JPS6311795A - シ−ルド掘削機の掘削方向制御方法 - Google Patents

シ−ルド掘削機の掘削方向制御方法

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JPS6311795A
JPS6311795A JP15226686A JP15226686A JPS6311795A JP S6311795 A JPS6311795 A JP S6311795A JP 15226686 A JP15226686 A JP 15226686A JP 15226686 A JP15226686 A JP 15226686A JP S6311795 A JPS6311795 A JP S6311795A
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shield
excavation
computer
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東 洋二
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、トンネル掘削用のシールド掘削機の掘削方
向を自動的に制御する方法に関する。
「従来の技術」 一般に軟弱な地山内にトンネルを掘削する際に使用され
るシールド工法は、開さく工法と異なりトンネル罰則中
にシールド掘削機の掘削方向を適宜監視、制御する必要
がある。従来、このシールド掘削機の掘削方向の監視、
制御は、作業員がシールド掘削機及びセグメントの位置
及び方向を計測し、この計測結果に基づいて、前記作業
員が自身の経験及び勘に頼りながら手動で前記シールド
掘削機の掘削方向を変更することにより行なわれていた
近年、シールド掘削機の位置及び方向を機械的に常時検
出し、この検出信号に基づいて前記シールド掘削殴の掘
削方向を制御するシールド掘削機自動方向制御システム
が提案されている。
「発明か解決しようとする問題点」 ところで、前記従来のシールド掘削機自動方向制御シス
テムは、シールド掘削機のみの位置及び方向を検出し、
これに基づいてシールド掘削機の掘削方向を制御してい
るので、肝心の最終出来形に影響するセグメントそのも
のの位置及び方向を制御、管理することが困難であった
。また、前記自動方向制御システムは、シールド掘削機
のスキンプレート(外筒)と前記セグメントとのクリア
ランス(間隙)について考慮していないので、極端な場
合、前記クリアランスが全く無い状態では、シールド掘
削機内でセグメントの組み立て作業か行えない、といっ
た現象を措く恐れがあった。従って、前記自動方向制御
システムは実際に稼動された例が少なく、現場において
は、依然前記の如く手動でシールド掘削機の掘削方向を
制御している場合が大半である。さらに、前記検出され
た位置及び方向に従って、シールド掘削機の掘削方向を
制御するプログラムは、掘削機の機種、土質、シールド
径によらず一律に作成されているので、汎用性が低く、
これも前記システムの実用化を妨害する一因となってい
た。
この発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、シ
ールド掘削機の自動方向制御システムにおいて、セグメ
ントの組み立てを容易にすると共に、その位置を制御、
管理することの可能な汎用的なシールド掘削機の掘削方
向制御方法を如何にして実現するかを問題にしている。
「問題点を解決するための手段」 本発明者等は、前記問題点を解決すべく鋭き研究した結
果、シールド施工現場においてセグメントの位置及び方
向の測定データがシールド掘削機の掘削方向制御に重要
な役割を果たしている、との知見を得るに至っfこ。即
ち、第7図に示す例に”より説明すれば、シールド掘削
機Sか直進状態で地山を掘削する場合には、その左右の
クリアランスL1、L、がほぼ同値であればよく(第7
図(a))、またシールド掘削機Sが右方向に曲進する
場合には、LL<L’2であることが条件となる(第7
図(b))。
これは、逆の場合、即ち第7図(c)に示すようにL 
+ > L tであると、組み立てられたセグメント3
.3、・・・の前方にテーパセグメントAをセットし、
このテーパセグメントAにジヤツキ推力を掛けると、反
力により左側のセグメント3aが外方へ移動し、従って
正確な施工が行えなくなるのに対して、第7図(b)に
示すようにり、<1.、であれば、左側のセグメント3
が外方にずれようとしても、このセグメント3自体が周
囲の地山に支持され、その移動が抑えられるからである
そこで、第7図(c)のような場合には、第7図(d)
に示すように、一旦逆テーパセグメントBをセットし、
シールド掘削機Sの掘進によりクリアランスをり、<L
?の状態にした後、通常のテーパセグメントAをセット
して施工する必要がある。
以上説明した知見に基づいて、この発明は、シールド掘
削機位置検出手段及びクリアランス計測手段からの信号
に従い、現在のシールド掘削機の掘削方向で他山を所定
長さだけ掘削したときの前記セグメントの位置及び方向
の設計値とのずれを計算すると共に、シールド掘削機の
推進トルクと変位とを測定して、これらの関係式を決定
し、この関係式に基づいて前記セグメントのずれを修正
するような推進トルクを前記シールド掘削機に与えるよ
うなシールド掘削機の掘削方向制御方法を構成して、前
記問題点を解決している。
「実施例」 以下、この発明の実施例について第1図ないし第4図を
参照して説明する。
第1図ないし第2図はこの発明の一実施例が適用された
シールド掘削機を示す図であり、これらの図において符
号Sはシールド掘削機、符号Iはシールド掘削機Sの外
筒である円筒状のスキンプレート、符号2はこのスキン
プレートlの内部に周方向に複数個設けられたシールド
ジヤツキである。シールドジヤツキ2は、順次掘進方向
に足されろセグメント3の前端(第1図左端)をスプレ
ッダ4で押圧し、その反力でスキンプレート1に推力を
与えるものである。
また、このシールド掘削機Sは、前端において回転駆動
される回転ドラムに取り付けられた掘削ビット(共に図
示せず)により地山土砂を掘削しながら掘進する乙ので
あり、掘削された土砂はエレクタの後方に連設されたコ
ンベア装置(共に図示せず)に移され、該コンベア装置
によって後方へ排出される。
符号6はスキンプレートIの後端とセグメント3との間
をシールするテールシール、また、符号7はテールシー
ル6保護用のリングである。
符号8はセグメント浮かしであり、これはスキンプレー
ト1の下部内周に互いに適宜間隔を置いて配置されるも
ので、セグメント3をスキンプレートlから若干浮かし
た状態に支持することで、セグメント3とスキンプレー
トlとを同心状に保持するものである。
また、シールド掘削機Sのテール部分には、天地左右の
4箇所にテールクリアランス計測装置(クリアランス計
測手段)5が取り付けられている(図では地部分の装置
のみが示されている)。このテールクリアランス計測装
置5は、前記セグメント浮かし8の間に位置するコ字形
のバネ板!0と、このバネtliE10に一端が連結さ
れているワイヤ13と、このワイヤ13の他端に連結さ
れている測長機16と、この測長機16の付近に設置さ
れているワイヤ休止手段I8とから概略構成されている
バネ板IOは、その脚部11がスキンプレー1・1にね
じ止めされて固定されている。そして、このバネ板IO
は、自由状態において自身の弾性作用によりその先端1
2がセグメント3に当接されるように、スキンプレート
lの内方に折曲されている。
ワイヤ13は、その一端がバネ板10の先端12に連結
されると共に、ローラ14.15を通じてその他端が測
長機16に連結されている。この測長Bi l 6は、
図示されないステーによりスキンプレートlに固定され
た取付板17に固定され、また内蔵されたエンコーダの
働きにより、引き出されたワイヤ13の長さに応じた計
測値を電気信号を以て外部に出力しうるように構成され
ている。
ワイヤ13の途中には、該ワイヤ13をバネ板10の付
勢力に対抗して測長機16側へ引っ張ることで、その一
端をセグメント3から離間させて、セグメント3とスキ
ンプレートlとの間のテールクリアランス計測を休止さ
せる休止手段18が没けられている。休止手段18は、
ワイヤ13に取り付けられた鉄片19と、測長機16の
近傍に配置されかつその中空部に前記ワイヤ13が挿通
されろ磁気コイル20と、この磁気コイル20に通電し
てコイル2゛0を励磁させるコイル制御器(図示什ず)
とから構成されている。
また、シールド掘削機Sには、自身の位置及び方向を検
知する位置検出装置(位置検出手段)9が設けられてい
る。この位置検出装置9は、シールド掘削機Sの後部に
位置されたレーザ受光盤21と、このシールド掘削機S
の後方の定位置に設置されたトランシット22とから構
成されている。
トランシット22には、レーザ発信器と光波距離計が備
えられている。前記レーザ受光盤21からは、トランシ
ット22からのレーザ光の受光位置の座標データが出力
されると共に、このトランシット22からは、前記レー
ザ受光盤21までの測角データと測距データとが出力さ
れる。
そして、前記テールクリアランス計測装置5の測長機1
6及びシールド掘削機位置検出装置9のレーザ受光盤2
1、トランシット22からの出力信号は、コンピュータ
23に入力されると共に、このコンピュータ23からの
制御信号により、シールド掘削機Sのシールドジヤツキ
2及び位置検出装置9のトランシット22が制御、駆動
されている。
また、シールドジヤツキ2には、そのジヤツキストロー
クを測定する図示されない測定手段が設置され、この測
定手段からジヤツキストロークを示す出力信号がコンピ
ュータ23に出力される。
次に、第1図ないし第6図を参照して、この発明の一実
施例であるシールド掘削機の掘削方向制御方法について
説明する。
まず、第1図ないし第4図を参照して、前記テールクリ
アランス計測装置5及びシールド掘削啜泣1π検出装置
9の作用について説明する。
掘進時あるいはサグメン83組立時において、テールク
リアランス計測装置5は、前記休止手段18により休止
されている。即ち、磁気コイル20を励磁させて鉄片1
9を吸着し、よってワイヤ13を測長機16側へ引っ張
る。すると、バネ板lOの先端12は、ワイヤ13に引
かれてセグメント3に当接しないように保持されること
となる。
次に、クリアランス計測時には、磁気コイル20への通
電を断つ。すると、ワイヤ13はバネ板lOの弾性作用
によりこのバネ板10側に引かれ、その一端がセグメン
ト3に当接するまで引き出される。すると、この時のワ
イヤ13の移動量を測長機16が計測し、電気信号の形
でコンピュータ23に出力する。そして、この電気信号
がコンピュータ23により適宜補償された後、テールク
リアランス量として利用される。
一方、シールド掘削機Sの位置及び方向は、前記シール
ド掘削機位置検出装置9により、以下に示す方法に従っ
て検出される。
まず、通常は、第3図に示すように、レーザ光の発射角
度を一定に保持して、シールド掘削機Sの位置を求める
。即ち、コンピュータ23により、図中実線で表すよう
な基準位置におけるレーザ受光盤21上のレーザ光受光
位置P1と、図中鎖線で表すような移動後の位置におけ
ろ受光位置P。
との間の変位mΔX、ΔYを求める。また、同様にコン
ピュータ23により、トランシット22から受光位置P
、までの距離L1及び受光位置P2までの距離り、を測
定し、その測距データから変位■ΔZを求める。
そして、前記受光位置P、の座標(x+、yl。
2+)を基準として、移動後の受光位置P2の座標(X
 t、Y 2. Z 2)をコンピュータ23により計
算する。更に、レーザ光の発射方向を仮に受光位置P、
からP2へ振った場合の仮想振り角0゜ムコンピユータ
23で計算して保存する。
以降、レーザ光か受光盤21から外れない限り、同様に
して、既知の座標(X、、Y、、Z、)を基準として受
光盤21におけるレーザ光の受光位置の座標を求め、こ
れによりシールド掘削ISの位置を検出する。また、前
記仮想振り角は逐一計算してコンピュータ23内に保存
しておく。
さて、受光盤21上のレーザ光受光位置が外方へ変位し
て、この受光盤21上の限界線Q上にまてレーザ光が移
動すると、コンピュータ23からの制御信号により、レ
ーザ光受光位置を受光盤21の中央部P3に位置させろ
ように、トランシット22を振る(第4図参照)。そし
て、コンピュータ23を用いて、受光盤2Iがレーザ光
を受光した時点で実際のトランシット22の振り角θ。
及び移動後の受光位置P3までの距離り、を計測し、こ
の振り角θ、及び既知の受光位置P1までの距離り、を
利用して、受光位置P3の座標(X3゜Y3.Z3)を
求める。
このようにして、シールド掘削機Sの変位が大きい場合
においても、シールド掘削機位置検出装置9を用いれば
、連続的にこのシールド掘削機Sの位置及び方向を検出
することができる。
そして、以上説明した方法によりシールド掘削機Sの位
置及び方向、さらにスキンプレートlとセグメント3と
の間のテールクリアランスを計測して、先端部(第1図
左端部)のセグメント3の位置及び方向を、コンピュー
タ23により計算する。更に、このセグメント3の位置
及び方向のデータを利用して、現在のシールド掘削機S
の位置及び方向におけるセグメント3の位置及び方向の
設計値とのずれを、コンピュータ23により計算する。
一方、他山掘削中において、シールド掘削機Sの推進ト
ルクと変位とをコンピュータ23により常時計測し、こ
れらの関係を求める。この方法について、以下説明する
今、シールド掘削機Sの周方向に、第5図に示すように
N個のシールドジヤツキ2.2、・・・が配置されてい
るとする。このシールドジヤツキ2を順にJl、J7、
・・・、JNと名付けろと共に、シールド掘削機Sの中
心に原点0を設け、この原点を中心としてシールド掘削
機Sの上方を正とするX fth及びシールド掘削li
!Sの右方を正とするY軸を設け、i番目のシールドジ
ヤツキJiの座標を(Xi、Yi)とする。すると、こ
のシールド掘削機Sの推進トルクのX成分MX及びY成
分Myは、次式で与えられる。
〜1x=  Σ T −Xi・ JsiI:0 〜1y−Σ T−Yi・、Jsi i=0 ここで、TはシールドジヤツキJiの推力1.Jsiは
i番目のノールドノヤッキJiのジヤツキストロークで
ある。よって、上式に基づいて、コンピュータ23によ
りシールドジヤツキ2のジヤツキストロークを測定し、
これによりシールド掘削機Sの推進トルクを計算する。
そして、前記シールドジヤツキ2の推進トルクの測定、
計算と同時に、前記シールド掘削機位置検出装置9によ
り、この推進トルクがシールド掘削11 Sに加えられ
た時のシールド掘削機SのX方向の変位δX及びY方向
の変位δyについても測定し、コンピュータ23内に保
存する。
次に、コンピュータ23内にシールド掘削機Sの推進ト
ルクMx、My及び変位δx1δyのデータが20〜3
0(この数値は施工条件等により適宜決定される)個収
集された段階で、コンピュータ23により((、L進ト
ルクと変位との相関の有無を、X成分及びY成分につい
て個々に検定する。
この時、推進トルクと変位との間に11な相関が認めら
れない場合は、相関が認められるまでさらにデータを収
集4−ろ(第6図参照)。そして、この相関に基づいて
シールド掘削機Sの変位と推進トルクとの間の関係式を
、推進トルクの関数として決定する。
以上説明した方法により、セグメントの位置及び方向の
設計値からのずれ、そしてシールド掘削機Sの推進トル
クMx、Myと変位δX、δyとの関係式がコンピュー
タ23により計算される。
この後、シールド掘削機掘削方向制御方法の次の段階で
ある、シールド掘削機Sの掘削方向自動制御を次に示す
方法により行う。
まず、掘削すべきトンネルの設計上の基ω線及び現在の
セグメント3のずれ量から、次に組み立てるべきセグメ
ント3の種類(テーバの有無、キーセグメントの位置等
)を、コンピュータ23に事前に記憶させた一定の規則
に従って、このコンピュータ23により決定させる。次
に、決定されタセクメント3を所定個数組み立てた場合
の(すなわち現在のシールド掘削機Sの掘削方向で他山
を所定長さだけ掘削した場合の)、セグメント3の位置
及び方向の設計値からのずれを、コンピュータ23によ
り計算する。そして、このセグメント3のずれを修正す
るように、シールド掘削機Sの開削方向を修正、制御す
ればよいのである。
ここで、前記セグメント3のずれを修正するには、セグ
メント3の位置及び方向を前記方法に従って検知、制御
することら重要であるが、前記決定されたセグメント3
か容易に組み立てられるようなりリアランスを、スキン
プレートlとセグメント3との間に確保することも重要
である。よって、このクリアランスを確保するためのシ
ールド掘削機Sの掘削方向を、コンピュータ23により
決定し、シールドジヤツキ2の推力を調整することでシ
ールド掘削機Sの掘削方向を変更、制御すればよい。即
ち、前記変更された掘削方向を実現するようなシールド
掘削機Sの変位を計算し、さらにrIt記シールド掘削
機Sの推進トルクと変位との関係式から、シールドジヤ
ツキ2の推力をコンピュータ23により決定して、シー
ルドジヤツキ2をこのコンピュータ23により制御、駆
動すればよい。
ココテ、シールド掘削機Sの推進トルクは、各シールド
ジヤツキ2からのデータの累積値であるので、変位から
逆に各シールドジヤツキ2の推進トルクを一意的に決定
するのは困難である。従って、各シールドジヤツキ2の
推進トルクを数段階の値に制限して選択し、これにより
選択すべき推進トルクのパターンを制限してコンピュー
タ23に選択させる必要がある。
以上説明したシールド掘削機Sの掘削方向制御方法は、
シールド掘削機Sの位置及び方向のデータを計測するの
みならず、セグメント3の位置及び方向のデータら同時
に計測し、さらにこのシールド掘削機Sの推進トルクと
変位との関係式も逐一算出している。そ−して、この関
係式に基づいてセグメント3の位置及び方向の設計値か
らのずれを゛修正するように、スキンプレート1とセグ
メント3との間のクリアランスを決定し、これに従って
前記シールド掘削機Sの掘削方向を自動的に制御してい
るので、セグメント3の位置及び方向を容易に制御する
ことが可能であると共に、前記従来の自動方向%御シス
テムのように、シールド掘削機内でセグメント3が組み
立てられない、といった現象を招く恐れが全く無い。
また、前記シールド掘削機S掘削方向修正中も、推進ト
ルク及び変位のデータ収集が行なわれているので、この
シールド掘削機Sが掘進するに従って前記推進トルクと
変位との関係式の信頼性が高まる。そして、掘削すべき
地山の土質が変化しても、前記関係式を新たに計算すれ
ば良く、従って土質に左右されない汎用的なシールド掘
削機自動制御が実現できる。
よって、セグメントの組み立てを容易にすると共に、そ
の位置を制御、管理することの可能な汎用的なシールド
掘削機の掘削方向制御方法を実現することができろ。
なお、この発明であるシールド掘削機の掘削方向制御方
法は、前記実施例に限定されない。−例として、前記シ
ールド掘削機Sの推進トルクと変位との関係式は、第6
図に示すような一次式に限定されず、最小二乗法等の統
計学的手法を用いてより高次の多項式により近似されて
もよい。
「発明の効果」 以上詳細に説明したように、この発明によれば、シール
ド掘削機位置検出手段及びクリアランス計測手段からの
信号に従い、現在のシールド掘削機の掘削方向で地山を
所定長さだけ掘削したときの前記セグメントの位置及び
方向の設計値とのずれを計算すると共に、シールド掘削
機の推進トルクと変位とを測定して、これらの関係式を
決定し、この関係式に基づいて前記セグメントのずれを
修正するような推進トルクを前記シールド掘削機に与え
るようなシールド掘削機の掘削方向制御方法を構成した
ので、セグメントの位置及び方向を容易に制御すること
が可能であると共に、従来の自動方向制御システムのよ
うに、シールド掘削機内でセグメントが組み立てられな
い、といった現象を招く恐れが全く無い。そして、掘削
すべき地山の土質が変化しても、前記関係式を新たに計
算すれば良く、従って土質に左右されない汎用的なシー
ルド掘削機自動制御が実現できる。
よって、セグメントの組み立てを容易にすると共に、そ
の位置を制御、管理することの可能な汎用的なシールド
掘削機の掘削方向制御方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例であるシールド掘削機の掘
削方向制御方法が適用されろシールド掘削機を示す正断
面図、第2図は第1図の要部のみを拡大して示した正断
面図、第3図は同実施例に使用されるシールド掘削機位
置検出手段の作用を説明する図、第4図は第3図と同様
の図、第5図はこの発明の一実施例であるシールド掘削
機の掘削方向制御方法を説明する概念図、第6図は第5
図と同様の図、第7図は従来のシールド掘削機の掘進方
向及びスキンプレートとセグメントとのクリアランスの
関係を示す概念図である。 S・・・・・・シールド掘削機 l・・・・・・スキンプレート、3・・・・・・セグメ
ント、5・・・・・・シールド掘削機位置検出装置(シ
ールド掘削機位置検出手段)、9・・・・・・テールク
リアランス計測装置(クリアランス計測手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. シールド掘削機内に設けられたシールド掘削機位置検出
    手段及びスキンプレートとセグメントとの間のクリアラ
    ンス計測手段からの信号に基づいて、前記現在のシール
    ド掘削機の掘削方向で地山を所定長さだけ掘削したとき
    の前記セグメントの位置及び方向の設計値とのずれを計
    算すると共に、前記シールド掘削機の上下方向及び左右
    方向について該シールド掘削機の推進トルクと変位とを
    測定して、これらの関係式を決定し、この関係式に基づ
    いて前記セグメントのずれを修正するような推進トルク
    を前記シールド掘削機に与えることを特徴とするシール
    ド掘削機の掘削方向制御方法。
JP15226686A 1986-06-28 1986-06-28 シ−ルド掘削機の掘削方向制御方法 Granted JPS6311795A (ja)

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JPH0587638B2 JPH0587638B2 (ja) 1993-12-17

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0626299A (ja) * 1992-07-08 1994-02-01 Daiho Constr Co Ltd シールド機
JPH06235637A (ja) * 1992-06-10 1994-08-23 Nishimatsu Constr Co Ltd セグメントの自動測定装置および自動測定方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06235637A (ja) * 1992-06-10 1994-08-23 Nishimatsu Constr Co Ltd セグメントの自動測定装置および自動測定方法
JPH0626299A (ja) * 1992-07-08 1994-02-01 Daiho Constr Co Ltd シールド機

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