JPS63117863A - 画像記録担体用搬送機構 - Google Patents

画像記録担体用搬送機構

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Publication number
JPS63117863A
JPS63117863A JP26143086A JP26143086A JPS63117863A JP S63117863 A JPS63117863 A JP S63117863A JP 26143086 A JP26143086 A JP 26143086A JP 26143086 A JP26143086 A JP 26143086A JP S63117863 A JPS63117863 A JP S63117863A
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JP
Japan
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film
drum
image recording
nip
nip rollers
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Application number
JP26143086A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Koyanagi
祥啓 小柳
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は画像記録担体用搬送機構に関し、−層詳細には
、写真感光材料等の画像記録担体に光ビームを照射して
走査する際に、前記画像記録担体を回転するドラムと前
記ドラムに摺接自在な複数個のニップローラで挟持して
搬送すると共に、前記ニップローラを前記画像記録担体
の搬送方向に指向して夫々の高さ位置を低くして前記ド
ラムから離間させ、前工程から送られてくる前記画像記
録担体の先端部がその自重により垂下したり、あるいは
カールしている場合であってもこれを確実に挟持搬送す
ることを可能にした画像記録担体用搬送機構に関する。
近年、印刷、製版の分野において作業工程の合理化、画
像品質の向」二等を目的として原稿に描出された画像情
報を読み取って電気的に処理することでフィルム原版を
作成する画像走査読取記録システムが採用されるに至っ
ている。
この画像走査読取記録システムは、基本的には、人力装
置と制御装置と出力装置とから一体的に、あるいは、夫
々分離して構成されている。
すなわち、入力装置では反射型の写真原稿や線画原稿を
光ビームで走査してフォトマルチプライヤ等により検出
するか、あるいは、CCD(Charge coupl
ed device)カメラにより画像読み取りを行っ
て前記原稿の画像情報を反射光の強弱に応じた電気信号
に一旦変換し、次いで、前記入力装置で光電変換された
画像情報は制御装置において製版条件に応じた階調補正
、網分解等を行うべく演算処理が施される。そして、前
記制御装置で処理された画像情報が出力装置においてレ
ーザ光からなる光信号に変換され、前記レーザ光を写真
感光材料からなる画像記録担体上に照射して所望の画像
を記録する。さらに、前記画像記録終了後の画像記録担
体には現像処理が施され、最終的にフィルム原版として
印刷等に供される。
ところで、前記出力装置では、原稿から得られた画像信
号に基づいて変調されたレーザ光を、例えば、フィルム
上の主走査方向に照射すると ゛共に、前記フィルムを
前記主走査方向と直交する方向、すなわち、副走査方向
に搬送することによりこのフィルムに所定の画像を露光
記録している。この場合、フィルムを搬送する搬送系と
しては、サーボモータ等の回転駆動源によって駆動され
る回転ドラムと前記回転ドラムに摺接する、所謂、ニッ
プローラとにより前記フィルムを挟持して副走査方向に
搬送するよう構成されている。
然しなから、前記のように、回転ドラムとこれに圧接す
るニップローラとを用いてフィルムを搬送しようとする
場合、前工程から送られてくるフィルムは前記回転ドラ
ムとニップローラとの間の狭小な間隙に円滑且つ確実に
進入出来ず、前記フィルムに画像を露光記録することが
不可能となる場合が多い。
このため、ニップローラを回転ドラムから強制的に変位
させてこのニップローラと回転ドラムとの間に所要の間
隙を画威し、前記間隙にフィルムが臨入して後、前記ニ
ップローラを回転ドラム側に変位させて前記フィルムを
挟持搬送するよう構成した搬送機構が考えられる。
ところが、この場合、回転ドラムには実質的に2つのニ
ップローラが摺接するよう構成されている。従って、画
像記録の際には、前記2っのニップローラと回転ドラム
とによりフィルムを挟持搬送しながら夫々のニップロー
ラの間に画成された空間から前記フィルム上に偏向され
たレーザ光を照射しなければならない。結局、夫々のニ
ップローラを回転ドラムから離間させて前記ニップロー
ラと回転ドラムとの間にフィルムを挿入しようとする際
に、例えば、このフィルムの先端部がカールしていたり
、あるいはその自重により垂下して前記フィルムが一対
のニップローラの間隙に進入してしまい、前記フィルム
を挟持搬送することが不可能となる。従って、このよう
に回転ドラムとニップローラとの間にフィルムが進入挟
持されないと、実質的にフィルム上に画像記録を行うこ
とが困難となり、フィルム原版の製造工程を遂行するこ
とが出来ないという不都合が惹起する。しかも、このよ
うな事態に至ると、出力装置の駆動を停止してフィルム
の再セントを行わなければならず、結果的に、作業者に
相当な負担を強いるという欠点が露呈している。
本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、回転駆動されるドラムと、前記ドラムの下部側
に摺接自在な2以上のニップローラと、画像記録担体の
搬送方向に指向して夫々のニップローラを夫々の高さ位
置を低くして前記ドラムから離間するよう配置させるロ
ーラ変位手段とを設け、前記ローラ変位手段の作用下に
ニップローラをドラムから離間させて前工程から送られ
てくるフィルム等の画像記録担体が前記ニップローラと
ドラムとの間に臨入する際に、前記画像記録担体の先端
部がカールしていたり、あるいは自重により垂下しても
夫々のニップローラが前記画像記録担体の搬送方向に指
向して段状に位置するため前記ニップローラ間に進入す
るという不都合を回避し、前記画像記録担体を確実に挟
持搬送してフィルム原版等の製造工程を効率的に遂行可
能とすると共に安価に製造することが出来る画像記録担
体用搬送機構を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は回転駆動される
回転ドラムと、前記回転ドラムの下部側に摺接して画像
記録担体を挟持搬送する複数個のニップローラと、夫々
のニップローラを前記画像記録担体の搬送方向に指向し
夫々の高さ位置を順次低くして前記回転ドラムから離間
して配置させるローラ変位手段とを含み、前記ローラ変
位手段の作用下に前記ニップローラを回転ドラムから離
間させ、前記ニップローラと回転ドラムの間に前記画像
記録担体を進入させると共に前記画像記録担体が夫々の
ニップローラの間に臨入することを阻止するよう構成す
ることを特徴とする。
次に、本発明に係る画像記録担体用搬送機構についてこ
れを組み込む画像出力装置との関係において好適な実施
態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明
する。
第1図において、参照符号10は当該画像記録担体用搬
送機構を組み込む出力装置を示す。この場合、出力装置
10は図示しない入力装置並びに制御装置とは分離して
構成されているが、前記入力装置、制御装置および出力
装置が一体的に組み込まれる画像走査読取記録システム
に当該画像記録担体用搬送機構を採用することが可能な
ことは勿論である。
出力装置10を構成する筺体12には、図中、右上部隅
角部に蝶番14を介して屈曲形状の蓋体16が開閉自在
に装着される。出力装置10の室18内にはマガジン装
填部20が設けられており、前記マガジン装填部20は
この室18内に設けられる複数の受台22a乃至22c
と蓋体16に固着される押圧部材24とを含む。従って
、蓋体16を開動作すれば、マガジン装填部20に収納
されているマガジン26がこのマガジン装填部20から
着脱自在となる。
マガジン26内にはロール状に巻回されて長尺な未露光
フィルムFが収納されており、前記マガジン26のフィ
ルム取出口28から引き出される前記フィルムFの端部
は室18内に設けられる第1のローラ対30に挟持され
る。なお、前記第10−ラ対30とマガジン26との間
にはフィルムFを案内するためのガイド部材32が設け
られている。
そこで、第10−ラ対30に近接して本実施態様に係る
画像記録担体用搬送機構34が配設される。前記搬送機
構34は、基本的には、回転駆動される大径なドラム3
6と、前記ドラム36に摺接自在なニップローラ38.
40と、前記ニップローラ38.40を前記ドラム36
に対し進退変位させるためのローラ変位手段42とを含
む。
すなわち、第2図に示すように、室18内に壁板44が
立設されており、この壁板44にドラム36の軸36a
が回転自在に支承される。さらに、壁板44には前記軸
36aの下方に夫々平行して鉛直方向に指向する長孔4
6a、46bが形成されており、この長孔46a、46
bはニップローラ38.40の軸38a、40aを嵌合
するためのものである。
また、壁板44の一側面部に長孔46a、46bの下方
に位置して案内部材48が固着され、この案内部材48
には鉛直方向に指向して開口部50a、 50bが形成
されている。そこで、壁板44に案内部材48の下方に
位置してブラケット52が固着され、このブラケット5
2には前記壁板44に固着される回転駆動源54の回転
駆動軸54aが臨入すると共に、前記回転駆動源54a
には円板状のカム部材56がその中心から所定距離離間
した位置で固着される。
前記ブラケット52を構成する側板53a、58bには
夫々の端部に互いに近接する方向に指向して突起部60
a、60bが膨出形成される。さらに、ブラケット52
内には隔壁板62が立設され、前記隔壁板62に形成さ
れる図示しない孔部に回転駆動軸54aが押通され、こ
の隔壁板62と突起部60a、60bとの間に配設され
るスライド部材64に前記回転駆動軸54aに軸着され
るカム部材56が係合する。
スライド部材64は板状を呈しており、その上端部に水
平方向に突出して爪部66が形成される。
そして、スライド部材64に矩形状の開口部68を形成
し、前記開口部68はその上下方向の長さをカム部材5
6の直径と略同−寸法に選択しておく。
一方、壁板44とブラケット52の隔壁板62の間には
支持体70が配設され、前記支持体70に調整ねじ72
a、72bが固着されており、前記調整ねじ72a、7
2bは前記ブラケット52の下端部に螺入している(第
3図a参照)。従って、調整ねし?2a、?2bを所定
方向に螺回すれば、支持体70は壁板44と隔壁板62
との間で上下方向に変位可能となる。
次いで、案内部材48並びにブラケット52にアーム部
材74a、74bが移動自在に配設される。
前記アーム部材74a、74bの一端に矩形状を呈する
取付部76a、76bが形成され、この取付部75a、
76bに−”−7プローラ38.40の軸38a、 4
0aが回転自在に支承される。取付部76a、76bか
ら鉛直方向に指向して棒状部73a、78bが延在し、
前記棒状部78a、78bは案内部材48の開口部50
a、50bに嵌合している。さらに、棒状部78a、7
8bの所定位置にスライド部材64の爪部66に係合す
るフランジ部80a、80bが形成される。この場合、
前記フランジ部80aはフランジ部80bより所定の距
離だけ下方に選択されている(第3図a参照)。
そして、フランジ部80a、80bと支持体70との間
にコイルスプリング82a、82bが介装され、前記コ
イルスプリング82a、82bの弾発力を介してアーム
部材74a、74bの取付部76a、76bに支承され
ているニップローラ38.40がドラム36に対し所望
の押圧力で圧接するよう構成されている。その際、調整
ねじ72a、72bを所定方向に螺回して支持体70を
壁板44と隔壁板62との間で鉛直方向に変位させるこ
とにより、ドラム36に対するニップローラ38.40
の圧接状態が調整可能であることは容易に諒解されよう
なお、室18内には壁板44に対応する図示しない壁板
が設けられており、この壁板にも前述したローラ変位手
段42が設けられている。
次いで、当該画像記録担体用搬送機構34の下方に走査
記録部88が設けられる。前記走査記録部88ばレーザ
光源90を含み、このレーザ光源90のレーザ光導出側
には一方のレーザ光92aをフイルムF上に走査するた
めのミラー94、偏向器、例えば、ガルバノメータミラ
ー96、fθレンズ等の走査レンズ98並びにミラー1
00が設けられている。さらに、レーザ光源90からは
他方のレーザ光92bも同時に導出され、このレーザ光
92bは前述したミラー94、ガルバノメータミラー9
6、走査レンズ98、ミラー100を介してミラー10
2で反射された後、レーザ光位置検出手段104に導入
される。この場合、前記レーザ光位置検出手段104は
図示しないスリットが形成されたグリッド106と前記
グリッド106を通過したレーザ光92bを検出するた
めの集光ロンドとを含み、この集光ロンド108の端部
に図示しない光検出器が設けられる。
一方、当該画像記録担体用搬送機構34に近接して比較
的長尺なガイド板110が鉛直方向下方に指向して湾曲
するように配設されており、前記ガイド板110の上方
には屈曲形状を呈する可動型のガイド板112が設けら
れる。さらに、前記ガイド板112の上方には短尺なガ
イド板114を設けると共に、前記ガイド板112.1
14の近傍にカッター手段116が配設される。前記カ
ッター手段116は軸118を中心にして回動動作する
第1の刃部120と固定型の第2の刃部122とからな
る。前記第1刃部120の下方にはガイド板124を設
けており、このガイド板124に近接して第2のローラ
対126と第3のローラ対128とを所定間隔離間して
配設し、夫々のローラ対126と128との間並びに前
記第30−ラ対128と筐体12のフィルム導出口13
0との間には夫々ガイド板132a、132bおよび1
34a、 1.34bを設けておく。
なお、出力装置10には現像装置136が並設されてお
り、フィルムFはフィルム導出口130を介して前記現
像装置136内に搬送され、ここで所定の現像処理作業
が行われることになる。
本実施態様に係る画像記録担体用搬送機構を組み込む出
力装置は、基本的には以上のように構成されるものであ
り、次にその作用並びに効果について説明する。
先ず、蓋体16を蝶番14を介して開動作し、マガジン
装填部20にマガジン26を収納する。前記マガジン2
6内には長尺なフィルムFがロール状に巻回されて収納
されており、その端部を取出口28から引き出して第1
0−ラ対30に挟持させる。
次いで、蓋体16を閉動作すると共に、出力装置10を
駆動して前記第10−ラ対30を回転させると、これに
挟持されているフィルムFは当該画像記録担体用搬送機
構34側に搬送される。そこで、第3図aに示すように
、回転駆動源54を矢印方向に回転させると、回転駆動
軸54aに偏心して固着されるカム部材56はスライド
部材64の開口部68内で同様に矢印方向に回転する。
このため、カム部材56の回転駆動軸54aから最も離
間する端部56aが鉛直方向上方から下方側へ変位し、
前記カム部材56を嵌合するスライド部材64はブラケ
ット52の隔壁板62と突起部60a160bとに案内
されて鉛直方向下方に変位する。
その際、前記スライド部材64の爪部66が、先ず、ア
ーム部材74bのフランジ部80bに係合して前記フラ
ンジ部80bをコイルスプリング82bの弾発力に抗し
て下方向に押圧する。この結果、アーム部材74bは案
内部材48の開口部50bに案内されて下降し、このア
ーム部材74bの取付部76bに支承されているニップ
ローラ40がドラム36から離間するに至る。
スライド部材64がさらに下降すれば、爪部66はアー
ム部材74bを下降させながらアーム部材74aのフラ
ンジ部110aに係合する。従って、アーム部材74a
がコイルスプリング82aの弾発力に抗して下方向に変
位し、このアーム部材74aの取付部76aに支承され
ているニップローラ38がドラム36から^11間する
。結果的に、第3図すに示すように、カム部材56の端
部56aが開口部68を画成する底壁部に当接する位置
において回転駆動源54の駆動を停止すると、夫々のア
ーム部材74a、74bに支承されているニップローラ
38.40はドラム36から離間し且つ前記ニップロー
ラ40が前記ニップローラ38より下方向に配置される
に至る。
このように、ドラム36から夫々のニップローラ38.
40が離間変位することにより、第10−ラ対30を介
して搬送されてくるフィルムFは前記ドラム36とニッ
プローラ38.40との間に進入することが出来る。
さらに、回転駆動源54の駆動作用下に回転駆動軸54
aを矢印方向に回転させると、この回転駆動軸54aに
軸着されるカム部材56が矢印方向に回転してその端部
56aが下方向から上方向へと変位し、前記カム部材5
6を嵌合するスライド部材64がブラケット52内で上
方向に変位する。
従って、スライド部材64に設けられる爪部66が上昇
し、この爪部66に係合するフランジ部80a、80b
はコイルスプリング82a、82bの弾発力を介して上
昇する。このため、夫々のアーム部材74a、、74b
が鉛直方向上方に変位して、先ず、前記アーム部材74
aに支承されているニップローラ38がドラム36に摺
接する。さらに、スライド部材64が上昇すると他のア
ーム部材74bに支承されているニップローラ40が前
記ドラム36に摺接し、夫々のニップローラ38.40
とドラム36によりフィルムFが挟持されるに至る (
第3図C参照)。
次いで、回転駆動源54の駆動を停止して後、図示しな
い回転駆動源の駆動作用下にドラム36を矢印方向に回
転させると共に、走査記録部88が駆動される。
すなわち、第1図に示すように、レーザ光源90から導
出されるレーザ光92aおよび92bをミラー94で反
射させてガルバノメータミラー96に到達せしめ、この
ガルバノメータミラー96の揺動作用下に前記レーザ光
92a、92bを偏向させる。さらに、走査レンズ98
およびミラー100を介して前記一方のレーザ光92a
を夫々のニップローラ3B、40の間からフィルムFに
照射し、他方のレーザ光92bをミラー102で反射さ
せて後、グリッド106を介して集光ロンド10Bから
図示しない光検出器に到達せしめ、前記フィルムFに照
射されるレーザ光92aが所望の位置に至ったことを検
出する。
このように、レーザ光92aがフィルムFの主走査方向
に照射されると共に、前記フィルムFは回転駆動される
ドラム36とこれに摺接するニップローラ38.40を
介して副走査方向に搬送され、この結果、レーザ光92
aはフィルムFに対し所望の画像を露光記録することに
なる。その際、フィルムFは第10−ラ対30と当該搬
送機構34との間で、第1図に示すように、ループ状の
弛みを設けると共に、その画像記録を終了した先端部を
ガイド板110に沿うて垂下させている。従って、フィ
ルムFには第10−ラ対30のテンション等の不必要な
外力が作用することもなく、ドラム36とニップローラ
38.40に挟持されて円滑に副走査方向に搬送され、
走査記録部88を介して正確な画像記録が行われること
になる。
画像露光記録を終了したフィルムFはドラム36が前記
とは逆方向に回転することによりその先端部を前記ドラ
ム36とニップローラ40に再び挟持される。そして、
ガイド板112が、図中、二点鎖線の位置から実線の位
置に揺動して後、ドラム36を矢印方向に回転させるこ
とによりフィルムFはガイド板112と114との間を
通過して第20−ラ対126に挟持される。さらに、フ
ィルムFはガイド板132a、132bの間を通って第
30−ラ対128から導出口130へと搬送されると共
に、カッター手段116を介して所望の長さに切断され
る。すなわち、可動型の第1刃部120を軸118を中
心にして回転駆動することにより、この第1刃部120
と固定型の第2刃部122でフィルムFを切断する。 
゛ 前記切断されたフィルムFは導出口130から現像装置
136内に搬入され、この現像装置136を介して所定
の現像処理工程を行って後、フィルム原版として種々の
使用に供されることになる。
この場合、本実施態様によれば、ドラム36とニップロ
ーラ38.40とによりフィルムFを確実に挟持して副
走査搬送を行うことが出来、走査記録部88により好適
な画像露光記録作業が達成される。すなわち、第3図a
乃至Cにおいて示したように、フィルムFがドラム36
とニップローラ38.40との間に臨入しようとする際
、ローラ変位手段42を介して前記ニップローラ38.
40を前記ドラム36から離間させ、しかも、前記ニッ
プローラ40をニップローラ3日より下方向に配置して
いる。このため、第10−ラ対30を介して搬送されて
くるフィルムFはドラム36とニップローラ38.40
との間に進入することが出来、しかも、ニップローラ3
8.40をドラム36から離間可能に構成しているため
に、前記ドラム36とニップローラ38.40が、常時
、圧接状態にあるもののように、前記ドラム36とニッ
プローラ38との間にフィルムFが進入出来ないという
不都合を回避することが可能となる。さらに、フィルム
Fの先端部が自重により垂下しあるいはカールにより下
方向に屈曲したとしても前記フィルムFがニップローラ
38と40との間に進入するという懸念を生ずることが
なく、フィルムFをより一層確実に搬送することが出来
るという効果が得られる。
以」−のように、本発明によれば、回転駆動されるドラ
ムとこれに摺接自在の複数個のニップローラとによりフ
ィルム等の画像記録担体を副走査方向に1般送すると共
に、前記画像記録担体を挟持する際に、夫々のニップロ
ーラを画像記録担体の搬送方向に指向して前記ドラムか
ら下方向に大きく離間するよう配置している。このため
、画像記録担体の先端が自重により垂下し、あるいはカ
ールにより下方に屈曲していても前記画像記録担体がド
ラムとニップローラとの間に進入不可能となったり、夫
々のニップローラの間に進入してしまうという不都合を
惹起することがない。従って、画像記録担体の搬送不良
を可及的に回避して前記画像記録担体を確実に挟持搬送
することが出来、当該搬送機構を組み込む装置を効率的
に運転することが可能となる効果が得られる。特に、大
量の画像記録担体を走査しようとする際には、極めて効
率的な走査作業を行うことが出来、また、構成がS単な
ため、当該搬送機構を安価に製造することが可能となる
という利点も掲げることが出来る。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではな(、
例えば、ドラムに摺接するニップローラが3個以上であ
っても同様に夫々のニップローラを画像記録担体の搬送
方向に指向して順次夫々の高さ位置を低くして配置する
ことが出来る等、本発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て種々の改良並びに設計の変更が可能なことは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る画像記録担体用搬送機構を組み込
む出力装置の概略説明図、 第2図は本発明に係る画像記録担体用搬送機構の一部省
略斜視図、 第3図a乃至Cは本発明に係る搬送機構の動作説明図で
ある。 20・・・マガジン装填部 26・・・マガジン30・
・・ローラ対    34・・・搬送機構36・・・ド
ラム     3B、40・・・ニップローラ42・・
・ローラ変位手段 44・・・壁板52・・・ブラケッ
ト54・・・回転駆動源56・・・カム部材    6
4・・・スライド部材66・・・爪部      68
・・・開口部70・・・支持体     74a、74
b・・・アーム部材8B・・・走査記録部   116
・・・カッター手段126.12B・・・ローラ対

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転駆動される回転ドラムと、前記回転ドラムの
    下部側に摺接して画像記録担体を挟持搬送する複数個の
    ニップローラと、夫々のニップローラを前記画像記録担
    体の搬送方向に指向し夫々の高さ位置を順次低くして前
    記回転ドラムから離間して配置させるローラ変位手段と
    を含み、前記ローラ変位手段の作用下に前記ニップロー
    ラを回転ドラムから離間させ、前記ニップローラと回転
    ドラムの間に前記画像記録担体を進入させると共に前記
    画像記録担体が夫々のニップローラの間に臨入すること
    を阻止するよう構成することを特徴とする画像記録担体
    用搬送機構。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の機構において、ロー
    ラ変位手段は実質的にはニップローラを回転自在に支承
    するアーム部材と、前記アーム部材を回転ドラム側に押
    圧する弾性体と、夫々のアーム部材に高さ位置を異にし
    て係合するスライド部材と、前記スライド部材に対応し
    て配設される偏心した回転板とを含み、回転駆動源の作
    用下に前記回転板を回転してスライド部材に夫々の高さ
    位置を異にして係合するアーム部材を夫々の弾性体の弾
    発力に抗して変位させ、前記複数個のニップローラを画
    像記録担体の搬送方向に指向して順次夫々の高さ位置を
    低くして前記回転ドラムから離間させるよう構成してな
    る画像記録担体用搬送機構。
  3. (3)特許請求の範囲第2項記載の機構において、スラ
    イド部材をブラケット内に変位自在に配設すると共に前
    記スライド部材に爪部を形成し、一方、ニップローラを
    支承し前記ブラケットに対し弾性体を介して配設される
    夫々のアーム部材に高さ位置を異にして前記爪部に係合
    する突起部を設け、回転駆動源の作用下に回転板を介し
    て前記スライド部材を変位させ、前記爪部に係合する突
    起部を介して夫々のアーム部材を弾性体の弾発力に抗し
    て変位させて前記ニップローラを夫々の高さ位置を異に
    して回転ドラムから離間させるよう構成してなる画像記
    録担体用搬送機構。
  4. (4)特許請求の範囲第3項記載の機構において、ブラ
    ケットに調整ねじを介して変位自在な係止部材を配設し
    、前記係止部材とアーム部材の突起部との間に弾性体を
    介装して前記弾性体の弾発力を介してニップローラを回
    転ドラムに圧接すると共に、前記調整ねじの螺回動作に
    より前記ニップローラと回転ドラムとの圧接状態を調整
    可能に構成してなる画像記録担体用搬送機構。
JP26143086A 1986-10-31 1986-10-31 画像記録担体用搬送機構 Pending JPS63117863A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0574916A2 (en) * 1992-06-18 1993-12-22 Fuji Photo Film Co., Ltd. Material conveying method and apparatus and material processing apparatus
JP2005288570A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Takashio Giken Kogyo Kk シート状ワークに対する作業方法および装置

Cited By (3)

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