳細に検討した
結果、ステンレス鋼の表面を予めCr以外の酸化皮膜で
覆っておくと、溶接時に酸化スケールの発生が抑制され
ることに着目した。
このことはとりもなおさず鋼中Orの酸化によるロスが
少くなることを意味している。そこで本発明者らは、フ
ェライト系ステンレス鋼に酸化物形成能の強いAMを添
加し、溶接時の酸化スケールが付着したままでも耐食性
劣化の程度が少く、温水中での耐食性にすぐれたフェラ
イト系ステンレス鋼を開発すべく鋭意検討を重ねた結果
、AlとともにREMを少量含有させるとともに、H2
もしくはH2と非酸化性ガスとの混合ガスの雰囲気中で
高温焼鈍を施し鋼表面にi酸化物を形成することによっ
て。
低濃度塩化物環境下においてすぐれた溶接部の耐食性が
得られることを見出し1本発明に至ったものである。
〔発明の構成〕
本発明は、C60,03%、SL≦1.0%、 MnS
2.4%、P≦0.04%、S≦Q、005%、16%
≦Cr≦30%、N≦0.03%、0.15+7(C十
N)≦Nb≦0.6%、0.05%≦Afl≦5.0%
、0 、005%≦REM≦0.1%を基本組成とし。
要求される耐食性レベル等の必要に応じて、0.001
%≦8≦0.02%、0.05%≦Ti≦0.5%、0
.4≦Mo≦3.0%および0.3%≦Cu≦0.8%
から選択される成分を添加し残部Feおよび不可避的不
純物からなるフェライト系ステンレス鋼の鋼材を、露点
が一35℃以下のH2もしくは■2と非酸化性ガスの混
合ガス′8Illll気中で、900〜1100℃の焼
鈍を行い、鋼表面に11酸化物を主とする酸化物皮膜を
形成させることからなる溶接部の耐食性にすぐれたフェ
ライト系ステンレス鋼材の製造方法を提供する。
本発明にかかるフェライト系ステンレス鋼は、溶接部の
耐食性改善のためAlと微量のREMの添加とともに、
還元性の雰囲気中で高温の焼鈍を施し。
鋼表面にAfl酸化物を主とする皮膜を形成することに
よって、溶接時のCrの酸化を抑制し耐食性の劣化を最
小限にとどめるものであるにれらの効果はTI(J!f
接試片を作製し1食塩水溶液に浸漬し各種合金元素およ
び雰囲気焼鈍条件が耐孔食性におよぼす影響を詳細に検
討した結果具い出したものである。
本発明に係るステンレス鋼の構成成分を上記のごとく限
定した理由を説明する。
C,N:これらの元素は、 Crと結合して耐粒界腐食
性を損うのでできるだけ低下することが望ましい、ここ
ではCやNとの結合力の大きいNbを添加するのである
程度の量は許容されるが、多くなるとNbの添加量も増
加し、溶接部の特性が劣化するのでC,Nの上限をそれ
ぞれ0.03%とした。
Si : Siは溶接部耐食性の改善には特に関係しな
いが、製鋼過程で脱酸のためある程度必要とするので上
限を1.0%とした。
Mn : Mnは脱酸作用の外、硫化物を形成する。鋼
中に残存するMnSは可溶性で孔食等の起点となり耐食
性を損うので、できるだけ少い方が望ましいが製造原価
が上昇するから0.4%を上限とした。
FDPは不可避的に混入する不純物であるが、フェライ
ト系ステンレス鋼においてはとくに限定する必要がなく
1通常のJIS規格鋼程度の0.04%を上限とした。
SO3も不可避的に混入する不純物であるが、鋼中では
MnSとして残存し上述のように耐食性を損う。また、
本発明鋼ではREMを添加し、Al酸化物の形成をはか
り、特性を改善しているが、  REMはまた、鋼中の
Sと結合し硫化物を形成しやすい。
したがってSが多いと有効なREMの量が減少するので
上限をo、oos%とした。
Cr : Crはステンレス鋼の基本的な元素である。
一般に有効な耐食性を得るには11%以」二の添加でよ
いが、ここでは温水環境での使用を考慮して下限を16
%とする。一方、Crは多いほど耐食性はよくなるが、
多くなると製造が困難となりコストの上昇を招くととも
に製品での加工性が劣化するので30%を上限とした。
Nb : NbはC,Nを固定し粒界腐食を防止するた
めに重要な元素である。 Nb量の下限を0.15+7
 (C%+N%)としたのは、TIG溶接による鋭敏化
を防ぐために必要な量であり、上限は溶接部の高温8り
れを避けるために0.6%とした。
Al : AlはREMの存在において、本発明鋼では
酸化スケールのある溶接部の耐食性を確保するために欠
かせぬ元素で、冷間圧延後の還元性雰囲気焼鈍により鋼
表面にAlの酸化物皮膜を形成し、溶接施工時のCrの
酸化を抑え耐食性の劣化を防ぐ。この作用を得るために
は0.05%以上必要である。Alの含有量は多ければ
多いほど有効な焼鈍温度の範囲は広くなるが、多くなる
と製造が困難となる。
それに加工性や溶接ビードの形状が悪くなるので5.0
%を上限とする。
REM : REMは還元性ガスの雰囲気焼鈍において
、CrやFeの酸化を抑制しAlの酸化を助長する。し
たがって比較的少いAl量で溶接スケール部の耐食性劣
化を防ぐことができる。  0.005%未満ではこの
効果が十分発揮されず、一方0.1%を越えて添加する
と熱間加工性を阻害したり、コストや省資源の観点から
好ましくない。
BIBはItEMと同様にAl皮膜の形成を助長する作
用を有するので、特に少量のAlで耐食性を得る目的で
添加するものである。0.001%未り冑では上記の作
用に顕著な効果が得られず、一方、 0.02%を越え
て含有させると窒化物などの化合物が多くなり鋼塊価を
発生するようになることから、Bの含有量は0.001
〜0.02%と定めた。
Ti : TiはAlに次ぐ酸化物形成能を有しており
、雰囲気の露点および焼鈍温度に対応する酸化ポテンシ
ャルの比較的高い領域において、酸化物を生成しAl皮
膜をより安定にする作用を有する。また、T1は鋼中の
Sと化合し化学的に安定な硫化物をつくり、腐食の起点
となりやすいM n Sの形成を防ぐことにより、鋼の
耐食性とくに耐孔食性や耐隙間腐食性の改善作用も有し
ている。これらの作用を発揮するためには0.05%以
上のTiが必要であり、一方、多くなると製品の表面疵
の問題が表面化するので上限を0.5%とした。
MoおよびCuはいずれも、塩化物溶液環境における鋼
の耐孔食性、耐隙間腐食性改善のために有効な成分であ
るが、使用される環境や缶体の隙間j、l、li造に応
じてそれぞれ甲、独あるいは複合で添加する。
Moは0.4%未満では耐食性の改善効果が不充分であ
り、上限は温水環境が対象であることがらコス1〜と耐
食性を考慮して3.0%とした。CIJについては0.
3%未満では耐食性の改善効果が得られず、一方0.8
%を越えて添加してもその効果は飽和してしまうので含
有量を0.3〜0.8%に限定した。
次に熱処理条件の限定理由を述へる。
11□あるいは11□とN2などの非酸化性ガスの混合
ガス雰囲気中で焼鈍を行うと、ステンレス鋼板の表面に
は雰囲気の酸化ポテンシャル、露点および8度に応じて
異なる組成の酸化物が生成する。雰囲気の酸化ポテンシ
ャル、露点が高いと焼鈍後の鋼板表面の着色がつよくな
る。とくに本発明鋼においては酸素との親和力がつよい
Alを含有するので。
雰囲気の露点は一35℃以下に管理する必要がある。
焼鈍温度の下限を900℃としたのは、900℃以下で
は十分な再結晶組織が得られず、機械的性質および成形
性が劣化する。しかも鋼板表面の皮膜中のAl酸化物が
十分に形成されず所期の耐食性が発揮されない。一方、
1100℃を越えると結晶粒の粗大化が顕著となり製品
加工後の肌荒れが生じるので好ましくない。
なお、熱処理時間は、長時間の熱処理では酸化皮膜が厚
くなり着色の程度もつよくなり、またコストの上昇を招
くことから好ましくない。通常は光輝焼鈍仕上げのBA
ラインを用いるが、1mm程度の板厚であれば5〜60
秒程度の均熱時間が適当である。
〔実施例〕
第1表に示す成分の鋼を真空溶解法で溶製し、鍛造、熱
延したのち、HHHJ’Xの冷延鋼板を作製した。
た。
ASllおよびE −I tlllは19Cr系鋼で、
B−0鋼およびJ −0鋼は18Cr−2Mo系鋼であ
る。
雰囲気焼鈍は+12甲、独およびH2/N、=3/1の
混合ガス中で、800〜1100℃の範囲に温度をかえ
て行った。保持時間は30秒とした。
第1図は供試鋼重を上述の条件で850℃、900℃お
よび1000℃で焼鈍した場合の表層の化学組成をE 
S CA (Electron 5pecl:rosc
opy of ChemicalAnalysis)で
分析した結果を示す図である。横軸エツチング時間は要
するに表面からの深さを代表する。900℃以上に加熱
すると最表層には多量のAl、O,が生成することがわ
かる。同時に1表層のFe、 Crのメタル成分は著し
く減少し、1000℃で加熱したものでは表層には認め
られない。即ち1本発明方法は前述の組成の鋼材を、前
述の条件のもとで焼鈍して、その表面にAΩ酸化物を形
成する。ことを眼目とする。
第2表はTIG溶接を施した試片の孔食試験の結果を示
す。TIG溶接では試片の溶接裏面へのArガスシール
ドを行わず、酸化スケールの生成を促した。
孔食試験は、溶接機試片からTIG溶接ビードが中央に
くるように50mm X 25m+mの形状に切り出し
、スケールを除去せずに、2%H,O□を加えた50℃
の5%〜+」CQ温溶液浸漬して行った。浸漬は19c
r系鋼で4時間、18Cr−2Mo系鋼は24時間行っ
た。耐食性の評価は、試験前後の重H減から腐食度を算
出するとともに、酸化スケールのある熱形ワ部(HAZ
)における食孔(ピット)の有無により行った。
0.05%以上のAflとREMを含む鋼を、露点が一
35℃以下の■2あるいはH2/N、混合ガス雰囲気中
で900’C−1100℃の焼鈍を行うと、19Cr系
鋼、18Cr−2M。
系鋼ともに孔食発生による腐食度は低くなる。しかも溶
接酸化スケールの厚い溶接裏面の溶接熱影響部において
も孔食の発生がなく、酸化スケール部での耐食性劣化は
認められない。19cr系鋼において、F鋼は0.08
%AlであるがBの添加により1.27%Alを含有す
るEwiと同等の耐食性を示している。またG11lは
T1添加の効果が表われ、E、 F鋼に較べて腐食度が
小さく、さらにCuを添加したH、I鋼の腐食度は低い
。次に、18cr−2Mo系鋼についてみると、C81
1は本発明で示した条件で雰囲気焼鈍を行っても、At
ff1が0.019%と低いため溶接部での孔食発生が
多い。また、D鋼は1.45%のiを含有するがREM
を含まないためスケール部に孔食が生じている。J鋼は
本発明に規定する鋼であるが、焼鈍温度が800℃の場
合、腐食度が大きくなる傾向を示しスケール部に孔食が
認められた。
K鋼はBとTiを含有しており、すぐれた耐食性を示し
た。L、MgI2は0.38%および0.33%のAl
量ではあるがBおよびBとCuを含有していることから
、1.21%のAlを含むNtllと同等もしくは同等
以上の耐食性を示した。D鋼はAlmが4.19%と高
いうえに、Cuを含有することと相俟ってすぐれた耐食
性を示した。
〔発明の効果〕
以」二述べたように本発明方法によって製造される鋼材
は溶接時に生じる酸化スケールによって耐食性が阻害さ
れないので、低濃度塩化物環境で優れた耐食性を得るこ
とができ、上水道水や中水道水を対象とした温水機器に
対して防食や溶接施工に制約がない上、これらの機器の
耐久性を向上させることができるなど、工業的価値は極
めて高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、0.20%のAflと8口を含有する鋼を、
露点−38℃,H□/N、=3/lの混合ガス雰囲気中
で850℃×30秒、900℃X30秒および1000
℃X30秒の温度で焼鈍して生じた鋼板表面の組成をE
SCAによって分析した図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、C:<0.03% Si:≦1.0% Mn:≦0.4% P:≦0.04% S:≦0.005% Cr:16〜30% N:≦0.03% Nb:0.15+7(C%+N%)〜0.6%Al:0
    .05〜5.0% REM:0.005〜0.1% を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなるフェラ
    イト系ステンレス鋼の鋼材を 炉内雰囲気:H_2またはH_2と非酸化性ガスの混合
    ガス 露点:−35℃以下 温度:900〜1100℃ の条件下で雰囲気焼鈍を行い、鋼材表面にAl酸化物を
    主とする酸化物皮膜を形成させることを特徴とする溶接
    部の耐食性にすぐれたフェライト系ステンレス鋼材の製
    造方法。 2、C:≦0.03% Si:≦1.0% Mn:≦0.4% P:≦0.04% S:≦0.005% Cr:16〜30% N:≦0.03% Nb:0.15+7(C%+N%)〜0.6%Al:0
    .05〜5.0% REM:0.005〜0.1% B:0.001〜0.02% を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなるフェラ
    イト系ステンレス鋼の鋼材を 炉内雰囲気:H_2またはH_2と非酸化性ガスの混合
    ガス 露点:−35℃以下 温度:900〜1100℃ の条件下で雰囲気焼鈍を行い、鋼材表面にAl酸化物を
    主とする酸化物皮膜を形成させることを特徴とする溶接
    部の耐食性にすぐれたフェライト系ステンレス鋼材の製
    造方法。 3、C:≦0.03% Si:≦1.0% Mn:≦0.4% P:≦0.04% S:≦0.005% Cr:16〜30% N:≦0.03% Nb:0.15+7(C%+N%)〜0.6%Al:0
    .05〜5.0% REM:0.005〜0.1% Ti:0.05〜0.5% を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなるフェラ
    イト系ステンレス鋼の鋼材を 炉内雰囲気:H_2またはH_2と非酸化性ガスの混合
    ガス 露点:−35℃以下 温度:900〜1100℃ の条件下で雰囲気焼鈍を行い、鋼材表面にAl酸化物を
    主とする酸化物皮膜を形成させることを特徴とする溶接
    部の耐食性にすぐれたフェライト系ステンレス鋼材の製
    造方法。 4、C:≦0.03% Si:≦1.0% Mn:≦0.4% P:≦0.04% S:≦0.005% Cr:16〜30% N:≦0.03% Nb:0.15+7(C%+N%)〜0.6%Al:0
    .05〜5.0% REM:0.005〜0.1% と Mo:0.4〜3.0%、Cu:0.3〜0.8%の1
    種または2種 を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなるフェラ
    イト系ステンレス鋼の鋼材を 炉内雰囲気:H_2またはH_2と非酸化性ガスの混合
    ガス 露点:−35℃以下 温度:900〜1100℃ の条件下で雰囲気焼鈍を行い、鋼材表面にAl酸化物を
    主とする酸化物皮膜を形成させることを特徴とする溶接
    部の耐食性にすぐれたフェライト系ステンレス鋼材の製
    造方法。 5、C:≦0.03% Si:≦1.0% Mn:≦0.4% P:≦0.04% S:≦0.005% Cr:16〜30% N:≦0.03% Nb:0.15+7(C%+N%)〜0.6%Al:0
    .05〜5.0% REM:0.005〜0.1% B:0.001〜0.02% と Mo:0.4〜3.0%、Cu:0.3〜0.8%の1
    種または2種 を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなるフェラ
    イト系ステンレス鋼の鋼材を 炉内雰囲気:H_2またはH_2と非酸化性ガスの混合
    ガス 露点:−35℃以下 温度:900〜1100℃ の条件下で雰囲気焼鈍を行い、鋼材表面にAl酸化物を
    主とする酸化物皮膜を形成させることを特徴とする溶接
    部の耐食性にすぐれたフェライト系ステンレス鋼材の製
    造方法。 6、C:≦0.03% Si:≦1.0% Mn:≦0.4% P:≦0.04% S:≦0.005% Cr:16〜30% N:≦0.03% Nb:0.15+7(C%+N%)〜0.6%Al:0
    .05〜5.0% REM:0.005〜0.1% Ti:0.05〜0.5% と Mo:0.4〜3.0%、Cu:0.3〜0.8%の1
    種または2種 を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなるフェラ
    イト系ステンレス鋼の鋼材を 炉内雰囲気:H_2またはH_2と非酸化性ガスの混合
    ガス 露点:−35℃以下 温度:900〜1100℃ の条件下で雰囲気焼鈍を行い、鋼材表面にAl酸化物を
    主とする酸化物皮膜を形成させることを特徴とする溶接
    部の耐食性にすぐれたフェライト系ステンレス鋼材の製
    造方法。 7、C:≦0.03% Si:≦1.0% Mn:≦0.4% P:≦0.04% S:≦0.005% Cr:16〜30% N:≦0.03% Nb:0.15+7(C%+N%)〜0.6%Al:0
    .05〜5.0% REM:0.005〜0.1% B:0.001〜0.02% Ti:0.05〜0.5% と Mo:0.4〜3.0%、Cu:0.3〜0.8%の1
    種または2種 を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなるフェラ
    イト系ステンレス鋼の鋼材を 炉内雰囲気:H_2またはH_2と非酸化性ガスの混合
    ガス 露点:−35℃以下 温度:900〜1100℃ の条件下で雰囲気焼鈍を行い、鋼材表面にAl酸化物を
    主とする酸化物皮膜を形成させることを特徴とする溶接
    部の耐食性にすぐれたフェライト系ステンレス鋼材の製
    造方法。
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